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「目に見えぬ侵略」「見えない手」副読本 [本(中国)]


「目に見えぬ侵略」「見えない手」副読本

「目に見えぬ侵略」「見えない手」副読本

  • 出版社/メーカー: 飛鳥新社
  • 発売日: 2021/02/04
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



〇『目に見えぬ侵略』『見えない手』合計900ページ以上の大著を、見開き40項目だけでシンプルに解説。
〇中国共産党の「浸透工作」を全篇実名で解明し、日米欧を震撼(しんかん)させた2冊のエッセンスを抜き出しました。
〇カラー図版多数使用、図解のビジュアルを全項目に盛り込んで、誰にでもわかりやすく理解できる!
〇コロナ後「中国ひとり勝ち」に身構える世界について、知っておきたい最前線の知識が最小の時間で得られる一冊。
〇民主主義と人権の危機を「報道と言論の自由」で止める試み。

目次
オーストラリアを覚醒させた一冊の本
軍事力よりも重要視される工作対象「中国の友人」
中国亡命外交官・陳用林は何を語ったか
大学を監視する中国人留学生たち
国際世論を意のままに作り変える
中国共産党に「外国」なし
中国が海外メディアに使う「アメとムチ」
「千粒の砂」計画
日本はどこまで「侵略」されているのか

--------------
ちょっと『見えない手』とか買って読んでいたけど大作すぎて、なかなか読み終わらない。
ので、
こちらを買って読んだ方が、まとまっていて要点を押さえられてよろしいかと思う。
値段も安いしね。

まあ、今の日本人は読んでおくべきでしょう。
The Liberty 程は、突っ込んだ話はしていませんが、これを読んで中国共産党の邪悪さを、しっかり理解して、更に邪悪さを理解するために The Liberty を読めばいいかな。

ホント、ここ10年で中国を民主的な国家に変えましょうや。
経済も中国に、あまり依存し過ぎてはいけない。
最悪、企業も撤退を考えてください。
というか、何とか頑張って日本国内でやってください。

中国の人々を、
邪悪な中国共産党から解放しましょう。

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誰も書かない中国進出企業の非情なる現実 [本(中国)]


誰も書かない中国進出企業の非情なる現実(祥伝社新書327)

誰も書かない中国進出企業の非情なる現実(祥伝社新書327)

  • 作者: 青木 直人
  • 出版社/メーカー: 祥伝社
  • 発売日: 2013/07/01
  • メディア: 新書



序章 本当は恐ろしい中国ビジネス
第1章 全日空―「井戸を掘った人」が受けた仕打ち
第2章 王子製紙―ストップした工事の行方
第3章 森ビル―上海に建てた「世界一」の高層ビル
第4章 労働争議に立ち向かう自動車メーカー
第5章 伊藤忠―人脈ビジネスの破綻
第6章 伊藤忠の代理人、丹羽「中国大使」の退場
終章 中国をつけ上がらせた歴代中国大使の「大罪」

残念ながら、今の中国で普通にビジネスを行う事は、極めて難しいと思う。
今の中国とは、今後10年くらいも含みます。
そもそも共産党の一党独裁政権下で、何事も無くビジネスができると考える方がどうかしている。
ま、そうした人々がこの本に載ってしまい、まだ中国ビジネスに未来があると楽観視している人もいるのでしょうが、厳しい現実が迫っている様な感じがしますね。

基本的に、最終的な善悪が中国共産党に握られていますので、正義の解釈がめちゃくちゃであり、そもそも正義が無い、とも言えます。
思想、信教の自由の無い国が「良い国」である事は無いのです。靖国神社参拝など、日本が非難される理由はゼロです。

今の中国は、一部の人々のみが、お金、権力、警察力、軍事力を押さえている国です。
日本とは比較にならないくらい自由の無い国であり、善悪も場合によっては逆になっています。
良い人、正義漢の強い人、信仰の強い人は、国家に取り押さえられ、「悪人」のレッテルを張られ、権力欲の強い人、残忍な人は、生き延びて共産党の上の方に上がっていく。
中国の一般の人々だって中国共産党は嫌っていますよ。
人々の上に立つ正統性が無いからです。

日本企業は、いくら儲かる話が来ても、正義に反する行為には断固反対せよ!
そもそも中国でビジネスを行うという事は、神を取るか悪魔を取るか、正義を取るか不正を良しとするか、それが必ず問われる事だろう。

日本の政治家も、マスコミも、その事を言わねばならん。
NHKなども、受信料を取ってやっているわけだから、別に中国共産党に気がねする必要など無いでしょう。「中国ビジネスの実態!」
といって”必ず”報道する義務があります。
真実を報道するのだ!!!

