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戦争と財政の世界史: 成長の世界システムが終わるとき [★本(経済)]


戦争と財政の世界史: 成長の世界システムが終わるとき

戦争と財政の世界史: 成長の世界システムが終わるとき

  • 作者: 玉木 俊明
  • 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
  • 発売日: 2023/09/13
  • メディア: 単行本



序章 国の借金はなぜ減らないのか
第1章 「戦争国家」オランダの財政革命
第2章 財政=軍事国家イギリスの興隆

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幸福実現党の新しいポスターができました。
さっそく昨日の久喜駅前街宣の「立て看」で使いました。
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日本政府も巨大な財政赤字をかかえています。
これまあ日本だけではなく、今は世界規模で先進国がかかえている問題ですね。
ちょっと、こないだ新橋のクリニックでの健康診断の帰り、東京駅近所のオアゾ丸善で、たまたまこの本を見つけたので読んでみました。

1904年の日露戦争の国債、返済されたのは1986年だそうです。
ま、内容のかなりの部分はアムステルダム、ハンブルク、ロンドンの近代経済史みたいな部分もあり、ちょっと財政問題に関する踏み込みが甘いかな?という気もしましたが、総じて勉強になりました。

うーん、((+_+)) 何だかんだで最後はハイパーインフレにして借金帳消し、みたいな形になるか、爆発的な発明、技術の進歩、経済発展で解消するか、になるかかな。
イギリスは、大英帝国に到るまで、けっこう戦争して財政赤字になりますが、産業革命で蒸気船、鉄道、電信等普及の主導になり借金返せたみたい。
凄い発明、技術進歩、これを目指すしかないですかね。

エネルギー元(核融合、水素?)
宇宙関連(大型人工衛星、月面基地、火星基地等含む)
交通(リニア、反重力?)
よくわかりませんが、ここいら辺が突破口かな。

そもそも著者は、もう経済発展は難しいのではないか?
というスタンスですが、その場合、近代経済システムは崩壊という事でス。

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この本を買った日のお昼の日比谷公園
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2024/1/31
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こうした場所へもポスティングに・・・。
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2024/2/4
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街宣する日の車のメーター
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2024/2/11

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日本の経済政策-「失われた30年」をいかに克服するか [★本(経済)]



日本の経済政策-「失われた30年」をいかに克服するか (中公新書 2786)

日本の経済政策-「失われた30年」をいかに克服するか (中公新書 2786)

  • 作者: 小林 慶一郎
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2024/01/22
  • メディア: 新書



第一章 バブル崩壊と不良債権処理の遅れ
第二章 長期化するデフレ
第三章 世界金融危機
第四章 格差拡大と長期停滞
第五章 「失われた30年」とは何だったのか
第六章 日本経済のゆくえ
終章  縦割り主義から「再帰的思考」へ

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国の経済政策が、バシバシ的中し、
経済成長はグングン進み、国民は豊か、企業は繁栄し、国の財政は健全、そういった国家は、経済面ではかなり理想国家に近いと思う。
そして、そういった経済繁栄の土台を政治が創り出せているならば、政治による経済政策面でも、世界のお手本になるべき国であるとは思う。

ただ、今、世界を見渡して、そういった国があるか? と言われると、難しいですよね。
アメリカが政治、経済では世界のリーダーではあると思いますが、必ずしも世界中のお手本になっているか?というと、そうでも無いか。
ま、30年以上前であれば、日本経済が、幾分、世界のお手本に近い部分もあったと思いのだが、それも長く続く事は無かった。

日本の経済の低パフォーマンスについては、
この本だとか、あと、バランスシート不況の事を言っているのはリチャード・クー氏の『「追われる国」の経済学』などでしょうか、そういった本とかにも書いてありますね。
大川総裁も、経済については数多く、過去述べていますので、かなり原因については明らかになっているとは思います。

しかし、最終的には経済政策等の実施になると、
「やってみなければわからない」という事にはなりますね。
そして、人口問題や、資源・エネルギー問題、環境問題など、けっこう回答を出すには時間がかかる事は多いです。

要するに、地球レベルで政策の横並びは、やめた方がいいですね。
うまくいけば全部がうまくいく、失敗すれば全部が失敗する、
それだと困ります。

少子高齢化
財政赤字
ここいら辺は、もう待ったなしですね。
無駄な「バラマキ」、政策は本当に止める必要があるでしょう。
ま、この本であは否定していると思いますが、MMTなど、結局、やけくその政策ですよね。
それでうまくいくんだったら苦労しません。
問題外です。

うーむ、
で、「失われた30年」をいかに克服するか
ですが、結局、どうすればいいんでしたっけ?
その2へ続く。


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IT戦争の支配者たち [★本(経済)]


IT戦争の支配者たち

IT戦争の支配者たち

  • 作者: 深田萌絵
  • 出版社/メーカー: 清談社Publico
  • 発売日: 2022/06/22
  • メディア: Kindle版



目次
はじめに 「半導体不足」と「ITの未来」を知るための一冊
第1章 ITへの無知が国を亡ぼす
第2章 5Gをめぐる暗闘
第3章 半導体業界を支配する闇社会
第4章 「半導体不足」のカラクリ
第5章 日本の半導体産業を破壊したのは誰か
第6章 IT戦争から日本を守る「経済安全保障」とは
おわりに 「次世代に未来を残す」という決意
--------------------

何が情けないと言ったら、日本の政治家や国益を考えない経営者、技術者等であろう。
政治家は、自民党系が特に意識が低いようですね。

これねえ、
ホント、大問題だよ。
半導体は、いいようにやられてしまったという事です。
台湾も気をつけないといけない部分がある。

まあとにかく、
日本は真剣に国益を考える政治家、政党が出ないと駄目なんですよね。
それが幸福実現党であったのですが、ま、13年以上に渡って国会議員を出さない、この日本の体質、
ある意味、自ら滅びへの道を歩んでいるのだから仕方がないのか。

もう唯物論の政治家、経済人、技術者、学者等に、この国を救う力は無いと思われます。
無理ですね。
絶対に無理です。
信仰を軽視し、統一教会と幸福の科学の違いを理解できない国民に未来などあるわけがありません。

深田萌絵さんも、本当に命をかけて大事な事を行っています。
ただ、この国のマスコミ、政治家、経営者に、善悪を判断する基準が失われてしまっているのが、本当に致命的な欠陥なんですよね。
本当の善悪は、神への信仰、あの世の認識、天国地獄等、
ある程度、仏法真理を知らないとマスターする事はできないでしょう。

もうしばらくしたらUFOや宇宙人の話も、真剣に考えなくてはいけない時が必ず来ます。
100年先とまでは言わないでしょう。

ただ結論的には、
深田萌絵さんを応援している事は事実です。


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仕事の未来 「ジョブ・オートメーション」の罠と「ギグ・エコノミー」の現実 [★本(経済)]


仕事の未来 「ジョブ・オートメーション」の罠と「ギグ・エコノミー」の現実 (講談社現代新書)

仕事の未来 「ジョブ・オートメーション」の罠と「ギグ・エコノミー」の現実 (講談社現代新書)

  • 作者: 小林雅一
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2020/04/15
  • メディア: Kindle版



第1章 誰のための技術革新なのか?-AIに翻弄される世界の労働者たち
第2章 自動運転車はなぜ人に憎まれるのか?-ギグ・エコノミーの先にあるもの
第3章 AIロボットの夢と現実ー我々(人間の労働者)と競う実力はあるのか?
第4章 医療に応用されるAI-人から学ぶ人工知能は人(師)を超えられるのか?
第5章 私たちの生産性や創造性はどう引き出されるのかーグーグルとアマゾンの働き方改革

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AIの原理である「機械学習」に「教師あり学習」と「教師なし学習」というものがある。
そして、主流は、「教師あり学習」だ。
結局のところ、この「教師あり学習」は、膨大なデータをコンピュータにインプットしなければならない。
特に最近のAI技術は、画像認識処理の進歩によるところが大きい。
例えば、人間が書いた文字をコンピュータで読み取る場合、「あ」だったら、いろいろな書き方の「あ」を、コンピュータに読み込ませる。
もちろん、手書きの「あ」は、書く人それぞれで、一筆書きに近い形で書く人もいれば、女子学生が書くような、まるまっこい書き方で書かれる場合もある。
ただ、完全な画像データベースとしていろいろな「あ」を認識させるのではなく、「だいたいそんな感じ」といったレベルでコンピュータの方は認識する。

要するに、現代のAIは、その前提として、膨大なデータと、コンピュータへの記憶といった作業が必要になるのだ。
ま、こんなレベルです。
江戸時代の、お茶運び「からくり人形」が、幾分進化した程度とも言えるかもしれません。

確かに、今後、AIのレベルは上がっていくでしょう。
しかし、AIは道具である事には変わりは無い。
基本は、人間の補助者として存在すべきであって、AIによる判断を全面信頼していいわけではないだろう。
故に、AIを使う事によって、人間が馬鹿になるのでは間違ったAIの使い方と言えるのではなかろうか?

また、単に、「人間の仕事を奪う」という発想ではよろしくないようにも思う。

タグ:仕事の未来

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ディープインパクト不況 中国バブル崩壊という巨大隕石が世界経済を直撃する [★本(経済)]


ディープインパクト不況 中国バブル崩壊という巨大隕石が世界経済を直撃する (講談社+α新書)

ディープインパクト不況 中国バブル崩壊という巨大隕石が世界経済を直撃する (講談社+α新書)

  • 作者: 真壁 昭夫
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2019/11/22
  • メディア: 新書



先般のエルカンターレ祭の法話の内容から、参考にならないかと思い、買って読んだ。
本の書評に関しては、アマゾンの書評に近いものがあり、日本への影響等、なかなか細かい部分がわからないところがあるが、問題提起にはなる。

基本的に、中国の経済数値は全くあてにはならないと考えた方がいい。
「嘘をついてもばれなければよい」
といった感じではないかと思う。

ただ、確実に言える事は、
中国人の賃金が高くなっている事。
中国にあった外国企業が、どんどん中国から外に出ていっているという事。
アメリカへの輸出が厳しくなっている事。
要するに、このまま続けば中国国内の経済は、倒産、破産が増大し、
人々の不満も増大してくる。

経済のみならず、政治的、軍事的にも当然波及する。

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岩盤規制 ~誰が成長を阻むのか~ [★本(経済)]


岩盤規制 ~誰が成長を阻むのか~ (新潮新書)

岩盤規制 ~誰が成長を阻むのか~ (新潮新書)

  • 作者: 原 英史
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2019/03/14
  • メディア: 新書



目次 :
第1章 加計問題にみる岩盤規制の基本構造/
第2章 「20世紀の規制改革」を怠った日本
第3章 官僚機構改革「面従腹背」の歴史
第4章 マスコミが殺気立った「放送法4条騒動」
第5章 放送界「ハード・ソフト分離」とテレビの未来
第6章 「電波オークション」と「高い携帯電話料金」の深層
第7章 世界が直面する「現在の課題」―「格差とグローバル化の影」
第8章 世界が直面する「未来の課題」―第四次産業革命への対応

日本は、岩盤規制が強すぎる。
はっきり言って、社会は変化していくのが当たり前で、同じ状態がずっと続くと考える方が違うのではないでしょうか?
例えば自動車も昔に比べたら非常に故障はし難くなっていると思うが、車検制度なども変わって当然ではないだろうか?
もちろん、それで食べている人にとっては死活問題だが、何の仕事でも同じような事はある。
「電波オークション」なども、何十年言ってたら変わるのだろうか?
絶対に倒産しないシステムは、人や社会を駄目にする方向に向かっていく。

NHKなども、倒産しないだろうから中に入っている人にとっては、楽で楽で仕方が無い状態ではないかね?給料も非常に高いし。
もちろん、人間関係とかはどこでもあるが。

公務員系、テレビ局系は、もっと流動的にしないとだめだね。
当たって砕けるくらいの政治家がいないと、これは変わらんか。
なんだか日本は800人の国会議員がいながら、仕事ができる人がほとんどいないところが厳しいよなあ。
民主党政権も、どうせ数年で終わるのだったら、こうした規制の破壊を中心に進めるべきだったかもな。
原発廃止とかではなく、自民党政権で作られた古くなった規制の廃止を政党の柱にすれば、野党も存在意義が出てくるのだが。

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データが語る日本財政の未来 [★本(経済)]


データが語る日本財政の未来 (インターナショナル新書)

データが語る日本財政の未来 (インターナショナル新書)

  • 作者: 明石 順平
  • 出版社/メーカー: 集英社インターナショナル
  • 発売日: 2019/02/07
  • メディア: 新書



目次

第1章 国債とは何か
第2章 財政赤字が増えた原因
第3章 税収の国際比較
第4章 アベノミクスの大失敗
第5章 アベノミクスの失敗をごまかす「ソノタノミクス」
第6章 日本は資産があるから大丈夫?
第7章 巨額の日銀当座預金がもたらすもの
第8章 歴史は繰り返す―高橋財政
第9章 今、そこにある未来

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はっきり言って、
毎年の国家予算は何十兆も不足していて、それでずっとやっていけると考えるのは間違いだろう。
借りたものは返さなくてはいけない。
少なくとも、まだ人類は、無限の豊かさを得られる程、進化していない。

かつて幸福実現党は、デフレの時には通貨の供給量を、まず増やせと言った。
ただそれも限度がある。
過ぎたるは及ばざるが如し。
何事も中道を外れてはいけない。

自民党は、戦後、日本の復興に対してまでは、よくやったと思う。
但し、よくやったのはそこまでで、今は、税金のバラマキを元手に、政権与党についていると言わざるを得ない。
まあ、かと言って、自民党以外も全然ダメであるが。

たぶんもう自民党政権も末期に来ていると思ってよいのではないか。
もう、これだけ財政をボロボロにして、この国の財政、経済を良くしていく事は不可能と言ってよいかと。

アベノミクスも、相当、ごまかしに入ってますね。
経済指標そのものを操作して、「経済は良い」というパフォーマンスをしようとしている。
実際は、今の日本経済は厳しいにも関わらず、統計数値だけをいじって良く見せようとしている感じですね。

まあもう今の政治システム上にあって財政再建は無理でしょうね。
何らかの形でご破算にしないと、次の時代が開けないですわ。
戦後政治の幕引きが始まる予感がします。

与党が国家予算を潤沢に使って、選挙に勝ち、財政赤字を天文学的に増やしていく、という手法は、もう終わる時が来たのです。

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未来の稼ぎ方 ビジネス年表2019-2038 [★本(経済)]


未来の稼ぎ方 ビジネス年表2019-2038 (幻冬舎新書)

未来の稼ぎ方 ビジネス年表2019-2038 (幻冬舎新書)

  • 作者: 坂口 孝則
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2018/09/27
  • メディア: 新書



2019年ーセブンーイレブンが沖縄進出。大手3社が日本制覇
2020年ー自動運転車が走り出し、自動車産業は転換期を迎える
2021年ー東日本大震災から10年、インフラ危機とそのビジネスが勃興
2022年ー総エネルギー需要がピークに。省エネ・コンサルティングが次なる売り物に
2023年ー農業の6次産業化が進み、スマート農業が本格化する
2024年ーアフリカで富裕層が急増
2025年ー団塊世代が75歳へ
2026年ー若者マーケティングのキーは、SNSと愛国になる
2027年ーフジロック30周年
2028年ー世界人口80億人を突破〔ほか〕

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なかなか難しい事ですが、ある程度、未来を予測して、自らの仕事・職業を考えていく、というのは非常に大事な事ではないかと思います。
まあ、その予測も、あたる時もあれば、あたらない時もあるだろうから、ちょっと未来予測は、賭けにも近いところもありますが、
ただ、何も研究しないで、
「未来がどうなるか教えてください」
と、神に祈るだけでは、人としての努力が足りないだろうから、やるべき事はやらにゃいかんのではないかと思いますね。

未来に大事件が起きる可能性もあるが、それは幾分、可能性としては考えておいて、基本ラインは、「この延長線上にどう未来を築くか」といった線で固めていくのが無難と言えば無難かな。

例えば、
宇宙人との遭遇が地球レベルで起きるとか、
中国で大民主化革命が起きて混乱するとか、
米中の大きな軍事衝突が起きるとか、
世界大恐慌が起きるだとか、
可能性としては考えておきながら、基本は、通常の仕事の延長線上で予測しておく。
それが中道というものか?

まあ、なかなか正解はどうであるのかわかりませんが、
一か八かという作戦よりかは、勝つべくして勝つといった作戦で、コツコツやっていくのが平均的人間のあるべき姿なのかな、と思う。

エルカンターレ系霊系団の基本スタンスとしては、
「努力なくして成功なし」
で、下記の本でも、そうした事も書かれている。
過去世で偉人でも、今世、努力を怠れば、ただの人か、それ以下になってしまう厳しさはある。
基本、過去世は、可能性の幅として見るくらいでいいと思う。
過去世が偉いから、今世が偉いとは限らない。
大事なのは、今世、どう努力や工夫をして世界に貢献していくか、という事だろうね。

幸福の科学の後継者像について (OR BOOKS)

幸福の科学の後継者像について (OR BOOKS)

  • 作者: 大川 隆法×大川 咲也加
  • 出版社/メーカー: 幸福の科学出版
  • 発売日: 2018/11/07
  • メディア: 単行本



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中国新興企業の正体 [★本(経済)]


中国新興企業の正体 (角川新書)

中国新興企業の正体 (角川新書)

  • 作者: 沈 才彬
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2018/04/07
  • メディア: 新書



序 章 ニューエコノミーではもはや先進国の中国
第1章 打倒ウーバーを目指す配車アプリ大手「滴滴出行(ディディチューシン)」
第2章 自転車シェアサービス最大手「モバイク」の神話 
第3章 世界の空を舞うドローンを製造する「DJI」
第4章 日本では見かけないネット出前を広めた「餓了麼(ウーラマ)」 
第5章 東京オリンピックをターゲットにする民泊中国最大手「途家(トゥージア)」 
第6章 研究開発費でアップルを凌ぐ「ファーウェイ」
第7章 中国の消費革命を牽引する「アリババ」
第8章 グーグルに次ぐ世界2位の検索エンジン「百度(バイドゥ)」
第9章 フェイスブックを急追する「テンセント」
終 章 世界に挑戦する中国のニューエコノミー企業

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非常に勉強になります。
中国の起業家は、ここ10年、20年と、発展を求めて頑張っていた事がよくわかります。
やはり人口が多いですし、もともとの経済状態が低かったがために、ここに来て、俄然、頑張っていますね。
中国の人々も幸福になる権利があります。
知的財産権の問題や、貿易不均衡、政治の介入等、中国が解決すべき問題も多くありますが、まあ大部分の中国国民が、より良い状態を目指して努力するのは当然と言えば当然ですわ。

ただ、この本を読んで感じる事は、「日本は大丈夫なのか?」
という事ですね。
今のままでは、軍事力を行使しなくても、日本は中国の属国になってしまうのではないかという勢いの差を感じますね。
沖縄や北海道も、ただ単に、中国が乗っ取るとだけ考えているのではなくて、中国の豊かになりつつある人々の感覚としては、日本人がハワイをリゾート地として考えているように、近隣にリゾート地を持ちたいという気持ちもかなりあるでしょう。

マジで、自分は、中国の人々が豊かになり、幸福になる事は素晴らしい事だと思っていますが、このまま日本がすべてにおいて中国に抜かれる事を良しとは思いません。
しかし、このままでは本当にマズイです。

起業の数も、留学生の数も、そしてアイデアにおいても人口差を考慮したとしても完全にヤバイ状況です。
絶対に今から対策を実行していかないと駄目です。
その対策は、また書きます。

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銀行員はどう生きるか [★本(経済)]


銀行員はどう生きるか (講談社現代新書)

銀行員はどう生きるか (講談社現代新書)

  • 作者: 浪川 攻
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2018/04/19
  • メディア: 新書



第1章 メガバンク「大量人員削減」の衝撃――瓦解した銀行神話
第2章 激変する銀行員人生――人員削減・配置転換の深層
第3章 米銀の現状に見る邦銀の未来――支店長の年収は激減
第4章 フィンテック時代の銀行――金融業の本質を問う

------------------
欧米の銀行は、リーマン・ショックの影響をもろに受けて、変わらざるを得なかった。
それも自分たち本位の変化では無くて、本当の顧客志向の変化でなければならなかった。
大きな収益をあげていた金融機関が、その収益が正当なものであったのかどうか? リーマン・ショックを起こし、そして救済されるという矛盾に対して、
欧米の銀行は、顧客志向に立ち戻らなければ、人々の信用を失い、この先、やっていけない事を悟ったのであった。
そして、
また、FinTechによって、生存競争にも晒される事になった。
銀行にも、アイデア、スピード、そうしたものが必要になって来たのだ。

日本の銀行も、幾分、遅れてはいるが、この先、大変な生存競争の時代に突入していく事になる。
大手の銀行に就職したから、この先、何十年と安泰だ、という時代ではもうないのですね。
これは、当たり前と言えば、当たり前の事でしょう。

日本のメーカーの力が低下しているが、今度は銀行です。
親方日の丸が守ってくれる時代でもない。
人々は正直だから、同じサービスなら安い方に流れます。
携帯電話会社なども、格安スマホなど、どんどん出て来ています。
これはもう時代の流れと言えましょう。

おそらくこの流れは、今後、公務員、教育現場、マスコミ、医療などにも波及していくと思います。
その業界が得ている収益は正当なものであるのかどうか?
こうした事が、どんどん追及されていくのでしょう。
テレビ局なども、もう、首都圏で数チャンネルしかない、などという事は許されなくなります。

ま、銀行員だけの問題ではないですよ。
こうした事は、全業界で起きて来る事なのです。

サラリーマンも、常に、勉強やアイデア、行動力、顧客志向、そういったものが求められる時代になって来たのだ。

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日本経済の心臓 証券市場誕生! [★本(経済)]


日本経済の心臓 証券市場誕生!

日本経済の心臓 証券市場誕生!

  • 作者: 日本取引所グループ
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2017/12/15
  • メディア: 単行本



1 江戸期ー証券取引の夜明け
(米は大坂を目指す/蔵屋敷と米切手/大坂米市場の概要 ほか)
2 明治・大正期ー兜町と北浜
(明治初期の堂島米会所/取引所設立の背景ー武家の退職手当(秩禄公債・金禄公債)の売買/取引所設立の背景ー生糸と洋銀取引と明治期の新しい経済人 ほか)
3 昭和期戦後の証券市場復興と隆盛
(戦争下の兜町(昭和20年)/終戦ー新円交換と集団売買(昭和20~24年)/「国民一人一人が株主に」-その1 財閥解体・財産税の物納・特別機関解体 ほか)

------------------------

勉強になります。
そこそこ重みのある本ですが、比較的あっという間に読破しました。
写真や絵も、そこそこ載っていて分かり易いしな。
この本の最初は江戸時代の米相場からです。米の証券の売買ですかね。
でもって、現在の経済の繁栄発展につながる株式会社制度による株式の売買になっていく。

自分の本職はSEですが、比較的、証券系の仕事をしていた期間も多かったので証券は割合身近に感じるのです。
お堅い仕事ではありますが、銀行系よりかは固くないと思う。

こないだ東陽町のHSUから永代通りを日本橋まで歩きましたが、そこいら辺が日本の証券市場の原点となる場所になります。
東証も、遥か昔、内部を見学した事もあったなあ。

最近は仮想通貨などが投機の対象になったりしていますが、やはりちょっと証券などの売買とは違うよね。
まだ証券の方が中身がある。
仮想通貨になると、中身が全く無い感じ。
いや、この違いは大きいよ。

自分は投機レベルになると、ちょいと邪道かなと思うけど、投資レベルであるならば、比較的好意的に見ています。
特に定期積立の株式分散投資であれば、安い時も高い時も買い続ける事になるので、長期的に考えると"お得感"は高いものになります。

新文明建設にあたっては、株式会社制度による経済の発展繁栄も重視しております。
とりあえず、若い人も年寄りも、この本は勉強のため読んでみてください。

タグ:証券市場
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人工知能が金融を支配する日 [★本(経済)]


人工知能が金融を支配する日

人工知能が金融を支配する日

  • 作者: 櫻井 豊
  • 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
  • 発売日: 2016/08/19
  • メディア: 単行本



00金融とテクノロジーの表舞台と裏舞台
01金融市場はロボ・トレーダーだらけ
02今、ヘッジファンドは何を考えているのか?
03資産運用では人はロボットに勝てない
04世界を変える人工知能の進化
05ロボットに奪われる金融の仕事
06金融ロボット後進国、日本の危機
99表舞台と裏舞台の両方から変わる金融界
-----------------

出版されてから1年以上になるので、中古を買って読んだ。
まあ、1年以上前だから、その時から進展している事も多々あるだろうが、大まかな流れは変わってないだろう。
で、結論から言うと、「AIによる資産運用の方が、人が判断した資産運用よりもうまくいく確立が高い時代になりつつある」という事でしょうか。
巷では、ホント、AIブームというか、猫も杓子もAIに飛びついている感じもしますが、技術のイノベーションと言えば、イノベーションで、この流れは、文明が進めば進むほど、レベルは上がっていくでしょうね。
AIによる自動運転もあれば、ロボットや各種判断予測があるならば、投資判断に使う人も、出てくるのは自然な流れと言えば、その通りなのでしょう。
人間の代わりだよね。

ただまあ、仏法真理的に、善悪の判定は最終的には出るだろうから、それをどういった意思で、どう使うかについては注意は必要になるでしょう。
強欲で、「自分たちさえ儲かれば、他はどうでもいい」という考えでやるならば、当然、それなりの反作用は出るでしょう。相当な注意は必要でしょうね。

うーん、しかし、
なかなか難しい問題であって、こうした事でも、国レベルで乗り遅れると国力は低下してしまう可能性もある。
民間経済に関しては、倫理規範を持ちつつ、技術の進化に対しては積極的に取り組んでいくという考えがよいだろうか。

今後の技術と経済の流れを推定するならば、
AIによる自動化、ロボット化
富の蓄積
人間の仕事時間の低下、余暇の増大
となるでしょうが、一時期、人々の仕事が無くなる現象が多発する可能性もある。
仕事がある人にはあるけれども、無い人には無い。
そうした事態を解決するためには、衣食住以上の高度な付加価値の創出を限りなく行っていかなければならないのではないですかね。

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真説・企業論 ビジネススクールが教えない経営学 [★本(経済)]


真説・企業論 ビジネススクールが教えない経営学 (講談社現代新書)

真説・企業論 ビジネススクールが教えない経営学 (講談社現代新書)

  • 作者: 中野 剛志
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2017/05/17
  • メディア: 新書



第一章 日本でベンチャー企業を増やすには
第二章 起業大国アメリカの真実
第三章 ベンチャーキャピタルの目利き術
第四章 最強の起業家は誰か
第五章 オープン・イノベーションの本質
第六章 なぜイノベーティブな企業のほうが負けるのか
第七章 なぜ日本経済は、いつまでも停滞から抜け出せないのか

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基本論調は「公益資本主義」に似ています。
日本もアメリカも、ベンチャー企業と言っても、そうそううまくいっているわけでも、自由にできるわけでもない。
本気でベンチャー企業をバックアップする投資家も、一部といった感じであり、結局は投資の対象として会社も捉えられてしまっているのだ。

シリコンバレーを支えているのも、アメリカの軍事政策か。
まあ、軍事は無限の発展を求めるものだから、それもそうだろうなと思いますね。
最先端技術と軍事は、切っても切れない関係にある。
それは否定すべきものでも無くて、自国を守る事が強化されるなら、それは国民として大事な事でもあろう。

うーむ、今のままでは企業の進化もかなり難しくなりつつある。
そんな、3か月、半年、1年程度の業績ばかり望まれて、長期開発、研究ができなくなってしまっているよな。
そうした点では、大学や公的研究機関が有利になろう。
原発なども、もう一企業がどうこうできるレベルを超えつつあるか・・・。

しかし、今後、人類は宇宙を目指さなければいけないわけだけど、こりゃ、めっちゃお金がかかるよね。
時間も10年、20年とかかってしまう。
今後、どうやって大規模な長期プロジェクトを官民一体となって実施していくか。
それが重要な事だ。

あと最近、下記も読んだ。

捨てられる銀行2 非産運用 (講談社現代新書)

捨てられる銀行2 非産運用 (講談社現代新書)

  • 作者: 橋本 卓典
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2017/04/19
  • メディア: 新書



序章 「売られるあなた」 銀行、証券、生保に奪われ続けるあなたの金融資産
1章 動き出した資産運用改革
2章 ニッポンのヒサンな資産運用
3章 フィデューシャリー・デューティとは何か
4章 年金制度の変化と資産運用改革
5章 改革の挑戦者から何を学ぶか
終章 「売られないあなた」になるために

ま、資産の運用を人に任せて、それで大金持ちになれるなら苦労せんが、けっこう販売会社の都合で手数料の高い運用先を選ばれて、やられてしまう事に注意しましょう、という事か・・・。
運用会社の都合ではなく、「ちゃんと資産を預かった人のためになって運用せいっ」ってのがフィデューシャリー・デューティ。こんなの日本語に誰かしなさいよ。

今の時代、お金はあっても投資先が無い場合も多いだろうが、それこそ宇宙進出のビックプロジェクトを立ち上げるべき時かも。
金融庁も、銀行を監督するだけでなく、金融の融通先を見つけてこいや!
自分らは潰れないのだろうが、民間の企業は客が離れてしまったら潰れてしまう。地方銀行に文句ばかり垂れるのではなく、新しいアイデアを供給してくれよ。

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仮想通貨とブロックチェーン [★本(経済)]


仮想通貨とブロックチェーン (日経文庫)

仮想通貨とブロックチェーン (日経文庫)

  • 作者: 木ノ内 敏久
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
  • 発売日: 2017/04/15
  • メディア: 新書



序 章 そもそも、貨幣とは何か
第Ⅰ章 仮想通貨は「あやしい存在」なのか
第Ⅱ章 革命的システムのからくり
第Ⅲ章 ビットコインを取り巻くルール
第Ⅳ章 ブロックチェーン2.0
第Ⅴ章 仮想通貨のアキレス腱
終 章 お金の未来

-----------------
まあ、通貨が電子化して、更に送金などが簡易に行われる事に関しては悪くはないと思う。
ただちょっと現段階では、ビットコイン等を、通貨と同等のものとして使えるか? というと、まだ怖いところはあるよね。というのも通貨の価値が安定していないからね。
こないだまで7万円だった通貨が今は15万以上!?
これ通貨として気軽に使えるかね?

結局は、今の仮想通貨は通貨として使うというよりかは、株とか金とかの役割を果たしている感じではないかね?
数か月で倍になるのは持っている人にとっては嬉しいだろうが、通貨として考えるとどうだかねえ。
まだ仮想通貨を使って通販で何か買えるわけでもないし、お店で支払いに使えるわけでもない。
確かにブロックチェーンの技術は、画期的なのかもしれないが・・・。

投資対象としては考えられるが、通貨としてはどうも見る事ができないな。
ただ、将来的には、お金が電子化してしまうのは自然の流れではあると思う。

それと読んでいけばわかるけど、
ビットコインの採掘とかでビットコインを手に入れたり、
最初の頃に持っていた人が超大金持ちになるのは「公平性」が無いよね。

という事で、ビットコイン等を通貨として使える様にするためには、今後、まだまだ改良が必要だと思いますね。

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日本発「ロボットAI農業」の凄い未来 2020年に激変する国土・GDP・生活 [★本(経済)]





目次
序章 アップルが音楽産業に参入したように
第1章 日本のIoT農業は世界一
第2章 スマホとロボットで世界一のコメ作り
第3章 大変革する食生活と国土
第4章 黄金のビッグデータ
第5章 メイド・バイ・ジャパニーズで世界に

---------------
この本は、『GDP4%の日本農業は自動車産業を超える』に続く第2弾!だそうです。
日本の農業も、いい加減、変わらなくてはいけない時期に来ています。
平均年齢70歳手前の状態ではどうしようもありません。
本当に、今までの日本の農業政策は何だったのでしょうか?
何十兆の補助金を導入し、減反政策など無意味な事を行い、その結果が、「今のままでは日本の農業が滅びる」とも言える状況です。
日本発「ロボットAI農業」の凄い未来とか著者は言われていますが、逆に言えば、もうそうしないと駄目な状況になっているとも言えましょう。

やっぱり、政府が手出しをし過ぎる産業は足腰が弱くなりますよ。
もう長期に渡る、過ぎたる行政の手出しは止めにしなければいけません。
減反政策とか言って、米の値段を安定させるとかなんとか言ってやっているわけですが、高い値段で安定させてどうすんですか。

弱い者いじめに聞こえたら申し訳ありませんが、小規模の兼業農家を基準に政策を考え過ぎてしまったら、それはマズイ事ですよね。
社会主義、共産主義的思考では、もううまくいかないという事は、はっきりわかっているのですから。

今後、日本の農業に関しては、日本の食を潤すだけでなく、世界の食糧危機に対して対策を立てていかないといけないと思う。
減反など言っている場合ではなく、世界レベルで不足する事に対して立ち向かっていかねばならん。

自分は思うが、もうちょっと先の未来になると、食料の生産、加工に関しては、ほとんど自動化できるのではないかと思う。
そして、食料というものの価格が、非常に安価になり、人類に十分行き渡るようになれば、食べるために仕事をしなければならない時代は、遠く過去のものになるだろう。
そしたら貧富の差は、自然と小さくなっていくのではないかねえ。
少なくとも、貧困が地球から無くなる時代も来るでしょうね。

だからまあ、減反などと言った能力の出し惜しみをしている場合ではないと思うのだ。
松下幸之助さんではないけれど、食料も水道哲学でやるのでよいと思う。
地球から飢えを根絶させるべき。
ここ数十年のうちに。

そのためにロボット、AI、ドローン等、効率的に活用すべきだ。

-----------
あまり、「日本が一番」と自惚れ過ぎてはいけないと思う。
例えば、ドローンなどに関しては、中国がトップレベルだよね。特に、中国・深センね。
今のところ日本企業で DJI で太刀打ちできるところはないよな。
起業率も日本のより中国の方が十倍以上高いでしょ。

これねえ、日本のお役所体質を変えないとヤバいですよ。
日本全体が大企業病にかかっている様なもの。
規制とか、法律とか、目に見えない慣習とか、人の目とか・・・。
新しいルネッサンスを起こしていかないとダメだわ、マジで。

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どうなる世界経済 入門 国際経済学 [★本(経済)]


どうなる世界経済 入門 国際経済学 (光文社新書)

どうなる世界経済 入門 国際経済学 (光文社新書)

  • 作者: 伊藤 元重
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2016/10/18
  • メディア: 新書



はじめに
ガイダンス 国際経済学で日本と世界をつかめ
第一講義 ざっくりわかるTPP
第二講義 「国際収支」と「為替レート」再入門
第三講義 通貨制度から見るEUの未来
第四講義 比較優位理論とグラビティ・モデル
第五講義 中国は”先進国”になれるか?
おわりに 

--------------------------
やはり経済の問題も、国内のみに目を向けていてはいけないだろう。
という事で、最近の話題をもとに世界経済について簡易に解説されている本です。
まあ、入門ではありますが、話題は次々に変わっていきますからね。

来年以降も、世界経済がどうなっていくか?
これはまた各国の政治と連動して考えていかねばならない事です。

トランプ大統領になり、アメリカの力は、かなり強大化するでしょうが、TPPに関しては今のところ難しい状況かな?
また、EUは、今後危ない感じはしますよね。
そして隣の大国、中国はどうかなー。
何かこう、大きな変動の予感はありますわね。

それでもって、日本の経済、財政問題。
これも今日があるように明日があると考えられるかどうか?

繁栄の土台として、経済が占める割合はすこぶる高い。
ここ10年、20年は、地球の未来にとって、大きな正念場です。
世界の繁栄のために頑張っていきましょう。

ま、こうした本を読んで、細部を抑えるとともに、総裁の本や講演の内容を大事にしましょう。
地球で最強、最大の帆柱、灯台ですので。

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フィンテック (日経文庫) [★本(経済)]


フィンテック (日経文庫)

フィンテック (日経文庫)

  • 作者: 柏木 亮二
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
  • 発売日: 2016/08/06
  • メディア: 新書



【目次】
第1章 フィンテックが注目される理由
第2章 進化するフィンテック
第3章 いま何が起こっているのかを押さえておこう
第4章 金融ビジネス・実務への影響
第5章 フィンテックにどう向き合うか
第6章 さらに進化するフィンテック

--------------------------

日本は日銀の金融緩和、マイナス金利政策などが続き、銀行にとっては厳しい状況だが、それに輪をかけて、フィンテックの波が押し寄せて来る。
フィンテックとは、簡単に言ってしまえば、金融とITのテクノロジー、アイデアが融合したものだと言ってよいと思うが、どうもこのままの感じでは、コンビニにシェアを奪われつつある大規模店舗と同じ道を歩む事になるのではないか?

金融も、いつまでも同じ状態が続いていくわけもあるまい。
変化していくのは当然と言えば当然か。
今後、銀行や証券会社も変化していく事だろう。

なかなか未来の経済や商売、サービスのあり方を予測するのは難しいが、顧客サービスが悪いものや、劣っているものは生き延びる事ができないと思われる。
例えば、銀行や証券会社、役所とか、土日にはやっていないが、そんな事で、今後、何十年続いていくものかどうか疑問はある。
フィンテック以前の問題かもしれんが、フィンテックの波の到来を考えると、365日、夜中でも稼働しているサービスができたなら、そちらの方に、人々は移っていってしまうのでないかね。

今までうまくやれていたから、今後も同じことをやるでは敗れるのだよね。
厳しい話ではありますが。

ま、自分もまだこの分野は研究ができていないので、これからだが、
ディスラプター
インステック
クラウドファンディング
アグリゲーション・サービス
モバイル・ペイメント
API
IoT(Internet of things)
PFM(パーソナル・ファイナンシャル・マネジメント)
仮想通貨
ブロックチェーン
など、理解を深めていく必要はある。

タグ:FinTech
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人口と日本経済 - 長寿、イノベーション、経済成長 [★本(経済)]


人口と日本経済 - 長寿、イノベーション、経済成長 (中公新書)

人口と日本経済 - 長寿、イノベーション、経済成長 (中公新書)

  • 作者: 吉川 洋
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2016/08/18
  • メディア: 新書



【目次】
第1章 経済学は人口をいかに考えてきた(日本の人口/中国の人口 ほか)
第2章 人口減少と日本経済(日本が消える?/超高齢社会の社会保障 ほか)
第3章 長寿という果実(先進国における出生率の低下/日本の出生率の推移 ほか)
第4章 人間にとって経済とは何か(経済とぜいたく/一国経済の活動水準ーGDPの計測 ほか)

--------------------

まとめると、この短い論文を読め、という事か。
「人口減少、イノベーションと経済成長」

まあ、人口が増えていく社会と、減っていく社会のどちらが繁栄に近いかと言ったら、当然、前者ではあると思う。
ただ、筆者は、人口が減っていく事に関して悲観的になるな、と言っている。
経済成長にとって大事なのは、人口増加ではなくて、イノベーションにより一人当たりの所得を増加させることであると。

人口に関しては、確か、比較的最近では、ドラッカーも、どうのこうのと言っていたような。
----
人口構造の変化こそ、ネクスト・ソサエティにおいてもっとも重要な要因であるだけでなく、もっとも予測しがたく管理しがたい要因である。
『ネクスト・ソサエティ』p18
----

未来はわからんからねえ。
国レベルでも、地球レベルでも予測する事は難しい。
何か事が起こり、激減する可能性だってあるし、突然、日本人が未来に希望を持ち始め、経済が大繁栄して、東北や北海道に大都市ができる可能性だって無いとは言えない。
避妊や堕胎等の問題も、現代は相当影響しているわけだし。

ただただ、忘れてはいけない事は、
シルバー民主主義を悪用し、政治が長期計画をしなくなる事は、よろしくない、という事だろう。
日本人は、人口が減っていく事に関して悲観的になるというよりかは、若者が未来に希望を持っていないという事が問題じゃないかね。

人々が貧しさから這い上がり、段々と多くの人々が豊かになっていく社会は希望がある。
ただ、「この先、いい事なんて大して無い」と思えば、希望は低下するわな。

既に、ある程度、物質的豊かである社会の目指す目標は、心の豊かさと、新たなフロンティアへの挑戦でしょう。
霊界の解明と、宇宙への進出か。

---------------------
↓日曜というのに何故か6:30に起きてしまった。寝たのは4:00なのに・・・。外を見たら虹が!
DSC_1723.jpg
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人工知能と経済の未来 2030年雇用大崩壊 [★本(経済)]


人工知能と経済の未来 2030年雇用大崩壊 (文春新書)

人工知能と経済の未来 2030年雇用大崩壊 (文春新書)

  • 作者: 井上 智洋
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2016/07/21
  • メディア: 新書



第1章 人類vs.機械
第2章 人工知能はどのように進化するか?
第3章 イノベーション・経済成長・技術的失業
第4章 第二の大分岐──第四次産業革命後の経
第5章 なぜ人工知能にベーシックインカムが必要なのか?

------------------
まず、AIやら人口知能に関する考え方は以前、『AIの衝撃 人工知能は人類の敵か』を書いた時と変わっていない。
機械製作や、コンピューターソフト開発の延長線上で、意志を持った存在が創れるわけではない。
あくまでも魂の真実を知らないと、人間や動物や植物、プランクトンでさえも創る事はできまい。

まあほんと、霊界科学が遅れ過ぎているよね。
もちろん、機械やソフトウェアなどは、今後、いくらでも進化していくだろうが、知能を創る事はできない、と断言してもいい。

そうした事が大前提になるけれども、
機械やロボットが高度になるにつれて、人間の仕事が、それらのものに代替されていくという事は、実際、そうだろうね。
10人でやっていた事が3人でやれるようになったり、機械+機械を動かす人程度でやれるようになってきたのは事実だね。
別に、これは昔から続いている事で、人口知能的なものができて初めて起こる事ではないよな。

ただ問題は、人類がフロンティアに行き詰っているという事ではないかね。
そして地球上では人類の数が100億になろうとしている。
これは仕事が全員に行き渡るためには、ものすごくアイデアを出さないといけない状態だ。

ま、日本だけをとっても、随分、仕事は中国などに奪われてしまいました。
かと言って、日本で新たな仕事がじゃんじゃん生まれているかと言ったらそうでもない。
これ、どう解決すべきか? なかなか頭の痛い問題です。
まずは、ベーシックインカムとか考えるより先に、仕事を増やす事に、もっともっと努力すべきではないかな?
本当に、本当に仕事を増やしていく事は不可能だろうか?
単純な仕事でなく、日本でやるべき仕事だけど。

うーん。
日本はもっと国家規模のプロジェクトをやるべきではないかな?
他の国がやってないようなビッグプロジェクトも、日本ならやるべきだろうな。
あと、幸福実現党が前から言っているように規制緩和とか古い法律の廃止とかも、ほとんど進んでないよな。
ベーシックインカムとかは最後に考える事じゃないですかね。
何もしないでお金だけ与えてプラプラする人の数を増やすって意味でもあるからね。
それは幸福と言えるだろうか?

この本の著者と、ちと自分の考えは違うかな?
人間はやはり仕事が大事ですよ。
必ずしも食べるための仕事だけではないが。

宇宙に進出して、スペースブラザースの一員になったとしても、仕事によって人間は成長していくのではないかね。
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デービッド・アトキンソン 新・観光立国論 [★本(経済)]


デービッド・アトキンソン 新・観光立国論

デービッド・アトキンソン 新・観光立国論

  • 作者: デービッド アトキンソン
  • 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
  • 発売日: 2015/06/05
  • メディア: 単行本



はじめに 日本を救うのは「短期移民」である
第1章 なぜ「短期移民」が必要なのか
第2章 日本人だけが知らない「観光後進国」ニッポン
第3章 「観光資源」として何を発信するか
第4章 「おもてなしで観光立国」にニーズとビジネスの視点を
第5章 観光立国になるためのマーケティングとロジスティクス
第6章 観光立国のためのコンテンツ
おわりに 2020年東京オリンピックという審判の日

---------------------

ここ数年、都内では外国人の数が多くはなったと思う。
欧米人の姿を見かける事も、それ程珍しくなくなった。
日本人かと思っても、実は中国語で話をしていたりもする。

ただまあ、そうした状況にあっても、国別の海外からの観光客の数という見方からすれば日本の位置は非常に低い。
一位のフランスは日本の半分の人口だけれども、海外から年間8,000万人以上来るらしい。フランスの人口以上の人が来ている。
そして、観光客が多い順に、アメリカ、スペイン、中国、イタリヤ、トルコ、ドイツ、イギリス、ロシア、メキシコ・・・、と続いている。
タイは2,500万人くらいで、日本は増えたと言っても1,300万人くらい。
「韓国より下って、ホントそれでいいの?」とも感じる。
≪ホント、申し訳ない言い方だけど、韓国って見て回るものは、日本よりずっと少ないと思うのだが・・・≫
(本の中の統計ではなく、最新の統計)←2014年 世界各国、地域への外国人訪問者数 (JNTO)
最近、京都が、観光地満足度かなんかで一番を取ったと思うけど、数から言えば一部の人々の感想と捉えた方がよいと思う。

まあ、日本のこうした事も、戦後の自虐史観が影響していたのかもしれない。
日本の歴史遺産も、文化財も、過去の偉人も、大した事が無いと思えば、わざわざ世界から来てもらう程のものではない、と、なってしまう。
と言っても、国の歴史から言えば、観光地として栄えている世界の国々よりも、ずっと古い歴史を持っているわけです。
世界の人が、あまり知らないような偉人も多い。

しかし、日本語の壁もあり、日本は世界への発信が見劣りする事は、前々から言われていた。
従軍慰安婦や南京大虐殺で、とんだデマを流され、何年もほっておき、中国、韓国の多弁さに負けてしまう状況も続いていた。
だからまあ、発信すると同時に、世界の人々を日本に来てもらい、満足して帰ってもらう。
そうした事も今後、とても必要であろう。

来てもらったのはよいが、「もう二度と訪れないでしょう」と思わせては駄目だ。
世界の人々に、「日本にまた来たい」と本当に思ってもらうような対応が必要だ。
ま、いろいろ書いてあるので、まず読んでみてください。

移民を受け入れるのに時間がかかるなら、まずは観光客を多数受け入れて国際化していく。
それをやっていかなければ。
リニアか新幹線を、成田-東京に走らすとかも10年以内にはやれんかねえ?

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ロボット革命 なぜグーグルとアマゾンが投資するのか [★本(経済)]


ロボット革命 なぜグーグルとアマゾンが投資するのか(祥伝社新書)

ロボット革命 なぜグーグルとアマゾンが投資するのか(祥伝社新書)

  • 作者: 本田幸夫
  • 出版社/メーカー: 祥伝社
  • 発売日: 2014/12/01
  • メディア: 新書



目次
第1章 グーグルとアマゾンはなぜロボットに投資するのか
第2章 日本のロボット技術は世界一か?—ソニーの挫折とパナソニックの挑戦
第3章 ロボットは人間を超えるか
第4章 ロボットは人間の仕事を奪うのか—「ロボット革命」の光と影

---------------

今の日本は、産業用ロボットでは他国をリードしているが、ヒューマノイドタイプとかになると、なかなか実用化が難しいみたいですね。
ただ自分は思うのだが、最初からコンピューターにすべてやらそうと思うところが困難さを増徴させているのではないか?
まずは、人が乗って動かす、ガンダム型、マジンガーZ型を目指すべきではないか?
そして、ある程度のシールド技術を開発して、放射能から防御されて操縦できれば原発事故対策にもなりますわな。
やっぱ、最初から人間型を自動で動かすのは、難易度が高すぎるだろう。
もちろんこれは、軍事にも使用可能となるでしょう。

まあ、アメリカも、かなり軍事用ロボットには力を入れているだろうけど、やはりそれは当然の方向性であると思う。
戦場は過酷な条件下であるし、肉体に防弾チョッキ程度では、弾丸が一発当たっただけで、もう動けないからね。

なずは、操縦できる高機能人間型ロボットを開発し、防衛省に購入してもらう。
そして、そのモビルスーツの性能を上げていき、その後、自動操縦とか自立行動可能なものに仕上げていく。
そうなって初めて、鉄腕アトムとかロボコンみたいに民間転用も可能となると思うのだ。

最初から民間オンリーを狙うなら、かなり おもちゃっぽいものからスタートせざるを得ないかな。
うーむ、
無人機や自動操縦の車をロボットというカテゴリーに入れてよいものか?

あとこの本の著者さんは、人口知能が発達すると感情が生まれるんじゃないかと、なんかどうも思っているのかわかりませんが、最終的に”魂”が宿らないとそれは無理でしょう。
そちらの方面に関しては、霊科学が進歩しないと決してわからんと思いますが。

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増税が国を滅ぼす 保守派が語るアメリカ経済史(再) [★本(経済)]

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この本については、過去取り上げて、ブログの右脇にもずっと載せているけど、マジでホント、いい加減、日本国民は、財務省主導による「増税しないと国が滅びる」キャンペーンの嘘に気がつかないとイカンだろ。
日本は既に、かなりの増税国家であり、おそらく今の財務省×自民党の組み合わせであれば、国家財政はいくら税金があっても足りない状態が続くでしょう。
あっちからこっちから税金を取れるだけ取っている。
そして、日本は相続税とかも世界一高いレベルじゃないか。

まあそうした事が嫌で、一時期、民主党政権になったんだろうけど、民主党政権は更に悪かったわけだが・・・。
特に国防危機、株価低迷は、日本を沈没させる寸前でした。

しかし、民主党政権よりはマシな自民党 安倍政権ではありますが、本当にマジで、日銀を説得して大幅な金融緩和をやったアベノミクスというやり方は、その前、数年間、大川総裁と幸福実現党が、何度も何度も、金融緩和をしろ、と言っていたからやったのです。
絶対にこれは、自民党から出た政策ではないのです。

自民党は、全然、経済政策など知らないのです。
知っていたら、消費増税して税収を増やすなど、シラフで言いはしないのです。
こうした本だって、ろくに読んでいないのでしょう。

はっきり言って、もう自民党政権では、日本の経済を伸ばしていく事は難しいと思う。
というのも、金利が物凄く低い状態で、人々がお金を借りて、新たな投資をしないという事は、もはや人々の心からチャレンジする精神が失われているという事。
確実に袋小路に入っています。
私立の新しい大学 幸福の科学大学も不認可にするとは。

この国の未来を切り開きたい人は、幸福実現党にすべきです!!!

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アベノミクスとTPPが創る日本 [★本(経済)]


アベノミクスとTPPが創る日本

アベノミクスとTPPが創る日本

  • 作者: 浜田 宏一
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



第一部 アベノミクスが創る日本を知る
第二部 TPPが創る日本を知る

本当に安倍さんが経済を知っていてアベノミクスとかやっているのなら「消費税増税」はしないでしょう。
こないだ大川総裁も語られていたように、増税しては経済のパフォーマンスがずっと下がるのは当然の事じゃないですか。
そんな消費税上げたところで、出る方が大き過ぎるので財政再建などできないでしょ。
それよりかは、景気を更に長期間上げて、税収増を目指す方がいいにきまってるのにな。

それと、前、高橋洋一氏の本にも書いてあったように、財政再建を目指すなら、国の資産をもっと民間に売却してもらわないと。
そりゃ、財務省だって売れるものは売ってもらわないと。
天下り先の半民半官なども率先して売っぱらってもらわないと。
NHKなども料金を取り続けるんなら、中東やアフリカ、中南米、アジア諸国、チベット、ウイグルなどに人をどんどん派遣し、世界の真実を報道してくれ。
日本国内は民放に任せて、地球全体の真実を命をかけて報道してもらいたい。
日本人に足りないのはグローバルな視点なのだ!

うーむ、しかし、政治家も経済人も、あと、当たり前だが役人も、消費増税をあまり恐れていないようだが、けっこう厳しいのではないですかね。
はっきし行って、個人的にも景気が下降するのは困るんだよねえ。

You must raise your souls through many sufferings and you must get important lessons from your life.
ということか・・・。

TPPに関しては、どんどん進めて中国包囲網を建設してもらいたい。
いずれにせよ貿易がWIN-WINの関係で活発化する事は良い事だ。


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日本は世界1位の政府資産大国 [★本(経済)]


日本は世界1位の政府資産大国 (講談社プラスアルファ新書)

日本は世界1位の政府資産大国 (講談社プラスアルファ新書)

  • 作者: 高橋 洋一
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2013/10/22
  • メディア: 新書



序章 世界一の政府資産を持つ日本
第一章 捻出できた震災復興費――消えた三〇兆円
第二章 財務省が仕掛ける大増税時代
第三章 掘り起こした四六兆円の埋蔵金
第四章 税金は公務員のために
第五章 天下り法人全廃で二〇〇兆円
第六章 政府資産売却――アベノミクス四本目の矢
第七章 売れない固定資産からカネを生む方法
第八章 一〇〇兆円の外為特会はいらない
終章 役人が狙う年金準備金一〇〇兆円

良書だと思う。
日本という国を繁栄国家とするために、財政、税金、公務員などについても考える必要があると思うが、この本は読んでおいて、今後の改革の題材にするべきでしょう。

さすがは元大蔵官僚の高橋洋一氏である。
今の日本の財務省を筆頭とした官僚の「こそこそしたズル賢さ」を、公にしてくれました。

財務省とか、霞が関官僚にとっては裏切り者になるのかもしれないけれど、そもそもズルをして、自らの保身にこだわる官僚体質など、全く大多数の日本国民にとっては迷惑この上無い。

日本という国が、まだまだ社会主義国家から決別できない大きな原因の一つが、この本に書かれているような事でしょう。
はっきり言って、財務省も、日本の国益を最優先にせず、財務省の利益を第一に考えて、今後もやっていくならば、財務省自体を解体して、別のものにした方が良いだろうな。

本の簡単な内容は、出版社のHPを見てもらいたい。
講談社+α新書

来年春から消費増税を行う事に、今現在では決まってしまっていますが、ホント、財務省の戦略に引っかかってしまって、マスコミも政治家も情けない限りです。
消費増税は撤廃し、財務省を中心に、売却できるものは売却させ、うやむやにさせない事です。ダラダラさせたら絶対にうやむやにしてくるからね。
為替操作のための100兆円なども、全然そんなにある必要無いわけだし。

ま、ズルさをあげていけばきりが無いですので、是非読んでみてください。

------
あと、NHK の解体も今後、必ず行われるのではないかな。


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2020年の産業: 事業環境の変化と成長機会を読み解く [★本(経済)]


2020年の産業: 事業環境の変化と成長機会を読み解く

2020年の産業: 事業環境の変化と成長機会を読み解く

  • 作者: 野村総合研究所
  • 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
  • 発売日: 2013/06/07
  • メディア: 単行本



第1章 2020年の事業環境―日本企業を取り巻く環境の変化と求められる変革の方向性
第2章 産業セクターごとにみたビジネスチャンス1 2020年の自動車産業
第3章 産業セクターごとにみたビジネスチャンス2 2020年の電機産業
第4章 産業セクターごとにみたビジネスチャンス3 2020年のエネルギー産業
第5章 産業セクターごとにみたビジネスチャンス4 2020年のICT産業
第6章 産業セクターごとにみたビジネスチャンス5 2020年の運輸業
第7章 産業セクターごとにみたビジネスチャンス6 2020年の金融業
第8章 産業セクターごとにみたビジネスチャンス7 2020年のヘルスケア産業

---------------
さすがNRIである。
ほとんど通産省の資料みたいで、なんかあまり創造的ではないよな。
ま、どの分野も、一生懸命、資料を読み込めばだいたい察しがつく結論と言えましょうか?
「~の可能性もある。」とか、
期待される。
見込まれる。
考えられる。
といった感じだよね。
未来については流動的なので、そりゃ仕方がない事ではあるが。
でもって、この本の対象は大企業でしょうか?
どうも、一般庶民が起業のためのネタを仕入れる内容ではないよな。

もう少し民間のシンクタンクなのだから、もう少し日本の国力をガーッと上げる、希望を込めた内容にした方が良い。
航空宇宙産業が無いのは全く理解に苦しむ。
あと、軍需産業も無いよ。
中国は宇宙からの攻撃兵器だって造っているでしょう。
国防を上げないと日本そのものが無くなる可能性だってある事も、シンクタンクなら理解しておかないとな。

あと、もう、この国で神の如く人々に価値観を植え付けているマスコミ、メディア業界をどう良い方向へ導くかだな。
ここが日本の殺生与奪の権を握っているからね。

で、話は飛びますが、原発は早く本稼働させた方が良い。
中国の防空識別圏って、今は空だけの話だけど、当然、この先は海上も制圧する方向で来るだろうから、日本のシーレーンも脅かされるでしょ。
火力発電とかに偏りすぎると、石油が日本に届かなくなってしまったら、中国の言う事を聞かざるを得なくなってしまう可能性があります。

習近平の霊言ではないけれど、ホント、自分で自分の首を絞めて日本は何をやっているのでしょうか?

マジメに国防に目覚めろ!

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そして日本経済が世界の希望になる [★本(経済)]


そして日本経済が世界の希望になる (PHP新書)

そして日本経済が世界の希望になる (PHP新書)

  • 作者: ポール・クルーグマン
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2013/09/14
  • メディア: 新書



第1章 「失われた20年」は人為的な問題だ
第2章 デフレ期待をただちに払拭せよ
第3章 中央銀行に「独立性」はいらない
第4章 インフレ率2パーセント達成後の日本
第5章 10年後の世界経済はこう変わる

ポール・クルーグマンさんはアベノミクスを高く評価しています。
そしてまあ、大まかに述べたい事は、章題の第1~3章そのものですね。
もう結果は出ています。
日銀と、日銀御用学者は20年間、間違った政策を行っていたという事です。
デフレ政策は間違っていた事は、
逆の政策であるアベノミクスを実施して、ほぼ結論は出ています。
ホント、ここ20年の日銀の罪は重いですよ。

デフレ政策は、人々を苦しめていたのです。
それをはっきり認めましょう。
景気が沈滞して、給料も株価も上がらず、GDPも20年間変わらずなんて、民間企業で仕事をしている人々や、主婦の皆さんだって喜ばしい事では無いですよ。
そんな当たり前の事を認めない経済学者、評論家、政府機関などクビにした方が良い。

あと、
この本にも書かれていますが、
「緊縮財政で経済が良くなる」と思っている人々も、ホントいい加減にしないといけません。
失敗に継ぐ失敗を重ねて、ヨーロッパの経済など、ボロボロになってしまいました。
緊縮政策を強いられた国は、その逆効果の度合いは緊縮の度合いにおおよそ、比例しているとのことで、IMFは緊縮財政を謝罪したとの事だ。

で、大事なとこだけど、クルーグマンは、日本はOECDのアドバイスを無視しろ、と言っています。IMFやOECDが、日本に対して消費増税しろと言っている事にです。ま、裏で財務省がからんで言わせているのでしょうが、断固として跳ね除けるべきですね。
1997年に日本が消費税を3%から5%に上げ、経済がガタガタになり、その後、随分と国家予算をつぎ込みましたよね。
財政赤字なるものも、それでググっと増加した。
当然、世界の政治家、経済関係者はその事を知ってますよ。
同じ事を繰り返したら、もう、消費増税に賛成した学者、財務省、政治家は、世界の冷笑の的になります。
馬鹿を通り越して、切腹してもらわにゃいけないでしょう。

諮問委員会か何だか知りませんが、消費増税に賛成した方々は、同じ事を繰り返したら”切腹”する覚悟はできているんでしょうね!!!とにかく、クルーグマンも、消費増税には断固反対なのです。


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航空機産業のすべて [★本(経済)]

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航空機産業のすべて


はしがき
序 章 日本の航空機産業の隆盛に向けて
第1章 なぜ航空機なのか - 特質と重要性
第2章 いま日本の航空機産業はどうなっているのか
第3章 航空機分野と民生分野はシナジー効果が絶大
第4章 航空機と構成品の開発プロセスを知る
第5章 航空機産業界の構造と動向を見る
あとがき
参考文献
索引

第二次大戦時、日本は、かなり高性能な戦闘機、飛行艇などを製造したのだが、ちょっと見る影も無い状態だよね。
海軍機は零式艦上戦闘機、紫電改、二式大艇、陸軍機は、隼、飛燕、疾風など、挙げたらきりがない程、多くの航空機を製造し、試作機も多数手がけた。

もちろん、戦後、アメリカが日本に飛行機を造らせず、日本の航空産業を弱めてしまったのは一つの理由ではあるが、本当にやる気があれば、もう少し何とかなっただろう。
ま、国土の大きさから見て、鉄道や自動車の方が便利だったというのもあるが。

ただ、いつまでも自動車で満足していてはいけないな。
未来の移動手段、輸送手段として航空機をもっとやらなければいけないと思う。
これは、アメリカ依存からの脱却の手段でもあるのだ。
当然、アメリカは日本が航空産業に本格的に進出する事は嫌がるでしょう。
自動車で負けて、次は航空機でも、と気が気でないのはわかる。
ならば、なるべくアメリカの航空産業とWIN-WINの関係になる様なやり方をすべきか。

いずれにせよ、日本はもう自動車が増えすぎた。
空を使おうや。
といっても狭い国土で多数の航空機となれば、それなりに安全対策が必要になる。
レーダーやセンサー、航行・管制システム、などの安全と、エコに関わる分野を飛躍的に発展させるしかない。
飛行場の整備や、機体の整備も重要だ。
そして、空母からの発艦の様に、短時間で短い距離で飛び立てる事が望まれる。

今、ホンダジェットの値段は3億5千万くらいかな?
ちょいと普及させるには高いね。
1億円以下くらいで自家用レベルのが出て来るべきだな。
うーん、ただ、リニアも時速500キロくらいは出るから、大量輸送はリニアでいいとは思う。

まずは、北海道と離島系は、法規制を緩めてやっていきたいね。
北海道では、都市部以外は小型ヘリなども自由化したい。
幸福の科学大学でUFOを造ってしまえば、ヘリとか過去の遺物、骨董品になってしまうが、それまでの間のつなぎは必要だよね。

日本の航空産業を、今の100倍、発展させよう!!!


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アメリカは日本経済の復活を知っている [★本(経済)]


アメリカは日本経済の復活を知っている

アメリカは日本経済の復活を知っている

  • 作者: 浜田 宏一
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2012/12/19
  • メディア: 単行本



序 章 教え子、日銀総裁への公開書簡
第1章 経済学200年の歴史を無視する国
第2章 日銀と財務省のための経済政策
第3章 大不況の真犯人
第4章 それでも経済学は日本を救う
第5章 2012年2月14日の衝撃
第6章 増税前に絶対必要な政策
第7章 「官報複合体」の罠
終 章 日本はいますぐに復活する

今まで、このブログでも日銀の政策の批判は随分してきたが、やっと政治家も、人々も、その間違いに気がつき、正しい金融政策を行う様になってきた感じだ。

2013/2/3 株式市場に個人回帰、新規口座開設急増

ここ数年の日銀や財務省に対する発言や行動を見ていて、大川総裁、幸福実現党の活躍が大きかったのは、この日本社会の情勢を、偏見なくウォッチしている人ならわかるはずです。
少なくとも、政党だけで見ても、日銀、財務省の政策を「間違っている」と明確に批判していたのは幸福実現党だけです。
インフレ・ターゲットも、数パーセントに設定すべきであると、ずっと言っていました。
日本のマスコミや、政治家の多くは言いませんが知っているはずです。
浜田宏一さんは、あまり日本にいないせいか、マスコミが報道しない事はなかなかわからないのかな?
マジで大川総裁、幸福実現党は、相当、いろいろとやっていたのです。

2012/1/2 日銀総裁とのスピリチュアル対話(白川日銀総裁守護霊の公開霊言)

2012/1/3 「もしケインズなら日本経済をどうするか」

1/27(金) 全国書店にて緊急同時発刊予定!!
『日銀総裁とのスピリチュアル対話』&『もしケインズなら日本経済をどうするか』(幸福実現党 発行)

ここいら辺が、第一段のパンチとして、かなり効いたのは間違いありません。
確か、日銀前でも大量に献本したんだよね。
で、その後も、中途半端な日銀に対して批判は続いていたと思います。
元幸福実現党党首 ついきさんも随分 日銀、財務省批判はやっていました。

こういうのもあった。
平成の鬼平へのファイナル・ジャッジメント―日銀・三重野元総裁のその後を追う

そして、ここに来て、自民党 安倍政権が強烈に日銀に政策変換を迫りました。
時間はかかりましたが、今、やっとここまで来たかー、といったところです。

もちろん
高橋 洋一氏
岩田規久男氏
の日銀批判も続いていました。
『未来ビジョン 元気出せ!ニッポン!』-「インフレ目標でデフレ脱却」岩田規久男さん

自分も、けっこう長い事、日銀の事は書いてたよな。
日銀の大罪
『日本銀行は信用できるか』の再読
日本を衰退させる勢力との闘い
など。

この浜田宏一氏の本は、この2日くらいで読みましたが、今までの日銀の政策の誤りを、経済学者側から批判した総括になりましょうか。
もう少し早く出てもらいたかった本です・・・。
なかなか経済学者が個人で多く(日銀、財務省、マスコミ、御用学者など)を相手に闘うのは難しいですがね。

----------
しっかし、今の株価の復活、円高是正などは、どういった金融政策が正しいのかを実際に証明してしまっているだろう。
今まで日銀側で「よいしょ」していた経済学者、政治家、評論家、マスコミ などは一覧を作って公開しなくてはいけないね。

まあ、本当に深く反省すれば過去の罪は問いませんが。


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大解剖 日本の銀行―メガバンクから地銀・信金・信組まで [★本(経済)]


大解剖 日本の銀行―メガバンクから地銀・信金・信組まで (平凡社新書)

大解剖 日本の銀行―メガバンクから地銀・信金・信組まで (平凡社新書)

  • 作者: 津田 倫男
  • 出版社/メーカー: 平凡社
  • 発売日: 2012/01/15
  • メディア: 新書



第1部 銀行を解剖する
 (銀行とは何か/銀行のウチとソト)
第2部 現在の銀行の置かれた状況を知る
 (最新、大手五行のお家事情/大手に続く第二、第三勢力の課題/実質銀行である信金、信組)
第3部 銀行の喫緊の課題を探る
 (地方金融機関という呪縛と国際化/他業態からの進出)

銀行の親玉である日銀に貧乏神の総裁がいると、当然その影響は日本の全銀行に伝染していくだろう。
銀行が貧乏神に憑依された状態では、やはり日本経済を立て直す事は難しい。
かと言って、衰退するのを待っているのではダメであって、頑張ってやってもらうしかない。

ま、ただ、著者も語っているが、今の日本の銀行はつまらんと思う。
テレビドラマで銀行員が主役のものなんて、見る前から「つまらなそう」と思われてしまうかもしれない。
そもそも、そんなドラマも映画も無いか。

故に、ここに改革のメスを入れていく必要があると思う。
そもそも、「仕事がつまらん」というのは、あまり良い事ではない。
役所とか、公立学校とかにも言えるかもしれないけれども、規制とか、押し付ける側のエネルギーが大きい仕事は、基本的につまらなくなるのだと思う。
それと、威張るのは良くない。
出世しか頭に無いのも良くない。

そんなのでは無いのだ!
もっともっと仕事に命をかけられる大胆な発想と行動を取り込んでいかないといけない。
そこのキーは、社会の人々に対する愛なんじゃないかな。
この世界を良くしたい、という愛が必要だ。
自分も長い事、銀行を客先として仕事をしているので、人々の感覚はよくわかるんだけど、やっぱ改革が必要だよね。
規制とか、セキュリティだとかに、もの凄くがんじがらめになっている状態を、もうちっと開放的にしたいものだ。
伝説の銀行マンとか、銀行ウーマンとかに出て来てもらいたい。
仕事には情熱が必要だ。
もう改革だ! 企業の革命だ!!

ちっと、Rolling Stones を聴きながら書いているので、どうも内容ヘンかな・・・。

タグ:日本の銀行

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「TPPは国を滅ぼす」の極論 [★本(経済)]


TPPは国を滅ぼす (宝島社新書)

TPPは国を滅ぼす (宝島社新書)

  • 作者: 小倉 正行
  • 出版社/メーカー: 宝島社
  • 発売日: 2011/05/09
  • メディア: 新書



第1章 TPPとアメリカの思惑
第2章 推進派と反対派の暗闘6カ月
第3章 犠牲にされ続けた日本の農業
第4章 TPPで日本はこうなる
第5章 TPPと日本農業の両立はあり得ない
第6章 国会でどのように議論されたのか

TPPとは?
Trans-Pacific Partnership、またはTrans-Pacific Strategic Economic Partnership Agreement
環太平洋戦略的経済連携協定の略称。
シンガポール、ニュージーランド、チリ、ブルネイの4カ国が参加する自由貿易協定で、2006年5月に発効した。
TPPは、加盟国の間で取引される品目に対して関税を撤廃原則的に100パーセント撤廃しようという枠組みである。工業製品や農産品、金融サービスなどをはじめ、全品目について、2015年をめどに関税全廃を実現するべく協議が行われている。
2010年11月の時点で、米国、オーストラリア、ペルー、ベトナム、マレーシアの5ヵ国がTPPへの参加を表明し、次いでコロンビアやカナダも参加の意向を表明している。

---------------------
今回読んだ本は、完全にTPP反対派の人の本です。
今、米には778%の高率な関税がかけられていますが、米を自由化したら日本の米の9割が輸入米になると言っています。
そして、北海道以外の酪農はほぼ全滅。
水産業にも甚大な被害。
食料自給率は、40%から13%になると試算している。
農林水産省とか北海道庁の試算らしいが。
あと、食品添加物が増加し、医療の自由化により、必要な医療も受けられない人も出てくるとか・・・。

ま、はっきり言って、これでもか、これでもか、といった具合にTPPに加入したら地獄の様相が展開されるような事ばかりが書かれています。
これでは全く一方的で議論にはならんでしょうね。
マイナス面のみ主張して、プラス面は全く無いのでしょうか?

まあ一生懸命TPP加入で日本の農業等の壊滅を説明しているのですが、逆に言えば、いったい日本人は、いかに食料に高いお金を払わされているか、という事にもなってしまうのですよね。
食料自給率を上げるために、いったいどのくらいのコストがかかるのか?
こういった事も当然、検討していかなくてはいけない事であって、何が何でも日本で作らなくてはいけない、と、決め付ける必要も無いと思われます。

オーストラリアの畑とか、牧場の一部を、円高メリットで買って、そこで大量生産して日本に持って来る、とかは、全く想定外なのでしょうか?
どうも、日本の農業は、ちと、保護され過ぎているのではないかね。
例えば、コンピューター業界なんてのも厳しいですよ。
過労死とかもありますからねえ。
で、お客には安くぶっ叩かれて、高品質のものを、あまりコストをかけないで作らにゃイカンので、そりゃ厳しいでっせ。
家電とかでも、サムソンが安いとなれば、SONYやPanasonic でなく、そちらを選ばれてしまいますよね。

それと、どうもこの本を読んでいて、なんか逆に、日本の農業に対する評価が低すぎる感じがしますよね。
日本の米を日本人がそう簡単に捨て去るとは思えないのだが。
日本の米の9割が滅びるなんて本気に試算しているのなら、逆に日本の米を馬鹿にし過ぎているように思えますよ。

ま、ただ、総合的に言って、やはり、これからの時代、何十年も同じ調子で仕事が続けられる社会か、というと、そうではないと思うのですよね。場合によっては、産業全体が入れ替わってしまう事もあり得るのです。
今のままでは日本の農業は、高品質ではあるが、維持するのに非常に高いコストが必要という事で、鎖国政策以外に生き残る方法は全く無い、という事になってしまいます。
新しい農業に進化していかねばならんと思いますね。

ま、国家の方針としては、自由化が基本であるが、その反面、新産業育成に関して、失業の恐怖が無い役所や公務員が、自分の事の様に思って民間に協力していかねばならんと思う。


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