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日本経済の心臓 証券市場誕生! [★本(経済)]


日本経済の心臓 証券市場誕生!

日本経済の心臓 証券市場誕生!

  • 作者: 日本取引所グループ
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2017/12/15
  • メディア: 単行本



1 江戸期ー証券取引の夜明け
(米は大坂を目指す/蔵屋敷と米切手/大坂米市場の概要 ほか)
2 明治・大正期ー兜町と北浜
(明治初期の堂島米会所/取引所設立の背景ー武家の退職手当(秩禄公債・金禄公債)の売買/取引所設立の背景ー生糸と洋銀取引と明治期の新しい経済人 ほか)
3 昭和期戦後の証券市場復興と隆盛
(戦争下の兜町(昭和20年)/終戦ー新円交換と集団売買(昭和20~24年)/「国民一人一人が株主に」-その1 財閥解体・財産税の物納・特別機関解体 ほか)

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勉強になります。
そこそこ重みのある本ですが、比較的あっという間に読破しました。
写真や絵も、そこそこ載っていて分かり易いしな。
この本の最初は江戸時代の米相場からです。米の証券の売買ですかね。
でもって、現在の経済の繁栄発展につながる株式会社制度による株式の売買になっていく。

自分の本職はSEですが、比較的、証券系の仕事をしていた期間も多かったので証券は割合身近に感じるのです。
お堅い仕事ではありますが、銀行系よりかは固くないと思う。

こないだ東陽町のHSUから永代通りを日本橋まで歩きましたが、そこいら辺が日本の証券市場の原点となる場所になります。
東証も、遥か昔、内部を見学した事もあったなあ。

最近は仮想通貨などが投機の対象になったりしていますが、やはりちょっと証券などの売買とは違うよね。
まだ証券の方が中身がある。
仮想通貨になると、中身が全く無い感じ。
いや、この違いは大きいよ。

自分は投機レベルになると、ちょいと邪道かなと思うけど、投資レベルであるならば、比較的好意的に見ています。
特に定期積立の株式分散投資であれば、安い時も高い時も買い続ける事になるので、長期的に考えると"お得感"は高いものになります。

新文明建設にあたっては、株式会社制度による経済の発展繁栄も重視しております。
とりあえず、若い人も年寄りも、この本は勉強のため読んでみてください。

タグ:証券市場
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