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経営者の条件 [本(経営)]


新訳 経営者の条件 (ドラッカー選書)

新訳 経営者の条件 (ドラッカー選書)

  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 1995/01/01
  • メディア: 単行本



第1章:成果をあげる能力は修得できる
第2章:汝の時間を知れ
第3章:どのような貢献ができるか
第4章:強みを生かせ
第5章:最も重要なことから始めよ
第6章:意思決定とは何か
第7章:成果をあげる意思決定とは
終 章:成果をあげることを習得せよ

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久々にドラッカーの本を読んでみた。
かなり久しぶりです。

ただ、以前読んだ時より、自分の内側に内容が入って来る感じがします。
以前読んでいた時は、何となく字面を追っているだけって感覚が強かったんだけど、「実際に自分の考え方、行動の仕方に生かすには?」ってところまで自然に考えられる様な気がしますね。

ま、別に、今、自分が経営者ってわけではありませんが、
やはり、時間かねえ。
若い時はわからない事が、年と共に見えて来たところもあるのかもしれませんね。

そうなんだよねえ、
年を取らないとわからない事もあると思うのだ。

ま、ただ、この『経営者の条件』は、多くの人々が読んでいる本だから、あまり多くを語っても仕方が無いですね。
まさに、読んで、その通りじゃなかろうか。


しかし、今回読んでいて、新たに感じた事は、
ドラッカーさんは、エリートやヒーローの為に、研究し、講演し、本を書いていたわけではない、という事がよくわかった。
彼が目指していた事は、極めて普通の能力を持った人々が、
組織の中で、いかに経営的能力をアップする事ができるか?
その点だよね。

スーパーマンは、めったに出て来ません。
今ある、普通の管理職の効率を上げさせて、この時代の平均的な人々の経営力、エグゼクティブ力を上げる、ここにポイントがあると思いますね。
普通の人の能力を少しアップさせる事は、全体として、ものすごく前進するものだ。

ドラッカーさんの本は、
仕事をする社会人の義務教育的な内容であるのかもしれない。


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