あと、新聞も消費増税から逃れようとしているようだが、無責任にもほどがある。
消費増税から逃れたいなら、そもそも消費増税に反対したらどうか?
また、NHKへの忠告と同じく、「中国の貧富の差」とか、「中国の軍事力」、「中国の核戦力」、「ウイグル、チベットの真実」など、中国大特集をやったらどうか?

少しは幸福実現党を見習って、全く見返りは無くとも、この世の正義のために言うべき事を言ったらどうか。


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実践・私の中国分析 [本(中国)]


実践・私の中国分析―「毛沢東」と「核」で読み解く国家戦略

実践・私の中国分析―「毛沢東」と「核」で読み解く国家戦略

  • 作者: 平松 茂雄
  • 出版社/メーカー: 幸福の科学出版
  • 発売日: 2012/12
  • メディア: 単行本



共産党創立100周年は台北で祝杯をあげる――!?
中国を動かしている真の“最高指導者”とは?

50年以上にわたり中国を追い続けてきた著者の至極のメソッド初公開!!

この一冊さえあれば、中国分析は決して間違わない
30年前に中国の軍事的台頭をいち早く予見した著者が贈る渾身の一冊!!

「私は、どうやって食べていくか、生活していくかに常に直面しながら中国研究を続けてきた
(中略)
しかし、私ももう十分やったと思う。
(中略)
これだけやれば十分だろう。
あとは、私の研究精神を次世代に残せれば嬉しいと考えているだけである。」
(本文より)

序章 尖閣問題の裏で進む中国の海洋進出
第一章 中国分析の視点――押さえておくべき前提
第二章 中国の動向を十年ごとに見る
第三章 中国分析の方法――平松メソッドのオリジナリティ
第四章 中国分析の姿勢――真実の見抜き方
第五章 今後の中国の読み解き方
第六章 今後、日本はどうすべきか
補章  私の履歴書

いやいや平松さん、中国問題はこれからが大事なところですよ。
これから解決策を考えて実行していかないと、日本人のためにも中国の人々の幸福にもなりません。
やはり今の中国の大問題は、宗教心が失われ、倫理観が無く、平気で嘘をつく事に何の罪悪感も感じていない人間性のところに問題がある。
もちろんすべての中国人がそうだとは言わないが。

まあ今回も、火器管制レーダー照射の問題とか、北京の大気汚染の問題とか、ことごとく嘘か、もしくは責任は取らない体質になってしまっている。

確かに、平松さんの言う通り、毛沢東は核兵器製造を第一に行い、やってのけてしまったところは凄いかもしれない。
ただ、核兵器製造ってパキスタンの様な貧しい国でも成功しているんだよね。
非常に、周りの国々にとっては迷惑な話である。

とにかく、今、中国と北朝鮮と、ついでに韓国に必要なのは、「自分で自分を律する精神」だな。
セルフヘルプの精神。
これがあるのと無いのとでは、大人と子供の違いくらい、国として世界に対する貢献度が違ってくる。
自分の国が悪いのは、日本の責任だとか、そんなのでは絶対に国は良くなりません。
まず、自分の国を良くしてから他国とまともな関係を持て。

今後、中国と北朝鮮と韓国には、精神棒で自分を鍛えてもらわないと駄目です。
自分の国の、貧困と不平不満、指導者階級だけ得をする不平等、情報操作、公害、暴力、嘘、ズルさ、不幸の蔓延、略奪 などを解決せよ。
今のレベルは、人間の国家というよりかは、人類以前の国家、動物王国みたいな感じです。
話し合いで解決するには相手の知性が低すぎる。
暴れるゴリラをなだめるレベルでは外交もくそも無い。
核兵器で隣国を脅す様な国と対話で解決はできないのです。

まず、動物王国にいる人々は、一部の人々でもよいので仏法真理を少しずつでも学んでいってもらいたい。
そして、人間と言えるレベルの人々の数を増やしていくしかない。
この世でいくら狡賢い栄華を極め様と、因果の理法からは逃れる事はできないのだ。

---------
ところで平松さんの中国研究の極意、平松メソッドとは、人民日報と解放軍報をとにかく読み続ける事の様です。
それって、そんなオリジナリティがある中国研究の方法だったんだ・・・。


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対日戦争を仕掛ける男習近平の野望 [本(中国)]





最悪の10年が始まった!
権力闘争の内幕、
対日路線の行方はいかに――。
尖閣事件、反日デモを仕掛けた男の本性を暴く。

習近平は当面、尖閣諸島の国有化を宣言した日本に対して
厳しい姿勢を貫かざるを得ないだろう。(本文より)

新指導部は保守強硬路線を踏襲、対日政策は依然厳しく――まえがきに代えて

第1章 窮地を脱し、大どんでん返しの権力闘争
第2章 「政界のプリンス」はガリガリの共産主義者だった
第3章 地方“ドサ回り”25年が最高指導者の道を開く
第4章 福建、台湾、浙江が経済開発の目玉になる
第5章 習近平体制は不安定――太子党と共青団閥の権力闘争
第6章 「習近平は対日強硬派」は本当か

--------
習近平とはどのような人物か?
大川総裁の守護霊霊言で、大まかな事はわかっているが、この世的に、どの様な道筋を歩んで来た人物か、
研究して備えなくてはなるまい。

--------
胡錦濤の後任として、2012年より第5代中国共産党中央委員会総書記、第6代中国共産党中央軍事委員会主席に就任。
太子党のひとりで、父は習仲勲(元国務院副総理)。
父・習仲勲が批判された文化大革命において反動学生とされ、1969年から7年間、陝西省延川県に下放された。
1974年に中国共産党に入党、下放された同地で生産大隊の党支部書記を務めている。1975年に国家重点大学の清華大学化学工程部に入学。1979年に卒業した後、国務院弁公庁で副総理の耿飈(こうひょう)の秘書を務めた。
(Wikipedia)

意外に苦労人で、若い頃、農民と共に生活をしたりしている。
そのためか、非常に倹約・質素な生活のも耐えられる人物のようである。
どこまでポーズか、わからないが・・・。

「政界のプリンス」はガリガリの共産主義者だったとも書かれているが、実際、若者の民主化運動などに耳を傾ける程、自由主義的な人物とは思えない。
表面的にはソフトムードを作りつつ、民主化要求など弾圧して鎮圧してしまえばよいと、いう感じではないかな。
思想的な部分も相当、取り締まりを厳しくしている様であるし。

独裁者特有の傾向性も持っていると思う。
というのも、現代の中国の権力社会を見て、あまり人を信用しない部分も持ち合わせているのではないか?
おそらく、父親が力を持っていた頃には、多くの人々が押し掛けて来て、
父親の立場が、反政府的なものとされた頃には、誰も助けてくれない。
そういった状況を、生で見ていて、権力の力を深く感じていたのではないだろうか。
こういった人物は、独裁的になり易いと思う。
身近に反対勢力があれば、力と裏工作でねじ伏せてしまう。
人よりかは権力を信じているのではないかね。

まさに、現代の中国で指導者にのし上がるためには権力闘争に打ち勝っていかなければならない。
実に厳しいというか、
平和な幸福感など感じる時間は無いのだろう。
表面の顔と、裏の顔と、両方をうまく使い分け、どこまで登りつめる事ができるか。
そして、登りつめた後は、どうそれを岩盤の如く維持するか。

まさに命がけの権力闘争のなかにあっては、それを維持するためには、他国を仮想敵国とし、軍事的行動も厭わないのではないだろうか?
もう中国は、完全に軍事国家だからね。
「チャイナ・セブン」で、かなり権力を固めているので、今後、人民解放軍を動かす事に、あまり躊躇しないだろう。

今後、日本と、中国の近隣諸国は、10年間、この人物にどう対処していくか。
なかなか大変な事である。


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中国――崩壊と暴走、3つのシナリオ [本(中国)]


中国――崩壊と暴走、3つのシナリオ

中国――崩壊と暴走、3つのシナリオ

  • 作者: 石平(せき へい)
  • 出版社/メーカー: 幸福の科学出版
  • 発売日: 2012/05/29
  • メディア: 単行本



第1章 日本人が知り得ない「中国そもそも論」―その恐るべき正体
第2章 2011年は「反乱と革命」前夜だった
第3章 進行する世界経済史上最大の崩壊劇
第4章 ついに本性を現す中国共産党の生存本能
第5章 人民解放軍―動き出した世界最大の化け物
第6章 中国―崩壊と暴走、3つのシナリオ

映画『ファイナル・ジャッジメント』を見た人も、見なかった、見てない人も、この本を読んでください。
何故、わざわざ大川隆法総裁が日本が他国に侵略される映画を作って全国公開したのか、その意味がよりいっそうわかると思います。
やはり、中華人民共和国の動きを見ると、ヒトラーの指導を受けているなーと思う。
最終的には、軍事的に近隣諸国を占領する事を望んでいるよね。

すべては軍事的覇権国家への道を歩んでいる。
経済発展でさえも、何のためのものかと言えば、軍事力を増強、強化、近代化するためのものであり、中国共産党、中国人民解放軍は、本当に使うために軍事力を強化しているのだ。

その最大の矛先は、日本です。

もういつ始まってもおかしくない。
というのも、既に中国国内はバブルがはじけてしまっていて、そのままにしていたら中国の民衆は、その矛先を中国当局へ向け、政権自体が危機に瀕するだろうから。

さあ、今後、日本の政治やマスコミはどう動いていくか。
映画『ファイナル・ジャッジメント』に関心を持たず、「有り得ない」なんて思っていたら、本当にヤバイですよ。
人類最高の霊能力者である大川隆法総裁が、2012年、2本の映画で、日本人に警告を与えている事実を無視してはいけない。
10月には『神秘の法』の映画を公開しますが、その映画も日本が侵略されるストーリーになっているのです。

マジマジで日本に最大の危機が近づいている事を、多くの日本人は感じとっていかなくてはならないのです。


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異形の大国 中国―彼らに心を許してはならない [本(中国)]


異形の大国 中国―彼らに心を許してはならない (新潮文庫)

異形の大国 中国―彼らに心を許してはならない (新潮文庫)

  • 作者: 櫻井 よしこ
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2010/10
  • メディア: 文庫



はじめに 異形の大国の脅威
第1章 歴史を捏造する国
第2章 止まらぬ領土拡大の野望
第3章 国益をかけ外交に勝利せよ
第4章 この国に心を許してはならない
第5章 虚構の大国の行く末

なかなか鋭い意見が多く散在されています。
まことに正論だと思いますね。
石原慎太郎の女性版とか言った失礼ですかね。

やはりどうしても現代の中国を「経済」という視点だけで見てはいけないのであって、近隣諸国に牙をむく猛獣という考えを忘れてはいけません。
別に、中国の親日的な一般庶民の人が中国の政治を運営しているわけではありません。
尖閣近辺には相変わらず中国調査船が排他的経済水域(EEZ)に侵入したりしてますね。

嘘をついたりするのも全く平気な国で、ワシントンで反日のロビー活動したり、もう正義とかの概念はゼロに近いですよね。
国連の常任理事国で、核ミサイルを持っているところが、日本にとっては何ともいやらしいところです。

もうやはりね、最終目標は、中国の民主化、これにつきます。
日本やアメリカと同じく、人々が参政権を持ち、多くの政党があり、話し合いで政治を運営するシステムにしなくてはいけません。
当然、信教の自由、言論の自由も、完全に守られなくてはなりません。
軍部や警察や公務員がいばっている様な社会は、非常に前近代的で、100年前の日本ですよ。はっきり言って。

ま、日本の政治家が、「中国の民主化を援助する」なんてことを言える状態ではない事はわかっていますので、民間の草の根運動としてやっていくべきでしょうね。
この国を民主化させないと日本の未来はありません。

ただ、もう自然の流れからいって中国国民を情報統制したり、何億人もの人々を一律に統治するなんて事は、かなり不可能な状態になりつつあります。
インフレが進んで、国民もかなり抑圧されてきていると思いますし、経済が上昇気流だけ、なんて事はありませんので、必ず落ちる時は来ます。
かなり全体的に時間の問題とも言えます。


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撃論 富国強兵号 vol.1「いまだ放射能で滅んだ国は無し、原発よりも危険な中国に備えよ!」 [本(中国)]





いろいろ防衛に対して考え方が違うのは当然だが、中川八洋(やつひろ)って人を、この雑誌の最初に持ってきたのはいかがなものか?
と、ちと唸ってしまう。
自分の考えじゃないと駄目だってな意見は狭いわな。
尖閣諸島だけにこだわるのではなく、もっと日本全体を防衛する考えが必要だ。

