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経営者の条件 [本(経営)]


新訳 経営者の条件 (ドラッカー選書)

新訳 経営者の条件 (ドラッカー選書)

  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 1995/01/01
  • メディア: 単行本



第1章:成果をあげる能力は修得できる
第2章:汝の時間を知れ
第3章:どのような貢献ができるか
第4章:強みを生かせ
第5章:最も重要なことから始めよ
第6章:意思決定とは何か
第7章:成果をあげる意思決定とは
終 章:成果をあげることを習得せよ

---------------------
久々にドラッカーの本を読んでみた。
かなり久しぶりです。

ただ、以前読んだ時より、自分の内側に内容が入って来る感じがします。
以前読んでいた時は、何となく字面を追っているだけって感覚が強かったんだけど、「実際に自分の考え方、行動の仕方に生かすには?」ってところまで自然に考えられる様な気がしますね。

ま、別に、今、自分が経営者ってわけではありませんが、
やはり、時間かねえ。
若い時はわからない事が、年と共に見えて来たところもあるのかもしれませんね。

そうなんだよねえ、
年を取らないとわからない事もあると思うのだ。

ま、ただ、この『経営者の条件』は、多くの人々が読んでいる本だから、あまり多くを語っても仕方が無いですね。
まさに、読んで、その通りじゃなかろうか。


しかし、今回読んでいて、新たに感じた事は、
ドラッカーさんは、エリートやヒーローの為に、研究し、講演し、本を書いていたわけではない、という事がよくわかった。
彼が目指していた事は、極めて普通の能力を持った人々が、
組織の中で、いかに経営的能力をアップする事ができるか?
その点だよね。

スーパーマンは、めったに出て来ません。
今ある、普通の管理職の効率を上げさせて、この時代の平均的な人々の経営力、エグゼクティブ力を上げる、ここにポイントがあると思いますね。
普通の人の能力を少しアップさせる事は、全体として、ものすごく前進するものだ。

ドラッカーさんの本は、
仕事をする社会人の義務教育的な内容であるのかもしれない。


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起業の天才!―江副浩正 8兆円企業リクルートをつくった男 [本(経営)]


起業の天才!―江副浩正 8兆円企業リクルートをつくった男

起業の天才!―江副浩正 8兆円企業リクルートをつくった男

  • 作者: 大西 康之
  • 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
  • 発売日: 2021/01/23
  • メディア: Kindle版




はじめに 江副浩正は「服を着たゾウ」――瀧本哲史氏インタビュー
序章 ふたりの天才
【第1部 1960】
第1章 ユニコーンの誕生 
第2章 紙のグーグル 
第3章 進撃のダイバーシティー 
第4章 「日本型経営」を叩き潰せ 
第5章 APPI 
第6章 打倒Y 
-------------------------------

少し高めの本ではあるが、どうも気になっていたので購入し、全部読んだ。
うーん、((+_+))
いやはや、これが日本とアメリカ合衆国との差になって表れているのかなあと思いましたね。
自分は江副さんを擁護したい派かな。
まあ、確かに若くして成功して、
お金や地位を手に入れ、
嫉妬や妬みもあったかと思うが、上場する会社の株を付き合いのある人に持ってもらうのは全然悪い事ではないと思いますがね。
本当に、
田中角栄と言い、
ホリエモンと言い、
江副さんと言い、
何だろうかね? この引きずり下ろす力は。
韓国程ではないにしろ、日本も出る杭を打つ風潮が、かなりあるよね。

ま、総轄は結局、下記を読んでもらうしかないか。

リクルート事件と失われた日本経済20年の謎 江副浩正元会長の霊言 (OR books)

リクルート事件と失われた日本経済20年の謎 江副浩正元会長の霊言 (OR books)

  • 作者: 大川 隆法
  • 出版社/メーカー: 幸福の科学出版
  • 発売日: 2016/02/16
  • メディア: 単行本



結局ね、
日本が20~30年停滞し、経済規模が変わらず、
一方では、アメリカ合衆国が、2倍、3倍となっている理由を、「リクルート事件」は表わしているいるという事なんだよね。

①既得権者に有利なシステムになっている
②株等で儲ける事を悪だと思っている勢力の力が強い
③成功者を称賛する勢力より、妬んだり、嫉妬したりする力が強い

とかまあ日本的システムのよろしくない点も研究して修正していかなければいけない。

まとめ:
「成功者を受け入れる風土ができなければ、デフレ脱却はできない」


ーーーーーーーーーーーーーー
P.S.
久々にポスター張りを行った。
20210328.jpg

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2025年を制覇する破壊的企業 [本(経営)]


2025年を制覇する破壊的企業 (SB新書)

2025年を制覇する破壊的企業 (SB新書)

  • 作者: 山本 康正
  • 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
  • 発売日: 2020/11/05
  • メディア: Kindle版



【目次】
はじめに 5年後の未来はこの11社が決定づける
・2025年12月、アフターコロナの近未来
・GAFAだけ見ているのは日本だけ

第1部 2025年はどうなっているか?
第1章 世界最先端11社の目論見と3つのメガトレンド
第2章 業種の壁崩壊とコングロマリッド化の再来
第3章 ハードでもソフトでもなく「体験」が軸になる
第4章 データは新時代の石油

第2部 2025年を生き抜く処方箋
第1章 5年後に破壊される企業、台頭する企業
第2章 5年後にあなたの仕事はこう変わる

---------------------------

どうも今のままでは日本はいかんね。
ま、アメリカでも時代についていけない企業は多数出ていると思うが、日本はなおさらだ。
GAFAとかと日本企業の差は何だろうかね?
もはや、トヨタ、ホンダといった自動車会社、ソニーやパナソニック、NECとかの家電、
いろいろやっている日立、三菱、
旧態依然の日本の各種銀行、
NTT、ソフトバンク、楽天
などなど、
何かこう弱いよね、全体的に。

去年5/8の日経記事は、
GAFA+Microsoftの時価総額、東証1部超え 560兆円に
とある。
また ↓ は佐賀新聞のHPからです。
gafa.jpg

この株価の差は正当なのだろうか?

ただやはり、この差はわからんでもないのだよね。
今の日本の製品やサービスには「斬新さが無い」
これは言えていると思う。

官僚が作るような製品やサービスばかりで、かつ、製品化が遅い。
電化製品も、中国、台湾製品ばかりだよね。
そして、本当に顧客志向とは言えず、
「小さな製品はつくらない」
「小さなサービスはやらない」
「金にならない事はやらない」
そんな感じにも見えます。

はっきり言って、
今の日本企業は全体的に「愛のある人間が上に来ていないよね」
たぶん。

おそらくではあるけれど、
厳しい人、
威張っている人、
口うるさい人、
攻撃的な人、
こうした人々を上に持っていこうとしているのではなかね?
体育会系人事というかな。

ま、そうした人が上に多い会社が、
GAFAに勝てるか? と言っても、そりゃ無理だわな。

これからの日本企業が生き残る道はただ一つ。
会社経営に「仏法真理」を取り込めるかどうかだろう。
技術力も重要ですが、日本の場合、もう少し企業の考え方の根底部分から変革しないと、もうダメだと思う。

この本は非常に参考になりますが、
自分の感想として、最後は、仏法真理を企業に取り込めるかどうか?
ここまで行かないと本当に日本企業の立ち直りは無理かと思う。


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マネジメントへの挑戦 復刻版 [本(経営)]


マネジメントへの挑戦 復刻版

マネジメントへの挑戦 復刻版

  • 作者: 一倉 定
  • 出版社/メーカー: 日経BP
  • 発売日: 2020/06/25
  • メディア: Kindle版



1章 計画は本来机上論である
2章 実施は決意に基づく行動
3章 統制とは目標を達成しようとする執念
4章 組織は目標達成のためのチーム・ワーク
5章 有能な経営担当者への道
6章 お金(財務)に強くなる法
7章 時代おくれの教育訓練
8章 破算しかかっている人間関係論
9章 労務管理の基礎は賃金
----------------------

部分的に電車の中で読んだりしていて、完全に読み切ってはいないのだが、こういった本は、どの段階で「読んだ」と言えるのか、なかなかわからないところがある。
まあ、どうやって、自分の中に取り込める内容として消化するかだよね。

必ずしも経営者でないと理解できない内容でも無い。
「ミッション」の遂行の為に、ありとあらゆる知恵を総動員するために、思考の勝ちパターンを構築するために、必要な学びが詰まっていると思う。

まだ拝聴していないが、
法話「二宮尊徳流経営サバイバル術」なども、近いうちに拝聴して、今後の風雪に耐えるための考え方の城を構築する必要がある。

といっても、自分だけが生き延びるのではなくて、多くの人々が生き延びるための力になるべきでしょう。
それは、姿を変えた伝道でもあるか。


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サブスクリプション 製品から顧客中心のビジネスモデルへ [本(経営)]


サブスクリプション 製品から顧客中心のビジネスモデルへ (角川新書)

サブスクリプション 製品から顧客中心のビジネスモデルへ (角川新書)

  • 作者: 雨宮 寛二
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2019/07/10
  • メディア: 新書



消費者に購入を促す時代は終焉を迎えようとしている。
【主な内容】
第I章 所有から利用へ ――サブスクリプション時代の到来
 利用する消費行動の最上位に位置するサブスク3.0
 サブスク・コマースで成功する条件
 継続購入に成功しているサブスク
 顧客ファーストのサービスでV字回復
 サブスクシフトで復活した老舗メガテック企業
第II章 サブスクリプション・エコノミーの創出 ――デジタル化と融合するサブスク
 サブスクリプション・エコノミーを促進する要因
 シェアリング・サービスの基盤となるサブスク
 プラットフォーム型事業を展開する行動戦略
 ネットフリックスのSVOD戦略
 Amazon プライム・ビデオのコンテンツ戦略
第III章 米国を席巻するサブスク・ボックスの波 ――製品中心から顧客中心へ
 ミールキットサブスクの成長戦略
 バーチボックスのキュレーション型サブスク戦略
 ダラーシェイブクラブの価格転嫁戦略
 スティッチフィックスのデータ主導型モデル
 ショッパーを活用したインスタカートの戦略
第IV章 未来社会に広がる成長機会 ――新たなる成長機会を捉えるサブスク
 肩車社会で企業は消費需要をいかにして取り込むのか?
 日本は階層帰属意識の分散傾向が強まり格差社会が進展
 AI実用化で産業構造が変わる
 スマート化が期待される分野
 自動化は人類に何をもたらすのか?
第V章 モノを売る時代の終焉 ――すべての消費を飲み込むサブスク
 自動車産業の新たなる競争領域の創出
 コンテンツ業界で革新的な流れを生み出すサブスク 
 サブスクへの移行が進むゲーム市場
 データドリブンで会員を集める外食産業
 未来の暮らしに不可欠となる究極のサブスク・モデルとは?

