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軍事研究 2013年 12月号 [「軍事研究」]


軍事研究 2013年 12月号 [雑誌]

軍事研究 2013年 12月号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ジャパンミリタリーレビュー
  • 発売日: 2013/11/09
  • メディア: 雑誌



一つ前の号になってしまいました。
最低限言及しておきたかった事として、英国の態度があります。
The Liberty Web の記事に
「中国が「人権問題」で欧州諸国に勝利しつつある? 日本こそが世界に訴えよ」

てな題の記事がありますが、うーん、イギリスの態度がわかりません。

この軍事研究12月号では、
「初開催!日英安全保障協力会議」
という題の記事があります。
9/30と10/1 東京・虎ノ門のホテルオークラにて日英の会合が行われたばかりです。
安倍総理も出席しています。
その数カ月後には中国詣でが行われるとは。
英国にとって、今となっては中国は遠い国であり、軍事的脅威を感じる対象ではないでしょう。
「中国とは商売相手としてうまく付き合いたい」と思うのでしょうが、ただ、日本が中国の軍事的脅威に晒されている事は英国も十分わかっているはず。

申し訳ないが、英国という国は、処世術に長けた老獪さを持った国として認識せざるを得ないところが、どこかにあるのだよね。
外交政策とは極めて難しいものである。

------
この号では、自衛隊の新兵器として、105mm砲を搭載した機動戦闘車と、ヘリ空母「いずも」を紹介している。

機動戦闘車に関しては、万が一の日本本土での戦闘を考えれば、戦車よりも機動性があり良いのではないかと思える。おそらく空輸も可能だろう。
自動装填装置が無いのが残念であるが。
ただこれは、「戦車では無い!」と、陸上自衛隊のために言っておきたい。
「これは、どう見ても戦車ではないだろう」

「いずも」に関しては、「ひゅうが」型に比べて、兵装が弱いとこが気にかかる。
F-35Bが搭載できれば問題ないが、現状では、戦闘地域での行動は、他の防空能力の高い護衛艦との共同運用が欠かせない。


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軍事研究 2013年 09月号 [「軍事研究」]


軍事研究 2013年 09月号 [雑誌]

軍事研究 2013年 09月号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ジャパンミリタリーレビュー
  • 発売日: 2013/08/10
  • メディア: 雑誌



下記は記事の内容から。

2001年から米海兵隊が行っている「ドーンブリッツ(夜明けの電撃戦)」という訓練に、2013年6月、海上自衛隊、陸上自衛隊も参加した。
アメリカの無人島で行われた日米共同の島嶼防衛訓練となり、海上自衛隊からはヘリ空母「ひゅうが」、護衛艦「あたご」、輸送艦「しもきた」などの艦艇も参加したのだ。

「ひゅうが」は、陸上自衛隊のAH64D、CH-47JA の拠点となり、空からの陸上自衛隊員の上陸を行う。
「あたご」は、上陸部隊の援護として艦砲射撃を行い、「しもきた」からはLCACが発進され、車両の上陸を行った。
実戦となれば、同時タイミングで航空自衛隊による制空権の確保が必要だろう。

もちろん米海兵隊との共同訓練で、この訓練の時、米海兵隊のオスプレイは、「ひゅうが」に着艦訓練を行っている。
また、オスプレイを格納庫に格納する事も行っている。
当然、自衛隊のオスプレイ導入を考慮しての事であったのだろう。

自衛隊では、無人偵察機のグローバルホークも導入するみたいで、まあ自衛隊も少ない人員と予算で、日本防衛に奮闘しているようです。


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軍事研究 2012年 03月号 [「軍事研究」]


軍事研究 2012年 03月号 [雑誌]

軍事研究 2012年 03月号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ジャパンミリタリーレビュー
  • 発売日: 2012/02/10
  • メディア: 雑誌



新連載カラー図説:『合衆国海兵隊マリーンズ』(1) 『合衆国海兵隊』の創設:第2の陸軍ではない!
ポイントは「ステルス」ではない! F-35AがF-Xに選ばれた理由
F-35を凌ぐ「I3FIGHTER」 防衛省が目指す第6世代型ステルス戦闘機
その機能と底力を目撃する 在沖縄海兵隊による民生支援と民間交流
現地取材:PHIBLEX2012 突入!アメリカ&フィリピン海兵隊共同訓練
日本経済に致死的な打撃 欧米vsイラン! ホルムズ海峡波高し
三代目金正恩の権力構造 金正日急死! 金正恩体制誕生!!
など。

