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日本経済を凋落させた七人 [★本(経済)]


日本経済を凋落させた七人 (家族で読めるfamily book series―たちまちわかる最新時事解説)

日本経済を凋落させた七人 (家族で読めるfamily book series―たちまちわかる最新時事解説)

  • 作者: 三橋 貴明
  • 出版社/メーカー: 飛鳥新社
  • 発売日: 2009/12/15
  • メディア: 単行本



1 日本経済“停滞”の元凶
2 一人目―デフレ脱却の芽を摘んだ橋本龍太郎
3 二人目―財務官僚は無知なのか?
4 三人目―日本の危機に日銀総裁は何をやっていたのか
5 四人目―小泉改革は日本に何をもたらしたのか
6 五人目―竹中平蔵の過ちと日本が抱える真の問題
7 六人目―FRB前議長グリーンスパンの失敗
8 七人目―いつか来た道へと歩み出す鳩山政権
9 日本経済再生への施策はこれしかない

かなり薄い本(冊子)で、気合を入れればすぐ読めてしまいます。
ま、確かに著者の言っていることは正しいと思います。
誰かが需要を創らなければ日本経済はやっていけない。
そのための需要を政府が公共投資で創っていた。
民間の投資が少なすぎた。

これは国民性の問題も随分あると思う。
本の中にグラフもありますが、7割の資産を60歳以上の人々が持っている。
貯め込んだままで使わない。
と言って、何歳まで生きられるかわからないとなりゃ、貯蓄がないと不安になってしまう。

財務省や日銀の問題もあるが、この「国民性」に関してはどうしたものか・・・。
三橋さんはいくつかアイデアを出しているようですが。
いずれにせよ、不況の原因はかなり明確になってきた。


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