---------------------------------
まあ、新聞・雑誌の定期購読。
通勤・通学定期。
賃貸部屋の家賃?
などは、昔から続くサブスクリプションなのでしょうか?

ただ、確かに新しい時代のサブスクリプションはどんどん増えているような気がする。
利用期間に応じて料金を支払う。
Amazonのプライム会員もそうだろうし、システムで言えば、Amazon Web Service (AWS)など、まさしくそうだろう。
Netflix (ネットフリックス) などもそう。
特に、アメリカでは、いろいろなサブスクリプションが、数多く出ているようだ。
毎月お金を払って、
何かが送られて来るとか、レンタルして使用するだとか。

うーん、長い目で見て、「個人で何かモノを所有する」という事は、比較的少なくなってくるのかもしれない。
例えば、大部分の人にとって、自動車とかは、使う時に借りる程度で済む事なのかもしれない。

本なども、紙の本を個人で必要な時に買うというよりかは、
電子媒体で、必要な時にレンタルする、という事が多くなってくるのかもしれない。

要するに、今後、けっこう、「所有」という事に関して大きな変革が起こるのではないか?
当然、経済システムや、お金の循環方式などもかなり変わるか?

おそらく同時に進行するであろう事は、
「モノから心へ」
といった動きかな。

この本には関係ないが、
自分的に、この本に何か付け加えるとしたら、
「モノから心へといった価値観の変換」
になるだろうか。

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トランプ自伝―不動産王にビジネスを学ぶ [本(経営)]


トランプ自伝―不動産王にビジネスを学ぶ (ちくま文庫)

トランプ自伝―不動産王にビジネスを学ぶ (ちくま文庫)

  • 作者: ドナルド・J. トランプ
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 2008/02/06
  • メディア: 文庫



取引ーある一週間
トランプの手札ー取引の諸要素
生い立ち/シンシナティ・キッドー慎重さが利益につながる
マンハッタンへ
グランド・ハイアット・ホテルーよみがえった四十二番通り
トランプ・タワーーティファニー界隈
賭博ーボードウォークのカジノ
棚ぼたーヒルトンをめぐる攻防
低家賃の豪華アパートーセントラル・パーク・サウスでの勝負
大きな賭けーUSFLの興亡
ウォルマン・リンクの再建
カムバックーもう一つのウェスト・サイド物語
一週間を終えてー取引の結果

ーーーーーーー
もともと1988年に出た本です。
今から30年前だね。
ちなみに幸福の科学の初転法輪である幸福の科学発足記念座談会は1986年11月23日です。
フレディが亡くなったのは1991年。
うーむ、最近はこのくらいの時代の研究をしている感じ。
この本は読み終えて、実は今、サッチャーの分厚い上下2巻の回想録を読んでいますが、まあ時期的には、似た様なものです。

それはともかく、トランプ氏は、昔からあまり変わっていないでしょう。
今のトランプ大統領の行動や言動も、こうした自伝を読めば理由は、けっこうわかるのではないでしょうか。

例えば、
「取引で禁物なのは、何が何でもこれを成功させたいとという素振りを見せる事だ。こちらが必死になると相手はそれを察知する。そうなるとこちらの負けだ。」
なんて事は、大統領になっても同じではないですかね。

とにかく「交渉の達人」といった感じが、この本から滲み出て来ていますね。
それと、お金儲けが好きというよりかは、仕事が本当に好きなんですね。
ま、カジノの建設等で大きく儲けているので、お金は関係無いわけではないですが、BIGなのが好きというかな。
カジノで儲ける事には、罪悪感は感じていない様ですが、そもそもニューヨークの金融自体がカジノとあまり変わらんというのが、その理由な様です。
確かに今の証券・金融はカジノに限りなく近くなっている。

ただ、役所のスケートリンク建設が、5年も6年もかかっても一向に進まないのを見るに見かねて「自分にやらしてくれ」という事で、リスクがありつつも4ヵ月くらいで建設してしまうという様なエピソードも書かれていて、
まあ、役人や行政の非効率さには当時から気にかかっていたのでしょうね。

しかし、トランプさんは、
20代の頃からBIGな取引を始めて、70になって大統領。
うーむ、休む暇なく「一生働くのが好き」といった人生を送っているのですね。

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アマゾン、ニトリ、ZARA…… すごい物流戦略 [本(経営)]


アマゾン、ニトリ、ZARA…… すごい物流戦略 (PHPビジネス新書)

アマゾン、ニトリ、ZARA…… すごい物流戦略 (PHPビジネス新書)

  • 作者: 角井 亮一
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2018/07/20
  • メディア: 新書



序章 なぜ、物流戦略なのか?
第1章 アマゾンの物流戦略
第2章 ニトリの物流戦略
第3章 アイリスオーヤマの物流戦略
第4章 ZARAの物流戦略
第5章 DHLの物流戦略
第6章 オムニチャネルと物流戦略
終章 物流戦略の4C

新刊本/「アマゾン、ニトリ、ZARA……すごい物流戦略」

----------------------
リバウンドを制するものが試合(バスケ?)を制する
とは、スラムダンクの言葉だが、
物流を制するものがビジネスを制する
か。

旧日本軍の延長線上、今の日本、
まだまだロジスティクスの価値に気が付いていないのかもしれない。
商品やサービスを、いかにタイムリーに顧客のもとへ届けるか?
そして、効率とコストとのバランスを両立させるか?

しかし時代は本当に早く変わっていく。
商売も、実店舗とインターネットのバランスを考慮しなければならないのは当然として、益々スピード感が必要な時代になって来た。
同じものでずっと勝負できるわけではないので、アイデアも次から次へと考えて実行に移していかなければならない。

はっきり言って、今、業績が良い企業でも、あっという間に地に落ちる可能性もある。
うーむ、総裁が言われるように、一日一冊くらい本も読んでいかないと創造性が低下する。

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USJを劇的に変えた、たった1つの考え方 成功を引き寄せるマーケティング入門 [本(経営)]


USJを劇的に変えた、たった1つの考え方  成功を引き寄せるマーケティング入門

USJを劇的に変えた、たった1つの考え方 成功を引き寄せるマーケティング入門

  • 作者: 森岡 毅
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店
  • 発売日: 2016/04/23
  • メディア: 単行本



プロローグ USJがTDLを超えた日
第1章 USJの成功の秘密はマーケティングにあり
第2章 日本のほとんどの企業はマーケティングができていない
第3章 マーケティングの本質とは何か?
第4章 「戦略」を学ぼう
第5章 マーケティング・フレームワークを学ぼう
第6章 マーケティングが日本を救う!
第7章 私はどうやってマーケターになったのか?
第8章 マーケターに向いている人、いない人
第9章 キャリアはどうやって作るのか?/エピローグ 未来のマーケターの皆さんへ

----------------

2年近く前の本ですが、本屋でパラパラめくって参考になりそうなので買って読んでみた。
読んでいて、「うーむ、この人は目のつけどころが鋭いな」と思った。
経済における戦略家そのものですね。

そうなんですよね。
商売の基本は、お客さんが何を望んで、何にお金を払うか、そこが一番のポイントで、会社の組織論的なものは、その次でしょう。
今の日本が遅れを取っている部分とも言えるのかな。

ちょっと先般読んだ、『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか? 経営における「アート」と「サイエンス」』が、商売の創造性の部分の開発とすれば、こちらのマーケティングは、フィールドワークや戦略的発想による商売の地盤固めとも言えましょうか。

創造とマーケティング、そのどちらも必要じゃないかね。
創造だけでは、その商品やサービスが売れるものか確実では無い。
ただ、マーケティングだけでも、人々の潜在的なニーズを導き出す事は難しい。

いずれにせよ、「創造性」においても「マーケティング」においても、今の日本というか、先進国全般は、まだまだ掘り込みが甘いでしょう。
今後の、10年、30年、50年、100年と、この部分の強化無くして経済の発展・繁栄は無いと言えるのではないかな。

