SSブログ

波乱の時代(上・下) [★本(経済)]

結構、ボリュームはありますが、(上・下)買って読みました。上は、自伝で、下は氏の経済観と言ったところでしょうか。まず、よく知らなかったのですが、けっこう前から米国の経済政策にかかわっていたのですね。ニクソン、フォードと言ったら自分の子供時代に聞いた米大統領の名前ですよ。そして、レーガン大統領の時代にFRB議長になった。まあ、ずいぶん長い事、米国政治経済の中枢で仕事していたのですね。ちょっと自分の政治経済レベルがばれてしまいそうな感想ですねえ。はっきり言って、一回電車の中でさらっと一通り読んだだけなので、印象に残っているところはあまりないです。しばらくしてもう一度読み直してみようかな、と思います。

ただ、ドラッカーの本のように、赤線引いて読むといった感じではないと思います。もともと計量経済学をやっていたり経済研究所の会社をやっていたりと、思想家タイプではなくて、基本的には分析するのが好きな人ですね。こういった人物は、現代のアメリカとか日本では受け入れられ易いのではないかと思います。色があまり無いと言うか。と、自分は思ったのですが。

波乱の時代(上)


波乱の時代(下)


The Age of Turbulence: Adventures in a New World

The Age of Turbulence: Adventures in a New World

  • 作者: Alan Greenspan
  • 出版社/メーカー: Penguin (Non-Classics)
  • 発売日: 2008/09/09
  • メディア: ペーパーバック


どうも、現在のアメリカの信用バブルの崩壊に関しては、グリーンスパンさんの政策の誤りもあるようです。
(2008/10/11)

共通テーマ: