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国費解剖  知られざる政府予算の病巣 [本(日本の政治)]


国費解剖 知られざる政府予算の病巣 (日経プレミアシリーズ)

国費解剖 知られざる政府予算の病巣 (日経プレミアシリーズ)

  • 出版社/メーカー: 日経BP 日本経済新聞出版
  • 発売日: 2023/03/09
  • メディア: 新書



はじめに
序章 コロナ予算はどこにいった?
第1章 予備費の誘惑、乱発される「緊急事態」
第2章 基金という名の「ブラックボックス」
第3章 特別会計、今も「離れですき焼き」
第4章 コンサル頼みの委託事業
第5章 政府の辞書に「検証」なし
第6章 国と地方、無責任の連鎖
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正直言って、MMTなど問題外です。
政府や地方自治体にお金を使わせたって、ほとんどろくな使い方をしない。
コストに対する考え方は、民間の企業に比べたら、本当に問題外レベルだと思う。

ただもう末期的な状況ではないかと思う。
バラマキ→増税→バラマキ→増税
この繰り返しのサイクルに日本もアメリカも欧州も入ってしまっているよね。
たぶんこの流れを止めるのは、余程の事が無い限り、現実問題として不可能に近いのではないか?

アメリカは共和党が比較的、小さい政府、減税、そちらの方向への支持者が、まだ多いと思われるので、かろうじて逆のエネルギーが働きますが、日本の場合は与党から野党まで大きな政府、増税、そっちの流れがほとんどですよね。
幸福実現党が、アメリカの共和党の役割を果たさなくてはいけなかったんですが、マスコミも企業も、一般の人々も、それを理解する程の思考など全く持っていなかったからね。

ま、日経なども幸福実現党を多少なりとも応援していたらよかったんでしょうが。
宗教政党という事で政策を葬り去ってしまったよね。


日本の闇ですが、
「人が見ていないところでは、悪い事をしてもどうせばれない」
ってところにあるんじゃないかね。
何だか見えないところでやっている人々の正義感が薄いような気がする。

それと税金の使用に関しても、
使っている人々の責任感が低すぎですね。
本来であれば、こんな多くの税金は必要ないんですよ。
あまりにも使い方が適当で雑すぎて、いいかっこしたいがためにばら撒く、そんなのが多すぎると思いますね。

本当に、マジメに働いている人が馬鹿を見る社会になってしまったら、基本、その文明を、神は継続する事を許さないと思われますね。
「公平」
けっこうこれは、神が国家や社会、文明を判断するために大事にしている概念です。
単なる「平等」ではなくて、そこに正義の概念が入った「公平」でないと駄目なんですよ。
仏法真理を学んでいる人であれば、だいたいはそちらの考えに行くと思います。


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