そして、さらに根本の部分には、仏法真理がどうしても必要だ。
仏法真理の部分が、羅針盤になるからだ。
これが無いと文明の方向性が決まらない。
創造性もマーケティングも、道具と言えば道具であり、それをどう良い方向に使うかが、文明の明暗を分ける。
マーケティングしたら、「スマホやPCでゲームしたい人がこれだけいた」とかやって、年がら年中ゲームばかりして依存症の人の山になっても困るでしょう。
絶対に、根本には、仏法真理の教えが必要なのです。

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けっこう感動した↓
「人間性も金メダル級」 ライバルたたえた小平奈緒を韓国メディア絶賛
あと、小平選手を支えた医院もホント偉いと思う。

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「公益」資本主義 [本(経営)]


「公益」資本主義 (文春新書)

「公益」資本主義 (文春新書)

  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2017/03/17
  • メディア: Kindle版



たまたま買った本ですが、この人は
Wedge (ウェッジ) 2016年 3月号
に書いた人ですね。
この本の副タイトルは「英米型資本主義の終焉」。

あまりにも株主重視の会社制度へ警告を鳴らしています。
まあどう考えてみても極端な株主重視の制度はおかしいよね。
この本で、例えばという事で、アメリカン航空をあげている。
アメリカン航空経営陣は、経済的苦境に立ち、従業員に340億円の給与削減を求めた。
従業員も、会社が無くなってはという事で仕方なくそれを受け入れた。
ただ、この給与削減で苦境を脱した経営陣は、その功績により200億円のボーナスを受け取ったとの事。

株主から見たら、会社の価値を上げたという事で経営陣を評価したのだろうが、はっきり言って、もうこれは末期症状ですね。
欧米の会社は、いいところもあるのだろうが、こうした状態が常識化してるのでは、はっきり言って先は無いと思います。

やっぱ、株主、経営陣、社員、顧客、社会全体、それぞれの幸福を考えるような仕組みにしないと駄目でしょ。
一時的に株価を上げて、ストックオプションのボーナス貰って、とんずらする様な経営陣は、それこそファイヤー!(クビ)だ。
株主も、自分らの儲けばかり考えるなよ。

この愛の無い会社制度、株主資本主義は駄目です。

行動や言葉のなかに「神の愛」を 大川隆法総裁 御生誕祭法話「愛から始まる」“Starting from Love”

という事で、今後の時代は、愛のある時代にしなくてはいけません。
そして、無神論の愛では枯渇してしまうので、根本は神の愛でなくてはいけないのだ。
マジで、無神論、唯物論で愛を語っていたとしても、やはり枯渇してしまうのだよね。

この公益資本主義には大いに賛成です。
どんどんこれを広めていってもらいたいと思うし、自分も広めたい。
ただ、無神論、唯物論のままでは、おそらくどこかで壁にぶち当たることが推定されますので、その先の、まともな宗教心の復活まで行ってもらいたいと思う。

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東芝解体 電機メーカーが消える日 [本(経営)]


東芝解体 電機メーカーが消える日 (講談社現代新書)

東芝解体 電機メーカーが消える日 (講談社現代新書)

  • 作者: 大西 康之
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2017/05/17
  • メディア: 新書



序章      日本の電機が負け続ける「本当の理由」
1東芝     「電力ファミリーの正妻」は解体へ
2NEC     「電電ファミリーの長兄」も墜落寸前
3シャープ   台湾・ホンハイ傘下で再浮上
4ソニー    平井改革の正念場
5パナソニック 立ちすくむ巨人
6日立製作所 エリート野武士集団の死角
7三菱電機  実は構造改革の優等生?
8富士通    コンピューターの優も今は昔
おわりに
----------------------------

厳しい!
誠に厳しい現実がここにある。
ついこないだまで日本経済の推進者であった日本の家電メーカーが、ここまで衰退してしまった。
実に残念な事である。
まあ、それぞれ衰退の原因は個別に違うところはあるが、思えば気が付くところも多々ある。

一般の人々が、一番目が付くところは製品そのものだと思う。
やっぱ、ここ最近の日本のメーカーの製品は、製品も価格も横並びで、デザインなども斬新さはあまりないよね。
携帯電話・スマホとかパソコンなども、基本的に価格競争とデザイン、性能のバランスで負けているのではないかね。
機能てんこ盛りで、価格は高額。
目線が消費者の側に立ってはいないよね。
5万のエクスペリアよりかは、2万弱のファーウェイでいいかな?
って事になってしまう。

本にも書かれているが、電力ファミリー、電々ファミリーで生きて来たのが大問題でしたね。
国の政策で、常に仕事が上から降りて来て、それに飼い慣らされてしまった。
原発なども、基本、日本の国策だったわけだよね。
ただ、大震災後、もう何年も経過しているのに未だに原発がまともに稼働していない。
原発1つ造るのに1兆円かかるんだったら、もう民間企業では手が出せなくなる。

日本企業は、ここで侍精神を回復させないと駄目になるな。
あと、企業に宗教心が失われている事も、衰退の大きな原因であると思う。

宗教心の不足
官僚主義
アイデア不足
未来予測の精度の悪さ

こうした事により、企業は衰退していくと思うな。
ちと、この本の内容ではないけれど。
日本の金融、電気メーカーが衰退し、今後、日本が生き残るためにどうすればよいか?
ま、まずは霊言を読む事だな。
とにかく、霊言を読め!
タグ:東芝解体
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捨てられる銀行 [本(経営)]


捨てられる銀行 (講談社現代新書)

捨てられる銀行 (講談社現代新書)

  • 作者: 橋本 卓典
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2016/05/18
  • メディア: 新書



第1章 金融庁の大転換(金融庁の新方針/「処方箋を持ってこい」 ほか)
第2章 改革に燃える3人(森信親長官の真意/森長官が抜擢したキーマン・日下智晴 ほか)
第3章 「選ばれる銀行」になるために(金融検査マニュアル/マニュアル行政の恐ろしさ ほか)
第4章 新しい4つのビジネスモデル(稚内信用金庫ーリスクをとるための「やせ我慢経営」/北國銀行ー営業ノルマを捨てた地銀 ほか)
終章 森金融庁改革の行方(地域金融の化学反応/新時代の金融庁 ほか)

--------------------

金融庁長官が森信親という方に代わり、金融庁の指導方針が大きく変わっているようだ。
しかし、そもそも根本的には、金融庁の指導自体が社会主義的で、資本主義経済を腐らせている元凶ではあると思うがな。
ただ、金融検査マニュアルさえ守っていればよい、というような安易な金融機関では生き残ってはいけない事が、ここに来て、全体的にわかって来たと言うか。

はっきり言って、外から見て、銀行の違いを識別するのは難しい。
大抵、横並びで特徴が分かりにくく、特に大手の銀行以外は、存在意義を問われていると言っても過言ではないだろう。

今までの金融庁長官に比べて、森さんという人は、コンサルティング能力に長けているのだろう。
優れた経営コンサルタントで、対象企業に甘い事を言う人はまずいまい。
不良債権さえ減らせばいいとか、金融検査マニュアルをしっかりやっていればよいとか、まあそれだけでいいなら苦労は無い。

政治も、その都度、経済の失速時に莫大な予算をつぎ込むが、時期を延ばし過ぎると、人々は完全にそのお金をあてにした事業しかしなくなる。これも銀行をめちゃくちゃ顧客から離してしまい、銀行なんて役所の一部みたいなものと思われてしまっているのではないだろうか。

今後、いかに、銀行がおもしろい役割を果たせるかどうか、正念場だな。

かと言って、こういった事は銀行のみに当てはまる事でもなくて、日本のいろいろな業界に蔓延している事なのだよね。
銀行だけではないよ。
家電メーカーもそう。
コンピューター業界もそう。
マスコミもそう。
実に厳しい時代だ。

金融検査マニュアルが大幅見直し 銀行の使命に目覚めるきっかけに

---------------
会社の真の支配者は、お客様である。
「一倉定の経営心得」




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三略 [本(経営)]


三略 (中公文庫BIBLIO)

三略 (中公文庫BIBLIO)

  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2010/05/04
  • メディア: Kindle版



上略・中略・下略からなる古代中国の兵法書。
「武経七書」のひとつ。

文庫で買うと782円だが、Kindle版だと300円だった。
まあ、ここいら辺の本は、読んでおくに越した事はない。

基本的に、人の上に立つ人は、人々に対する思いやりや公平な判断を持っていなくてはならない、というような事が書いてある。
指導者の心がけとでもいうべきものであろう。

もうこういった書物も、中国人よりも日本人の方が教養として読まれているのではないか?
本来であれば、中国共産党の幹部が読んで、「自分たちはどうであろうか?」と、反省のために読まなくてはいけないと思うがね。

この手の本は、宗教そのものに入るには、ちょっと抵抗があるけれども、人格を高め、幸福に発展していきたい人などが、まずは読まれたらよいと思う。
何度も何度も繰り返し読んでいたら、それなりのエキスが自分の心の中に入ってきて、幸福の科学的に言えば、6次元 神界くらいの悟りと幸福が得られるのではないか。
軍事やビジネスにも応用可能なところもある。

ただどうだろうか?
7次元 菩薩界、天使の世界となると、さすがに宗教的訓練が無いとキツイかも。

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社長失格 [本(経営)]


社長失格

社長失格

  • 作者: 板倉 雄一郎
  • 出版社/メーカー: 日経BP社
  • 発売日: 1998/11/21
  • メディア: 単行本



【目次】
プロローグ 1997年12月24日
第1章 創業ー1984年2月~92年9月
第2章 展開ー1992年10月~95年8月
第3章 ハイパーシステムー1995年9月~97年1月
第4章 転落ー1997年2月~10月
第5章 倒産ー1997年11月~12月
エピローグ 再び、1997年12月24日

