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ニュー・フロンティア戦略―「宇宙(そら)」と「海洋(うみ)」を拓けば日本は甦る [★科学]


ニュー・フロンティア戦略―「宇宙(そら)」と「海洋(うみ)」を拓けば日本は甦る

ニュー・フロンティア戦略―「宇宙(そら)」と「海洋(うみ)」を拓けば日本は甦る

  • 作者: 杉山 徹宗
  • 出版社/メーカー: 幸福の科学出版
  • 発売日: 2011/01
  • メディア: 単行本



1章 国家戦略なき日本
 なぜ国家戦略が必要か
 日本の五つのウイーク・ポイント
 日本の五つのストロング・ポイント
2章 国家戦略三つの柱を見直す
 経済を活性化するには
 政治を国民目線に戻すには
 安全保障を確立するには
3章 国家安全保障の要は科学技術開発にあり
 科学技術創造立国の条件
 国際化の中での輸送戦略
 日本は資源・エネルギーの輸出国になれる
4章 日本の発展が世界を平和にする
 発想の転換が不可欠な宇宙開発
 平和宇宙戦艦「大和」で地球の諸問題を解決する
 日本の諸問題を解決する「宇宙海洋開発省」

『未来はこうなる!―日本発ビッグプロジェクト』で、平和宇宙船艦ヤマト構想 の章を書かれた明海大学 名誉教授 杉山哲宗さんの本です。
なかなか大胆な発想で、非常に面白いと思う。
本当に、今の日本に失われているのは大胆な意見と、それを述べていく勇気だと思う。
もちろん、現実的に詰めていく作業は必要になるが、まずは「発想」を提言していかない事には、何も始まらない。
政治の使命が、現状維持のその日暮らしでは、国家は衰退する。
何故なら、それでは必ず、他国に抜かされるからです。
平和を愛する事は、イコール、停滞や競争をしない、という事ではない。
平和を維持するためにも、国家間の健全な競争は必要でしょう。

ま、はっきり言って、海底資源の開発や、宇宙進出のための開発なら、アメリカに許可を取る必要も無いし、中国に文句を言われる筋合いも無い。
子供手当の様に、なんだかよくわからない税金の使い方をするのではなくて、20年後、30年後、40年後に大きく花開く戦略的な税金の投入をしなければならない。
福祉のお金が無いなら、税率を上げるのではなくて、自然に税収を増やす努力をしなくてはいけないのだ。

申し訳ないが、自動車産業は今後、日本の基幹産業からは凋落していくと思う。
自動車は、日本でなくてもそこそこのものが作れる時代になってしまったのです。
当然、企業も国家戦略もシフトしていかなければいけない。
ネクスト・ステージに向かわなくてはいけない。

当然、空、海底、宇宙空間は、絶対に目指して行かなければいけないのです。
中国に抜かされては絶対にいけない。
中国がステルス戦闘機を作ったなら当然、日本はそれ以上のステルス戦闘機を作らねばいかんと思う。
彼らが有人ロケットを月に飛ばすなら、我々は、それ以上の精度のロケットや、宇宙ステーションを作らねばいけない。

とにかく型にはまった発想は、自分で自分たちの首を絞めるだけなので、柔軟な発想をしないとね。
別に、宇宙から日本を防衛してもいいんだよね。
北朝鮮や中国上空から日本に向けた弾道ミサイルを監視し、必要とあらば100%の精度で迎撃するレーザー兵器は、明らかに防衛的なものです。
弾道ミサイルを無力化する兵器は、平和を愛する国であればこそ作って良い。

まあ、当然、他国も追随してくるだろうから、その時は、更に一歩先の科学技術で差をつけるしかないね。
おそらく、宇宙戦艦を迎撃するミサイルやレーザーも開発してくるでしょう。

そうこうしているうちに、幸福の科学の仏法真理が世界に広まり、国家間の争いは無くなり、人類は地球人という意識に目覚める事になる。
戦国時代に日本国内で戦争していた時代が今では嘘の様ですが、未来社会は、地球の内部で戦争していた時代が過去の遺物になるのです。
その時には、当然、他の惑星の宇宙人とも交易が始まっているはずです。


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