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ロックフェラー回顧録 [本(経営)]


ロックフェラー回顧録

ロックフェラー回顧録

  • 作者: デイヴィット ロックフェラー
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2007/10
  • メディア: 単行本



デイヴィッド・ロックフェラー・シニア(David Rockefeller, Sr. 1915年6月12日 - )
祖父はジョン・ロックフェラー、父はジョン・ロックフェラー2世。

図書館で借りましたが、途中で挫折です。
650ページくらいあります。

ただ、ちょっと気をつけなくてはならないのは、石油王となって巨万の富を築いたのは、この方のお爺さん(祖父)の、ジョン・ロックフェラーです。
お爺さんの話は極めて前の方の一部に、チラチラ載っているだけですが、参考にはなります。

祖父、ジョン・ロックフェラーについて
・オハイオ州クリーブランドの生地屋に勤める週給5ドルの店員から身を起こし、スタンダード・オイル社を設立。
・”全米一の金持ち”といえるくらい豊かになった。
・スタンダード社は、不況で他社が撤退するときも、極めて積極的な営業活動を展開した。
・祖父は敬虔なキリスト教徒で、バプテスト信仰の厳格な教義にのっとって生きていた。
・祖父ほど不機嫌と無縁な人間には会ったことがない。つねに笑顔で冗談をとばし、荒唐無稽な話を聞かせてくれる。
・祖父はきわめて信心深かったが、信仰心を分かち合えない他人を、裁いたり糾弾したりすることはけっしてなかった。
・若い時分に事業を興したころから、祖父は慈善寄付も含めて収入と支出の全明細を1セントに至るまで台帳に記録していた。
・祖父は財産の十分の一の税納付という宗教令に従った。

などなど。
まあ、読む読まないに関わらず、富豪と縁をつけるためにも持っていてよい本かもしれません。

今後の日本も、ここ10年、20年、30年に渡る変革期を超え、政治、経済、宗教、科学技術、軍事、等、いろいろな物事が整備され、富豪が生まれ、富豪が住む国へと変貌していく事でしょう。
富豪により、数多くの雇用が生み出されるでしょうから、格差是正とか言うのもほどほどにしないといけません。

ちなみにこの本の著者デイヴィッド・ロックフェラー・シニアは、ハーバード大学院生の頃、シュンペーターの授業を聴いたそうな。


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