------------
研究のために読んでみました。
頂点と転落が、あっという間に起きてしまいましたね。
山一証券の倒産と同時期という事で、時代の流れを感じます。

まあ経営の成功談は数多くあれども失敗談は、そう多くないので、相当研究題材になりますわね。
そういった意味では、失敗談を正直に本にするなどは、一つの菩薩行となるのではないかと。
そこから教訓を得る人が山のように出るだろうからね。

ただ、個別に本を読んでいくだけではなかなか、何がよくて何が悪かったか、いまいちよくわからないと思うので、どうしても比較は必要だよね。
この本でいえば、DeNAとの比較、楽天との比較、そうした比較は、割と本も出ているのでやり易いだろね。
と言っても、その比較の内容を、すぐにこの文章として書けるくらいの単純なものでもないでしょう。

それと当然、仏法真理の照射による分析も必要になる。
これが更に深みのある経営成功学の探求に移っていくと思うのだ。

あまり深く考えず、とりあえず研究のための参考仏法真理書籍をあげてみた。

危機突破の社長学 (幸福の科学大学シリーズ 57)

危機突破の社長学 (幸福の科学大学シリーズ 57)

  • 作者: 大川 隆法
  • 出版社/メーカー: 幸福の科学出版
  • 発売日: 2014/09/11
  • メディア: 単行本



財務的思考とは何か (幸福の科学大学シリーズ)

財務的思考とは何か (幸福の科学大学シリーズ)

  • 作者: 大川 隆法
  • 出版社/メーカー: 幸福の科学出版
  • 発売日: 2014/09/09
  • メディア: 単行本



常勝の法―人生の勝負に勝つ成功法則 (OR books)

常勝の法―人生の勝負に勝つ成功法則 (OR books)

  • 作者: 大川 隆法
  • 出版社/メーカー: 幸福の科学出版
  • 発売日: 2002/01
  • メディア: 単行本


*撤退戦も考慮するなら、とりあえず『大悟の法』の第2章 罪を許す力 などもか・・・。

タグ:社長失格
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外資系トップの仕事力―経営プロフェッショナルはいかに自分を磨いたか [本(経営)]


外資系トップの仕事力―経営プロフェッショナルはいかに自分を磨いたか

外資系トップの仕事力―経営プロフェッショナルはいかに自分を磨いたか

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2006/09/08
  • メディア: 単行本



プロフェッショナルへの王道はない。12人の外資系トップが、12通りの仕事観・人材観を語る。

魚谷雅彦(日本コカ・コーラ(株)代表取締役会長)
柴田励司(マーサー・ヒューマン・リソース・コンサルティング(株)代表取締役社長)
新宅正明(日本オラクル(株)代表取締役社長、最高経営責任者)
関口康(ヤンセンファーマ(株)代表取締役社長)
平野正雄(マッキンゼー・アンド・カンパニー・インク・ジャパンディレクター)
グレン・S.フクシマ(エアバス・ジャパン(株)代表取締役社長)
藤井清孝(LVグループ(株)代表取締役社長、ルイ・ヴィトン・ジャパンカンパニープレジデント&CEO)
藤森義明(日本ゼネラル・エレクトリック(株)代表取締役会長、GEコンシューマー・ファイナンス・アジアCEO)
安田雄典(BNPパリバ在日代表)
山中信義(日本エマソン(株)代表取締役社長)
脇若英治(BPジャパン(株)代表取締役社長)
ラヴィ・チャタベディ(プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン(株)取締役社長)

--------------

この本が出たのは2006年ですか。
10年は経たないけど、まあ10年弱の時間が経過して、それから後、どうなっているかは調べないとわかりません。
リーマン・ショックなどは、この後だしね。
ただまあ、この本の出版時点では成功者と言えると思う。
参考にできるところは、とことん参考にすべきだろう。

やはり読んでいて、成功者特有の特徴はあるね。
まずこれは基本中の基本だけど、猛烈に仕事が好きって感じだね。
そりゃ、仕事が嫌いでトップに立つ事は難しい。
仕事にも、人生にもかなり積極思考です。

そして、厳しい時期もそれぞれあろうかと思いますが、厳しい時期でも「自分を磨く」という事を怠ってはいない。
現状維持に甘んじる事無く、より高みを目指している。
だから、転職も厭わないところはあるかな。

またこれは、外資系という事もあるけれども、外国人との付き合いや海外での仕事を、恐れずチャレンジしているよね。
ガッツもバイタリティーもある。
日本人的な、セコセコしたところは感じられないよね。

人生の成功の法則も、一方では理論として学び、もう一方は、こうした体験談から学ぶ事が大事ではないかと思う。
ま、若い人たちだけでなく、ある程度の年齢になった人でも、「人生と思いの力」を研究し、後半、挽回するのにも使えると思う。

すべてを学びの材料とせよ!

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セブン&アイHLDGS.9兆円企業の秘密 [本(経営)]


セブン&アイHLDGS.9兆円企業の秘密―世界最強オムニチャネルへの挑戦

セブン&アイHLDGS.9兆円企業の秘密―世界最強オムニチャネルへの挑戦

  • 作者: 朝永 久見雄
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
  • 発売日: 2013/09/03
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



目次
第1章 オムニチャネル挑戦への序章—小売業勝ち負けのルールを根底から変えるコンドラチェフ波動
第2章 セブン&アイ・ホールディングスの目指すもの—コミュニティインフラをイノベーションし日本を再成長社会へ導く
第3章 セブン銀行—お客様の立場に立ったら銀行まで作ってしまった
第4章 ロフト—店頭の楽しさを単品管理する驚異の小売業
第5章 赤ちゃん本舗—96%、驚異の市場認知率。オムニチャネルの入口として、重要な存在
第6章 セブンネットショッピング—ホールディングスを一気通貫でつなぐ新たなプラットフォーム
第7章 ヨークベニマル—小商圏で繰り返しご来店いただいている地域のお客様の日常の食卓をより楽しく、豊かに、便利にする、日本一のスーパーマーケット
第8章 セブン‐イレブン・ジャパン—どんな小さな変化も見逃さず自ら変化し続ける世界最高のイノベーション集団
第9章 7‐Eleven,Inc.—基本の徹底により米国企業の再生に成功
第10章 イトーヨーカ堂—新しいGMSの再定義へ
第11章 セブン&アイ・フードシステムズ—今後の成長が最も期待できるセグメントの一つ
第12章 そごう・西武—百貨店は差別化商品の開発で成長余地が大きい

-------
研究のため読んでみた。
そもそもオムニチャネルとは何の事か?
ここ。

セブン&アイ・ホールディングスが、現代の日本で果たしている役割は、意外に大きいかもしれない。
特にセブン・イレブンの影響が大きいが、日本を住みやすい国にしている事には貢献しているだろう。
一人暮らしをしている時には、近所のセブン・イレブンの弁当が、夕ご飯の主食だったしね。
セブン銀行など、はっきりいって日本の銀行が怠けている証拠ではないか?
役所も銀行も、本来、夜とか土日とか営業すべきものだと思う。
サービス業じゃないですか。
今後は、役所の機能、銀行の機能はセブン・イレブンを中心とした24時間営業のコンビニが取り込んでしまってよいんじゃないかな。
時代の流れは、そうなりそうな気がする。

ま、ヨークベニマルやロフト、赤ちゃん本舗なども、それなりの業績をあげ、イトーヨーカ堂、そごう・西武、ここいらがまずまずであれば、この先、ますます発展すると思いますが、問題は来年、4月からの消費増税だろう。
日本全体の問題であるから、1グループの問題ではないのだが。

ちなみに、イトーヨーカ堂の紳士服KENTは、けっこう自分としてはいい感じの服を売っていると思うのだが、どうもユニクロとかに客を奪われてしまっている気がする。

セブン・イレブンに"The Liberty" や"Are you Happy?" を置いて欲しい。
霊言も、セブン・イレブンに置けば若者が立ち読み? するかも。
たぶんする。

そごう、西武は、何か特徴が欲しいな。
他では買えないようなものを売るとか。
もう、一人乗り様ヘリとか、10分の9 サイズのスピット・ファイヤとかホンダジェットとか売れば???
最低限、モルガンのA-2 フライト・ジャケットとか、あまり他では売っていないものを売るのがいいか??
マニアの店?

その他、そごうの屋上間を、飛行船で巡回する遊覧飛行するとか。
夜もやっていれば都心の夜景が見れていいな。
(屋上への発着は気流の関係から難しいと思われるが、アイデアで解決すると思う)

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クロネコヤマト「感動する企業」の秘密 [本(経営)]


クロネコヤマト「感動する企業」の秘密 (PHPビジネス新書)

クロネコヤマト「感動する企業」の秘密 (PHPビジネス新書)

  • 作者: 石島 洋一
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2013/09/19
  • メディア: 新書



目次
第1章 震災時に見るヤマト魂―有事マニュアルは必要ない
第2章 実践される「全員経営」―ヤマトパワーの原動力
第3章 ヤマトの人づくり―制度と風土の合わせ技
第4章 お客様の問題解決が仕事―運送業を超えたソリューション企業
第5章 一〇〇年目でも目指すのは「愛される企業」―新しい民間企業のあり方
第6章 ヤマトの粘り腰―創設時から受け継がれる「根気」

クロネコヤマトは普通ではないね。
普通では無いというのは、良い意味で普通でないという事です。
企業にとって利益は大事だが、そうだよね、お客様の「ありがとう」を優先してやっていると、自然に利益も後からついてくるという見本かな。
いい会社だと思うなあ。
自分が総理大臣だったら、こういった会社は税金免除しちゃうなあ。
税金免除はやりすぎかもしれんが、税率を下げたいねえ。
震災対応で140億円以上、自主的に出す企業から税金たくさん取る必要ないよなあ。

ま、このブログ始めた頃、「小倉昌男 経営学」も、読んで感想書いたけど、創始者の良き精神が引き継がれているよね。
きちんと引き継がれている。
「世のため人のため」なんて、会社を超えて、正しい宗教がやる事と同じじゃないですか。
映画「神秘の法」に出て来るヘルメス・ウィングスじゃなかろうか。

ちなみに、自分も学生時代とかよく配送のアルバイトをやっていました。
郵便局員の息子なので、郵便局が多かったけど、民間企業とかでもやったよな。
クロネコヤマトではなかったけど。
いや、クロネコも仕分けの内勤とかやったかなー、思い出せん。

けっこう配達の仕事、好きです、自分は。
自分の車に積み込んでやったりしていたので全然量が入らないし、プロの配送量に比べたら雲泥の差があったけどさ。
お歳暮の時期もよくやってたけど、基本的には喜ばれるし、配達途中、コンビニで昼飯買って、停車できるところでのんびり日の光を浴びて昼御飯を食べるのは幸福感を感じてましたねえ。
プロはのんびりできないのかもしれませんが・・・。

それはともかく、いかにクロネコヤマトのような良き理念を持ち、実際に行動できる会社を日本に増やしていくかだな。
これって経営成功学の範疇だよね。

この本は、「理想的な企業とは」を考えるにあたって非常に参考になりますので、是非、読んでみてください。

ISBN978-4-569-81479-7.gif

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カモメになったペンギン [本(経営)]


カモメになったペンギン

カモメになったペンギン

  • 作者: ジョン・P・コッター
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2007/10/27
  • メディア: 単行本



ジョン・P・コッター John P. Kotter
ハーバード・ビジネススクールの松下幸之助寄付講座リーダーシップ教授。

--------
本屋でてきとうに立ち読みしていた時、
ペンギンの挿絵が気に入り、買って読みました。
ペンギンの世界を通してリーダーシップやチームワークに関する事を語った本です。
原題は、”Our Iceberg Is Melting”という題で、ペンギン達が住んでいる氷山が崩壊の危機に陥り、リーダーシップとチームワークで人々、ではなく"ペンギン々"を説得し、新たな住処を見つけて移住するという話です。

ま、それだけだったら単なる寓話ですが、
この物語の中から、組織を円滑に動かしていく何かを悟れ! という事です。
要旨は下記の八段階のプロセスとの事。

・変革を成功させる八段階のプロセス
1 危機管理を高める
2 変革推進チームをつくる
3 変革のビジョンと戦略を立てる
4 変革のビジョンを周知徹底する
5 行動しやすい環境を整える
6 短期的な成果を生む
7 さらに変革を進める
8 新しい文化を築く

うーむ。
これは大川総裁の『常勝思考』で言えば、竹の節にあたる部分を、組織として、どう乗り越えて行くか、という事だろうか。
平和な時代に、コツコツと地味に、勤勉に努力していく、というのとは、ちょっと違いますわな。
これは、今の日本が直面している状態かもしれんな。

中国や北朝鮮による軍事的危機。
日本経済の硬直化。
唯物論の蔓延による精神性の低下。

そうした状況の中にあって、どのようにして、この国と、この国の人々を目覚めさせ、新たな時代を切り開いていくか、という事かな。
1 危機管理を高める → 「ファイナル・ジャッジメント」とか「神秘の法」の映画。
2 変革推進チームをつくる → 幸福実現党を立党、活動を開始。
3 変革のビジョンと戦略を立てる → 総裁の御法話など。
4 変革のビジョンを周知徹底する → あの世の証明のため「霊言」の流布。宇宙人リーディングなど。
 ~現在進行中~

目標は、「8 新しい文化を築く」ですが、
スケール的に正しく言えば、「新しい文明を築く」になりましょう。
もうはっきり言って、「死んだら終わり」、「人類は地球だけ」という様な風潮は、100%過去の遺物になる寸前ですなあ。


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岩崎彌太郎─「会社」の創造 [本(経営)]


岩崎彌太郎─「会社」の創造 (講談社現代新書)

岩崎彌太郎─「会社」の創造 (講談社現代新書)

  • 作者: 伊井 直行
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2010/05/19
  • メディア: 新書



後藤象二郎に嵌(は)められ?
借金まみれの土佐藩の土佐商会の運営を一手に引き受け、
なんとかかんとかうまくやり、
維新の時代を経て、
土佐商会→九十九商会→三川商会→三菱
と、発展していった。

ただ、岩崎彌太郎としては、
売買交渉をひたすら続けていただけなのかもしれない。
坂本龍馬のように、夢を公言するでなく、
地味な役を引き受け、
黙々と仕事に励んでいた・・・。

静かに行く者は、遠くまで行く
かな。
--------

ま、東京オリンピックが7年後に再び開催される事が決まりましたが、
やっぱ、こうした時代背景をうまく利用できるかできないかが、勝負の分かれ目なのかな。
自国の首都にてオリンピックが開催されるチャンスなど、
自分の意志で創れるものではないのであって、
運良くビッグウェーブが来て、
その波に乗れるか、
という事だろう。

ただ、7年間がすんなり、何事も無く過ぎ去る事は、個人的にも、国家レベルでも、まず無いでしょう。
その間、喜びも悲しみ苦しみ等、いろいろな事があるのではないかと思いますが、
何だかんだありつつも、
できれば、
7年後の2020年9月8日は、
自分も、周りの人々も、日本の人々も、幸福であってもらいたいので、
そうした未来を心に思い描く事だろうな。
思いの力で未来はねじ曲がる。

政治家は、この国を良くし、
経済人は、この国の経済力を高め、
各分野の人々が、他の人々の幸福のために貢献し、
可能であれば、海外の人々の幸福にも貢献する。
あ、
アスリートも、当然、自分の幸福だけでなく、皆の幸福を増進すると。

当たり前のこっちゃが、
自分の幸福+他人の幸福を最大限に求め、実現させていく人々が数多く出れば出る程、
この地に、真の繁栄が訪れるのだ。

マジで、まずは7年後を目指して、日本にかつてない程の繁栄国家を建設しようではないか!!!

しかし、どこぞが言っている
「経済効果は推計3兆円」
って少なくね。
「所得倍増計画」くらい出そうや。
まだ7年あるし、
経済は回転速度を高めれば上るのだから、
もっと上を目指さんと。
役所なども期限を決めて、短時間で判断して
民間の足を引っ張らないようにやる事だよね。

タグ:岩崎彌太郎

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大富豪になる方法 [本(経営)]


大富豪になる方法 (新・教養の大陸シリーズ)

大富豪になる方法 (新・教養の大陸シリーズ)

  • 作者: 安田 善次郎
  • 出版社/メーカー: 幸福の科学出版
  • 発売日: 2013/02/14
  • メディア: 単行本



■■ 安田善次郎(1838~1921)の人物紹介 ■■
貧しい下級武士の出身ながら、刻苦勉励に励んで、四大財閥の一つ、安田財閥を一代で創り上げた。
多くの銀行を救済したため「銀行王」とも言われる。

第一章 己に打ち克つ方法
第二章 貧乏から抜け出す実践貯金法
第三章 立身出世の仕事術
第四章 銀行家の使命は国の繁栄にあり

富豪にもいろいろなパターンがあると思うが、安田善次郎さんの様な富豪は、割合、日本には受け入れられ易い富豪のパターンだと思う。
あくまでも富豪の一パターンであるから、安田善次郎さんのやり方が合わないというなら別の富豪への道を歩むのも一つの手である。
読んで感じた事は、かなり厳格な人である、という事だろうか。
まさに、銀行家タイプの富豪と言ってよいだろう。
(マイケル・ジャクソンとか、キース・リチャーズの様な富豪とは違う、という意味です。)

まず、自制心が非常に強い。
初期に、収入8割生活を行っているが、これは本多静六さんの1/4を貯蓄する方法と似てますね。
貯蓄力が無いと、富豪を永続するのも難しいかもしれないね。
まずもって貯蓄が出来ない人が銀行王になれるはずもない。

酒、煙草はやらない、もしくは自分のコントロール化に置いている。
中毒とは程遠い人であるという事だね。

強固なる意思を持っている。
決して優柔不断になるという事は無い感じに見えます。
金を騙し取られたりしても、失敗しても落ち込んではいません。
あと、下積み時代に上司をボロクソに言わない。
これも大事な事だ。
(不道徳、下品な上司は駄目駄目だが)

あと、ここで、銀行王的な富豪か、そうでない富豪か分かれるところかもしれないが、投機に手を出す人を非常に信用してません。
株で儲ける事は、全く良く思っていません。
ま、基本はそうかもしれないが、自分はこれは、安田善次郎さんが銀行家だからだと思います。

それと、時間には非常に厳しいです。
遅刻は×(ペケ)です。
これも自分にとっちゃ厳しいなあ。
最近、宇都宮線が遅れてばかりいるもんで遅刻を数回してしまった・・・。

