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財政と民主主義 人間が信頼し合える社会へ (岩波新書) [本(政治全般)]


財政と民主主義 人間が信頼し合える社会へ (岩波新書)

財政と民主主義 人間が信頼し合える社会へ (岩波新書)

  • 作者: 神野 直彦
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2024/02/25
  • メディア: Kindle版



序 章 経済危機と民主主義の危機
第1章 「根源的危機の時代」を迎えて
第2章 機能不全に陥る日本の財政──コロナ・パンデミックが浮き彫りにした問題
第3章 人間主体の経済システムへ──民主主義を支える財政の意義
第4章 人間の未来に向けた税・社会保障の転換──いま財政は何をすべきか
第5章 人間らしく生きられる社会へ──地域の協働と民主主義の再生へ
おわりに──人間を人間として充実させるヴィジョンを描くために
あとがき
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いやー、考え方は様々ですねえ。
ま、この本を立ち読みをしている時に、だいたい幸福実現党と「反対の考え」である事はわかっていました。
ただまあ、タイトルがまさに自分が今、研究している分野であったので、あえて「真逆の考えでもいいか」という事で、買って読みました。

率直に言って、一番の逆は、この方は「大きな政府」をよしとしている点ですかねえ。
今度、また自分は、街宣やりますが、今、幸福実現NEWS159号で主張している事は「小さな政府、安い税金」なんですよね。

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やっぱ、長期的に考えて「国や政府がおんぶにだっこ」では人間ダメになると思われます。
人間を家畜の様に扱ってはイケナイ。
極力、個人の自由を尊重して、自助の精神を最大限に発揮できるようにした方がいいみたいなんですよ。
北欧型の福祉社会が人類の理想という考えが強いですが、必ずしもそうとは言えない。
何だか、どちらかと言うと、この著者の方が宗教的で、自助や小さな政府を主張する自分や幸福実現党の方が宗教的ではないように思えるかもしれない。

ただ、別に「大きな政府」だからって人類が幸福になるわけではありません。
本当は、制度や仕組みは二の次です。
根本に、仏神を信仰する心が必要になります。

「あの世の世界」は120%あります。
この世は魂の修行の為に存在する世界です。
これはもう仏法真理では、常識なんですが、その部分をクリアできないと本当の人と人の信頼はできないでしょう。
永遠の生命、転生輪廻、根本仏、愛・知・反省・発展、
ここいら辺も思考の中枢に入れないといけません。
唯物論、無神論では、どうしても思考の中心部分が抜けてしまいます。

モノ、とか 食べ物とか、
この世的なものを中心に経済原理は働いているかもしれないけど、最終的には、あの世が本来の世界という事です。