今回、F-4ファントムの後継機種としてF-35が採用されたわけだけど、F-4 に関しては1966年(昭和41年)に第2次F-XによりF-86Fの後継機種として選定されたわけで、それももう40年以上昔の話になります。
まあこれは、F-4 という機体が、近代化改修を行える余地があったからで、ギリギリの余裕の無い機体であったならば、それだけの期間、使用され続ける事は無かったでしょう。
F-15にも同じ事が言えるが。
ちょっとそういった点に関しては「F-35はどうだろうか?」という気はしないでもない。
しかしまあ、中国が最新兵器にて固めようとしている現状にあっては、F-35 の最新性能は捨て難いものがあります。
その様な感じで、F-35 の選択は正しいのではないかと思います。

やはり国を守るための武器とか兵器というものは、自転車と同じで、常に漕いでいないと倒れてしまうものである事も事実。
そういった意味では、その国の総合力が問われる鏡でもある。
経済力に始まって、科学技術力から、生産能力、運用能力、アイデア、経済的パフォーマンス(コスト)、政治力などなど、常に最善のものを追求していかないといけないものではある。

現在、第5世代戦闘機の開発が、こういったF-35などに続いて、ロシア、中国などでも続けられているが、日本としても遅れをとってはいかんのは当然の事だ。
というか、ロシアや中国以上のものを製造する能力を、日本は十分に持っている。
この本にも書いてあるが、
次世代戦闘機を構成する7つのキーワードとして、
1 統合火器管制技術
2 UAV(無人機)、早期警戒機(AWACS)との連携能力
3 レーザー兵器
4 光ファイバーによる配線
5 ステルス技術
6 次世代レーダー、センサー
7 次世代エンジン
などが挙げられているが、7 のエンジン以外、どう考えてみても日本の技術力の方が上を行っているものばかりだと思う。
ちゃんと政治がコントロールしていけば、日本としての最高の能力を発揮できるものであるのだ。
1年先から50年先まで考えて政府はやらねばならんのです。
中国は馬鹿みたいに軍事産業を活性化させている事ですし。

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あと、ホルムズ海峡等で、欧米とイランが激突した時の対策も日本は必要です。
最悪の事態では日本への原油の80%が入らなくなる。
備蓄の石油も無くなったら、当然、原発は再稼働させねばなりませんし、今までとは打って変わってフル稼働状態に持っていかなければならなくなります。
そういった事態を想定しておくのも政府の役目でしょう。
今、原発に反対してデモ起こしているような人は、どうかソーラーパネルとか風力発電にて生活してもらう事を望みます。


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軍事研究 2011年 07月号 [「軍事研究」]


軍事研究 2011年 07月号 [雑誌]

軍事研究 2011年 07月号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ジャパンミリタリーレビュー
  • 発売日: 2011/06/10
  • メディア: 雑誌



世界のSTOVL空母と問題点
STOVL空母化した米海軍強襲揚陸艦
ナッターからF-35BライトニングⅡまで
『主力戦闘機』選定、最終段階へ!?
武装工作船対処&次世代護衛艦の技術イメージ
「誘拐商売」アルカイダ北アフリカ支部
ビンラディン殺害作戦の全貌
米海軍「艦船兵器」展示会レポート(1)
など。

現在、大連港で改修作業を進めている元ソ連製空母「ワリャーグ」が、7月1日の中国共産党創立90周年の記念日に試験運用が開始される可能性がある。また、正式運用は来年10月1日の国慶節になるとか。
乗せる飛行機は中国製J-15という戦闘機で、ロシア製のSu-33というやつを、半分コピーした様な戦闘機らしい。

しかし、空母の運用はそう簡単にできるものではなく、そうとう慣らさないと実戦には使えないと思うが、けっこう「はったり」の材料にはなる。そして、5年、10年と運用していたら、それなりにノウハウを積んで、けっこうな脅威になる可能性は高いですね。