なにはともあれ、富豪になる事の厳しさを実感するためにも、富豪を目指す人は読んでおきましょう。
あと、日本のバンカーも、全員読んでおいた方が良いでしょう。
土地とかそんなものを担保にするのではなく、人を見て資金を融通する事が大事という事が読めばわかると思います。


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井深大 自由闊達にして愉快なる―私の履歴書 [本(経営)]


井深大 自由闊達にして愉快なる―私の履歴書 (日経ビジネス人文庫)

井深大 自由闊達にして愉快なる―私の履歴書 (日経ビジネス人文庫)

  • 作者: 井深 大
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
  • 発売日: 2012/11/02
  • メディア: 文庫



目次 :
第1部 井深大 私の履歴書
(祖父のこと/ 小学生のころ/ 中学時代/ 早大時代/ 社会人第一歩 ほか)
第2部 その後の井深大
(トリニトロン開発物語/ 卓越したプロジェクト・マネジメント/ 無邪気で、不器用で―素顔の井深大/ 技術者としての信念/ ウォークマン開発、もう一つの物語 ほか)

井深さんは、1997年12月に亡くなって、15年くらい経ちますが、去年、大川総裁の霊言で、バリバリ元気に語っていました。
ちょっと上野の駅構内の本屋でこの本を売っていたので、「まあちと読んでみるべえか」と読んでみました。

へー、井深さんは日光の清滝で生まれたんだ。
清滝ICは、幸福の科学 日光精舎の近所です。
なんか親近感があるなあ。
ま、霊言の感想は以前書いたので、参考にしてみてくれ。

うーむ、しかし、日本企業にとっては戦後の優秀な創業者が、ことごとくいなくなってしまったのも大きいなあ。
やっぱ、戦後の創業者とか、会社にとらわれていないよね。
最初は、ほんと小さいところからスタートしているので、自分らの事、エリートとか全く思っていないのだよね。
会社に自分を合わせるのではなくて、自分らがおもしろく仕事をしていて、会社が自然に大きくなってしまっただけの事であって、大企業で働いているなんて感覚は皆無なのだよね。

会社など、どうせ遅かれ早かれつぶれるものであれば、人間、もっと自由に仕事をして、新しい発想をどんどん出して、人として世の中に貢献していくのが良い。
今の日本の企業は、前も書いたかもしらんが大企業病ですよね。
型にハマりすぎている。
イコール、面白くない。

もっともっと面白い会社が増えなくてはいかんわな。
そして、一般の人々も、そちらの方が面白いと言って、モノやサービスを購入してあげる心のゆとりを持たねばいかんよね。
大企業も、公務員も、死ぬほどお堅い日本の銀行も、もっと面白い仕事や商品、サービスを考えて提供していかなきゃいかん。
とにかく型にはまった考えや行動ではいかんのだ。


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ロックフェラー回顧録 [本(経営)]


ロックフェラー回顧録

ロックフェラー回顧録

  • 作者: デイヴィット ロックフェラー
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2007/10
  • メディア: 単行本



デイヴィッド・ロックフェラー・シニア(David Rockefeller, Sr. 1915年6月12日 - )
祖父はジョン・ロックフェラー、父はジョン・ロックフェラー2世。

図書館で借りましたが、途中で挫折です。
650ページくらいあります。

ただ、ちょっと気をつけなくてはならないのは、石油王となって巨万の富を築いたのは、この方のお爺さん(祖父)の、ジョン・ロックフェラーです。
お爺さんの話は極めて前の方の一部に、チラチラ載っているだけですが、参考にはなります。

祖父、ジョン・ロックフェラーについて
・オハイオ州クリーブランドの生地屋に勤める週給5ドルの店員から身を起こし、スタンダード・オイル社を設立。
・”全米一の金持ち”といえるくらい豊かになった。
・スタンダード社は、不況で他社が撤退するときも、極めて積極的な営業活動を展開した。
・祖父は敬虔なキリスト教徒で、バプテスト信仰の厳格な教義にのっとって生きていた。
・祖父ほど不機嫌と無縁な人間には会ったことがない。つねに笑顔で冗談をとばし、荒唐無稽な話を聞かせてくれる。
・祖父はきわめて信心深かったが、信仰心を分かち合えない他人を、裁いたり糾弾したりすることはけっしてなかった。
・若い時分に事業を興したころから、祖父は慈善寄付も含めて収入と支出の全明細を1セントに至るまで台帳に記録していた。
・祖父は財産の十分の一の税納付という宗教令に従った。

などなど。
まあ、読む読まないに関わらず、富豪と縁をつけるためにも持っていてよい本かもしれません。

今後の日本も、ここ10年、20年、30年に渡る変革期を超え、政治、経済、宗教、科学技術、軍事、等、いろいろな物事が整備され、富豪が生まれ、富豪が住む国へと変貌していく事でしょう。
富豪により、数多くの雇用が生み出されるでしょうから、格差是正とか言うのもほどほどにしないといけません。

ちなみにこの本の著者デイヴィッド・ロックフェラー・シニアは、ハーバード大学院生の頃、シュンペーターの授業を聴いたそうな。


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スティーブ・ジョブズ全発言 [本(経営)]


スティーブ・ジョブズ全発言 (PHPビジネス新書)

スティーブ・ジョブズ全発言 (PHPビジネス新書)

  • 作者: 桑原 晃弥
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2011/11/19
  • メディア: 新書



1章 ジョブズヒットの秘密を語る―「三回もボタンを押させるな」
2章 ジョブズ自分の信じ方を語る―「好きだと心から思い込め」
3章 ジョブズイノベーションを語る―「安全は一番危険な落とし穴だ」
4章 ジョブズ独創の方法を語る―「いわば最初の電話をつくりたい」
5章 ジョブズ仕事のスキルを語る―「捨てないと前に進めない」
6章 ジョブズプレゼンテーションを語る―「未来をつくるんだ」
7章 ジョブズリーダーの条件を語る―「我慢することだ」
8章 ジョブズ希望の保ち方を語る―「値打ちは次回作で決まる」
9章 ジョブズ世界の変え方を語る―「誰のためでもない。自分のためにだ」
10章 ジョブズチームプレーを語る―「うずうずしている人間を雇う」
11章 ジョブズ生と死を語る―「旅の過程が大事だ」

スティーブ・ジョブズに関しては、霊言があったのですが、自分は残念ながら見ていません。
という事で、生きていた時に発した言葉の語録の方です。
かなり日本の禅に傾倒していたところを見ると、過去世は禅宗の僧侶とかなのでしょうか?
今回の人生は、アメリカ合衆国に生まれて、アップル・コンピュータを設立し、大変創造的な製品を創り上げ、ビル・ゲイツと共に、パソコンというものを全世界に普及した立役者ですね。
ただ、技術者というよりかは、芸術家のような感じで、それは本人も言っています。

ただ、当然、経営者でもあったわけですが、IBMの様な大企業の経営者とは全く違いますよね。
お金や待遇で人々を動かしていくのではなく、やはり何か精神的なもので人々を動かしていた感じがしますよね。精神的なグルというかなあ。
「人は生まれ、ほんの一瞬生き、そして死ぬ」
なんて事を言う経営者は、あまりいないですよね。

日本の企業で、同じ様な会社とか経営者を見つけるのは難しいような気がしますね。
まあ、もちろん同じ様なタイプの人はいると思うけど、日本人の特徴として、ある程度の大きさの企業になってしまうと、大抵、官僚っぽくなってしまうのだよねえ。
もう、出世とか給料とか福利厚生とか、そういったものもある程度大事なものでしょうが、もうちょっと精神的なものを重視する風潮を創っていかないといけないと思うのだよね。

ちょっと日本のメーカーなども、独自性とか創造性が薄れてしまっていると思う。
技術にしてもデザインなどにしても、各社どうも似ているよね。
他人との比較とか、他社との比較だけでは、本当の創造性は湧いて来ないのではないかね。

同質性を尊重するだけではなく、違いも尊重する様な社会にしていかないとな。
しかし、今後の日本は、そうなっていくと思います。
違いを尊重する社会になっていく。

仕事の仕方や、企業の製品のあり方、人生の生き方、そうしたものも、各個人が最大限に自己を発揮出来る様な感じが望ましい。


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外資系トップの英語力 [本(経営)]


外資系トップの英語力

外資系トップの英語力

  • 作者: ISSコンサルティング
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2011/11/25
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



井上ゆかり・日本クラフトフーズ株式会社代表取締役社長
梅田一郎・ファイザー株式会社代表取締役社長
織田秀明・ボッシュ株式会社取締役社長
織畠潤一・シーメンス・ジャパン株式会社代表取締役社長兼CEO
小出伸一・日本ヒューレット・パッカード株式会社代表取締役社長執行役員
小出寛子・パルファン・クリスチャン・ディオール・ジャポン株式会社代表取締役社長
須原清貴・フェデックスキンコーズ・ジャパン株式会社代表取締役社長
外池徹・アフラック(アメリカンファミリー生命保険会社)日本における代表者・社長
鳥居正男・ベーリンガーインゲルハイムジャパン株式会社代表取締役社長
程近智・アクセンチュア株式会社代表取締役社長

社長は社長でも、日本企業の社長と、外資系の日本人の社長とでは、随分違うのではないか、と考えてしまう。
外資系の社長ともなると、当然、海外に留学しているのはもとより、外国人の上司とか外国人の部下と共に英語で仕事をしてきたわけだ。
また、日本という国に対して、世界から見た日本という見方が出来る様になって来る。

