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「第5の戦場」 サイバー戦の脅威 [本(軍事)]


「第5の戦場」 サイバー戦の脅威(祥伝社新書266)

「第5の戦場」 サイバー戦の脅威(祥伝社新書266)

  • 作者: 伊東 寛
  • 出版社/メーカー: 祥伝社
  • 発売日: 2012/02/02
  • メディア: 新書



目次
序章 サイバー攻撃にはミサイルで報復せよ―米国が宣言した「第5の戦場」
第1章 世界を脅かすサイバー戦の実態
第2章 戦争の歴史を塗り替えるサイバー戦―軍事的観点から見た特徴とは
第3章 世界各国のサイバー戦事情
第4章 サイバー空間の国際ルールはどうなっているか
第5章 日本のサイバー戦略の現状
終章 サイバー戦争時代の安全保障戦略を

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総裁の「『智慧の法』講義」は、今度話すとして、今回、ちと「サイバー攻撃」とかに関して言及したい。
フランス等のテロも、今後言及したいけどね。

まあ、ソニー子会社が制作した北朝鮮パロディー映画の公開を巡って北朝鮮とアメリカのサイバー攻撃合戦が行われたことは記憶に新しいだろう。
最終的には軍事機密みたいな領域もあろうから、その後どうなったのか、いまひとつ分からん感じもするが、さすがにハイテク大国アメリカに対して北朝鮮が勝てる気はしない。
と言っても、北朝鮮は大してインターネットも活用されていないだろうし、国の情報ネットワークも大したものではないだろうから、アメリカに報復されても、まともな損害があるとは思えん。

ただ、各国のサイバー戦能力に比べて、日本のそれを比較すると、かなり見劣りがすると思われます。
「内閣サイバーセキュリティセンター」なんてものを100人規模で、やっとやり始めるというレベル。
マア随分、悠長な感じはしますわな。

はっきり言って、インターネットが一時的に使えなくなる。
メールができなくなる。
企業や官公庁のホームページが改ざんされる。
楽天やアマゾンで買い物ができなくなる。
ネット証券、ネット銀行が使えなくなる。
yahooやgoogleで検索できなくなる。
まあ、この程度だったら、何とか復旧させるのは難しくないかもしれない。
(長期に渡ったら経済的損失も大きいだろうが)

ただ、ネットワークシステムやコンピューターによる制御、
これらのものを含めて、攻撃を受けたとしたらどうだろうか?
今の日本は、かなりネットワークシステムやコンピューターによる制御に支えられています。
例えば、銀行のシステム。
これを破壊されてしまったら、日本経済は大混乱になりますよ。
これ総裁の『資本主義の未来』でも言及されている事なので、けっこうポイントかもしれません。
東北の大震災でも冷静であった日本人ですが、預金がパーになっても冷静でいられるか?

未来に対して楽観的なのは経営者の素質でもありましょうが、同時にリスクを考える事ができる人でもないといけないと思いますね。
サイバー攻撃の脅威、この本『「第5の戦場」 サイバー戦の脅威』の要旨みたいな事は、こんな感じかな。↓

時論公論 「サイバー攻撃の脅威にどう立ち向かうのか」

<< その他参考 >>
日本は北朝鮮からのサイバー攻撃に対抗できる? 対岸の火事ではない「ソニー事件」
「ソニー攻撃のIPアドレスは北朝鮮のもの」、FBI長官が断言
省庁横断でサイバー攻撃対策強化  政府の戦略本部・センター発足

タグ:サイバー戦
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