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クロネコヤマト「感動する企業」の秘密 [本(経営)]


クロネコヤマト「感動する企業」の秘密 (PHPビジネス新書)

クロネコヤマト「感動する企業」の秘密 (PHPビジネス新書)

  • 作者: 石島 洋一
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2013/09/19
  • メディア: 新書



目次
第1章 震災時に見るヤマト魂―有事マニュアルは必要ない
第2章 実践される「全員経営」―ヤマトパワーの原動力
第3章 ヤマトの人づくり―制度と風土の合わせ技
第4章 お客様の問題解決が仕事―運送業を超えたソリューション企業
第5章 一〇〇年目でも目指すのは「愛される企業」―新しい民間企業のあり方
第6章 ヤマトの粘り腰―創設時から受け継がれる「根気」

クロネコヤマトは普通ではないね。
普通では無いというのは、良い意味で普通でないという事です。
企業にとって利益は大事だが、そうだよね、お客様の「ありがとう」を優先してやっていると、自然に利益も後からついてくるという見本かな。
いい会社だと思うなあ。
自分が総理大臣だったら、こういった会社は税金免除しちゃうなあ。
税金免除はやりすぎかもしれんが、税率を下げたいねえ。
震災対応で140億円以上、自主的に出す企業から税金たくさん取る必要ないよなあ。

ま、このブログ始めた頃、「小倉昌男 経営学」も、読んで感想書いたけど、創始者の良き精神が引き継がれているよね。
きちんと引き継がれている。
「世のため人のため」なんて、会社を超えて、正しい宗教がやる事と同じじゃないですか。
映画「神秘の法」に出て来るヘルメス・ウィングスじゃなかろうか。

ちなみに、自分も学生時代とかよく配送のアルバイトをやっていました。
郵便局員の息子なので、郵便局が多かったけど、民間企業とかでもやったよな。
クロネコヤマトではなかったけど。
いや、クロネコも仕分けの内勤とかやったかなー、思い出せん。

けっこう配達の仕事、好きです、自分は。
自分の車に積み込んでやったりしていたので全然量が入らないし、プロの配送量に比べたら雲泥の差があったけどさ。
お歳暮の時期もよくやってたけど、基本的には喜ばれるし、配達途中、コンビニで昼飯買って、停車できるところでのんびり日の光を浴びて昼御飯を食べるのは幸福感を感じてましたねえ。
プロはのんびりできないのかもしれませんが・・・。

それはともかく、いかにクロネコヤマトのような良き理念を持ち、実際に行動できる会社を日本に増やしていくかだな。
これって経営成功学の範疇だよね。

この本は、「理想的な企業とは」を考えるにあたって非常に参考になりますので、是非、読んでみてください。

ISBN978-4-569-81479-7.gif

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