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東芝解体 電機メーカーが消える日 [本(経営)]


東芝解体 電機メーカーが消える日 (講談社現代新書)

東芝解体 電機メーカーが消える日 (講談社現代新書)

  • 作者: 大西 康之
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2017/05/17
  • メディア: 新書



序章      日本の電機が負け続ける「本当の理由」
1東芝     「電力ファミリーの正妻」は解体へ
2NEC     「電電ファミリーの長兄」も墜落寸前
3シャープ   台湾・ホンハイ傘下で再浮上
4ソニー    平井改革の正念場
5パナソニック 立ちすくむ巨人
6日立製作所 エリート野武士集団の死角
7三菱電機  実は構造改革の優等生?
8富士通    コンピューターの優も今は昔
おわりに
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厳しい!
誠に厳しい現実がここにある。
ついこないだまで日本経済の推進者であった日本の家電メーカーが、ここまで衰退してしまった。
実に残念な事である。
まあ、それぞれ衰退の原因は個別に違うところはあるが、思えば気が付くところも多々ある。

一般の人々が、一番目が付くところは製品そのものだと思う。
やっぱ、ここ最近の日本のメーカーの製品は、製品も価格も横並びで、デザインなども斬新さはあまりないよね。
携帯電話・スマホとかパソコンなども、基本的に価格競争とデザイン、性能のバランスで負けているのではないかね。
機能てんこ盛りで、価格は高額。
目線が消費者の側に立ってはいないよね。
5万のエクスペリアよりかは、2万弱のファーウェイでいいかな?
って事になってしまう。

本にも書かれているが、電力ファミリー、電々ファミリーで生きて来たのが大問題でしたね。
国の政策で、常に仕事が上から降りて来て、それに飼い慣らされてしまった。
原発なども、基本、日本の国策だったわけだよね。
ただ、大震災後、もう何年も経過しているのに未だに原発がまともに稼働していない。
原発1つ造るのに1兆円かかるんだったら、もう民間企業では手が出せなくなる。

日本企業は、ここで侍精神を回復させないと駄目になるな。
あと、企業に宗教心が失われている事も、衰退の大きな原因であると思う。

宗教心の不足
官僚主義
アイデア不足
未来予測の精度の悪さ

こうした事により、企業は衰退していくと思うな。
ちと、この本の内容ではないけれど。
日本の金融、電気メーカーが衰退し、今後、日本が生き残るためにどうすればよいか?
ま、まずは霊言を読む事だな。
とにかく、霊言を読め!
タグ:東芝解体
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