当然、これに対抗する手段が無いと、日本としてはマズイでしょう。
米軍がいるから、と言っても、沖縄では米軍基地反対工作が続いていますし、アメリカ大統領や、アメリカ議会がどう判断するかによって日米同盟も必ずしも安泰とは言えません。
米軍が日本に対して親日的であったとしても、その米軍を動かしているのは、ワシントン政府なのです。
中国共産党政権は、長い年月をかけて勢力を拡大する方向で努力していますので、それに対して無策であったら当然やられる可能性は高くなります。

まあ、何度もしつこいくらい書いていますが、日本独自防衛から言って、空母は必要でしょう。
ただ、問題は載せる飛行機です。
STOVL(短距離離陸垂直着陸)のF35Bの開発が遅れています。
ステルス性もあっていいのですが、自衛隊が運用できるのは10年くらい先かもしれません。
ハリアーが唯一の実践的な戦闘機だったけど、最早製造していない。
こんなのは本来、器用な日本の技術力を結集すれば軽く造れると思うのだが。
新幹線やリニアだけではなくて、垂直離着陸ジエット戦闘機やV22オスプレイの様な高速機、高機能ヘリなど、
日本独自の技術で開発は充分可能でしょう。
日本政府が主導して、未来への投資になるプロジェクトを、バンバン立ち上げてやればいいのだけれど、政治家も能力無い人が多いからな。
予算配分が根本的に間違ってるよな。

うーん、とりあえず次期FXは F-18 ホーネットにするしかないか・・・。
自衛隊の F-18 も空母着艦が可能として、アメリカの空母で離着陸訓練をして、お下がりのアメリカ製空母を買う、という方法もあるかも。
ただ、F35B と 「ひゅうが」 等の組み合わせは捨てきれない。
どうもそちらの方が、日本に合っている様な気はする。

はっきり言って、中国と北朝鮮が民主化して平和国家に変化すれば、別に空母なども、あまりいらないのだが、
現実主義的に、今の情勢では必要です。
F-18 とか F-35C とかをカタパルト方式で運用する空母を2隻、F35B を運用する空母を2隻の4隻ぐらい創るか。

リーダー国家は、軍事的にも強くないと、自国と同盟国、更には地球の平和を守れない。


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軍事研究 2011年 04月号 & 航空ファン4月号 [「軍事研究」]


軍事研究 2011年 04月号 [雑誌]

軍事研究 2011年 04月号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ジャパンミリタリーレビュー
  • 発売日: 2011/03/10
  • メディア: 雑誌




航空ファン 2011年 04月号 [雑誌]

航空ファン 2011年 04月号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 文林堂
  • 発売日: 2011/02/21
  • メディア: 雑誌


20110402014049.jpg

『航空ファン』に関しては一つ前のになってしまいました。
この2冊は、どちらも一番巻頭ページにF-35 ライトニングⅡ量産化の事が書いてあります。
といっても、どちらも同じ人が書いていて、軍事評論家の青木謙知さんという人が書いています。
F-35 とは何か?
アメリカが中心に、各国と共同開発している次期主力ステルス戦闘機の事です。
ステルスとはレーダーに映りにくいという事です。
アメリカは先に、F-22 ラプターというステルス戦闘機を開発し、実戦配備をしていますが、ものすごく値段と運用コストが高いので最終的に200機も配備されません。
(1機あたりのコストはF-15が5機分くらいか)
だもんだから、もうちっと安いやつを、という事で F-35 は開発されています。
が、結局、なんだかんだでかなり高くなってしまいそうです。

大きな特徴としては、A、B、C の3タイプが同時並行で開発されている事です。
F-35A は空軍用で、通常の飛行場から発進します。
F-35B は、ヘリコプターの様に垂直離着陸が可能な機体です。
主に、小型空母、揚陸艦、などに搭載します。
F-35C は、海軍用で、アメリカの空母などに搭載され、カタパルトにより発進し、着艦フック(空母の甲板のロープに引っかけて短距離で着艦するもの)がついています。
当然、主翼が折りたためる様になっています。

各国が共同開発しているので、アメリカ空軍、海軍、海兵隊は当然として、イギリス、イタリア、オランダ、オーストラリア、カナダ、ノルウェー、トルコ、イスラエルが導入を既に決めている。
これだけで、3000機以上生産する事になります。

何故にこれだけ人気があるか?
当然、ステルス戦闘機だからだろう。
レーダーに映りにくいという事は、相手に見つけられる前に相手を撃破できてしまうのですから、もう、それ以前の戦闘機とは戦う土台が違いますね。

最近は、ロシア(T-50)や中国(J-20)もステルス戦闘機の開発を進めており、本当に、この分野では日本は完全に遅れてしまった。
最終的に日本が F-35 の導入を決めたとしても日本に配備されるのはずっと先になってしまいますから防空の穴ができてしまいますね。
それに F-35 開発に共同参加していないため、技術に関しても遅れをとっている。
中国のステルス戦闘機は、外面だけ真似たものである可能性も高いと思いますが、万が一、まともに実用化されてしまったら、自衛隊のF-15 では勝てなくなりますね。
ステルス戦闘機1機で、相手の非ステルス戦闘機20機~100機分に対する働きをする可能性がありますから。

予算削減といっても、大事な予算は減らしてしまってはいけなかったですねえ。
防空網を突破されて首都圏を爆撃されても、今のままでは対抗手段が無いですね。
政治が駄目だと、本当に国民の生命を危険にさらしてしまいます。

も、遅すぎるくらいですが、日本版ステルス戦闘機(ATD-X 心神)の研究、開発を一刻も早く進めなければなりません。
震災費用も必要ですが、防衛の金も、けちったりしてはいけません。
そして、できるだけ早く実戦配備をしなければいけません。
超短期開発を目指すべき。
それができないなら、アメリカとかイギリスやイタリアに頼み込んで 「F-35 を先に配備させてくれ」と、頭を下げるしかないですね。
「国防上、どーしても早く欲しいのだ」と説得する。

も、場合によっては、日本独自で、対ステルス戦闘機長距離レーダーを開発して F-15 や F-2 のレーダーと取り換えるのもアリかも。
先の先ぐらいまで考えてないとな。

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うーん、しかし、どうして自分の様な宗教的人間が、ここまで考えなくてはならないのか・・・。
日本の政治家、マスコミ、知識人と言われている人々の国防意識が、あまりにも低すぎるのだよね。
特に、政治家、マスコミは、本当に、国民の幸福を守る意思があるのか?
もう、地球から戦争とか無くなったとでも思っているのでしょうか?
左翼的な反核、反戦、反米運動など、日本を無神論国家とし、共産主義陣営へ引き込む作戦なので、絶対に信用してはいけません。
実は、彼らの方が暴力的で、争いを好んでいるわけです。
反核、反戦だから平和を愛していると思ったら、行きつく先は全く逆です。
死んでからも地獄です。
心の中の心象風景が嫉妬、不平不満、争い、神を信じない増上慢で満ちているから。

仏法真理が全世界に広まれば、平和な時代が来ますが、今は、まだそこまで行ってない。
我々の地球は、まだ、光と闇のガチンコ勝負中の非常に不安定な時代なのだ。


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軍事研究 2011年 01月号 [「軍事研究」]


軍事研究 2011年 01月号 [雑誌]

軍事研究 2011年 01月号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ジャパンミリタリーレビュー
  • 発売日: 2010/12/10
  • メディア: 雑誌



もうすぐ次の号が出てしまいます。
朝鮮半島が緊迫しているのは変わりありませんね。
アメリカも空母を集結させています。

ただ、北朝鮮と韓国、米軍の戦闘だけでなく、どうも北朝鮮のWebサイトが改ざんされる様な状態も発生しているようです。
内部の犯行か、外部からの犯行かはわかりませんが、内部の犯行であれば、かなり統制が乱れていますね。
いずれにせよ、現在の北朝鮮の人々は、かなり苦しい状態にある様です。
後継者の金正恩を偶像化しようとする動きはあるわけだが、実際に食べるものもろくに食べられない状態で、人々は独裁政権を信用するであろうか?
かなり難しい事であろう。
朝鮮民主主義人民共和国という国が無くなる日も、そう遠い事ではないだろうな。

日本としては、いざという時のための暴発に備えなければいけないのは当然の事だ。
「こんごう」、「きりしま」、「みょうこう」、「ちょうかい」
の艦長以下、非常に御苦労様です。
この4隻は、弾道ミサイル迎撃能力のあるイージス艦です。

雑誌の内容には言及していないが、
そうだねえ、ボーイングKC-767は良い買い物だったと思う。
空中給油機だけど、長距離輸送機としても使える。
ただ、4機では少ないな。
10機は最低欲しいところだ。

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あと、全然話は異なるけど、日本人のアメリカの大学への留学生が激減しているらしい。
これは、『日米同盟vs.中国・北朝鮮』でも少し語られていたと思ったが、長期的視野で見て、かなりよろしくないね。
中国人留学生は激増しています。
これって子供手当で予算を何兆円も使う事よりも、かなり政策重要度は高いと思われますね。

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軍事研究 2010年 12月号 [「軍事研究」]


軍事研究 2010年 12月号 [雑誌]

軍事研究 2010年 12月号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ジャパンミリタリーレビュー
  • 発売日: 2010/11/10
  • メディア: 雑誌



・目次・
テポドン2号発射に出動したBMD統合任務部隊
陸上自衛隊諸職種協同ヤキマ派米訓練
IRBMノドンとムスダン、戦車天馬と暴風
金正恩世襲に向けた党/軍人事の布石
金王朝世襲のロジックとトリック
サイバー防衛・サイバー攻撃とは何か
民間軍事会社に依存するイラク・アフガン作戦
欧米海軍の新コンセプト水上戦闘艦
スーパーホーネット次世代型
「ネジェーリン大惨事」の悲劇
「危機管理産業展2010」レポート
フランス・ルクレールとモジュール装甲【前編】
三沢・ゴルフボールが17個から20個へ
一〇年後の中国の戦略と主要装備

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北朝鮮に金が無い事はわかりきっていることではあるが、兵器は少しつづでも揃えてはいる様だ。
10/10に、平壌にて軍事パレードが行われたとの事だが、新しい兵器もお披露目されている。
中距離弾道ミサイル ムスダン、ノドン2と、新型戦車の新天馬号だ。
ムスダンは本誌によれば、射程4,000kmでグアムまで届くかもしれないとの事。
ノドン2は、対日用。
戦車は、まあ、一応、現代戦にもなんとか対応できるかもしれないくらいだと思う。
うーん、ただ、やはり何等かの形で、中国から技術が来ていると見るのが妥当だろう。
中国と北朝鮮は、親分子分の関係だから、子分にも少しは強くなってもらわにゃしょうがないからね。

しかし、自由主義陣営側としては、何とか中国と北朝鮮のつながりを切りたいところだ。
向こうが、日本とアメリカの関係を切りたがっている様に、こちらも中国と北朝鮮を切る作戦を立てていかないといけない。
今回の北朝鮮の韓国への砲撃で、アメリカとかは中国の北朝鮮対応を非難している様だが、こういった形で国際圧力をどんどんかけていきたいね。
中国も内部は北朝鮮と大して変わらないが、一応、国連の常任理事国とかして、経済も外に開けている様なふりをしているから、あからさまに北朝鮮みたいな事はできないので、「北朝鮮に対する中国の監督責任がなっとらん!」という国際世論が立ち上がる事を希望したい。

本来、日本政府も、そういったところを責めていきたいところなのだが・・・。
軟弱だからねえ。

あと、今回の号で、航空自衛隊のペトリオット迎撃ミサイルのシステム構成とか載っている。
いやー、ミサイルで攻撃するよりミサイルを迎撃する方が、遥かに難しい事だし、お金もかかる。
巡航ミサイルや弾道ミサイルを配備した方が、遥かに抑止力になり、安上がりなのではないかな。

ま、憲法9条などは、とっとと改正し、攻撃兵器を持ち、自衛隊を普通の軍隊にすればよいだけの事だ。
中国や北朝鮮が悪さをし続けるなら、核ミサイルも造ればよい。
核ミサイルを持っている国に対して、尖閣諸島や沖縄を取るとか、国民を拉致するとか、ミサイルで威嚇するとか、そうそうできる事ではないからね。
でもって、不要になったら廃棄すると。
「日本が核兵器を製造したら国際世論の反発をくう」と、気にする人も多いかもしれないが、日本はこれだけ危険な独裁国家に囲まれているわけだから説明すれば十分納得してくれると思う。
そのくらいの説得は自分でもできる。

