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「公益」資本主義 [本(経営)]


「公益」資本主義 (文春新書)

「公益」資本主義 (文春新書)

  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2017/03/17
  • メディア: Kindle版



たまたま買った本ですが、この人は
Wedge (ウェッジ) 2016年 3月号
に書いた人ですね。
この本の副タイトルは「英米型資本主義の終焉」。

あまりにも株主重視の会社制度へ警告を鳴らしています。
まあどう考えてみても極端な株主重視の制度はおかしいよね。
この本で、例えばという事で、アメリカン航空をあげている。
アメリカン航空経営陣は、経済的苦境に立ち、従業員に340億円の給与削減を求めた。
従業員も、会社が無くなってはという事で仕方なくそれを受け入れた。
ただ、この給与削減で苦境を脱した経営陣は、その功績により200億円のボーナスを受け取ったとの事。

株主から見たら、会社の価値を上げたという事で経営陣を評価したのだろうが、はっきり言って、もうこれは末期症状ですね。
欧米の会社は、いいところもあるのだろうが、こうした状態が常識化してるのでは、はっきり言って先は無いと思います。

やっぱ、株主、経営陣、社員、顧客、社会全体、それぞれの幸福を考えるような仕組みにしないと駄目でしょ。
一時的に株価を上げて、ストックオプションのボーナス貰って、とんずらする様な経営陣は、それこそファイヤー!(クビ)だ。
株主も、自分らの儲けばかり考えるなよ。

この愛の無い会社制度、株主資本主義は駄目です。

行動や言葉のなかに「神の愛」を 大川隆法総裁 御生誕祭法話「愛から始まる」“Starting from Love”

という事で、今後の時代は、愛のある時代にしなくてはいけません。
そして、無神論の愛では枯渇してしまうので、根本は神の愛でなくてはいけないのだ。
マジで、無神論、唯物論で愛を語っていたとしても、やはり枯渇してしまうのだよね。

この公益資本主義には大いに賛成です。
どんどんこれを広めていってもらいたいと思うし、自分も広めたい。
ただ、無神論、唯物論のままでは、おそらくどこかで壁にぶち当たることが推定されますので、その先の、まともな宗教心の復活まで行ってもらいたいと思う。

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