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これでわかった! 内閣法制局 法の番人か権力の侍女か [本(日本の政治)]


これでわかった! 内閣法制局 法の番人か権力の侍女か

これでわかった! 内閣法制局 法の番人か権力の侍女か

  • 作者: 西川 伸一
  • 出版社/メーカー: 五月書房
  • 発売日: 2013/10/07
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



第1章 安倍人事のなにが問題なのか
第2章 集団的自衛権の行使はなぜ認められないのか
第3章 内閣法制局の現場をみる
第4章 法治国家の戸口に立つ双面神(ヤヌス)
第5章 政治的圧力と双面神の苦悩

内閣法制局
内閣法制局は、内閣の下で法制についての事務を行う機関であり、その長は、内閣が任命する内閣法制局長官である。また内閣法に言うところの主任の大臣は、内閣総理大臣である。内閣(政府)が国会に提出する新規法案を、閣議決定に先立って現行法の見地から問題がないかを審査することから「(行政府における)法の番人」といわれる。
(Wikipediaより一部)

しかし、楽天の田中はどうしようもなく強いよな。
無敵か。
日本もそうあるべきだな。

それはそうと、今日は少し細い内容です。
著者である明治大学政治経済学部 西川 伸一教授は、少し憤慨しているようです。
8月頭に、安倍総理が、内閣法制局長官に小松一郎駐仏大使を起用したからです。
慣習では、内閣法制局長官になるには、第一部長→次長→長官 と上っていくそうですが、今回は、突然、部外者である駐仏大使が任命された。
集団的自衛権行使を可能にする憲法解釈見直しに前向きとされる人を、安倍総理が任命したという事でしょう。
まあ、基本的に、任命権が総理大臣にあるなら、別に全く問題無いと思う。
そもそも、解釈でどうにでもなる様な話であるならば、政権にとって都合がいい解釈をしてくれる人を任命するのは当然と言えば当然です。
一応、国民の代表が政治的決定するスタイルに問題はないはずです。
ただ、本来であれば、最高裁判所などが行わなければいけない様な事を、内閣法制局が行っている様に見えなくもない。
イマイチよくわからないシステムです。
(日本の司法は、国民に裁判やらせたり、行政に憲法・法律解釈やらせたり、どうも"逃げ"が多くね・・・)

集団的自衛権行使など、もちろん正規の手続きを取るならば、憲法9条の改憲を行うのがベストでしょう。
解釈で変わる様なレベルにしない方がすっきりはします。
が、近隣諸国がどんなに軍事力を増強しても、何とも思わない人々が、まだ沢山いるので、それ(憲法改正)が容易にはいかないという事ですか。

しかし、今のアメリカのオバマの弱気さ。
国連事務総長の力の無さ、中立性の逸脱。
着々と独裁国家へ邁進する習近平の中国。
いつ暴発するかわからない北朝鮮。
反日すぎて頭がおかしくなってしまった韓国政府。
などを考えると、もう与党だろうが野党だろうが、内閣法制局だろうが、あまり猶予は無いという事を認識した方が良い。
グズグズやっていたら事が起こった時に、「遅すぎたー」てな事になってしまいます。

中国は、領空侵犯した無人機を撃墜したら戦争行為であると言い、
何を血迷ったか、韓国は竹島で対日本上陸作戦に向けた演習を行っている。

日本は超独裁国家 帝国ゴドムと、ゴドム陣営に加担した国家に対する防衛力、政治力を強化していかねばならない。

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10/27 新宿精舎にて「宇宙人のリーダー学を学ぶ」のDVDを拝聴す。

タグ:内閣法制局

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