2025年を制覇する破壊的企業 (SB新書)

  • 作者: 山本 康正
  • 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
  • 発売日: 2020/11/05
  • メディア: Kindle版



【目次】
はじめに 5年後の未来はこの11社が決定づける
・2025年12月、アフターコロナの近未来
・GAFAだけ見ているのは日本だけ

第1部 2025年はどうなっているか?
第1章 世界最先端11社の目論見と3つのメガトレンド
第2章 業種の壁崩壊とコングロマリッド化の再来
第3章 ハードでもソフトでもなく「体験」が軸になる
第4章 データは新時代の石油

第2部 2025年を生き抜く処方箋
第1章 5年後に破壊される企業、台頭する企業
第2章 5年後にあなたの仕事はこう変わる

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どうも今のままでは日本はいかんね。
ま、アメリカでも時代についていけない企業は多数出ていると思うが、日本はなおさらだ。
GAFAとかと日本企業の差は何だろうかね?
もはや、トヨタ、ホンダといった自動車会社、ソニーやパナソニック、NECとかの家電、
いろいろやっている日立、三菱、
旧態依然の日本の各種銀行、
NTT、ソフトバンク、楽天
などなど、
何かこう弱いよね、全体的に。

去年5/8の日経記事は、
GAFA+Microsoftの時価総額、東証1部超え 560兆円に
とある。
また ↓ は佐賀新聞のHPからです。


この株価の差は正当なのだろうか?

ただやはり、この差はわからんでもないのだよね。
今の日本の製品やサービスには「斬新さが無い」
これは言えていると思う。

官僚が作るような製品やサービスばかりで、かつ、製品化が遅い。
電化製品も、中国、台湾製品ばかりだよね。
そして、本当に顧客志向とは言えず、
「小さな製品はつくらない」
「小さなサービスはやらない」
「金にならない事はやらない」
そんな感じにも見えます。

はっきり言って、
今の日本企業は全体的に「愛のある人間が上に来ていないよね」
たぶん。

おそらくではあるけれど、
厳しい人、
威張っている人、
口うるさい人、
攻撃的な人、
こうした人々を上に持っていこうとしているのではなかね?
体育会系人事というかな。

ま、そうした人が上に多い会社が、
GAFAに勝てるか? と言っても、そりゃ無理だわな。

これからの日本企業が生き残る道はただ一つ。
会社経営に「仏法真理」を取り込めるかどうかだろう。
技術力も重要ですが、日本の場合、もう少し企業の考え方の根底部分から変革しないと、もうダメだと思う。

この本は非常に参考になりますが、
自分の感想として、最後は、仏法真理を企業に取り込めるかどうか?
ここまで行かないと本当に日本企業の立ち直りは無理かと思う。