今更ねえ、日本が攻撃兵器を持ったところで、侵略戦争など骨董品的な事はしませんよ。
割に合わないと気がついているからね。
攻撃兵器も防衛的に使えばよいだけの話であって、それだけの事だ。
自分で自分の手足を縛ってもがいているのは馬鹿みたいだね。
もっと柔軟に考えようや。

武力を持つ事に嫌悪感を感じる事は無い。
日本と世界の平和を守るために、抑止力として武力を使えばよいのだ。

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軍事研究 2010年 11月号 [「軍事研究」]


軍事研究 2010年 11月号 [雑誌]

軍事研究 2010年 11月号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ジャパンミリタリーレビュー
  • 発売日: 2010/10/09
  • メディア: 雑誌



カラー図説:『自衛隊の日本防衛力』(9)
師団の海岸地域防衛戦力:多目的誘導弾&10式新戦車
近代化改編が進む作戦基本部隊/海岸地域防衛で破壊力を発揮する対舟艇対戦車隊
-------------
特集 中国の巨大軍事力&自衛隊23年度予算と新計画
傲慢・強硬な中国と南西諸島防衛
陸上自衛隊の抱える危機!人員確保と島嶼防衛/南西諸島波高し! 対する陸上自衛隊の配備は「スカスカ」という御寒い状態だ!
-------------
わが国の防衛はどうなるのか
国防動員法の施行、戦時体制を整えた中国/有事の際に軍務を優先し、人員・物資等を政府と軍が統制する法律が施行される!
-------------
大陸本土から米空母を狙い射つ
中国第2砲兵部隊と対艦弾道ミサイルの脅威度
-------------
戦車や自走砲よりも南西諸島防衛の強化
平成23年度陸上自衛隊概算要求を読む/運用の実効性向上、南西諸島の防衛態勢強化と国際平和協力活動重視を鮮明に謳う
-------------
新造護衛艦なし、延命措置が目立つ概算要求
海上自衛隊23年度予算を読む/建造計画の谷間なのか、来年度の戦闘艦の建造は「そうりゅう」型潜水艦一隻のみ
など。

中国は空母を保有しようとしています。
この空母の建造、載せる航空機の確保、カタパルトやレーダーの技術、運用方法の確立、これに成功したら、中国は相当な攻撃能力を得る事になります。
また、兵器の国産化率80%以上となると、自国に技術の蓄積ができますので、これも有利ですね。
あと、温家宝守護霊の霊言によると、中国の軍事予算は公表されている数字の5倍くらいあるとの事です。
艦艇、潜水艦、ミサイル、戦闘機、キラー衛星等、もう馬鹿みたいに軍拡している状態です。
全体的に性能的にイマイチだとは思いますが、それなりにそろってきてはいます。

更に、1997年の国防法に続き、国防動員法というものを今年、成立させました。
個人や組織が持つ物資や生産設備は必要に応じて徴用される、という項目もありますが、当然、中国に進出している日本企業の工場にもあてはまります。
中国当局の一声で日本の工場は没収されてしまうのです。
凄い独裁国家ぶりです。

ちと、話は違うけど、金正恩守護霊の霊言のことはこないだ忘れていて何も書かなかったけど、基本的にオヤジと同じです。
もう、こんなのばかりなので詳しく書くのも面倒になっています。
ただ、軍を掌握するために、もうちょっと韓国艦艇か海上保安庁の船、もしくは潜水艦を沈めたい、と言っていました。
(自衛艦は、ちょっと強いので難しいかな、とも)
一応、「やってない」とゴリ押しして、なあなあにしてしまうところまでで、そういうのが実績として評価される様なのです。
こないだの韓国の哨戒艇撃沈も評価された様で、それで将軍になったのだと思われます。
またやる可能性は高いですね。

本当に、日本の周りは軍事的にイカレている勢力に囲まれてしまいつつあるのです。 イカレっぷりが半端ではないのです。

*防衛ジャーナリスト 芦川淳氏の南西諸島の島嶼防衛の意見
・戦略的に価値の高い順 石垣島(石垣海上保安部)、多良間島、宮古島(航空自衛隊レーダーサイト)、与那国島
・海上、航空自衛隊の航空部隊を伊良部島(下地島)を根拠地とする。3000m級の滑走路あり。
・石垣島には陸上自衛隊の部隊を常置。最低2機のCH-47JA(チヌーク)を旧空港となる石垣空港に配備。
 中SAMの一個高射中隊を展開。
・宮古島の航空部隊を守る陸上自衛隊配備。


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軍事研究 2010年 07月号 [「軍事研究」]


軍事研究 2010年 07月号 [雑誌]

軍事研究 2010年 07月号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ジャパンミリタリーレビュー
  • 発売日: 2010/06/10
  • メディア: 雑誌



中国艦隊脅威&イージス艦の対空戦・対水上戦
特集 第2次朝鮮戦争の導火線!?『韓国艦撃沈』
オバマ政権のBMDレポートを読む
ロシア対独戦勝記念パレードとその周辺
ウエポンシステムとしてのF-35戦闘機
戦闘機用エンジン国産開発の必要性
検証:在日米軍駐留費の内訳
など。

米韓両国が日本海で25日から軍事演習を実施する。
それに対して北朝鮮や中国がブーブー言っているが、戦争でもないのに軍艦を一隻、魚雷で撃沈されて、何のパフォーマンスも見せないとしたら、それこそ悪の勢力を増長させるだけだ。
やはり、アダム・スミスも霊言で言っている様に、軍事も外交手段の一つであるのだ。

ぼちぼち日本も、あまりにも羊の様になって、何をされても言われても、弱気になり過ぎる態度を変えていかなくては奴隷根性国家として世界から認定されるでしょう。
実際に北朝鮮など政府は悪魔政府ですから、神仏もこれに対して対抗手段を取ることを、決して非難はしないのです。

しかし、現在の日本の周りの国々はどこも危険だねえ。
北朝鮮や中国だけでなく、韓国なども25日から軍事演習に自衛官を視察させることに対して非難してるし、ロシアは別途、北方四島で軍事演習したり、日本の周りは敵だらけ、といった感もしますね。

日本としては、日米同盟は当然として、台湾、タイ、マレーシア、インドネシア、ベトナム、オーストラリア、インドなどと協力していくしかないかな?
韓国は、例え第二次朝鮮戦争になっても自衛隊との協力を拒むかもしれないな。
これは難しい問題だ。

正直言って、日本はインテリジェンス能力が弱すぎるため、裏から、影で、同盟を結ぶといった政治、外交の駆け引きが全くできていないのではないか。
韓国や台湾にしても、将来的に中国に飲み込まれると気がつけば、もう、日本との同盟を強固にしていくといった事が、どうしても必要であることがわかると思うのだが・・・。
ここいら辺は、別途言及したい。

-----------

中国艦隊脅威&イージス艦の対空戦・対水上戦
ということで、中国艦隊とイージス艦のシュミレーションのような記事があるが、まあ、この様な事は常に気をつけていかないとイカンな。実際、中国は物凄い勢いで軍拡していたので、いつの間にか、自衛隊では全く太刀打ちできない、という様な状況にはして欲しくはない。
新型対艦ミサイルが必要なら造るまでだ。
次期戦闘機の計画が暗礁に乗り上げているならば、とりあえず、F-2戦闘機の増産で対応すればいい。
F-35など買わないで次は「心神」造ればいい。
要するに、大事な事は、「要所は国産で対応すべし!」という事だ。
経済対策にもなるしな。


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しかし、日米同盟危険だなー。 + 軍事研究 2010年 04月号 [「軍事研究」]


軍事研究 2010年 04月号 [雑誌]

軍事研究 2010年 04月号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ジャパンミリタリーレビュー
  • 発売日: 2010/03/10
  • メディア: 雑誌