まあ、"外資系"というのは、特に意識せずとも、今後、日本の企業がどうなっていくべきか? という事についてのヒントが得られる本ではないかと思う。

今後、日本企業は今よりも遥かにグローバルにやっていかないといかんだろう。
国内だけで何とかやっていくレベルではなくなりつつある。
そういった意味では、TPPなども、幾分苦しい事もあろうが、極力開国して、グローバルスタンダードの上で切磋琢磨していく事が、各産業の強化につながっていくだろう。

英語に関しては、厳しい事ではあるが、地道にマスターしていくしかない。
もちろん、どうしても必要、というような状況になれば誰でもやらざるを得ないだろうが、あえて、今は使わずとも将来の為にマスターしていく事も大事だ。


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DVDだからわかる ドラッカーのマネジメント理論~実践型マネジメントワークブック (DVD付) [本(経営)]


DVDだからわかる ドラッカーのマネジメント理論~実践型マネジメントワークブック (DVD付)

DVDだからわかる ドラッカーのマネジメント理論~実践型マネジメントワークブック (DVD付)

  • 作者: P.F.ドラッカー
  • 出版社/メーカー: 宝島社
  • 発売日: 2011/03/16
  • メディア: 単行本



PART1 
ピーター・ドラッカーとピーター・センゲの対談—変化の時代をリードする 明日を切り開くために
PART2
1.リーダーシップを養う
2.メンタルモデルを明らかにする
3.計画的廃棄をシステム化する過程で、変化に対する受容力を醸成する
4.イノベーションと問題解決:組織的改善
5.予期せぬ機会を歓迎し生かす
6.機会と、人材やその他の資源を結びつける
7.信用を保つ:変化のなかの継続性
8.優れた人材のやる気を引き出し確保する:組織における人事方針
9.まとめ

まあ、ドラッカーのDVDがついているという事で、前、買った本です。
DVDといっても、ピーター・センゲという人との対談ですがね。
ワークシート形式の部分も多くあり、研修形式で企業研修などで使う事も可能です。

ただ、もう今一つといった感じはするな。
もうちょっとワークシートの目的、方向性をはっきりさせた方がよいと思いますね。
どうも、「考えただけで終わり」となってしまうような。

というか、ドラッカーの経営哲学というか理論は、中から大企業、非営利組織、政府関係の立て直しに効能があるのであって、ゼロから起業するとか、そちらの分野は、また少し違う感じはするよね。

-----------
まず個人的な努力が一番の根幹の部分かな。
下記の様な事も本当に繁栄のためには大事な事であって、こういった事が出来るまで自分を高める努力は継続していくべきではないかねえ。

『救世の法』87page
「誰もが調子のよいときに、自分も調子がよい」ということでは不十分です。
周りの人たちが、「あまり元気がない」「やる気が出ない」というようなときに、「一歩を進める」という気持ちを持っていると、ほかの人との違いが必然的に出てくるのです。

リーダーたらんとする者は、やはり、"自家発電"ができなければ駄目です。
「言い訳をせず、環境に左右されることなく、自ら積極的に道を切り開いていく」という心の態度を持つことが必要なのです。


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リッツ・カールトンが大切にする サービスを超える瞬間 [本(経営)]


リッツ・カールトンが大切にする サービスを超える瞬間

リッツ・カールトンが大切にする サービスを超える瞬間

  • 作者: 高野 登
  • 出版社/メーカー: かんき出版
  • 発売日: 2005/09/06
  • メディア: 単行本



■目次
第1章 感謝されながら、成長できる仕事術
第2章 感動を生み出す「クレド」とは
第3章 リッツ・カールトンを支える七つの仕事の基本
第4章 サービスは科学だ
第5章 リッツ・カールトン流「人材の育て方」
第6章 リピーターをつくるリッツ・カールトンのブランド戦略
第7章 いますぐ実践したい“本当のサービス”とは?

やっぱり、大川総裁のアダム・スミスの公開霊言で言われているように、今後の日本社会は、高付加価値社会にならにゃいかんですな。
安売り合戦も、ちと、ほどほどにしないといかんですわ。
そこそこ良いもの、かなり良いものを、それなりの値段で売る。
これは決して悪い事ではないし、本来目指すべき商売の在り方だ。

ま、この、リッツ・カールトンの場合は、最上のサービスですか。
これを人々に提供して、人々に幸福を感じてもらう。
料金はそれなりの金額ではあるが、最上のサービスを求めて宿泊したいと思う人は少なくないだろう。

はっきり言って、この様な企業に務める人は、人間として悟りのレベルが上がると思います。
というのも、幸福の科学的に言うと、四正道の「愛・知・反省・発展」で修行しているのと非常に同じ様な効果があるのではないかと思うからです。
「与える愛」の部分が特に強烈に出ている。
これで、5年、10年、20年とやっていたら、相当、与える愛も発展するのではないかな。

今後の日本が目指すものは、高付加価値の製品だけでなく、高付加価値のサービスも、かなり入って来なければいけない。
日本の企業がそれに気がつくのも、そう遠い未来の話ではない。
「いかにサービスに心がこもっているか?」
それを各社が競う様になるでしょうね。
これはどんな産業でもそうだと思う。

やはりね、サービスが悪いと、どんなに良い製品とか出していても人々は引いていってしまいますよ。
マスコミや教育分野とて例外ではありません。
シグナルは不買ですね。

長期的に見れば、日本で、幸福の科学は大発展します。
というのも、企業も将来的には、四正道の「愛・知・反省・発展」をやらざるを得ないからです。
高付加価値のサービスを突き詰めていくと、その最高部分は真なる宗教の目指している方向性と一致してくるのですね。
企業研修で「与える愛とは何か」なんて行われる時代は、ほんとにもうすぐそこまで来ていますよ。

今はまだ少し、会社の中で宗教の話とかなかなかできないでしょうが、今後は最先端の企業の中では非常に宗教的な話し合いが持たれる様になるのです。
当然、役所も存在意義を出すためには、同じ道を歩まねばなりません。
宗教には公共施設を貸さないなんてやっている場合ではなく、自分達も宗教っぽくならないと誰にも相手にされなくなります。

最高の繁栄国家においては、企業や職場のリーダーは、宗教家と変わらなくなります。
いかに社員の皆さんに幸福に仕事をしてもらって、顧客に対しては真心のこもった製品やサービスを提供する。
でもって、リピーターやファンを獲得し、お布施をもらうと。
クレドなんていうのも、幸福の科学で言えば「正心法語」になりましょうか。
諳誦すべき根本経典ですね。

「売れりゃいいんだ」という様な、ガサツというか、野蛮な企業体では、未来は無いです。
何と言うかねえ、
地獄的な体質の企業は、180度転換して天国的な企業に変えていかなければいけません。

まあ、死んでから天国に行くのもよいですが、できれば生きているうちにこの世界をいかに天国的なものに変えていくことができるか。
それが今後の日本企業の生きる道と言えましょう。


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「1秒!」で財務諸表を読む方法(企業分析編) [本(経営)]


「1秒!」で財務諸表を読む方法(企業分析編)

「1秒!」で財務諸表を読む方法(企業分析編)

  • 作者: 小宮 一慶
  • 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
  • 発売日: 2010/12/03
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



第1部 財務諸表から企業の実態を読み解く
・企業は世界同時不況をどう脱したか-損益計算書から読み解く
・未曾有の危機に企業はどう対応したか-貸借対照表の安全性指標から見る
・「資金の流れ」から企業業績を分析する-キャッシュフロー計算書を読む
第2部 企業の危機は、財務諸表のどこに現れるのか
・JAL破綻に見る財務諸表の劣化-貸借対照表、損益計算書はどう変わったか
第3部 財務諸表から各社の企業戦略を分析する
・各業界に独特の財務諸表のクセを理解する

『「1秒!」で財務諸表を読む方法』は、良い本だと思っていたので、②番目の(実践編)を飛ばして③番目に出た、この本を読んでみた。
2008年9月のリーマン・ブラザーズの破綻は、世界経済を一時期、急降下させたわけですが、各業界の各企業が数字の上で、どう回復に向かったか、といった事がメインテーマになっていると思います。
はっきり言って、好景気が続いて、どの業界も、出すもの出すもの売れてしょうがないような時代であれば、財務諸表を分析したり、中小企業診断士が企業診断する必要もあまり無いのかもしれません。
よくよく考えなければいけない事は、まずは根本的な問題として、全体的な環境が厳しい時代であるからこそ、重箱の隅をつつくような財務諸表分析とか診断が必要になるのであって、ニーズもまたある事を忘れてはいけないでしょう。
景気があまり良くない。
知恵を出さないと倒産したり、買収されたりする、その様な時代環境にあっては、当然、楽観的な見方よりかは厳しめの見方をせにゃならんという事です。
平成21年6月30日時点で、JALは短期の負債が3,700億円あり、利益は無し。
経営に厳しさが無いと、ここまで悪化してしまうのですね。

当たり前の事ですが、会社でも個人の経済活動でも、永久に赤字が続いていたら発展していく事も自由に行動する事も、更には存続する事も出来なくなります。
今の様な時代、ほっておいたら万年赤字状態になってしまう可能性があるわけですが、こういった財務諸表分析的な話は、戦略論からいうと「防御」の部分にあたるのかもしれません。
ただ、当然、防御だけで生き残れるわけではなく、常に創造性も働かせていかなければならない。
ここが難しいところです。

