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大富豪になる方法 [本(経営)]


大富豪になる方法 (新・教養の大陸シリーズ)

大富豪になる方法 (新・教養の大陸シリーズ)

  • 作者: 安田 善次郎
  • 出版社/メーカー: 幸福の科学出版
  • 発売日: 2013/02/14
  • メディア: 単行本



■■ 安田善次郎(1838~1921)の人物紹介 ■■
貧しい下級武士の出身ながら、刻苦勉励に励んで、四大財閥の一つ、安田財閥を一代で創り上げた。
多くの銀行を救済したため「銀行王」とも言われる。

第一章 己に打ち克つ方法
第二章 貧乏から抜け出す実践貯金法
第三章 立身出世の仕事術
第四章 銀行家の使命は国の繁栄にあり

富豪にもいろいろなパターンがあると思うが、安田善次郎さんの様な富豪は、割合、日本には受け入れられ易い富豪のパターンだと思う。
あくまでも富豪の一パターンであるから、安田善次郎さんのやり方が合わないというなら別の富豪への道を歩むのも一つの手である。
読んで感じた事は、かなり厳格な人である、という事だろうか。
まさに、銀行家タイプの富豪と言ってよいだろう。
(マイケル・ジャクソンとか、キース・リチャーズの様な富豪とは違う、という意味です。)

まず、自制心が非常に強い。
初期に、収入8割生活を行っているが、これは本多静六さんの1/4を貯蓄する方法と似てますね。
貯蓄力が無いと、富豪を永続するのも難しいかもしれないね。
まずもって貯蓄が出来ない人が銀行王になれるはずもない。

酒、煙草はやらない、もしくは自分のコントロール化に置いている。
中毒とは程遠い人であるという事だね。

強固なる意思を持っている。
決して優柔不断になるという事は無い感じに見えます。
金を騙し取られたりしても、失敗しても落ち込んではいません。
あと、下積み時代に上司をボロクソに言わない。
これも大事な事だ。
(不道徳、下品な上司は駄目駄目だが)

あと、ここで、銀行王的な富豪か、そうでない富豪か分かれるところかもしれないが、投機に手を出す人を非常に信用してません。
株で儲ける事は、全く良く思っていません。
ま、基本はそうかもしれないが、自分はこれは、安田善次郎さんが銀行家だからだと思います。

それと、時間には非常に厳しいです。
遅刻は×(ペケ)です。
これも自分にとっちゃ厳しいなあ。
最近、宇都宮線が遅れてばかりいるもんで遅刻を数回してしまった・・・。

なにはともあれ、富豪になる事の厳しさを実感するためにも、富豪を目指す人は読んでおきましょう。
あと、日本のバンカーも、全員読んでおいた方が良いでしょう。
土地とかそんなものを担保にするのではなく、人を見て資金を融通する事が大事という事が読めばわかると思います。