別に核兵器保有の議論をしてもよいでしょう。
核ミサイルを搭載した原子力潜水艦を3~4隻保有するだけでも、「そう簡単に日本侵攻はさせない」といった相当な意志表示にはなります。
まあ、アメリカの協力は必要だと思うけどね。
はっきり言って、地球の裏側までミサイルを飛ばす必要もないのであって、中距離ミサイルか、トマホークミサイルに核弾頭を搭載した程度のものでもいいかもしれない。
あくまでも自衛の為の核兵器ですから自衛隊が保有してもよいでしょう。
あくまでも報復兵器として、核抑止力としての保有です。

軍事評論家の井上和彦氏は以下の様に述べてますが、もっともです。
-----
また、原子力推進艦の保有を禁じる法律として、原子力の平和利用を定めた「原子力基本法」との整合性を問う声もあるが、もとより、守るべきは日本国民の生命と国土であり、法律ではない。その目的の障害となる法律ならば、変えればよいだけの話であろう。
-----

これ本当にもっともな話で、憲法や法律を守って日本が侵略されたり、属国になったりするならば、その前に憲法や法律を変えるなりして幾重にも防衛体制を強化すればよいのだ。
元寇の時、日本は少しも怯まなかった。
今回も同じ姿勢で臨め!
卑屈になるな!


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日本は中国の属国になる【再】 [本(中国)]


日本は中国の属国になる


再度、読み直しです。
前回はここ。

まずは現在の動きとして、
日米が、「キーン・ソード」と命名された、かなり大規模な軍事演習を開始した。
兵員4万4000~5000人、艦艇60席、航空機400機が参加などで、こないだの米韓の演習の6倍の規模だと言う。
韓国もオブザーバーとして参加している。
空母ジョージ・ワシントンは当然の事として、強襲揚陸艦エセックス、沖縄普天間基地の海兵隊、日米のイージス艦、パトリオットミサイル部隊、青森の三沢基地のF16戦闘機、グアムのアンダーセン基地の戦略爆撃機B52なども参加する。
弾道ミサイル防衛(BMD)や島しょ防衛をテーマにした演習で、当然、北朝鮮のミサイルと中国海軍の進出を抑制するのが狙いだ。

これは、非常に重要な演習であると思う。
可能性として一番ありそうな事に対して演習を実施するのは現実的でよろしいと思う。
現時点の軍事力で見れば、米軍と自衛隊を合わせた総合力では中国と北朝鮮には全く勝ち目は無いと思う。
それに韓国軍が加われば、更に強固になる。
当たり前の事ですが、沖縄の海兵隊は、強襲揚陸艦エセックスや普天間飛行場のヘリ部隊により運ばれて、島しょ防衛の物凄い抑止力になっています。

ま、中国寄りの人だと、「東アジア地域の軍事的緊張を高める」とか言うのでしょうが、馬鹿馬鹿しい話です。
もともと緊張を高めているのが中国と北朝鮮ではないか。
実際に彼らが実力行使に出ているからこの様な軍事演習を行うのであって、自分達に都合が良い時だけ「対話による解決を」などと言うのは呆れて物が言えない。

--------------------

ちょっと本の方に戻りますが、大体必要な事は一回目のブログで書きました。
が、あえてまた書くとするならば、何だかんだ言って、中国の長期に渡る戦略的視点に関しては幾分、日本人も見習わなくてはいけない部分があるかもしれない。
やり方や方向性は、全然間違っていますが、国家の戦略が長期に渡って続いていますよね。
「大中華圏構想」、「軍事力強化」などは本当に長期計画です。
国のトップが大体10年やれるし、後継者も大体同じ様な人間がなっていますよね。
その点、日本は国のトップがころころ代わるし、戦略性に全然一貫性が無い。
左翼が政権を取る事もある。
マスコミも言う事に一貫性が無い。
これでは中国の長期戦略には太刀打ちできない。
やはり、長期戦略に対抗するためには、こちらも、それ以上の長期戦略を立てなければいけないな。
それゆえに、日本も大統領制が必要な時に来ている。

あと、中国はアフリカにかなりの関心を持ち、彼等の力を利用しようとしているね。
その点、日本はアフリカの国々を無視し過ぎているだろうな。
国連常任理事国を目指すには、常日頃、アフリカ諸国への関心も忘れてはいられんね。

以上、中国以上の長期戦略と、アフリカやアジアの途上国への関与かな。

それと、
日本は島国で、片方は中国大陸、もう片方は太平洋です。
自分としては、もう少し海上自衛隊を強化して遠洋航海型にしてよいと思う。
国連の必要時には部隊を派遣して、アジア・アフリカ諸国の情勢の安定化にもっと貢献してよいと思う。
シーレーンの確保にもつながるし、中国の魔の手から諸国を守る事にもつながる。


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中国経済・隠された危機 (Voice select) [本(中国)]


中国経済・隠された危機 (Voice select)

中国経済・隠された危機 (Voice select)

  • 作者: 三橋 貴明
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2009/08/29
  • メディア: 新書



第1章 中国の最悪の輸出品―捏造される国家統計
 (失業率のウソ;「登録失業者」とは誰か ほか)
第2章 正しいバブルの創り方―担い手は中国政府と世界マネー
 (中国に対する報道姿勢を変えた『朝日新聞』;中国の不正件数は他国とは桁違い ほか)
第3章 中国共産党政府の誤算―思いどおりに伸びない経済成長率
 (中国経済は発電量と物価で測れ;発電量がウソか、工業生産統計がウソか ほか)
第4章 内憂外患―「資本主義の皮を被った共産独裁国」のジレンマ
 (輸出減少率が統計史上最大に;世界最大の消費市場アメリカの個人消費が減少 ほか)

中国は経済の数値があてにならず、信頼できるのは「電力消費量」ぐらいだとか。
例えば、ネットでも、こんな記事があった。

中国各省(中央直轄市・民族自治区)が発表した2009年上半期(1-6月)のGDPの合計が、国家統計局が発表した同期の全国GDPを1.4兆元(19兆円)上回っていることが分かった。

ま、あてにならない理由は、地方政府あるいは地方政府幹部の成績を計る主要な物差しがGDPであるからとの事です。当然、地方政府が水増し報告をあげてしまうという事ですね。
根本的に中国という国は「嘘をつく」という体質は変えていかなくてはならないでしょう。
正直者が馬鹿を見てしまう事が多いから、そのようになるのだと思いますが、これは直さんと駄目ですね。

ま、それはとにかく今回注目したのは中国経済の動向です。
この本は去年の夏に出された本で、少し古い情報ですが、中国のバブルは現在も続いているようです。
2010/4/15(木)の FujiSannkei Business i. では、

中国「バブル」世界注視

というタイトルが1面に載っています。
「中国70都市住宅価格伸び率(前年同月比)」などというグラフも載っていますが、2009/6 から直近の 2010/3
の上昇具合いはかなりのものです。
毎月着実に上がっています。
「実需の裏付け、リスクは限定的」
などと、かなり暢気な分析も書かれていますが。
今回、何故、中国経済の動向を取り上げたのか・・・。

下記の様な状態が、かなり急ピッチで進んでますので。
http://japanese.china.org.cn/politics/txt/2010-05/13/content_20035332.htm
http://japanese.china.org.cn/politics/txt/2010-05/17/content_20055520.htm
http://japanese.china.org.cn/politics/txt/2010-05/24/content_20107159.htm

早くこの世界を良い方向に変えたいのです。
幸福実現党 が政権を取れれば2~3年あれば十分ですが、まだこの国の国民が・・・。
ギリギリの戦いなのです。
どうか 幸福実現党をよろしくお願いします。
タグ:中国経済

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日本は中国の属国になる [本(中国)]


日本は中国の属国になる

日本は中国の属国になる

  • 作者: 平松 茂雄
  • 出版社/メーカー: 海竜社
  • 発売日: 2009/12
  • メディア: 単行本



第1章 「日本の海」を呑み込まれても、中国に無策な日本
第2章 核ミサイル・宇宙開発で「世界の大国」に成長した中国
第3章 融通無碍な中国の対外戦略に振り回される日本
第4章 新たな国家意識がなければ、日本は中国の属国となり下がる

-----------------------------------

まあ、今後の日本の抱える問題は、中国脅威論だけでなく、複合的要因とも言える部分がそうとう大きいと思いますが、いずれにせよ危機感は持った方が良いと判断します。

大部分の日本人は、まだ寝ぼけ眼(マナコ)で、そんな事あるわけないと思っているのかもしれませんが、中国は着々と、その時のために準備しているようです。
中華人民共和国独立後、毛沢東のとった戦略は「核開発」です。
人々の生活を犠牲にしてまで核開発に懸命になりました。
全く、現在の北朝鮮にそっくりですが、そうではなくて、北朝鮮が、かつての中国の真似をしているに過ぎません。

ま、核兵器の開発が完了後は、アメリカもうかつに中国を扱う事は出来なくなったようで、中国の発言権もものすごく上がりました。
ただ、民主化暴動も度々起こっていますので、仮想敵国を日本に求め、台湾の奪回、国粋主義者の輩出と経済力アップ、軍拡に必死になっているように感じます。
台湾や日本を奪うためにはどうしても海軍力が必須ですので中国としては歴史上最高というくらい海軍を増強していますね。

沖縄と宮古島の間を中国海軍の軍艦が通過する理由は、太平洋へ出て演習をするためのようですが、ハワイから西に関しては全部手中にしたいようです。
当然、中国の戦略としては日本をそのままにしていたいわけはありません。
アメリカ陣営の日本が、こんな中国に近く、かつ、第七艦隊も目と鼻の間に存在する現在の状況は、見過ごすわけにはいかんでしょう。

日本の左翼勢力をどんどん盛り上げて、日本を左側の国にしようとするエネルギーはかなりのものですね。
ソ連が崩壊して未だに左翼勢力が盛んな日本など、それを盛り上げる力が働いているからでしょう。
特にマスコミに巣くっているところが厄介な点です。

中国は今、政治体制を維持するために、それ以外のものに関して、やたら自由にやらせている感じですな。
経済や、男女の付き合い、娯楽等に関しては、かなり自由になっています。(あくまでも都市部)
それもこれも共産党一党独裁を維持するためですね。

中国はかなり戦略的にやっていますので、台湾、尖閣諸島、沖縄、日本 の順番で侵略してくることは計画のうちです。
軍事的か軍事力を使用しないで本土の中国人の数を増殖させていくか、軍事力で圧力をかけていくか、いくらか方法はあるでしょうが、いずれにせよ何等かの形で取りに来る事でしょう。

今の中国の海軍力の増強と、少しずつ日本に圧力かけている事に、普通の日本人なら気がつくはずです。
これで黙って何もしなければ当然、日本は中国の属国になる可能性は、かなり高いでしょう。
向こうは戦略的にやってるのですから。

今後、日本が中国に対して、どう振舞っていくか。
相当うまくやらねばいけません。

・日米同盟の維持

は必須で、憲法9条も早く変えた方がいいです。

最初に、日本の問題は複合的要因が大きいと書きましたが、そのもう少し具体的な意味ですが、
要するに、自分達で自分達の首を絞めている様な部分も多すぎるんですよね。

例えばこの憲法9条ですが、これが基で軍事力をあまり行使できない状態になり、軍隊はいらないなど馬鹿な考えの人々を増やしたりしている。
国防に関しては本来、与党も野党も、右も左も関係なく、当然、他国の侵略等から自国を守る事で、大きな意見の相違が出る事では本来無いのです。
イギリスくらいの国防観があれば、他国が核ミサイルの照準を合わせているなら断じて対抗しますよ。
普通は、絶対にやられない様に、自国も核ミサイルを持つなり、新兵器を造るなりしますよ。
そうすれば、相手の国も、うかつには手が出せないな、と思いますよ。
それで平和は維持されるのです。
日本は唯一の実戦での被爆国ですが、考え方によっては二度と落とさせないために日本が核兵器を持つ、という考えもあるのです。
相手もやられたくないですからそうそう日本に核ミサイル発射したりはしませんよ。
相手が独裁国家体制をやめて、民主主義体制に移行したら、同時に核ミサイルを廃棄すればよいです。
(考え方の一つの例です。今より強力な日米同盟を維持できれば日本が核ミサイルを持つ必要は無いと思いますが)

日本の場合、こういった議論をすっぽかし過ぎですね。
日米同盟を当たり前と思いすぎていたのかもしれません。
で、日米同盟が壊れる寸前のところまで来て、自分で脅威を創っている部分が相当あります。
必ずしも中国脅威論で、中国を仮想敵国の様に思いすぎるのではなく、自分達で可能な国防体制の構築や、日米同盟強化策等をどんどんやる事ですよ。
そうすれば脅威も去っていくのですが・・・。

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社民党とか共産党は、ハイチへ移住してはどうでしょうか?
憲法で軍隊を廃止していますから。
地震の復興も他国の軍隊に頼らねばならない状況ですが。

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「中国問題」の核心 (ちくま新書) [本(中国)]


「中国問題」の核心 (ちくま新書)

「中国問題」の核心 (ちくま新書)

  • 作者: 清水 美和
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 2009/09
  • メディア: 新書



第1章 再び高まる東シナ海のうねり
第2章 対日接近への反動
第3章 「三胡」の継承と断絶
第4章 今も続く「天安門」の問い
第5章 「和諧」路線の挫折
第6章 軍に傾斜する胡錦涛

日本、東アジア諸国、及び、世界各国にとって、今後の中国がどうなっていくのか? ということは大きな問題だと思います。
経済力、軍事力などは、もうかなりありますし、とにかく人口が多い。
しかし同時並行的な問題として舵取りが非常に難しくなってきています。
今後、胡錦涛及び、中国共産党が、どのようにこの国を持って行くのか、予断を許さない状況ですね。

まず、理想的な姿を描くなら、
この10億人以上の国の人々が、大部分、貧しさから脱却し、職業選択の自由、居住の自由、信教の自由、学問・言論の自由を得、結果平等ではなく、機会の平等により個人と社会とが発展していく状態になることでしょうね。当然、他の国々とは安心して貿易や人々の移動が行われ、世界平和のリーダーの一画として、他国の尊敬を受ける様な国が望ましいのは当然のことです。
やはり、人として生まれたからには「自由」を求める気持ちは誰でも持っているものです。
民族、国籍などは関係ありません。
また、国民が努力し、他国の理想像とならんとする姿は、これもまた自然な姿です。
大事なことは、理想にどうやって平和裏に到達するかですね。
政治の舵取りいかんによっては、とっても危険です。
ただ、もう避けては通れない。

今後のポイントは、まず、「公平社会」の実現ですかね。
一部の特権階級の人のみが裕福で、ある程度の自由があり、大多数が貧しく、自由がほとんど無い状態では、フランス革命前夜と同じですからね。
大多数の人々が納得する「ある程度のしくみ」を早くつくらねばいけませんな。

最悪は、更なる軍拡により、「はけ口」を他国(特に日本)に求めたり、国内治安を武力による鎮圧に求めることでしょう。
それは単純で、為政者にとってはやり易い手段ですが、最悪の手段です。
いつまでも、軍人と公務員が威張っている社会を続けることはできません。

そうですなー、
当然、「幸福の科学」の教えの民衆への浸透が有効であることは間違いありませんが、すぐには難しいでしょうから、まずは孔子の説いた「徳」あたりをもっと前面に出して、『人の上に立つ人程、「徳」ある者にならねばいかん』
と、徳治社会 の推進等を行うことから始めるのがよいかな。


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ネクストエンペラー―中国「新三国志」 [本(中国)]


ネクストエンペラー―中国「新三国志」

ネクストエンペラー―中国「新三国志」

  • 作者: 孔 健
  • 出版社/メーカー: 幸福の科学出版
  • 発売日: 2008/04/29
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



中国という国の今後の政治の行方を中心に説明している。
実際、共産党独裁とはどういった仕組みになっているのか、ある程度理解できる。
実際、選挙で選ばれるでなく国の中枢の要人が選別される仕組みは、ある意味、会社組織に近いものがあるな、と思った。まあ、株主にあたる存在は無いかもしれないが。

しかし、中国もここに来て、共産党独裁といいつつも、民衆の事を考慮してやっていかないといけない事はわかりつつあるようだ。他の国々との人の行き来は激しくなり、情報の垣根もかなりなくなりつつある。自由と平等を望む力が強くなる事は避けられない。
また、孔子、儒教を前面に出して、精神面でも民衆の充足を図ろうとする意図もある。

今後、中国の国力は更に強くなるだろう。中国の弱みでもあり強みでもある点は、一度、政権を奪取した人々は、そこそこ長期の計画を立て、実現させていくことができる点であろう。腐敗がかなり進んでしまうが。
その点、日本は、そこそこ自民党の強さはあるが、総理大臣がかなりのペースで変わってしまい長期の計画が立てられないのだ。民主党も自民党に反対ばかりしているし。
これは日本にとって、かなりの危機だと思います。安定して長期戦略を立てられる機関が是非とも必要です。また、精神面でも日本は頑張らないとまずいです。日本人が努力しないと道徳や礼儀、秩序でも負けるかもしれません。

...((((( ̄‥ ̄;) マ、マズイですよ!!!




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