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心眼を開く ―心清らかに、真実を見極める― [★仏法真理]


心眼を開く ―心清らかに、真実を見極める― (OR BOOKS)

心眼を開く ―心清らかに、真実を見極める― (OR BOOKS)

  • 作者: 大川 隆法
  • 出版社/メーカー: 幸福の科学出版
  • 発売日: 2020/10/28
  • メディア: 単行本



ほんとうのことを知れば――
世界は、驚くほど違って見えてくる。

宗教の枠を遥かに超えて。
あらゆる学問の統合をめざして。
自分の心の鏡を磨く方法から、目に見えない世界の諸相、そして最大多数の最大幸福を実現する社会のあり方まで。
「正しさとは何か」を探究してきた幸福の科学の革新性が明らかに。

◇ハンナ・アレントと自由の創設
 著者の政治思想の源流、その軌跡を辿る
◇香港危機やウイグル問題――現在進行形の全体主義とどう戦うか
◇マルクス思想の問題点は「嫉妬の合理化」
 次の時代の経済論理と格差問題解決への道筋
◇心眼が開けると、人生が好転していく心の磨き方、正しい生き方、悪霊を祓う方法
◇天狗、仙人、妖怪、そして妖魔――日本で宗教と思われているものの中にある世界宗教の仏教やキリスト教との相違

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一章と二章に分かれていて、心眼を開く①、心眼を開く②
となっている。
もう少し、具体的方法論の様な説法かと思いきや、「まえがき」でも書かれているように、そうでもないのか? というような内容になっています。
ただ、それにはやはり意味があるのであろうと思われます。

うーむ、
おそらく、これこそ エル・カンターレ霊系団的中道とでもいうべき見方なのであろうか。

一章は、基本、現代の地球レベルでの政治経済的価値観をも内包する中道を、総裁の過去の価値判断を省みつつ語られているように思う。
要するに、政治的に正しく見る、
経済的に正しく見る、
という事が、まず現代においては根本的に必要になる、という事かな。

『仏陀再誕』の書籍の中でも、「第四章 政治と経済」という章があるが、現代社会においては、悟りに至る道の中に、政治と経済は、既に組み込まれていると考えた方がよいのだろう。
まあ、この書の中の基準で考えれば、現代のアメリカの大統領選挙などは、合格点にはならないだろう。
トランプとバイデンでは、トランプ氏の方が大統領として相応しい事は間違いないが、トランプ大統領と言えども、トップとしての心の穏やかさと、言葉の調律は、まだまだ修行しなくてはならない事ではある。
政治家も永遠の修行者である事は変わりは無いのだ。
習近平や金正恩でさえも同じである。

そして経済においては、単純に、
貧しい者が正義であり、天国に還り、豊かな者が悪で、地獄に落ちるというわけではない事を、よくよく理解しないといけないだろう。
経済、経営、仕事に関しては、知恵が無いと駄目なのだ。
貧しさも、この世界に地獄をたくさん作ってしまう。
嫉妬の原理は、共産主義の原理でもあろう。

とにかく、①では、政治と経済も正しく見る必要があるという事を言われているのかと。

そして②では、
地獄ではないけれども、霊界の裏側の思想、考え方のパターンについても言及されている。
これについては、
『秘密の法』でも深く語られている部分があると思う。
だから、最終的には、裏側の思想と、表側の思想さえをも、自分の中ではっきりさせるべきだ、というのではないかと。

そうした、この世的にも、
あの世的にも、真実を求め、真に心のクリアを作り出す事が、今世の我々の使命でもある。
というか、今世、それを明確にしないで、いつそれをやるのかという事です。
地獄も裏も表も、混沌、
といった心境では駄目で、表の意識を意図的に見い出す必要がある、
という事になりましょうか。


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