しかし、日米同盟危険だなー。
オバマも胡錦濤とは会談してハトとはまともに話をしてないですよね。
ワシントン・ポストなんかにもハトは馬鹿にされている。
普天間も5月中とか無理だろうし。
本当に、鳩山内閣、及び民主党政権に対して「辞めろ辞めろ」の大合唱が必要な時期でしょう。
自民党政権の時は、外交政策に関してはあまり問題無かったが、トップがおかしな首相、おかしな政党だと本当に国家そのものが危機に陥ってしまいます。
どうか心ある日本人の皆様には、何事かを行ってもらいたい。
「今、日本は危機の中にある」ということを認識せにゃいけません。

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もう5月号出てるんで、ちと古い号になっちった。。。

ロシアもステルス戦闘機の試作機を飛ばしました。
スホーイPAK-FA(前線空軍用将来機) T-50 と言うそうです。
試作機なので、まだ正式名称はありません。
実戦配備まで、まだ数年はかかりますが、飛ばせるところまではきているということです。
F-22ラプターに似てるよな。

当然、自衛隊も「心神」の開発を始めなくてはなりません。
F-22,F-35を買うよりは独自開発すべきです。
今、F-15 が200機くらいあるから、その代わりの機とするべきです。
その間は、F-15 の改造とユーロファイタータイフーンでつなぐ。

一方、国産の輸送機、XC-2 は初飛行に成功しました。
今までの輸送機に比べて、最大積載量かなり多いし(約30t)、航続距離もかなり伸びました。
哨戒機P3-Cの後継機となる XP-1 も開発、テストが進行中です。

後半は潜水艦特集と、アメリカの無人機の部隊の話。
アフガニスタンの無人機は、空中での大部分はアメリカ本土から遠隔操作のモニターを見ながら操縦しています。
本当のパイロットがやっているとの事ですが、自分から志願する人はあまり無く、人気は全然ありません。
「マッハで飛ぶときの”髪の毛に火が付く”快感はまったくないよ」
「俺たちは無人機のベビーシッターさ」
と、かなり自嘲気味になっています。
やっぱりパイロットは大空に飛び立ってこそ生き甲斐もある。
朝、車で基地に通って、モニターで爆撃して、夕方、車で家に帰るので「通勤戦争(Commuter Warfare)」と言われているとの事です。


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軍事研究 2008年 08月号 『段階的』憲法改正論 [「軍事研究」]


軍事研究 2008年 08月号 [雑誌]

軍事研究 2008年 08月号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ジャパンミリタリーレビュー
  • 発売日: 2008/07/10
  • メディア: 雑誌



福山隆さんという方が、この雑誌において、『段階的』憲法改正論
を述べているが、実際、憲法改正となると、その方針がよいかと、自分も思います。
憲法改正において注意しなくてはならない点は、日米関係に亀裂が起きない様にする、ということでしょう。
やはり、現在の国際情勢を考えると、日本は、アメリカとの日米安保体制を維持せざるを得ないのは明白です。万が一、民主党のオバマが大統領になったとしても。

日本は、平和憲法を持っているから世界に誇れる。
平和憲法を持っているから戦後、戦争に巻き込まれることがなかった。他国から侵略されなかった。
という考えは、あまりに現実的ではありません。警察を持たないと宣言したら犯罪がなくなるかと言えば、実際、そんなものではないでしょう。

憲法は、現代の世界情勢、日本の国情に合わせて変えていかなくてはいけないでしょう。但し、日米安保、日本とアメリカの協力関係にひびが入るものであっては国として衰退する可能性もあります。慎重に行う必要があります。

まあ、いろいろ問題はありますが、ぼちぼち本当に変えていかなくてはいけないでしょう。
特に、9条の事を今は言ってます。
国際貢献能力を持っているのに憲法が邪魔をして、その能力の2割とか3割しか発揮できないのだったら、いつまでも国連の末端の国の一つとして閉鎖的な国としてやっていくしかないでしょう。
機雷除去、燃料補給、治安維持、それも大事です。ただ、申し訳程度という感じがします。また、そのたびに国会で法案を成立させて、それから行動に移るのでは、場合によっては手遅れになることもあり得ます。

どうも自分の感覚としては、世界の国々は、軍事的能力においても、日本はもっと世界のために貢献してもらいたいと思っているのではないかという気がします。東南アジア諸国においても。
実際、自衛隊の能力も評判も、かなり高い、というのが本当の話でしょう。
海外派遣能力を高めるべきと思います。

タグ:憲法改正 9条

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