SSブログ

教科書には載っていない! 戦前の日本 [本]


教科書には載っていない!  戦前の日本(文庫版)

教科書には載っていない! 戦前の日本(文庫版)

  • 作者: 武田 知弘
  • 出版社/メーカー: 彩図社
  • 発売日: 2016/01/15
  • メディア: 文庫




内容説明
今から70年前、日本はまるで別の国だった…。
国会にはヤクザの親分議員がいて、街では政府公認で売春が行なわれている。薬局に行けばモルヒネや覚せい剤が手に入り、カフェでは女給が流し目をくれる。サラリーマンはエリートで、独身女性の憧れの的。エロ写真は禁制品で、秘密のポルノ映画鑑賞会まで行なわれていた…。
20世紀最大の悲劇、第二次世界大戦に突入する前の日本、その新旧入り混じる、混沌の姿を解き明かす!

-----------------------------------------------------

日本の歴史だが、ぼちぼち近代の日本についても客観的な認識が必要であると思われます。
はっきり言って、戦前と戦後で、あまりにも区別され過ぎています。
戦前の日本が、悪魔国家であったかと言えば、そうでもないでしょう。
人権弾圧的な事も、もちろんありましたが、世界レベルで見て、極端に日本だけが悪かったわけではありません。
アメリカでさえ、黒人差別の歴史がずっと続いていましたし、日系人に対する差別も、あったわけです。

今、韓国の若者達は、過去の日本はひどい国であったかのように洗脳を行っていますが、日本人は、もういい加減、きちんと歴史を把握すべきでしょう。
良い面、悪い面を、きちんと把握しないと「正しい国とは何か」
さっぱりわからなくなるはずです。

まあ、この本などは、戦前の日本をけっこう客観的に、どんな感じであったのか書かれているのではないかな?
戦前から、まじめな若者も、不真面目な若者も、どちらもいたし、薬物なども、戦前からやっている人はやっていた。
なんと、戦前は覚醒剤が売られていた!!! (←戦後もしばらくは)
それとか、日本がアジアの革命の基地だったという事も大事な事だろうね。
映画だって戦前は、そうとう活発に日本では製作されていた。
今、コロナウイルスがどうのこうのと言われているけれど、
戦前の結核も、日本人には大変な脅威であった。

何はともあれ、いろいろ勉強になります。


共通テーマ: