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戦える”自衛隊へ 安全保障関連三文書で変化する自衛隊 [本(軍事)]


“戦える”自衛隊へ 安全保障関連三文書で変化する自衛隊

“戦える”自衛隊へ 安全保障関連三文書で変化する自衛隊

  • 出版社/メーカー: イカロス出版
  • 発売日: 2023/10/30
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



目次
序章 安全保障関連三文書で日本はどう変わる?
第1章 スタンド・オフ防衛能力―射程三〇〇〇キロメートル ケタ違いの長射程装備を自衛隊はどう用いるのか
第2章 統合防空ミサイル防衛(IAMD)―弾道ミサイル、極超音速兵器、無人機…空の脅威から日本を守る新たな防空態勢
第3章 無人アセット防衛能力―現代戦に不可欠な「無人兵器」が、将来の自衛隊の姿をどう変えるのか?
第4章 領域横断作戦能力―宇宙・サイバー・電磁波 「領域」をいかに連携させるのか
第5章 指揮統制・情報関連機能―「叩きたい相手」と「叩く手段」をマッチングさせる
第6章 機動展開能力・国民保護―東西一〇〇〇キロメートル、南西諸島への展開を支える輸送力
第7章 持続性・強靱化―進化を続ける自衛隊だが、足腰の部分はどうだ?
終章 「戦うため」でなく、「戦いを避けるため」の防衛力

-----------------------------

今回のThe Liberty の後ろの方のページに「ニッポンの新常識 軍事学入門」安保三文書を評価する(後編) 海上保安庁は自衛隊と協力しないのか
矢野一樹
という2ページばかしの記事がある。

ま、前回は(前編) だったわけだけど、
ある程度、政治・軍事等に関心を持っている人であれば、ここいら辺の知識も押さえておく必要があるでしょうね。
もともと自分も関心がある分野なんですが、ちょっと日本政府の防衛観念が、あまりにもチンタラしているので「遅い!!! 遅すぎる!!!」てな感じで、意識が遠のいていたのだが、ちとまた研究再開が必要かなと思い、手始めとして、この本を買って読んだ。
けっこう軍事関係は、常に変動しているので、昔の知識だけでは通用しない部分もある。

前編に書いてあるけれど、安全保障関連三文書 というのは、
国家安全保障戦略
国家防衛戦略
防衛力整備計画
の事で、2022年12月に、これらが改訂されたとの事。

詳しくは、また書きたいが、
朝鮮半島、台湾に関して、以前にも増して「緊急」ランプが点滅はしている。
その時に日本は対処できるのか?
というとこだよね。


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シミュレーション日本降伏 中国から南西諸島を守る「島嶼防衛の鉄則」 [本(軍事)]


シミュレーション日本降伏 中国から南西諸島を守る「島嶼防衛の鉄則」 (PHP新書)

シミュレーション日本降伏 中国から南西諸島を守る「島嶼防衛の鉄則」 (PHP新書)

  • 作者: 北村 淳
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2019/06/29
  • メディア: 新書



【目次】
序章 日本降伏ー釣魚島灯台作戦
第1章 島嶼奪還という愚策
第2章 島嶼防衛の鉄則ー海岸線に上陸させないこと
第3章 自衛隊と人民解放軍の「現実」を比較する
第4章 米軍依存と平和ボケの無限ループ
第5章 どうすれば「接近阻止」ができるのか
終章 真の独立国へ

---------------------------------------
アメリカとイランの関係が危ないが、
香港、台湾、尖閣の方も危ない。
台湾の選挙も11日に迫っている。

蔡総統、軍ヘリ墜落受け「国防軍事会談」招集 安全保障の徹底指示/台湾

まあ、幸福の科学総裁は、いろいろ語っていますので、
真実を知りたい方は幸福の科学の支部に行って、こないだの御法話を見ていただければと。

で、この本だけど、去年ブログに載せたと思っていたのですが載せていなかったので載せます。
北村淳氏は、非常に優れた軍事評論家だと思います。
とても参考になるところが多いです。

この本では、まず島嶼防衛では駄目、という事を語っています。
一度、占領されてしまった島嶼を奪還する事のリスクですね。
まあ、「空母いぶき」などでも奪われた島を奪還しに行って、敵の大群に返り討ちに合うような感じだったと思いますが、確かにかなり危険ではありますね。
うーむ、ただ、島を攻撃するのと守るのでは、たいていの場合、島は最後は袋のネズミになりがちなので、100%間違った作戦ともいえないかもしれないが。
危険なのは、そちらに戦力を取られ、全く別のところから攻撃を受ける可能性があるところでは?

基本的に、現在の中国軍に比較して、自衛隊の兵力が不足している事が一番の問題。
以前、北村さんが書いた本のように、トマホークミサイルを1000発くらい配備していたら、戦力の拮抗状態に持っていけたかもしれないが、日本の政治家で軍事に秀でた人などほとんどいないから、ちょっとダメでしたね。

新型地対空弾を沖縄に優先配備 中国想定、3年3月までに

実は「地対艦ミサイル先進国」日本の実力

しかし、問題なのは、数年後ではなく、例えば、今年何か起こったら!
といった問題でもあるのだよね。
相手の戦力がそろう前に攻撃するというのが非常に有効である事を知っているのは中国の方かもしれない。
そもそも現在の日本は、中国からミサイルの飽和攻撃を受けて対処可能なくらいミサイルの備蓄があるのであろうか? 1発撃ち落とすのに2発必要な事を考えてみても、防衛側は攻撃側より戦力が多くないと厳しい。今は逆の状態だろう。


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日本のIT産業が中国に盗まれている [本(軍事)]


日本のIT産業が中国に盗まれている

日本のIT産業が中国に盗まれている

  • 作者: 深田 萌絵
  • 出版社/メーカー: ワック
  • 発売日: 2019/01/17
  • メディア: 単行本



プロローグ——日本人にとって本当の戦いが始まった
第一章 ITへの無知が国を亡ぼす
第二章 半導体業界を支配する闇社会
第三章 スパイ合法国家の末路
第四章 日本を脅かす悪のトライアングル——中国・北朝鮮・台湾
おわりに——人権のパラドックス

ーーーーーーーーー

勉強になります。
日本人はお人好しすぎて、ちょっと今のままではマズイでしょうね。
東芝やシャープも単に経営がどうのこうのというだけではなさそうですね。
筆者さんも、大変ご苦労されたようで、本までだされて危機を訴えています。

ちょっと、民間で防衛できるレベルを優に超えていますね。
国会議員はもっとちゃんと仕事をしないとね。
本当に、今のままでは日本の技術が、どんどん流れていってしまう。
由々しき事態である。

台湾も、新日という言葉だけでは済まされないところがある。
なんだかんだ言っても、中国共産党系、旧国民党系の暗黒面の影響は、かなりあると言わざるを得ない。

あまりに他の人に対して不信感や猜疑心を持つ事は地獄的な事ではあるが、
正直者が馬鹿を見て騙される世界も断じて許すべきではないだろう。

筆者さんが言うように、現時点では、そうした防衛系のシンクタンクも必要性が大有りですな。
The FACT でも、今後、こうした話題を大々的に取り上げていただきたいと思う。

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AI戦争論――進化する戦場で自衛隊は全滅する [本(軍事)]


AI戦争論――進化する戦場で自衛隊は全滅する

AI戦争論――進化する戦場で自衛隊は全滅する

  • 作者: 兵頭二十八
  • 出版社/メーカー: 飛鳥新社
  • 発売日: 2018/04/10
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



当たり前だが自衛隊は、今の日本では欠かせない存在です。
そして、自衛隊員の意識と技能のレベルは高く、装備品も、それなりに優れたところがある。
ただまあ、欠けていると思われる点を、見抜いて、その部分を改善・強化していく事は、負けないために必要な事です。
当然、仮想敵国は、相手の弱点を突いて来る、と思っていた方がよいと。

自分は、この本を読んでいて、兵頭さんの意見に、納得できる点と納得できない点とがあるが、常日頃軍事を研究している方ですので、いろいろ参考にはなります。

最近、自分は少し軍事に疎い感じですが、
小銃用高性能暗視装置
偵察用小型ドローン(陸上、海上)
離島偵察用UAV(無人機)
などは、早めに装備、実用化した方がいいのではないかと考えます。

ま、あと、これは前から言われている事でもありますが、
通常戦闘だけでなく、日本国内でテロを起こされる可能性にも対応策が必要でしょうね。
考えたらきりが無いとも言えますが、
基地、レーダーサイト、弾薬などの備蓄庫、発電所、コンビナート、燃料備蓄施設、ダム、浄水場、金融拠点、港湾、飛行場、通信施設、宇宙関連施設なども、警察や警備会社も含めて、防衛体制を整える必要はあるでしょうね。

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日本の軍事力 自衛隊の本当の実力 [本(軍事)]


日本の軍事力 自衛隊の本当の実力 (ベスト新書)

日本の軍事力 自衛隊の本当の実力 (ベスト新書)

  • 作者: 中村 秀樹
  • 出版社/メーカー: ベストセラーズ
  • 発売日: 2017/07/08
  • メディア: 新書



今年の日本の夏は、水系の災害がすこぶる多い。
少し前までは「ゲリラ豪雨」という名称で済まされていたものが、今年は何十年に一度クラスの集中豪雨が日本の各地で頻繁に起きている。
今も九州地方に大型の台風が進路もよくわからず移動している。
自分は霊能者でも何でも無いのでいい加減な事は言えないが、ただ推測する事はできる。
「これは神々による警告ではないかと」

今まで随分と大川総裁は自然災害リーディングを行っているが、大きな自然災害も、霊的な視点で調査すると、その原因がある事がわかる。
阿蘇山の活発化、御嶽山の噴火、広島の土砂災害、台風ハイエンの猛威、等々、調べてみたら起こしている霊的存在がいたのです。ただこれは人類史上最強の霊能力を持つ大川総裁だからわかる事でもありますが。

おそらく推測するに、
「日本が今置かれている危機的状況を直視せよ!」
という事ではないかと。
要するに、
「北朝鮮からミサイルが飛んで来たら、こんなのでは済まないぞ!」
という事ではないかと思う。
日本人は自然災害から神々の意図を感じる事を忘れ去って久しいが、「高気圧がどうのこうの」といった事のみを科学と言って信じているなら、それは甘いと思う。地球だって意識を持った生命体である事くらい、証拠などなくても認識してもらいたいと思わざるを得ない。

というのは前置きで、『日本の軍事力 自衛隊の本当の実力』を読んだ。
この著者は、後から気づいたのですが、
『これが潜水艦だ』
『本当の潜水艦の戦い方』
を書いた人ですね。
自分も持ってました。

で、痛感したのは、「まだまだ現在の自衛隊では駄目だな」
という事です。
本当に、自衛隊などややこしい呼び名ではなく、日本軍とちゃんと名前を変え、日本の国防、プラス、アジアの平和のために、いろいろな面で強化していかないと駄目ですね。
憲法、法律も、世界の常識レベルのものに変え、当たり前の軍隊にしていかないと、今後、あまりにも辛い状態に陥る可能性大だと思う。

8/6は広島に原爆が投下された日ですが、今また核爆弾が投下される可能性が高い国は日本という事を理解しなくてはいけないでしょう。
「核兵器を無くそう」
という考えは良いとは思いますが、今、一番危険な核兵器は、北朝鮮、中国のものです。
アメリカはもう簡単には核爆弾を使わないでしょう。
ただ、北朝鮮、中国は、あの独裁国家ぶりを見れば、本当に使う可能性はある。
そうした国が日本の近所に存在しているにも関わらず、軍事に関して非常に意識の弱い今の日本の姿は、情けないものがありますね。

日本の軍事が弱ければ平和が続くわけではないでしょう。
その様な間違った信仰にいつまで洗脳され続けるのか・・・。
国を守る事は尊い事であり、命を懸けて国を守り、国民を守る事は尊敬に値する仕事なのです。
ある意味、北朝鮮人民が軍事力でアメリカや日本から国を守らなくてはいけないと洗脳されている逆パターンが今の日本と言えるでしょう。

大東亜戦争は、日本が100%間違っていたわけではありません。
東南アジアも中国も、かつてはすべて欧米の植民地と化していました。
もし、大東亜戦争が無かったら、未だにアジアもアフリカも欧米の植民地であった可能性は高いですよ。
それをどう受け止めるか。

もう日本も、普通の愛国心を持つ人々が大多数の国に戻るべきでありましょう。

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米中もし戦わば [本(軍事)]


米中もし戦わば

米中もし戦わば

  • 作者: ピーター ナヴァロ
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2016/11/29
  • メディア: 単行本



■第一部 中国は何を狙っているのか?
第1章 米中戦争が起きる確率
第2章 屈辱の一〇〇年間
第3章 なぜマラッカ海峡にこだわるのか?
第4章 禁輸措置大国アメリカ
第5章 中国共産党の武力侵略
■第二部 どれだけの軍事力を持っているのか?
第6章 軍事費の真実
第7章 第一列島線と第二列島線
第8章 「空母キラー」の衝撃
第9章 地下の万里の長城
第10章 マッハ10の新型ミサイル
第11章 機雷による海上封鎖
第12章 深海に潜む核兵器
第13章 ヨーロッパの最新軍事技術を手に入れる
第14章 小型艦が空母戦闘群を襲う
第15章 第五世代戦闘機の実力
第16章 宇宙戦争
第17章 サイバー戦争
第18章 国際世論の操作
第19章 「非対称兵器」が勝負を分ける
■第三部 引き金となるのはどこか?
第20章 台湾という不沈空母
第21章 問題児・北朝鮮
第22章 尖閣諸島の危機
第23章 ベトナムの西沙諸島
第24章 南シナ海の「九段線」
第25章 排他的経済水域の領海化
第26章 水不足のインド
第27章 火の付いたナショナリズム
第28章 地方官僚の暴走
第29章 中露軍事同盟の成立
■第四部 戦場では何が起きるのか?
第30章 質の米軍vs. 量の中国軍
第31章 米軍基地は機能するのか?
第32章 中国本土への攻撃
第33章 海上封鎖の実行
第34章 どんな「勝利」が待っているのか?
■第五部 交渉の余地はあるのか?
第35章 米軍はアジアから撤退すべきか?
第36章 中国の経済成長は何をもたらすのか?
第37章 貿易の拡大で戦争は防げるのか?
第38章 核抑止力は本当に働くのか?
第39章 中国との対話は可能か?
第40章 「大取引」で平和は訪れるのか?
■第六部 力による平和への道
第41章 「戦わずして勝つ」唯一の方法
第42章 経済力による平和
第43章 軍事力による平和
第44章 同盟国を守り抜く
第45章 中国の脅威を直視する
■解説 飯田将史(防衛省防衛研究所 主任研究官)
「日本の安全をどう守るのか」
------------------

中国で、「国家監察法」の制定推進や、「国家監察委員会」の設立準備が開始されるらしい。
腐敗の撤廃も彼らにとって大事なのだろうが、まあ最大の目的は、独裁体制の強化である事は誰が見てもわかる事。
そして、外国人「ABCランクづけ」制度なども春から始まるとのニュースが伝わって来るが、ホント、これはもう今の中国は、完全にガチガチの統制国家へ、迷いも無く進んでいるという事ですね。
自分も、北朝鮮と中国の脅威については、何年もブログで書き続けているが、残念ながら、その方向性は全然そのままの状態が続いている。
幸福の科学が2009年に幸福実現党を立党した大きな理由も、日本に国防上の脅威が迫っているからです。

この本「米中もし戦わば」は、もう全然前から言われている事の延長線なのだけど、重要な事は、アメリカも中国、北朝鮮を何とかしなくてはと本気で思い始めているという事でしょう。
一つは軍事において、一つは経済において。

ま、もともと今の中国を創ってしまったのはアメリカの戦略ミスと言えばミスですね。
あと、日本もそれにかなり手を貸してしまいましたね。
経済的に豊かになれば中国も民主化するのでは?と言った可能性もあったのでしょうが、結局は軍事にお金をつぎ込み、本当に一部の人々の独裁国家になってしまった。
各国の企業も儲けを優先し、中国にどんどん進出し、彼らの本当の意図に気が付かないで、結果的に独裁国家に魂を売ってしまっている様にも見える。

ただ今後、オバマからトランプ大統領に変わり、アメリカの対中政策、対北朝鮮政策が大きく変わっていく。
これは、最近の大川総裁の御法話等を拝聴したり、本を読んでいればわかります。
国家規模だろうがズルは許さない、という事になっていきましょう。
ストレートに軍事から行くのではなく、経済からでしょうが。

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巡航ミサイル1000億円で中国も北朝鮮も怖くない [本(軍事)]


巡航ミサイル1000億円で中国も北朝鮮も怖くない (講談社+α新書)

巡航ミサイル1000億円で中国も北朝鮮も怖くない (講談社+α新書)

  • 作者: 北村 淳
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2015/03/24
  • メディア: 新書



目次
第1章 中国軍が日本に侵攻する一六ステップ
第2章 日本のミサイル防衛力の真実
第3章 対北朝鮮ミサイル防衛の実力
第4章 中国が仕掛ける「短期激烈戦争」
第5章 受動的ミサイル防衛の罠
第6章 対中朝「敵基地攻撃」の結末
第7章 トマホークに弱い中国・北朝鮮

--------------------
今、日本が攻撃される可能性がある国としては北朝鮮と中国がある。
また、韓国は、一応、自由主義陣営の国ではあるけれども、兵装などを見ると、韓国の仮想敵国は日本ではないのか? と思われるところも十分ある。
アメリカ軍がいるうちは、日本と韓国が戦争になる事はないとは思うが、今後、アメリカ軍が韓国から出て行って、沖縄や日本本土から出ていくような事態にでもなれば、たちまち韓国も日本の敵対勢力になってしまう可能性はあるだろうね。

日本は島国だから安全だという考えは、現代戦では捨てなくてはいけません。
第二次大戦時に、ロンドンがドイツのV1,V2ミサイルの攻撃を受けたように、島国でもミサイル攻撃を受けたら人々は大混乱に陥ってしまいます。

そうした事で、日本の外から飛んで来るミサイルを撃ち落とす事も大事な事は否めない。
先進国の中では、一番、ミサイル防衛にお金をかけてもいいくらいの状態にはあると思う。
しかし本当に、ミサイル防衛には、物凄くお金がかかる。

また、地理的に、朝鮮半島から日本、中国大陸から日本といった距離は、ミサイルの発射から着弾までの時間が、非常に短くて、10分もかからない。
これは、巡航ミサイルではなくて弾道ミサイルの事だけどね。

弾道ミサイルは、ロケットと同じように発射して、まあ言ってみれば、うまい具合に弾頭を墜落させるようなもので、落下してくる時は物凄く加速度がつくからマッハ10近くになる。
ある意味、巨大な大砲みたいなものだから、想定したところに落とすとか、移動目標を狙うのは難しいのだけど、とにかく早いので、これを撃ち落とすのはかなりの研究と技術力と、素早い決断力が必要だ。

イージス艦のSM-3はミッドレンジでの迎撃用で、PAC-3 は、もう着弾寸前のターミナルレンジの迎撃用。
ミサイル単体でも前者は25億円、後者は4~5億円かかるらしい。

まあ、当たり前の事だが、防御だけで戦争に勝つ事はできない。
日本が万が一、敵国から攻撃を仕掛けられ、日本に飛んで来るミサイルを撃ち落とすだけで、相手が「日本の防御は凄いので、降参します!」と、なるわけではない。
現代戦において、ミサイル攻撃は、単なる一つの手段にしか過ぎない。
だからまあ、費用対効果から装備も考えていかないと駄目って事。

弾道ミサイルを迎撃できれば、それに越した事はないが、そもそもミサイル攻撃を思いとどまらせるためには反撃の手段も必要。
その点、巡航ミサイルは、1発、1億~億5千万円くらいで安い!
値段の割には装備する抑止効果は高い!

マッハ1以下で、レーダー網を避けて低空で飛んでいくので、遅いけど、それなりの数があれば相手に対して相当な脅威にはなるだろう。
攻撃兵器を持っていないと本当の自衛も抑止もできない。
自分も、とりあえずの手段として巡航ミサイルを数百程度用意しといて、後は短期で製造できる体制を敷いておく事が良いのではないかと思う。

それと、ミサイル迎撃にミサイルを使うのは、お金と技術がかかり過ぎるので、レーザーで迎撃できるように研究開発した方が今後のためにも良いのではないか?

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見えない世界戦争: 「サイバー戦」最新報告 [本(軍事)]


見えない世界戦争: 「サイバー戦」最新報告 (新潮新書)

見えない世界戦争: 「サイバー戦」最新報告 (新潮新書)

  • 作者: 木村 正人
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2014/10/17
  • メディア: 単行本



第一章 せめぎあう仮想と現実
第二章 軍産学民が一体化した中国の脅威
第三章 スノーデン事件に揺れる米英シギント同盟
第四章 終わりなきドラグネット合戦への警鐘
第五章 リアルを侵蝕するサイバー戦の前途

----------------------

実際に戦場で軍事力が行使される前に、どれだけ相手側の情報を取得して、それを有効利用できるか。
これは非常に大きい。

第二次大戦で、日本とドイツは、アメリカ、イギリスに暗号を解読されてしまっていた。
これが逆であったならば、かなり戦局も変わっていたことだろう。
まあこの本には出て来ないけど、事前に相手側の潜水艦のスクリューの振動や、戦闘機であれば、レーダーの周波数、探知能力などを解読できていないと、はっきり言って戦闘はできないですしね。

そういった情報戦としてのサイバー戦と、もうひとつは、本当に相手のシステムを破壊、故障による時間かせぎしてしまうことだよね。

この本は、どちらかというと「情報収集」に関して多く書かれています。
アメリカなど9.11以降、それはもう大変な量のデジタル、音声情報を収集して分析しています。
そこまで必要だろうか?と思うくらい影で集めている。

いずれにせよ、この手の分野は日進月歩なので、現状維持では明らかに負け組みになる。

----------

ただ、もうちょっと言わせてもらうと、最大・最強のサイバー戦とでも言うべきものは、大川総裁の守護霊霊言でしょう。
習近平の守護霊を呼び出してインタビューすれば、何を考えているかまでわかりますからね。
今、中国がずっと強硬路線でやっているけれど、まあ、事前に習近平の守護霊霊言でそれはわかっていたので、ホント、その通りだな、ということです。
オバマ大統領やプーチン大統領の考えもだいたいわかっている事だしね。

タグ:サイバー戦
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「第5の戦場」 サイバー戦の脅威 [本(軍事)]


「第5の戦場」 サイバー戦の脅威(祥伝社新書266)

「第5の戦場」 サイバー戦の脅威(祥伝社新書266)

  • 作者: 伊東 寛
  • 出版社/メーカー: 祥伝社
  • 発売日: 2012/02/02
  • メディア: 新書



目次
序章 サイバー攻撃にはミサイルで報復せよ―米国が宣言した「第5の戦場」
第1章 世界を脅かすサイバー戦の実態
第2章 戦争の歴史を塗り替えるサイバー戦―軍事的観点から見た特徴とは
第3章 世界各国のサイバー戦事情
第4章 サイバー空間の国際ルールはどうなっているか
第5章 日本のサイバー戦略の現状
終章 サイバー戦争時代の安全保障戦略を

------------
総裁の「『智慧の法』講義」は、今度話すとして、今回、ちと「サイバー攻撃」とかに関して言及したい。
フランス等のテロも、今後言及したいけどね。

まあ、ソニー子会社が制作した北朝鮮パロディー映画の公開を巡って北朝鮮とアメリカのサイバー攻撃合戦が行われたことは記憶に新しいだろう。
最終的には軍事機密みたいな領域もあろうから、その後どうなったのか、いまひとつ分からん感じもするが、さすがにハイテク大国アメリカに対して北朝鮮が勝てる気はしない。
と言っても、北朝鮮は大してインターネットも活用されていないだろうし、国の情報ネットワークも大したものではないだろうから、アメリカに報復されても、まともな損害があるとは思えん。

ただ、各国のサイバー戦能力に比べて、日本のそれを比較すると、かなり見劣りがすると思われます。
「内閣サイバーセキュリティセンター」なんてものを100人規模で、やっとやり始めるというレベル。
マア随分、悠長な感じはしますわな。

はっきり言って、インターネットが一時的に使えなくなる。
メールができなくなる。
企業や官公庁のホームページが改ざんされる。
楽天やアマゾンで買い物ができなくなる。
ネット証券、ネット銀行が使えなくなる。
yahooやgoogleで検索できなくなる。
まあ、この程度だったら、何とか復旧させるのは難しくないかもしれない。
(長期に渡ったら経済的損失も大きいだろうが)

ただ、ネットワークシステムやコンピューターによる制御、
これらのものを含めて、攻撃を受けたとしたらどうだろうか?
今の日本は、かなりネットワークシステムやコンピューターによる制御に支えられています。
例えば、銀行のシステム。
これを破壊されてしまったら、日本経済は大混乱になりますよ。
これ総裁の『資本主義の未来』でも言及されている事なので、けっこうポイントかもしれません。
東北の大震災でも冷静であった日本人ですが、預金がパーになっても冷静でいられるか?

未来に対して楽観的なのは経営者の素質でもありましょうが、同時にリスクを考える事ができる人でもないといけないと思いますね。
サイバー攻撃の脅威、この本『「第5の戦場」 サイバー戦の脅威』の要旨みたいな事は、こんな感じかな。↓

時論公論 「サイバー攻撃の脅威にどう立ち向かうのか」

<< その他参考 >>
日本は北朝鮮からのサイバー攻撃に対抗できる? 対岸の火事ではない「ソニー事件」
「ソニー攻撃のIPアドレスは北朝鮮のもの」、FBI長官が断言
省庁横断でサイバー攻撃対策強化  政府の戦略本部・センター発足

タグ:サイバー戦
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日本人が知らない安全保障学 [本(軍事)]


日本人が知らない安全保障学 (中公新書ラクレ)

日本人が知らない安全保障学 (中公新書ラクレ)

  • 作者: 潮 匡人
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2014/04/09
  • メディア: 新書



第1章 安全保障って、そういうことだったのか
第2章 世界から「警察官」がいなくなった
第3章 日本版NSCに足りないもの
第4章 武器なき外交は、楽器のない音楽
第5章 安全保障は感情で動く
第6章 「国家安全保障戦略」が書かなかったこと
第7章 中国という安全保障上の最大懸念

---------------
霊言ではない本も読んでるよー、ということで。

結局、軍事力(兵装だけでなく法律も)に裏打ちされない外交はうまくいかない事が多いという事かな。
軍事力が弱くて、対話とか経済だけで外交がうまくいくかと言ったら、そう甘いものではないよね。
やっぱり日本でしたら、日米同盟と自衛隊の力で、平和が維持されているわけであって、憲法9条の力ではないですね。

ただ、アメリカの力が低下しており、中国が軍事力を増強し、北朝鮮も核兵器をたぶん持っていて、同盟国とも思われていた韓国も、中国の味方みたいになりつつある。
日本が守りを固めなくてはならないのは、もう、人として常識です。
通常の兵装は当然として、守りの仕組みを整備するのも大事です。

といいつつも、日本は中国、韓国の考えをもとに活動している人々も多いので、なかなかすんなりといかないところがあります。
第二次安倍政権で、少しずつ匍匐(ほふく)前進している状態。

本は、『日本版NSCとは何か』とかと併用して読めばよいんじゃない。
日本版NSCも、実行部隊となる、米国CIAや英国SIS(MI6)みたいなものがないので情報収集能力や機動力がないのだよね。
だからまあ、思想戦みたいなものにはなかなか対抗できないです。
秘密裏に中国の民主化を進展させる組織、みたいなのも当然、あってもよいと思いますがね。

いや、中国は、実際の軍事力と併用して、思想戦をしかけてくるところが怖いとこです。
第二次大戦も、中国はアメリカに入り込んで、アメリカを日本に戦わせていますからね。
甘く見すぎてはいけません。
見えない部分の戦いも影響力という点では、通常戦闘以上に大きい場合も沢山あるのです。

『ザ・レイプ・オブ・南京』の本とかも、完全にアメリカ等を中国に取り込む思想戦のひとつですので、当然、引っ繰り返していかなければイカンことです。

このままではイギリスなども取り込まれてしまうぞ!!!


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弾道ミサイルが日本を襲う: 北朝鮮の核弾頭、中国の脅威にどう立ち向かうか [本(軍事)]


弾道ミサイルが日本を襲う: 北朝鮮の核弾頭、中国の脅威にどう立ち向かうか (幻冬舎ルネッサンス新書 の-3-1)

弾道ミサイルが日本を襲う: 北朝鮮の核弾頭、中国の脅威にどう立ち向かうか (幻冬舎ルネッサンス新書 の-3-1)

  • 作者: 能勢 伸之
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎ルネッサンス
  • 発売日: 2013/08/29
  • メディア: 新書



■著者紹介
1958(昭和33)年京都市生まれ。フジテレビ解説委員。早稲田大学第一文学部卒。報道局勤務、防衛問題担当が長く、1999年、コソボ紛争をベオグラードとNATO本部の双方で取材。著書に『防衛省』『ミサイル防衛』(新潮社)、共著に『検証:日本着弾』(扶桑社)がある。

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前日の『防衛省』と、この本は並行して読んでいたが、同じ著者だったとは昨日、気がついた。
イカン、少しモウロクして来たか・・・。

ま、はっきり言ってこの本の内容は、ウンチクを越えた内容だよね。
自分もたまにカミサンに対して軍事的な話をするけど、ここまで細かい話になってしまうと、厭きられてテレビに行ってしまうだろう。

ただまあ、軍事の基本は、攻撃と防御、矛と盾、両者のバランスが大事であって、対ミサイル防衛は、防御・盾の部分だよね。
それだけで勝てるわけはないけれど、装甲が薄い戦車より装甲が厚い戦車の方が、中の乗員が生き残る確立が高いのは当然の事だ。

しかし本音を言うと、ミサイルでミサイルの防衛をするのは、けっこう厳しいなー。
という事かな。
というのも、中国大陸や北朝鮮からミサイルが発射されて日本に到達するのに10分もかからない、という事があげられる。
いつ発射されるかわからんし、常に準備万端は難しい。

「はい、これから大阪に向けて弾道ミサイル撃ちますよー。弾頭には広島型の20倍の核爆弾が積んであります。別のとこからは、おとりの通常弾頭のミサイルも名古屋に向けて発射します。大阪のは落さないとマズイですよ。SM-3,PAC-3の迎撃準備はできていますかー」

といって打ってくれる馬鹿はいない。
優柔不断な防衛大臣、総理大臣が、

「落すべきか、落さないべきか、それが問題だ」

などとやっていたら、もうその段階で終わりだよね。
やっぱり、強力な偵察衛星群と、レーザー砲の組み合わせの方がよいと思う。
こないだ書いたニューフロンティア戦略の宇宙戦艦ヤマトか・・・。


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防衛省 [本(軍事)]


防衛省 (新潮新書)

防衛省 (新潮新書)

  • 作者: 能勢 伸之
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2012/07/17
  • メディア: 単行本



著者には全く恨みは無いが、どうも"新潮"とか"文春"とかには、ビビッと反応してしまう。
本を書く人々は、今後はなるべく幸福の科学出版から出す様にしていただきたい。

ま、それはともかく、Amazonで"中古"で買って読んだ。
今の自衛隊は、戦後、警察予備隊から出発してるんだよー、という事です。
日本国憲法ができてから数年ですわ。
もう、そのタイミングで憲法前文や9条を変えればよかっただけの話だよな。
あったり前の事です。
その時に変えないもんだから何十年、「憲法にはこう書いてあるから自衛隊は違憲ですからして」と、まあ何十年馬鹿やってんだよ。
時間の無駄です。
自衛隊も、必要だからできているんだから、「ちょっと間違っちゃんたんで直させて」と、憲法をちょこっろ変えればよかっただけなんじゃない。
融通が利かない馬鹿になってはいかんですな。

ホント、申し訳ないが、自衛隊は合憲か違憲か? とか、集団的自衛権は必要か? とか、武器輸出三原則とかで何十年も議論して、決められない人々を見ていると、何かアホに見えてきてしまうのだよね。
日本は江戸時代みたいに完全に鎖国して、攻められて来たら滅亡、
と、そういった未来を望むならそれでもいいけど、別にそんな不幸な未来を誰が好き好んで選ぶでしょうか?

あ、この意見、この本の著者さんを否定しているわけでも何でもないですから。
日本の今までの政治家や、まあ、ニセ平和主義者を非難しているだけですから。

本は、防衛省に至るまでの流れがよく記述されていると思います。

---------
ちと、昨日のWhat A Fool Believes / The Doobie Brothers
名曲ではあるが、歌詞がどうもな。
「信じる者を馬鹿にせんでくれんかいな!!!」
と、信仰者として言わんといかんか・・・。
ま、単なる失恋の曲と思えば名曲か。
うーむ、別の曲も載せるか。


↑「Youtubeに行って見ろ」となっていたらそうして。
「キャプテン・フィリップ」の予告見るのも良し。


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中国が沖縄を奪う日 [本(軍事)]


中国が沖縄を奪う日 (幻冬舎ルネッサンス新書)

中国が沖縄を奪う日 (幻冬舎ルネッサンス新書)

  • 作者: 惠 隆之介
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎ルネッサンス
  • 発売日: 2013/08/29
  • メディア: 新書



第一章 すでに70%完了している!? 中国の沖縄略奪計画
第二章 つぎつぎと伸びてくる侵攻の触手
第三章 中国はなぜ執拗に沖縄を手に入れたがるのか?
第四章 習近平に操られる沖縄の親中派
第五章 沖縄戦後史のウソ
第六章 知られざる沖縄の“親中”ぶり
第七章 中国が沖縄・南西諸島を占領する日―日本は“今”何をすべきか?

-------------
何年か前、惠隆之介さんの話を幸福の科学 川越支部精舎で聞いた事があります。
沖縄出身ですが、保守で正義漢が強い、良いお方です。
今後も更に頑張っていただきたいと思っています。

さてまあ沖縄ですが、習近平は確実に狙っていますな。
尖閣諸島、宮古、石垣島なども、沖縄が取れれば自動的に手に入ってしまいます。
絶対に沖縄を中国に売り渡してはなりません。

日本政府も沖縄に対して、ちょっと対応がマズ過ぎですわな。
補助金をばら撒く事により、まるで米軍基地に反対しなければ損をしてしまうような制度は一刻も早く廃止しましょう。
補助金目当てに、今まで基地賛成派も基地反対派にまわってしまうなど馬鹿な政策です。
たかる方も”恥”を知らないといけません。
仲井真知事など、ズルさが滲み出ているよね。

あと、もう工作員対策をやるべきでしょうね。
中国方面から資金を得て活動している人々は、バンバン取り締まりすべきだね。
沖縄の新聞と、NHKなども、あまりに反米、親中路線で人々を洗脳するものに対しては、活動を制限させないとほとんど国家に対する反逆を認めている事になりますよ。
いくら何でも国家を転覆させる活動を自由の名のもとに認めるのは行き過ぎです。

①反米、反防衛の人々、団体への補助金をゼロにする。
②中国共産党に沖縄を譲り渡す様なマスコミは許可しない。
③工作員を洗い出す。
↑これは自分の意見です。

タグ:惠隆之介

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大東亜戦争の正体 それはアメリカの侵略戦争だった [本(軍事)]


大東亜戦争の正体 それはアメリカの侵略戦争だった (祥伝社黄金文庫)

大東亜戦争の正体 それはアメリカの侵略戦争だった (祥伝社黄金文庫)

  • 作者: 清水 馨八郎
  • 出版社/メーカー: 祥伝社
  • 発売日: 2011/07/22
  • メディア: 文庫



いや、けっこう良書です。
この本を読めば、大東亜戦争の本当の姿が見えて来ると思う。
白人優位論から、日本人優位論まで行ってしまうところもありますが、今までの日本人の自虐史観を打ち砕くべき歴史の真実が書いてある。

基本的には、タイトルそのものです。
大東亜戦争(太平洋戦争)は、日本の侵略戦争では全く無いという事ですね。
そりゃ、石油を止められ、資源を止められ、日本人排斥運動を起こされ、その後、日本はどうしたらよいの? という事ですわ。

もう、ルーズベルトやトルーマンは大川総裁の霊言で裏は取れているので、
どんどん歴史の真実が明らかになって来ました。

日本が軍国主義で、アジアを蹂躙した、中国を蹂躙したとかいうのは、ホント、嘘だったという真実に、一人でも多くの日本人は目覚める必要があります。
「自分には関係ない」と思っている人でも、実は、そのネガティブな自虐の精神は、知らず知らずのうちに、心に影響を及ぼされているのです。

特に、戦後の団塊の世代の人々は、超「東京裁判史観」で、日本軍は狡賢い悪者だった思想に染まってますから、死ぬまでにはその過てる歴史観は修正した方が良いでしょう。
定年退職した人たちも是非読んでください。

まー、今はさすがにアメリカも心の中では反省していますよ。
口には出さなくても。
戦争と言えども民間人を殺害するのは「100%国際法違反」なのです。
原爆や東京大空襲など、本当は裁判にかけられるべきなのはアメリカの方なのです。
「南京大虐殺」とか「真珠湾攻撃はズルイ」だとか、「日本軍は侵略者だ」とか嘘を持ちださないと、アメリカ=善、日本=悪 といった図式にできないですからね。

ただ、今は日本は中国、北朝鮮に対峙しなくてはいけないので、アメリカを責め過ぎるのはやめましょう。
アメリカがノイローゼになって日米同盟破棄されても困ります。

ただ、真実は、いい加減もう日本人は知らなくてはならない。
日中戦争なども、ソビエトや中国共産党が、相当姑息な事をやって日本を意図的に中国大陸に足止めさせたものなのです。

日本人は基本的に「いい人」が多いから、そんなズルイ事をする人々が信じられないかもしれませんが、悪に対しても免疫力をつけましょうや。
簡単に騙されるところ、
お人好しすぎるところ、
ここいら辺は、日本人も進化して、対処可能にしていきましょう。


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自衛隊の敵 [本(軍事)]


自衛隊の敵 (廣済堂新書)

自衛隊の敵 (廣済堂新書)

  • 作者: 田母神 俊雄
  • 出版社/メーカー: 廣済堂出版
  • 発売日: 2013/04/19
  • メディア: 新書



第1章 憲法9条と戦後教育―自衛隊を日陰者にしたのは誰だ?
(自主防衛を目指すはずだった戦後日本;「マッカーサー三原則」の驚くべき内容 ほか);
第2章 自衛隊法と交戦規定―なぜ国防軍にしなければならないのか
(GHQがつくった自衛隊;自衛隊を縛る交戦規定 ほか);
第3章 中国という敵―騒げば騒ぐほど自衛隊には好都合
(GDP1%枠を撤廃して防衛力の強化を;レーダー照射事件と謝罪要求 ほか);
第4章 日本国内の敵―アメリカ派と自衛隊内局
(東日本大震災が国民と自衛隊を近づけた;自民党左派に注意せよ ほか);
第5章 アメリカは自衛隊の敵か?―安保条約と自主防衛は共存できるか
(アメリカは日本の親である;岸元総理が切り拓いた自主防衛への道 ほか)

------------------
戦後の日本の軍事に関する問題点がまとまっている本です。
ま、マッカーサーの三原則にはびっくりですわ。

Japan renounces it as an instrumentality for settling its disputes and even for preserving its own security.

renounce:〈…を〉(公式に)放棄する,棄権する; 宣誓して捨てる[断つ]; 〈習慣などを〉断つ,捨てる; 断念する.
instrumentality:手段
settling:解決する の現在分詞
disputes:論争する の複数形
preserving:維持する の現在分詞

自分の国を守るための手段も持たせないとは、一体どういった事であろうか。
こんなの基本的に有り得ない事です。
やられても、その対抗手段を持たないとは、奴隷とか家畜じゃないですか。
それだけマッカーサーは日本の再軍備を恐れたという事でもありましょう。
こんなのをネタにして憲法作れなど、かなりメチャメチャです。
そもそもマッカーサー自身が、朝鮮戦争をきっかけに日本に再軍備を要請しているくらいですから、けっこう今の日本の憲法は、戦後すぐ、一時の衝動で作られたものである事が理解できます。
これを平和憲法などと言って後生大事にしている人の神経も、意識が戦後直後で止まっていると言えましょう。

そもそも、70~80年前の世界観と、現代の世界観は随分違います。
当時は、マジで、白人国家がアジア、アフリカ、中東を、分捕っていた時代です。
当時の日本人の考えと、今の日本人の考えは全然違う。
今は、軍事力で他国を占領するような植民地思想は、少なくとも日本には無いのです。

左翼的な人々の、軍事=悪 というような思想は、その頃の歴史観のままやっているという事ですな。
当時の成仏していない憑依霊に憑依されているのではないでしょうかね。
たいてい、成仏していない霊は、その時で時間が止まっていますから。

とにかく、自衛隊は今よりも更に強力になる必要があります。
周辺諸国の軍事力は、日々、侮れないものになっています。
残念ですが、今の日本の置かれた状況は、他国を性善説で見ていてはいけない状況にあるのです。

田母神さんの言う通り、なんとか日米同盟を維持し、国防を強化していかなくてはなりません。
国防も、当然、核武装までは必要です。
通常兵器の強化だけでは、アメリカに何かあった時、危険すぎます。
抑止力としての核兵器は、今の日本では善なのです。
悪を止めるという点で善です。

だいたいにおいて、田母神さんと意見は一致しますが、以下の点は少し自分と違うかな。
①中国は戦争をしたいとは思っていない。
 →局地戦程度であれば、逆にきっかけを待っている部分もある。
②アメリカが日本の親?
 →アメリカより日本の方が歴史が古く、逆に、日本がアメリカにアドバイス出来る事も多いと思う。
  アメリカを日本の親の様に言うのは、ちとそれもまた自虐的な感じ。


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尖閣を獲りに来る中国海軍の実力: 自衛隊はいかに立ち向かうか [本(軍事)]


尖閣を獲りに来る中国海軍の実力: 自衛隊はいかに立ち向かうか (小学館101新書)

尖閣を獲りに来る中国海軍の実力: 自衛隊はいかに立ち向かうか (小学館101新書)

  • 作者: 川村 純彦
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2012/08/01
  • メディア: 単行本



序章 緊迫する尖閣諸島海域
第1章 増強著しい中国海軍
第2章 中国海軍の狙い
第3章 中国の「南シナ海聖域化」戦略
第4章 海上自衛隊の実力
第5章 中国海軍と海上自衛隊の真の実力
第6章 中国との有事にどう対処すべきか
第7章 日中尖閣沖海戦

------
今、中国国内でも、報道と中国当局がぶつかりあっています。
同時に、対日戦の用意も行っているようです。
おそらく、国内で民主化暴動が起こる寸前に、対日戦をしかけて、いろいろな問題を日本のせいにする意図がうかがえます。
ま、日本以外も、有り得ますが。

著者の川村氏は、元海上自衛隊のP3Cのパイロットとして、実際の対潜水艦戦を、よくおわかりの様で、自信を持っていますね。
確かに、現時点で局地戦が勃発しても、自衛隊の方が全面的に勝利するとは思います。
問題は、中国にある日本企業と日本人ですよね。
中国に民主化革命が起きて、政府が転覆すれば、そちらとの交渉になるのですが、中国共産党がそのままであれば、いろいろやっかいです。
また、中国人民解放軍がクーデターを起こし、軍事独裁政権になってしまっても困難を伴います。

日本の場合、戦後、民主主義や自由主義が初めて導入されたわけではなく、戦前から導入されていました。
ただ、中国の場合は、そうゆうわけではないですよね。
かなり思想や宗教の部分が抜けてしまっているので、そちらの部分が安定するまで、幾分、混乱期が続くかもしれない。

はっきり言って、幸福の科学の思想がある程度、中国にも広まっていかないとイカンのです。
仏法真理のみが、人々の心を唯物論、暴力主義、民族紛争から解放していくのです。


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日中もし戦わば [本(軍事)]


日中もし戦わば (文春新書)

日中もし戦わば (文春新書)

  • 作者: マイケル・グリーン 張 宇燕 春原 剛 富坂 聰
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2011/12/15
  • メディア: 新書



緊急座談会 サイバー戦争と日本の覚悟
第1のシナリオ 尖閣諸島を巡る日中紛争
第2のシナリオ 朝鮮半島動乱
第3のシナリオ 台湾海峡危機
第4のシナリオ 米中直接対決
第5のシナリオ 日中激突リアルシミュレーション(春原剛;宮坂聰)

どうも今一つといった感じがする。
対談が主体でシュミレーションという感じではないね。
あと、アメリカ側のマイケル・グリーン氏と、中国側の張宇燕(チョウウェン)氏も、各々の国の政策からはちょっと距離がありすぎる感じがします。
日高義樹さんが『帝国の終焉』で語っているが、マイケル・グリーン氏クラスの日本専門家は、評論家としては日本問題に意見を持っているが、オバマ政権の対日政策とは全く関わりがないとの事。(p157)
また、張宇燕氏も、共産党中枢の意見や人民解放軍の意見は知らないわけですよね。

やはり、霊言でないと、チト厳しいかな。
オバマと習近平の守護霊の霊言くらい迄踏み込まないと、それぞれの国の向かうべき方向性が読み取れない感じがしますねえ。

しかし、まあ、いずれにせよ、中国は外に対しては拡張戦略で、尖閣近辺の海底油田を狙ったりしていて、日本にちょっかいを出している事は事実です。
そして、できれば日本と台湾を分捕りたいと思っている事は間違いがありません。
はっきり言って、黙っていればどんどん侵略して来るので、カウンターパンチは定期的に出しておく必要はあるでしょうね。
最近は、沖縄県沖の日本の排他的経済水域(EEZ)で中国の巡視船が海上保安庁の測量船に調査の中止を要求したり、南京問題でブーブー言っていますが、もともと中国側が一方的に言っている話で、日本からしてみれば、濡れ衣を着せられているわけです。
こんなのは政治的に抗議するのが当たり前であって、民主党政権は何をやっているのか、といった話です。

基本、今の中国に対しては、宥和政策は駄目です。
昔のヒトラーと全く同じですから。

日本は早めに核弾頭ミサイルを搭載した原子力潜水艦を配備すべきですね。
あくまでも防衛の為の装備です。
というか、ここまで装備しないと中国はちょっかい出し続けて、日本自治区になる可能性は高い。

日米同盟は大事ですが、霊言等から見て、あまりあてにし過ぎてもイカンという事がわかりつつありますし、アメリカが引いて行くなら、真剣に独自防衛を考えなければいけません。
よって、以下の配備の検討に入ってもよいと思う。
中国、北朝鮮の軍事的脅威に対処する為に、自衛隊という組織が配備しても全くおかしくありません。
使う事を想定するのでは無く、「持っている」という事が抑止力になります。

①核ミサイルを搭載した原子力潜水艦
 (トマホークに核弾頭を搭載でも可)
②空母+F35+小型核爆弾
③ステルス戦闘爆撃機+トマホーク等の巡航核ミサイル


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中国人民解放軍の正体―平和ボケ日本人への警告!! [本(軍事)]


中国人民解放軍の正体―平和ボケ日本人への警告!!

中国人民解放軍の正体―平和ボケ日本人への警告!!

  • 作者: 鳴 霞
  • 出版社/メーカー: 日新報道
  • 発売日: 2010/05
  • メディア: 単行本



第一部 日本に狙いを定める中共の実態
第二部 中国人民解放軍の脅威
第三部 人民解放軍の内幕
第四部 ずさんな中国の核管理
第五部 問題多き国・中国

去年の春に出版された本です。
何度も立ち読みしてましたが、とうとう買わしてもらいました。
ま、中国共産党は、ねちっこくて気が長いので、特に内容的に大きく変わる事はないでしょう。
書かれた時点と今では、既に空母が稼働訓練を開始し、ステルス戦闘機らしきものが出て来たという事で、軍事拡張のスピードは衰えるところがありません。
まあ、ただ、インドネシアの中国支援のつり橋が10年で落下してしまうくらいですから、全体的に性能は、はちゃめちゃである事は想定されますがね。

しかし、来年には習近平が前面に出て来ます。
日本としては警戒網を広げていくべきでしょう。
中国内部では経済的にも、かなりガタが来ていると思われますし、インフレも進んでいるでしょうし、暴動等も多発している。
内部から瓦解していく可能性も、かなり高まってはいますが、それであればこそ、いつ何が起こるかわからない部分があります。

中国共産党としては、ただ単に黙って内部崩壊を見ているはずはありません。
内部が崩壊するくらいなら、外に敵を探して暴れだし、矛先を外に向ける事は、まず間違いないでしょう。
よって、内部の崩壊と、外への攻撃は連動してくるでしょうから、日本や近隣の諸国は、それに備える必要はありますし、いかに短時間で、人的被害等を抑えていくかが問われて来る部分です。

なお、その際には北朝鮮も連動するでしょうから、かなり大変な事です。
中国も北朝鮮も、かつてのソビエト以上の独裁国家ですから、ソ連の崩壊の様に平和裏に進める事は、かなり難しいのです。

中国はGDPでは、日本を抜いて2位になったとか言われていますが、はっきり言って、10億近い人々は貧困の中にあります。内陸部では、核実験やウランの採掘により放射性物質の被害も相当受けています。
水もすごく不足しています。
あっても汚染されている水ばかり。
我々日本人が考えねばならない事は、いざ事が起こって日中が衝突する様な事態になったとしても、中国と戦うのではなく、「中国共産党から中国の人々を解放するのである」という考えを忘れてはならんでしょうね。
10億以上の中国の人々は、中国共産党によって、生きながらにして牢獄に入れられている状態にあるのですから。

本来、人間は、永遠の生命を持ち、この世とあの世を転生輪廻しているわけですが、今、中国や北朝鮮に生を受けるという事は、実に厳しい選択です。
思想の自由が無いから、真理を求めていったら、どこかで思想犯として捕まる、という事を意味します。
但し、真実は真実です。
いかに抑圧しようが、隠蔽しようが、事実を否定し続ける事はできないのだ!

----------
日本人も、こういった事実に、もう気がついて、これが何を意味しているか理解してもらいたい。
これとか。



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これが潜水艦だ―海上自衛隊の最強兵器の本質と現実 [本(軍事)]


これが潜水艦だ―海上自衛隊の最強兵器の本質と現実 (光人社NF文庫)

これが潜水艦だ―海上自衛隊の最強兵器の本質と現実 (光人社NF文庫)

  • 作者: 中村 秀樹
  • 出版社/メーカー: 光人社
  • 発売日: 2008/05
  • メディア: 文庫



序章 海軍と潜水艦の仕事とは(海軍のはなし/潜水艦の任務 ほか)
第1章 海上自衛隊潜水艦の実態(襲撃(水上艦船攻撃)/対潜戦 ほか)
第2章 艦内生活(艦内編成/海上自衛隊潜水艦の艦内編成 ほか)
第3章 対潜戦術を考える(捜索・探知/類識別 ほか)
第4章 これが海上自衛隊だ(適材不適所/芸は身を滅ぼす ほか)

海上自衛隊の潜水艦は、16隻から22隻体制になっていくが、退役年限を16年から22年に延長させる事で達成する事であり、増産をするわけではない。
日本は四方を海で囲まれている海洋国家であり、何十万という敵の軍隊が日本を制圧するためには、必ず海を渡って来る事になる。

まあ、ちょっと前から読んでおきたかった本なので、アマゾンで購入した。
作者は元潜水艦艦長の中村秀樹氏で、同時に『本当の潜水艦の戦い方』という本も買ったが、こちらはまだ読んでいない。

超簡単に一言で感想を言うならば、制海能力という意味では、潜水艦は最強の兵器であろう、という事だ。
ま、太平洋戦争の時は、日本の潜水艦は随分と米軍に沈められたが、現代の海上自衛隊の潜水艦を撃沈するのは、並大抵の事では難しいと感じた。
当然ながら、海上自衛隊の潜水艦は静粛性能に優れ、見つけ出すのが困難である。
ちょっと現状の北朝鮮は当然のことながら、中国の哨戒能力では撃沈できないのではないか?

中国は、今後空母を保有するのだろうが、当然、空母はそれだけでは簡単に潜水艦の魚雷で沈める事ができると思う。
昨今の魚雷はかなり強力で、こないだの韓国哨戒艇が魚雷攻撃で真っ二つになった事でもわかる様に、相当な破壊力です。
目標に直撃させるのではなく、数メートル下方で爆発させ、上下の衝撃を与えて目標を真っ二つにしてしまうのです。
数千トン護衛艦だったら一発で轟沈するとの事です。
空母クラスの大型艦でも、その後の作戦行動は極めて困難なものになるでしょう。

だから、空母を本気で運用するとなると、単独運用は無理で、米海軍の様に、周りを護衛艦や哨戒ヘリ、原子力潜水艦で固めないといけません。(通常型の潜水艦だと速度が遅いので、空母についていけないらしいです)
まあ、これらは日本が空母を保有した時にも考えなくてはいけない事ですが。

いずれにせよ、同じ海上自衛隊のP3C哨戒機でも、海上自衛隊の潜水艦を見つけ出して、それを撃沈する事は、まず不可能に近いらしい。
せいぜい、潜水艦の行動を抑制するのが精一杯だとか。

今後、中国海軍の空母の行動を抑制するため、また、水上の制海権を奪われない様にするためにも、海上自衛隊の潜水艦には力を入れなければいけないと思いますね。
作戦行動は機密が多いと思いますが、沖縄や尖閣方面にも出向いて、接近した中国艦艇の近所で、アクティブソナーですか、それを、ちょろちょろっと出して「うかつには近づけないな」と思わせる必要があるのではないかな。
まあ、適当な事は言えないので、この辺の作戦は、今後、吟味していきたい。

501.jpg
そうりゅう型潜水艦。海上自衛隊HPより。
海上自衛隊初のAIP(Air-Independent Propulsion、非大気依存推進)潜水艦。
通常動力潜水艦としては世界最大。
数日間が限度だった低速時の水中持続力が2週間以上に延長。

タグ:海上自衛隊

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誰も語らなかった防衛産業 [本(軍事)]


誰も語らなかった防衛産業

誰も語らなかった防衛産業

  • 作者: 桜林 美佐
  • 出版社/メーカー: 並木書房
  • 発売日: 2010/08/02
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



1.国防を支える企業が減っている
2.国家と運命をともに
3.戦車乗りは何でも自分でやる
4.戦車製造の最前線
5.武器輸出三原則の見直し
6.日本を守る「盾」作り
7.富士学校と武器学校
8.刀鍛冶のいる工場
9.女性が支える「匠の技」
10.日本の技術者をどう守るか
11.国内唯一の小口径弾薬メーカー
まとめ.防衛装備品調達の諸問題

珍しく、軍事系の本を女性が書いています。
かなり珍しい事ですが、非常に好感が持てます。

この本にも書かれていますが、
戦車を作るためには1300社。
戦闘機では1200社。
護衛艦には2500社の会社が関係しているという。
しかし、ここ数年の防衛費の削減もあり、防衛産業から撤退する企業が増えている。
はっきり言って、先行きがわからないし、安定した受注があるわけでもない。
また、特に中小企業では、大きな受注があるわけでもない。
日本の政治家は、一体、国防の全体図が見えているのだろうか?
まあ、何もわかっていないわけです。

今の日本は、農家であれば、国から補助金が出るかもしらんが、防衛産業を維持している企業に補助金が出るわけでもない。
いくら使命感で防衛産業をやっていても発注がなくては製造ラインも、技術者もタダで置いておくわけにもいくまい。
実に厳しい事だ。

日本は大企業も力があるが、職人を数多く抱える中小企業の力も大きいよ。
この本を読めば、その事がよくわかります。
宇宙産業もそうだけど、防衛産業も中小企業の力が大きいのです。
これは本当に維持する努力を国がしていかないと全然駄目だね。
ケチケチ政権が削減削減でやっていて、待ち受けているのは国家の中からの衰退ですね。
軍事を他国に頼り切った国家に、未来の繁栄はありません。
もう防衛や軍事をまともに議論できない政党ばかり増えてもしょうがないですよ。

おそらく、軍事をまともに語れる政党は、幸福実現党しかないですね。
宗教政党だけがそれを語れるのも、まことにおかしな話であるが、本当に真剣に国と国民の未来を考えているからだね。
防衛政策は防衛産業も含めて考えていかないといけないよな。

下記は、この本に出てくる大企業も含めた防衛産業に携わる会社です。
将来は、空母や原子力潜水艦、巡航ミサイル、ステルス戦闘機など、どんどん作ってもらわにゃ日本の未来は厳しいです。
もう平和ボケの政治家はいらないし、自分の国を守ろうとしない国民も「権利ばかり主張して義務は無いのか!」といった感じですよね。

富士重工
三菱重工
常盤製作所
洞菱工機
エステック社
石井製作所
明治ゴム化成
三菱長崎機工
日本製鋼所
多摩川精機
コマツ
IHIエアロスペース
旭精機工業


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中国の核戦力に日本は屈服する 今こそ日本人に必要な核抑止力 [本(軍事)]


中国の核戦力に日本は屈服する 今こそ日本人に必要な核抑止力 (小学館101新書)

中国の核戦力に日本は屈服する 今こそ日本人に必要な核抑止力 (小学館101新書)

  • 作者: 伊藤 貫
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2011/02/01
  • メディア: 新書



第1章 日本の対中外交の座標軸
第2章 世界一の覇権国を目指す中国
第3章 中国の軍事戦略と日本の防衛
第4章 台湾防衛と日本の安全保障
第5章 日本が独立国であるために
緊急対談 中・朝の核から国民を守るのは日本の道徳的義務だ!(田母神俊雄(元航空幕僚長)×伊藤貫)

アメリカと中国では、国の政治形態が全く違うが、雰囲気として似ている部分もある。
軍事力等の実行力を重視しているところと、国家戦略を重視しているところとかかな。
そういった意味では、親中嫌日派の人々がアメリカにも多い事は理解できない事も無い。
日本は主体性が無く、国家戦略も、軍事もろくに考えず、経済だけで世界の国々のリーダーになるなど生意気だ、とった事にもなりましょうか?
アメリカの民主党は根本的に親中嫌日が多いですよね。
ま、金も相当動いてるだろうし、ハニートラップも随分引っかかっているのかね?
共和党の方になると、ちょっと本当の正義を大事にする部分も少し残っているけれど、日本や韓国が危険になっても北朝鮮を爆撃するところまではやらなかったよな。

まあ、日本としては基本的に、アメリカや中国の批判をとやかく言うよりも、ここは本当に日本としての主体性を出さないと、もう駄目だね。
一体、日本は自分達の国をどうしたいのか?
特に、昔から何度もブログに書いていると思うけど、国防や軍事知識無しで国会議員は務まらないし、それでは資格は無いと思う。
そうゆう人は地方の政治家やってくれ。
軍事の事がわからんで国会議員はマズイですよ。
日本の民主党はその様な意味で国会議員で通用する人は本当に少ないと思う。

核の抑止力とか、在日米軍の抑止力とかわからんで国民の生活や幸福を守る事はできないでしょう。
当たり前の事です。
マスコミにしても超情けないが、軍事的なパワーバランスとかに関する冷静な議論が出来ない様だね。
テレビなど、電波領超安くやってんだから国益を重視した提言を出していってくれ。

まあ、自分としてもだんだん考えがまとまってきつつあり、現時点では日本は核武装はするべきだと思いますね。通常戦力も大事だが、最後のポイントは核の抑止力になると思う。
使わないで持っているだけでいいから核武装した方がよい。
それも早急に。
だから、それを国民に説得できる政治家が出ないといかんね。
別に難しい事ではない。
当然、アメリカも説得しなくてはならない。
MDシステムでは抑止力にならないのだよね。
北朝鮮から一発だけミサイルが飛んできて、それを撃ち落とす事は出来るかもしれないが、一度に30発飛んできたら全部落とせるかね。難しいでしょう。
当然、自分が北朝鮮だったら対抗手段をすぐに考えるしね。

日本の核武装と日米同盟の堅持。
これを両立してやるべきだな。
通常兵器だけではどうもなめられていかん。

日本は独立国家ですから国の存続を脅かされてまで他国の言う通りにしている必要はないのです。
当然、日本国としての生存権はありますから。
要は、日本の主権国家としての存続と国民の安全を守れなければ憲法さえも意味が無いのだ。

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勝つ司令部 負ける司令部 (新人物文庫) [本(軍事)]


勝つ司令部 負ける司令部 (新人物文庫)

勝つ司令部 負ける司令部 (新人物文庫)

  • 作者: 生出 寿
  • 出版社/メーカー: 新人物往来社
  • 発売日: 2009/11/09
  • メディア: 文庫



目次
両司令部の陣容
旅順港口戦対ハワイ・マレー沖海戦
マカロフ長官謀殺対珊瑚海海戦
戦艦「初瀬」「八島」沈没対ミッドウェー海戦
黄海海戦対ガダルカナル争奪戦
日本海海戦対山本五十六戦死

東郷平八郎と山本五十六、及び、その周りの参謀等の比較の本です。
前者は、日露戦争で圧倒的な勝利を治め、後者は太平洋戦争で数多くの犠牲を出して負けてしまったわけです。
ちなみに、大川総裁の2010年の霊言では、東郷平八郎は、現在の事もよく知っており、おそらく天上界の上の方にいると思われます。片や、山本五十六の方は、霊言で初めて自分の死を自覚し、その後の歴史も知った、つまり「迷っていた」という状態です。

この世の立場的には、両者、同じ様な境遇であったわけですが、その後の結果がすべてを物語っている感じがしますね。
やはり東郷さんも言うとおり、「勝って兜の緒を締めよ」じゃないけれど、指導者というものは本当に自己に厳しく、更に努力を惜しんではいけませんね。

①平時より必勝の方法をあみ出す事を常に努力している。
②勝った原因、負けた原因をよく考える。
③自分の命や名声に固執しない。
④温情人事はしない。
⑤一度成功した方法でも固執しない。
⑥一か八かでやらない。
⑦味方の結束力を高める。
⑧神々に見られても恥ずかしくない生き方をしているか。
⑨訓練により一人一人の能力を高めている。
⑩大義名分がある。

まあ、いろいろあるが、一番大事な点は、「トップがどういった人か」それに尽きるかもな。
今の民主党政権などは「負ける司令部」です。
トップに人徳が無さ過ぎる。



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日米同盟vs.中国・北朝鮮 (文春新書) [本(軍事)]


日米同盟vs.中国・北朝鮮 (文春新書)

日米同盟vs.中国・北朝鮮 (文春新書)

  • 作者: リチャード・L・アーミテージ
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2010/12/15
  • メディア: 新書



第1章 岐路に立つ日米同盟
第2章 中国の膨張を封じ込めよ!
第3章 北朝鮮「金王朝」崩壊のシナリオ
第4章 天皇・原爆・沖縄返還
第5章 日本が核武装する日
第6章 日米同盟の現在・過去・未来

親日家のリチャード・アーミテージ、ジョゼフ・ナイ 両氏と、日本の春原(すのはら)剛氏の対談を本にしたものです。春原剛とは誰だ? と思ったら自分のブログでも書評を書いていました。
『甦る零戦 国産戦闘機vs.F22の攻防』を書いた人です。

リチャード・アーミテージ
アメリカ合衆国の政治家・軍人。知日派として日米外交に大きな役割を果たしてきた。
国防戦略の専門家、共和党穏健派の重鎮として知られ、コリン・パウエル国務長官(当時)とともに国務省内で絶大な信頼を置かれていた。

ジョゼフ・ナイ
アメリカ合衆国を代表するリベラル派の国際政治学者。またアメリカ民主党政権でしばしば政府高官を務めた。知日派として知られる。

日本とアメリカの同盟を維持している要(カナメ)となっている人々ではないかと思います。
同盟関係は、政治上の事ではありますが、やはり実際は人と人とのつながりや信頼関係が、その根底にありますよね。
オバマ大統領と菅総理の関係も大事ですが、どうも2人の関係は信頼感とはほど遠いところにある様に見えます。
そういった状況であっても、その下にはお互いを信頼している人々が多数居るという事が本当に大事な事です。
まあ、実際は、日米の政治家、官僚、評論家、大学教授、軍関係者など、日米を連携させている多くの人々の活躍があって同盟は維持されている事は疑い無い事実です。
日高義樹さんなどもそうでしょう。

日米は、かつて敵対関係の時期があり、太平洋を挟んで激突し、壮烈なバトルを繰り広げた間ではありますが、現在では、どちらもお互いの長所を尊重しているところがあるのではないですかね。
日米の死闘があればこそ、雨降って地固まる といった感じがします。

ま、日米同盟で大事な点は、お互い強力な自由主義陣営のパートナーである、という事でしょう。
米英の関係もそうですが、イギリスもかつての勢いを無くしている感じがしますし、経済も含めた二国間関係では、日米の方が強力ではないかと。

内容に関して細かい事をあげていたらきりが無いので、ざっとした感想を述べるとするならば、

・日米同盟がしっかりしていれば、アジアの安定化、地球レベルの安全保障を推進できる。
・ただし日本は、集団的自衛権を可能とし、機密保護法整備、武器輸出三原則の緩和、核の傘に対する冷静な認識等、課題をクリアしていく必要がある。
・日本の国連への参加は重要だが、日米同盟あってこその国連である。
・ちょっと日本は主体性が低い。もう少しリーダーシップが必要。
・地球から核兵器を無くすのはすぐにはできない。まず、独裁国家の核兵器に対処すべき。
・日本が核武装したら世界的に核の拡散が起こる可能性はある。
・日本の政治家は軍事に対する認識が低すぎると思う。

などかな。
どうも最後の「日本の政治家は軍事に対する認識が低すぎると思う」だけど、政治家だけでなく全体的に低すぎかな。
今は違うかもしれないが、小沢一郎の国連中心主義など、軍事的な勉強がゼロの人でないと言えない意見だよな。



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情報と国家―収集・分析・評価の落とし穴 [本(軍事)]


情報と国家―収集・分析・評価の落とし穴 (講談社現代新書)

情報と国家―収集・分析・評価の落とし穴 (講談社現代新書)

  • 作者: 江畑 謙介
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2004/10/19
  • メディア: 新書



昨日は大江議員の事を少し悪く書いてしまったかもしれませんが、まあ、一方的に大江議員が悪くて、一方的に幸福実現党が正しいとは思っていません。
人材を活かせなかった実現党側にも落ち度はあったと思います。
確かに今ひとつ人材を活かしきれていない部分があると思うのですよね。
あと、対話がないと駄目ですよね。
政治団体は対話してなんぼのものという部分がありますので対話が少ないのは良くないです。
幸福実現党も反省を通して成長していかねばなりません。
自分はそう思いますね。

金城氏の擁立は決して間違っていませんが。

---------------------

それはともかく、
この本は既に亡くなった江畑さんの本ですが、2004年の発刊なので、ちとイラク戦争の大量破壊兵器の情報に重点が置かれています。
ま、ホントのところは大川総裁に霊言でもしてもらわないとわからないところでしょうが、最新技術の偵察兵器や、最高度の諜報機関が総力をあげても、なかなか実際のところはわからない、といった結論でしょうか。
インテリジェンスの部分ですが、ちょっと、費用対効果と分析の結果をどう扱うかといったところが課題ですかね。

ま、そうは言ってもやらなくてはいけない問題である事にかわりはありません。
北朝鮮が現在、核兵器の製造がどこまで進んでいて、実用化に達しているのか?
今後、どう出てくるつもりなのか?
中国の空母やステルス戦闘機の開発具合はどうなっているのか?
艦隊の秘密基地はどうなっていて、今後、どう進出してくるのか?

はっきり言って、大川総裁の守護霊の呼び出しが一番、真相がわかるのですが、そればかりに頼っているわけにもいきませんから、やはり国家としての情報収集、分析能力は高めないといけません。
なんだかんだ言って、この本が書かれていた2004年頃には、まだ、北朝鮮の新型ミサイルは推定でしかなかったわけですが、現在、ムスダンとして出てきていますからね。
信憑性が高い情報に関しては、それなりの備えが必要です。
対策が数年、場合によっては10年遅れてしまいますし、その遅れが日本としての命取りにもなりかねません。


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田母神国軍 たったこれだけで日本は普通の国になる [本(軍事)]


田母神国軍  たったこれだけで日本は普通の国になる

田母神国軍 たったこれだけで日本は普通の国になる

  • 作者: 田母神俊雄
  • 出版社/メーカー: 産経新聞出版
  • 発売日: 2010/10/23
  • メディア: 単行本



第1章 中国の軍艦がやってくる
第2章 軍事力で恫喝する中国
第3章 日本をしゃぶりつくすアメリカ
第4章 田母神、アメリカを行く
第5章 田母神国軍構想

田母神氏は過激でも無く、さほど右翼だとも思わない。
世界標準の軍事的考えを持っていて、田母神氏が過激論者だったら自由主義圏の軍人も政治家も、全員、過激論者になってしまうだろう。
本当に、軍事思想ではノーマルで、逆に言えば、いかに日本の政治家や左翼系マスコミが世界標準から逸脱した思想を持っているか、という事が言えると思う。

はっきり言って、日本国内の左翼思想家、平和主義者?、憲法9条擁護論者、反日的な考えの日本人などは、そろそろ年貢の納め時だろう。
何故って言えば、超単純な事であって、それでは日本が守れないからです。
独裁国家である北朝鮮、中国にとって、日本の憲法9条がどうのこうのなど全く関係ないのです。
というか、憲法9条があるから日本を標的に出来ると思って、日本人を拉致したり、尖閣諸島や沖縄を奪おうとしたり、これは韓国だけど竹島を占拠したりできるのです。
日本の自衛隊が、普通の国の軍隊だったら、相手も命がけになりますのでなめてかかる事はできません。

いい加減、自衛隊の縛りを取らなくてはもう駄目です。
いちいち命令が無いと動けないのでは、自らの命も、国民の命、財産などが守れません。
反撃するのに内閣が集まって情報集めて、どうのこうのとやっている暇は無いでしょう。
相手は待ってくれないですよ。
田母神氏の言う様に、もう今後は常に「防衛出動」を発令しておくべきですね。

今の日本と中国の状況は、虐められっ子とイジメっ子の関係そのものでしょう。
虐められっ子が絶対に反撃しないとわかっていて、お金持ちのボンボンだったら、イジメっ子は脅してお金を貢がせようとするでしょう。
解決策は簡単で、虐められっ子が反撃したり、権利を主張する事です。
一発殴ったら二発返って来たら、いじめる側も躊躇しますよ。

どうか日本人は、安易な平和主義者になってはいけません。
広島、長崎、沖縄の悲惨さを繰り返さない様にするためには、戦力を放棄するのではなく、国力に応じた軍事力を持ち、正しい宗教家を尊重し、有能な政治家を選挙で選ぶ事ですよ。
自分達が軍隊を放棄したところで世界から戦争や紛争や軍事的な威嚇は無くならない事は、もう十分わかっているでしょう。
もう戦後何年経過してるのですか?
今だに戦後保障とか外国に言っている馬鹿な国はありませんよ。

もう日本は普通の国に戻るのです。
唯物論では無く、宗教を国の柱とし、政治、教育、防衛、ここいら辺に携わる人々も尊敬される国に戻さねばいけません。
そして、この危機の中にあって、自由と平和を守るための日本国軍を再建しましょう。
ただ、自分の国さえ守れたらよい、という様な恥ずかしい考えは捨てるのだ。
ベトナムやフィリピン、インドネシアなどが中国海軍に虐められていたら、「ちょっと中国軍さん、それはおかしいのではないですか」と、アジアの平和のために活躍しましょうよ。
また、ウイグルやチベットの人々も助けましょうよ。
左翼が主張している人権無視じゃありませんか。
「中国はでかいから言われた通りにしてよう」なんてやってたら、自由と平和と正義が地球から失われてしまいます。
国レベルの悪と戦え!!!
もう、世界第二位の経済大国なのだから、地球の未来に責任持ちましょうよ。

おーっと、本の内容から随分逸脱してしまった。

自衛隊が普通の軍隊になるための田母神氏の試算は。
10万トンクラスの空母3隻。
核武装。
原子力潜水艦。
戦略爆撃機。
地対地ミサイル、艦対地ミサイル。
海兵隊。
情報収集部隊。

これを20年分割ローンで、防衛費たったの1.3倍!
安い。
これで、独裁国家の魔の手から日本とアジアと地球を守れる可能性は飛躍的に高まる。
早急に手配すべし!
タグ:田母神国軍

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日本の戦争力 (新潮文庫) [本(軍事)]


日本の戦争力 (新潮文庫)

日本の戦争力 (新潮文庫)

  • 作者: 小川 和久
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2009/03/28
  • メディア: 文庫



第1章 自衛隊の「戦争力」―これが「日本軍」の真実の姿だ!!
第2章 アメリカへの「戦争力」=抜群の交渉力―アメリカの世界戦略を支える日本
第3章 テロへの「戦争力」―日本は平和構築のリーダーたりうるか
第4章 イラク復興支援に見る日本の「戦争力」―世界の常識、日本の非常識
第5章 北朝鮮への「戦争力」―真の脅威とは?有効な抑止システムとは?
第6章 日本国憲法の「戦争力」―平和国家をどうつくるか?

2005年12月に出た昔の本をリニューアルしたものです。
かなり出回った本だったが立ち読み程度で、ちゃんと読んでなかった。
もうちょっと具体的なものかな、と思っていたのだが、そうでもなかった。
自衛隊にパワー・プロジェクション能力がほとんど無い事は、今となっては自明の事。
海上自衛隊の対潜能力、掃海能力に関しては世界のトップレベルだが、やはり全体的に軍隊としては非常にバランスは悪い。100%、米軍が手を抜かないで日本を防衛してくれる事を前提に存在する軍隊だから、その様な、米軍補完軍の様になってしまっているのは仕方が無いのだが、いつまでもそれでは駄目なのであって、最終的には一人立ちできないと、本当のリーダー国家にはなれないだろう。
何とかしなくてはいけないところだ。

この本は、敵として想定しているのが、北朝鮮とテロなので、中国に対する視点は抜けています。
だからまあ現時点では、参考書籍の一つですかね。

基本的に、今の自衛隊は戦争のレベルまでいくと厳しいだろう。
精々、紛争処理能力だろうな。

それは当然の事であって、防御しか考えない軍隊に戦争を継続する力はありません。
ただ、著者の小川和久さんの言葉に従って、日本はパワー・プロジェクション能力が無いから平和主義で安全だ、という事を世界にアピールするのはどうかと思いますね。
安心されるというよりも、中国や北朝鮮にはなめられるし、逆に中国に抑圧されている国々にはがっかりさせるだけでないかね。

独立国家として国を防衛するのは当然として、更に、事が起こったら、勝つ事まで想定しないと中途半端ですよ。
万が一、他国が攻めて来たら防御し、かつ、勝利するための方法まで考えなくては現実的ではありません。
勝つか、最低限引き分けまでが許せるところであって、負けてしまえば当然、日本は占領させるのです。

もう憲法解釈で国の自衛権が認められるなら、防衛戦をして、最後は敵の軍事基地や首都、生産能力、輸送能力の破壊まで行わないと勝つ事はできないのです。
だから今の日本に戦争力があるかと問われたら、「緒戦防衛能力だけはある」とだけ答えるのが正直であって、数ヶ月、数年、戦争を継続して勝つ能力は無い、と言わざるを得ません。

第二次大戦、イギリスはドイツ空軍に爆撃されましたが、レーダー網や新型戦闘機スピット・ファイアが配備されていた事もあり、何とかドイツ空軍を撃退しました。
ただ、その後は米軍と共に反攻に出て、逆にドイツを重爆撃機とかで爆撃し、ミサイル基地も破壊しています。
そして、地上軍はノルマンディから上陸しベルリンを陥落させた。

そこまでやったのですが基本的にイギリスとしては防衛戦でしょう。
ミサイル基地は破壊しないとロンドンにV1、V2ミサイルは飛んで来ますし、軍事工場を破壊しないと、また盛り返されて、いつまで経っても平和は来ません。

要するに、自衛のための戦いと言えども、パワー・プロジェクション能力が無いと勝てないのです。
それでよいのか? という事ですね。

------------------------

基本的に国家の戦略を考える上で、何となく、とか、適当に、とかでは駄目でしょう。
核ミサイルの脅威があるならば、それに理論上も対抗できる処置を取る必要があるし、勝てるところまでの作戦は当然、必要です。
日米同盟にしても100%有効である事を前提にしては駄目であって、万が一の事も考えて戦略を立てないと駄目に決まってます。

要するに、自衛隊もパワー・プロジェクション能力をつけないと日本を防衛する事が出来ないで、最終的に負ける
可能性が高い、という事です。
局所的な紛争程度だと勝てるかもしれないけど、本格的は戦争だと今のレベルでは駄目です。
北朝鮮にも勝てません。
首都や軍事施設、生産工場を破壊できないと勝てないのです。
ま、日露戦争みたいに局所的に勝って、あとは首都で革命かクーデターを起こさせるという作戦しか今のところないのではないかな。

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日本の情報機関―知られざる対外インテリジェンスの全貌 [本(軍事)]


日本の情報機関―知られざる対外インテリジェンスの全貌 (講談社プラスアルファ新書)

日本の情報機関―知られざる対外インテリジェンスの全貌 (講談社プラスアルファ新書)

  • 作者: 黒井 文太郎
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2007/09/21
  • メディア: 新書



第1章防衛省・自衛隊のインテリジェンス
第2章北朝鮮弾道ミサイル発射実験で迷走した「情報」
第3章内閣衛星情報センターと情報収集衛星の実力
第4章工作船事件の全「情報ルート」を検証する!
第5章外務省「国際情報統括官組織」の能力とは
第6章知られざる「外事警察」の実像
第7章激震の公安調査庁
第8章合同情報会議と内閣情報調査室
第9章その他の情報機関
終章日本のインテリジェンス能力

ステルス戦闘機や新型護衛艦、迎撃ミサイル、新型戦車なども重要な防衛力ではある。
ただ、現代の戦争は、そこに至るまで、相当な裏工作があり、特に中国はそれを随分やっている。
『NHK捏造事件と無制限戦争の時代』でも書きましたが、実際に武器を使った戦争以前の活動でも相当な打撃を受けます。

当然、日本の知識人、マスコミ、政治関係の分野には中国の裏工作が働いていると考えるのは不自然ではない。沖縄にも相当、中国の力は働いていて、何とか米軍を出て行かせる様に工作している。
大体において、この後に及んで、まだ沖縄から米軍は撤退しろなどというのはどう考えてもおかしい。
そして、ワシントンでのチャイナロビーの活動なども日本としては気をつけなければいけない部分であると思う。
プロパガンダ攻撃と言えましょうか。

また、民間人を装った破壊工作やスパイ活動もあるでしょう。
今回の漁船なども中国当局により動いているのでしょう。

この本を読んでいると、確かに日本にも諜報機関の様なものはそこそこあるのだけれども、どうも今ひとつといった感じは否めない。

まあ、結局どうすればよいかだけど、日本のそれも、もうちょっと強化しないと駄目だな、という事だな。
それも時間が無いので早急にだな。
最終的には、アメリカからの情報が途絶えたとしても自力で対抗できるくらいにならないとイカンと思う。

まとめると、
・偵察衛星の強化
 静止衛星を持ち、ミサイル発射情報を独自に得る。(北朝鮮、中国のミサイルの発射情報の監視)
 距離が近いので米軍からの情報を待つには時間がかかる。かつ戦略的に独自に必要。
・ワシントンなどでのチャイナロビーの活動を調査し、場合によってはこちらもロビー活動を行う。
・沖縄の基地反対運動や、極端な左翼的法案を通そうとする裏で、何か工作が働いていないかどうかの調査活動。
・極端な反日情報を流すマスコミの調査。
・戦略的なスパイ活動。
・ネットなどによる逆プロパガンダ工作。
などなど・・・。
まあ、自由主義国家の枠を逸脱しない様に注意は必要だが、本当にこの国を護るためには気がつかないところで、いつのまにか毒がまわってしまっていた、などという事は避けねばならないと思う。
情報戦など無防備にしすぎていると、敵はこちらをすべて知っているが、こちらは敵を半分くらいしか知らない、という事になってしまいます。

やはりねえ、極東ではまだ東西冷戦は続いているのだ。
北朝鮮と中国当局は、本気で日本、韓国、台湾を取るつもりですから、生半可な態度でいたらまじで占領されますよ。
本当に日本政府も経済界も甘すぎだよ。
中国が日本を属国化しようとしている情報くらい、ちょっと本気になって調べればわかる事です。
一党独裁制国家なんですよ。
楽観的すぎと言うか、平和ボケというか、こちらが仕掛けなければ戦争は絶対起こらないという宗教を信じている様なものです。

個人的な意見ですが、子供手当はしばし廃止して、その分、防衛関係費に回した方が良いでしょう。
今という時代は、それだけ日本にとって危機の時代だという事です。
アメリカも経済的にかなり厳しい状況なのです。
日米同盟が機能しているうちにやらねばなりません。


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こんなに強い自衛隊 (双葉新書 5) [本(軍事)]






第一章 民主党政権と安全保障
第二章 自衛隊は軍隊なのか
第三章 陸の守り
第四章 海の守り
第五章 空の守り
第六章 知られざる自衛隊の民生協力
第七章 封印されてきた自衛隊海外派遣の真実
第八章 自衛隊がイラクで一人の戦死傷者も出さなかったのはなぜか
第九章 日本VS中国「もし戦わば・・・」
第十章 「武器輸出」は"悪"なのか?
第十一章 靖国神社と自衛隊

前作はここ

前作の改訂版です。
いい本だと思います。
特に、自衛隊が海外派兵されて、けっこう各国で歓迎を受け、自衛隊員も規律正しく、現地の人々に感謝をされる程の活躍をしているという事は、もっと日本国内で紹介されるべきだと思います。
太平洋戦争の歴史観も、もっと客観的に見るならば、日本は侵略軍というよりかは植民地の解放軍の役割を果たしていたという事になると思います。
今、反日と言えば、中国と朝鮮半島の2国ぐらいで、他のアジア諸国も、日本軍や日本人に悪いイメージを持っている国は無いのではないかね。

ま、今のままだと中国は本当に空母を数隻運用し、日本はもとより、ベトナム、フィリピン、台湾 など、ほとんど中国の一部の様になってしまいますが、そうさせないためにも、こちらとしても東南アジアに自衛隊の足場をつくり、災害時の派遣はもとより、中国の脅威から東南アジアをも守っていかないといけないと思う。

幸福実現党 黒川白雲さんのブログにも、
海上自衛隊の輸送船「くにさき」を派遣し、米軍の病院船「マーシー」と共に、1ヶ月にわたって、ベトナムとカンボジアで医療活動を行ないました。
という記事が載っていますが、このような活動は実に大事なことだと思う。
東南アジア各国、インド、パキスタン、中東、できればアフリカ等に対しても日本の自衛隊は貢献していけば、それが日本を守ることにもつながっていくのではないかな。

---------------

ところで、こないだ、中国 杭州の空港を一時、UFOが麻痺させた件ですが、中国当局はあれはUFOでは無いと言っている様ですが、嘘です。
弾道ミサイル「東風21」ではありません。
本当にUFOです。
プレアデスのUFOが、最近の中国の傍若無人さに警告を発して、威嚇のために行った、というのが本当の真実なのです。
プレアデス星人は、良い宇宙人ですから。
日本人も、いつまでも、霊言とか宇宙人とかを否定している様では、文明的に遅れた国になってしまいます。
今の時代の啓蒙思想は、魂の真実を明らかにする、ということと、宇宙人の存在をも明らかにする、ということも入っているのです。



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自衛隊vs.北朝鮮 (新潮新書) [本(軍事)]


自衛隊vs.北朝鮮 (新潮新書)

自衛隊vs.北朝鮮 (新潮新書)

  • 作者: 半田 滋
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2003/08
  • メディア: 新書



日本では、総理大臣の交代という事で、わーわーやっていますが、朝鮮半島が緊迫している状況に変わりはありません。
いつ何が起きても不思議では無い状況だと思いますので、ちょっと古い本ですが参考に読んでみました。
いや、2003年の本なので、さすがに内容は古い・・・。
当時は、核ミサイルはまだ考慮されていません。
一番の問題は、有事の難民と局所的なテロだと。

7年の間には更に問題は大きくなっています。
中国の軍拡といい、北朝鮮の核ミサイル開発といい、やはりソビエト連邦の崩壊が引きがねとなっているようです。

1993年5月 日本海中部に向けて、弾道ミサイルの発射実験
1995年 日本海に向けて、弾道ミサイルの発射実験
1998年8月 弾道ミサイルを発射(テポドン1)
2006年7月 弾道ミサイル7発発射実験(テポドン2含)
同      安保理 非難決議案(安保理決議第1695号)を全会一致で採択
2006年10月 1回目の地下核実験
2008年3月 首都圏でのPAC3の配備が完了
2009年4月 安保理 対北非難声明を採択。ミサイル発射に対し安保理決議1718
2009年5月 2回目の地下核実験
2009年6月 安保理 追加制裁決議1874

とにかく、いたずらに時間が過ぎていくのを待つよりかは、日本政府としては断固たる措置を取るべきだと思いますね。
日米韓と共同して軍事計画も含めて綿密な計画を立て、自衛隊関連の法整備も、もう一段整えなくてはいけません。
まだまだ、中国に比べれば北朝鮮問題は易しい問題と言えましょう。
裏で中国と連携とっている事はわかっていますが、中国も国連の常任理事国ですから、公に北朝鮮を援護する事はできません。

★対策を立てるにあたっての注意点
・北朝鮮政府は日本人が思っているよりも遥かに日本を仮想敵国と見ている。
・中国と北朝鮮は、裏ではほとんど日米同盟並みの繋がりがある。
・国連の制裁は効かない。裏で中国が助けているから。
・北朝鮮に目を向けすぎている時の台湾に気をつけないといけない。
(何かワシントンリポートみたいですが・・・)

しかし、日本にも、強力な諜報機関が必要だな。
予算の無駄を削るのもよいですが、必要なものには予算を使わなくてはいけません。
幸福実現党でないと、そういった事も出来ないだろうね。

そう、本当の意味で日本と自由主義陣営を守るのは 幸福実現党だけです。


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こんなにスゴイ最強の自衛隊―アジア最強の軍隊は我が自衛隊だった! [本(軍事)]


こんなにスゴイ最強の自衛隊―アジア最強の軍隊は我が自衛隊だった!

こんなにスゴイ最強の自衛隊―アジア最強の軍隊は我が自衛隊だった!

  • 作者: 菊池 雅之
  • 出版社/メーカー: 竹書房
  • 発売日: 2010/02/05
  • メディア: 単行本



まあ、戦前の少年雑誌の特集のタイトルのような本ですが、自衛隊を軍備面から考えてみたい。

日米同盟における日米双方の役割は、大雑把に言うと、アメリカが矛、自衛隊が盾といった感じになっていると思うが、万が一、日米同盟がなくなったら自衛隊の今の体系、装備では当然厳しい。
もちろん軍備とは、周辺国との兼ね合いで、増加も減少もしますし、どの面を強化したらよいかとか、いろいろ考えねばなりません。

現状の日本の周りでは、当然、
北朝鮮
韓国
中国
ロシア

こういった国々が脅威の対象になります。
ま、敵対意識を持つ必要はありませんが、万が一のことを考えて軍備というものは考えなくては意味がありません。当然、他国の軍備が日本への脅威であるならば、それに対して備えるべきでしょう。
(霊人による中国の日本侵略の可能性は80%くらいか?)

冷戦時代、ソビエトとアメリカの軍拡競争がありましたが、意味が無かったかと言えば、そうとは言えないでしょう。
どちらか一方が一方的に核ミサイルで相手を滅ぼせる状況では、もちろん軍事的のみならず、政治・経済的圧力もかかります。
パワーバランスが崩れます。

-----------------------------------

まず現時点の自衛隊の装備ですが、一番の危機に対する備えが今ひとつ不安ですね。
一番の危機は当然、中国と北朝鮮の核ミサイルです。

自分などは核ミサイルに対する防衛システムを強化したいです。
弾道ミサイルの迎撃には、
探知、迎撃
の2つのステップが必要ですが、現状、探知に関してはアメリカの早期警戒衛星が頼りになります。
航空自衛隊のガメラレーダーというレーダーが、早期警戒能力があるのではという事ですが、ちとよくわかりません。
日本も早期警戒衛星が必要だと思います。

それと迎撃に関してもイージス艦の6隻、及び、高射砲部隊のPAC-3では、ちと心もとない。
イージス艦のスタンダード・ミサイル3型は、弾道ミサイルを高度150kmで迎撃できるそうですが、どこまで撃墜できるかですよね。
PAC-3 は射程が20~30kmなのでちと短かいです。

龍馬の霊言にあったかもしれませんが、愛国1号、2号等、自分達で作るべきですね。
外れたら関東地方全滅、ともなれば日本人技術者なら命がけで迎撃システム作りますよ。
早急に日本製の弾道ミサイル迎撃システムを作りましょう。

---------------

次に、海上自衛隊の戦力ですが、前も言いましたが潜水艦を増強したいです。
中国はここ5年くらいで20隻くらい増強しています。
海上自衛隊の保有数以上を5年で造ってしまいました。

一番の脅威が核ミサイルだとしたら、次に恐いのが日本侵攻ですか。
当然、本土への上陸もそうですが、島を一個づつ取られていくのもマズイです。
潜水艦で海上船舶の航行を封鎖しなくてはなりません。
ただ潜水艦だけだと船舶を撃沈しない限り威圧感がありませんので、戦わずして勝つためとか考えると長距離対艦ミサイルを多数搭載した巡洋艦みたいなものが欲しいですね。
幾分目立って、それが出動したら相手に「ヤバイ、撤退せよ」と思わせられるようなやつが欲しいです。
対艦弾道ミサイルや長距離戦闘爆撃機に対抗するためイージス艦で防御する必要はあります。

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また、日本の場合はどうしてもシーレーンを守らねば駄目なのです。
食料、石油、鉱物資源等、大事なものは輸入に頼っていますから。
海上封鎖されてしまったら戦わずして負けてしまいます。
はっきり言って空母が欲しい。
シーレーンは長いから7~8隻は欲しい。
空母、イージス艦、潜水艦、各1隻
通常護衛艦3隻
くらいを単位として幾つかに分かれてシーレーンを守る。

台湾、インド、タイなどとの軍事同盟は必要だね。
補給基地が必要です。

空母についてはまた書きます。

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あと、何か極めつけの兵器が欲しいね。
ま、日本はロケット技術はけっこう進んでいるから、衛星型の兵器は実用化は早いと思います。
そういった兵器の登場如何によっては、あまり軍拡しないで済むかもしれないしね。


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