あくまでも数字は、結果の姿でしかないので、結果の姿を見ているだけで会社が良くなるわけでも、危機を乗り越える事ができるわけでもない。
はっきり言って、数字を分析するだけでは、企業診断も無味乾燥なものになってしまいますので、数字を大事にしつつ、必ず、行動方針や反省して改善する姿勢を導きださねばなりません。

要するに、数字で見える部分をネタにして、経営者も企業も、相当引き締めてやらにゃアカンという事です。
数字で見える部分は氷山の一角で、「海の底に沈んでいる9割の部分を改善せよ」っつー事だな。


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「1秒!」で財務諸表を読む方法―2回目 [本(経営)]


「1秒!」で財務諸表を読む方法―仕事に使える会計知識が身につく本

「1秒!」で財務諸表を読む方法―仕事に使える会計知識が身につく本

  • 作者: 小宮 一慶
  • 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
  • 発売日: 2008/01/25
  • メディア: 単行本



以前、一度読んだ。
もう一度読んでみた。
私的な話で申し訳ないが、中小企業診断士の試験を受けるかどうか、ここ最近考えているのだよね。

「この、日本と人類の危機の時に試験勉強などしていてよいのか?」
という声も、聞こえない事もない。
ただ、自分としては、短期的戦略、中期的戦略、長期的戦略を立てて人生を生きるべきだと思っている。
常に、これらのバランスを取る必要があると思う。
火事場の馬鹿力も大事だが、持久戦の様な事も大事だよ。
仏法真理が超大事な事は当然として、日本の政治や国防も言うまでもなく大事、そして仕事上のノウハウ等も大事、更には日本の企業を繁栄させる事も大事である。

まあ、企業というものは非常に大事なものであって、人類の未来を切り開いていくためにも、栄えなくてはいけないものだとは十分思っている。
企業というものがあればこそ、一人一人が他の人に貢献し、人生を充実させる力となっている。
企業体の成長、発展が、他の人々への成長、発展に連結している。
これはまことに全体が繁栄するために効率良くできている。
当然、企業を今よりも良くしていく事は、人類のユートピア化に連携はしている事は間違いないのだ。
企業というか「組織」全体に言える事だな。

ちなみに、この本に言及すると、財務諸表のどこが大事と言っているか。
短期的な負債の返済能力
と、言っています。
流動資産÷流動負債=流動比率
とのことです。
これが100%以上でないといかんと。
ただ、
(現預金+すぐに売れる有価証券等)÷月商=手元流動性
のほうが短期的に大事であると。

会社は、負債が返済できなくなったら潰れる。
たとえ、「自己資本比率」が高くても。

その他、大切な概念としては、
WACC「Weighted Average of Cost of Capital : 加重平均資本調達コスト」
ROA「資産利益率=利益÷資産」
ROE「自己資本利益率=純利益÷自己資本」
などであろうか。

----------------

日本経済等、全体的に国際競争力が昔に比べて低下しているが、はっきり言って、他国の人よりも努力が低下しているからでしょうな。
昔取った杵柄に胡坐をかいて、中国や韓国の人々の努力より劣っていると認識すべきです。
政府などに対しても、震災の時などを抜かして、あまりあてにすべきではないな。
人間はどうしても甘えてしまうからね。



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もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら [本(経営)]


もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら

もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら

  • 作者: 岩崎 夏海
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2009/12/04
  • メディア: 単行本



もう出版されてから1年以上になりますが、相変わらず売れているようなので、中古で買って読んでみました。
うーん、けっこう良くできているかもしれない。
もちろん、ドラッカーの『マネジメント(エッセンシャル版)』は、昔から持っていて、ちらちら読んだりしていましたが、どうも記憶に残らないのだよね。
理論はわかる、ただ、それを自分のものとして応用する事は難しい。
その溝を埋める役割が何か必要だった、という事ですかね。

まず「我々の事業とは何か?」
といったところから始まる。
で、続くのが「顧客の創造だ」
そして重要なのは、目標を決めるところか。
この本の場合は、「甲子園に出場する」という大きな目標を決めた。
難しいが不可能では無い目標だ。

ここに来て初めて、マネジメントの必要性が出てくる。
やたらめったらマネジメントすればよい、というもんでもなくて、その前の段階で十分に吟味する必要があるという事だな。

ちょっと応用で考えてみよう。
例えば、日本の国政について。
「我々の事業とは何か?」→政治という手段を通してこの国と世界を素晴らしくする事。
「顧客は誰だ?」→日本国民、及び、海外の人々。
「目標は?」→失業率をx%以下に抑える。国民が安心して暮らせる状態にする。年間の自殺者を5000人以下にする。
とかなるのかな。
ちょっと国政とか大きなものの場合は、もう少し細分化しないと難しいか。

前、大川総裁が語られていた事であるが、「自分達の組織が何故必要か?」という事については、とことん考える必要がある。特に、「何故、我々でなければいけないのか?」という点についてだ。
会社で言えば、「何故、我が社でなければいけないのか? 我が社でないと駄目な理由は何か?」と、ここの部分が超大事かな。
「別に我々でなくてもいいや」といった発想では、自分達の組織の存在意義が崩れ去る可能性が出てしまいます。
どうしても自分達でなければいけない理由、我が社でないといけない理由をかっちりと理論づける事です。

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Management is a kind of magic.



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ドラッカーの講義(1991-2003)~マネジメント・経済・未来について話そう~ [本(経営)]


ドラッカーの講義(1991-2003)~マネジメント・経済・未来について話そう~

ドラッカーの講義(1991-2003)~マネジメント・経済・未来について話そう~

  • 作者: P.F.ドラッカー
  • 出版社/メーカー: アチーブメント出版
  • 発売日: 2010/09/30
  • メディア: 単行本



比較的新しめのドラッカーの本を、ちょっと読んでみた。
当然、ドラッカー先生は、もうあの世から大川総裁を通して霊言しているくらいなので、普通の人が本出す場合は、何か生きていた時のものを持ってくる以外にないわけですが、この本は講義を本におろしたものです。
書き言葉よりも幾分は読み易いかな。幾分ですがね。

ちと詳しくはまた書きますが、
「自分の居場所がわかっていますか」
「まずは自己を管理し、それから会社を」
「自分自身を経営する」
などが大事な事ではないかなあ、と思います。
まず自己を整えるという事から出発している部分、当然、宗教思想との接点は高いと思うのですね。


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IBMを世界的企業にしたワトソンJr.の言葉 [本(経営)]


IBMを世界的企業にしたワトソンJr.の言葉 (Eijipress business classics)

IBMを世界的企業にしたワトソンJr.の言葉 (Eijipress business classics)

  • 作者: Jr.,トーマス・J. ワトソン
  • 出版社/メーカー: 英治出版
  • 発売日: 2004/07/01
  • メディア: 単行本



1 最高のものを、どうやって引き出すか?
2 社員を、いかに成長させるか?
3 最高のサービスと完璧な仕事とは?
4 激しい変化に立ち向かうには?
5 成長と変化から、何を学ぶか?
6 公共の利益を考える
7 新たな問題に、新たな方法で取り組む

この本が出版されたのは1963年との事です。
もう、半世紀前に書かれたという事だ。
今のIBMの雰囲気がどうなっているのかはよくわからんが、この本が書かれた頃は、まだ古きよき時代のアメリカ企業のイメージが出ているね。

今、どうも日本企業は今ひとつ活力が無い様な気がする。
家電など、随分、サムソンとかにシェアを奪われてしまっている。
と言っても、こないだ書いた『未来はこうなる!』みたいに、次の時代を予感させるものは出始めてはいると思う。
ま、ただ、トータルで見ると、今ひとつな感じがするね。

民主党政権の影響は相当あると思うが、環境を言い訳にしすぎてもいかん。
前、大川総裁は、「今の時代は、日本では社会主義がやっと崩壊していく過程にあり、本当の自由主義の政治と経済が今後始まる、その生みの苦しみの時代」とかいうような事をどこかで述べていたと思うのだが、ホントにゆっくりと大きな変化が起こりつつあるような感じはしますね。

大川総裁の新刊、『未来創造のマネジメント』の紹介でも、経営の事についてはまた書きたいですが、日本の既存の企業も、アメリカの既存の企業も、今こそ、また原点に戻る必要があるのではないかな。
この本など、企業の原点となる様な、本来当たり前だが、もう古過ぎて誰も言わなくなりつつある事が述べられているのではないかと思う。

企業の原点は、100年前も、100年後も変わらんと思う。
人々に、最高の商品や最高のサービスを提供して喜んでもらう事だ。
また、働いている人々には、成長の喜びがある事だ。
倒産せず、企業を続けていくにはこれしかないのだ。

当然これは、公務員でも政治家でも同じだ。
駄目なサービスを提供して、人々が許してくれるという事は無い。
中国企業なども、今後、「企業の使命」なるものを学んでいかなければいけない事だろう。
いいものを提供していかないと繁栄が続く事は無い。

今後、日本は必死に自己変革を繰り返し、危機の10年、20年を越えていかねばならない。
ただ、これを乗り切れたら、その先の時代は、再び世界に、明るい健康的な活気が戻って来るだろう。
古き良き時代のアメリカや日本が再び蘇り、後の世には、エルカンターレの時代と言われる事になろう。
人々は、エルカンターレの教え(つまり仏法真理)を知ってか知らないかは別として、「愛・知・反省・発展」を思想と行動の柱として生きていく時代になるだろう。


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