SSブログ

スティーブ・ジョブズ全発言 [本(経営)]


スティーブ・ジョブズ全発言 (PHPビジネス新書)

スティーブ・ジョブズ全発言 (PHPビジネス新書)

  • 作者: 桑原 晃弥
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2011/11/19
  • メディア: 新書



1章 ジョブズヒットの秘密を語る―「三回もボタンを押させるな」
2章 ジョブズ自分の信じ方を語る―「好きだと心から思い込め」
3章 ジョブズイノベーションを語る―「安全は一番危険な落とし穴だ」
4章 ジョブズ独創の方法を語る―「いわば最初の電話をつくりたい」
5章 ジョブズ仕事のスキルを語る―「捨てないと前に進めない」
6章 ジョブズプレゼンテーションを語る―「未来をつくるんだ」
7章 ジョブズリーダーの条件を語る―「我慢することだ」
8章 ジョブズ希望の保ち方を語る―「値打ちは次回作で決まる」
9章 ジョブズ世界の変え方を語る―「誰のためでもない。自分のためにだ」
10章 ジョブズチームプレーを語る―「うずうずしている人間を雇う」
11章 ジョブズ生と死を語る―「旅の過程が大事だ」

スティーブ・ジョブズに関しては、霊言があったのですが、自分は残念ながら見ていません。
という事で、生きていた時に発した言葉の語録の方です。
かなり日本の禅に傾倒していたところを見ると、過去世は禅宗の僧侶とかなのでしょうか?
今回の人生は、アメリカ合衆国に生まれて、アップル・コンピュータを設立し、大変創造的な製品を創り上げ、ビル・ゲイツと共に、パソコンというものを全世界に普及した立役者ですね。
ただ、技術者というよりかは、芸術家のような感じで、それは本人も言っています。

ただ、当然、経営者でもあったわけですが、IBMの様な大企業の経営者とは全く違いますよね。
お金や待遇で人々を動かしていくのではなく、やはり何か精神的なもので人々を動かしていた感じがしますよね。精神的なグルというかなあ。
「人は生まれ、ほんの一瞬生き、そして死ぬ」
なんて事を言う経営者は、あまりいないですよね。

日本の企業で、同じ様な会社とか経営者を見つけるのは難しいような気がしますね。
まあ、もちろん同じ様なタイプの人はいると思うけど、日本人の特徴として、ある程度の大きさの企業になってしまうと、大抵、官僚っぽくなってしまうのだよねえ。
もう、出世とか給料とか福利厚生とか、そういったものもある程度大事なものでしょうが、もうちょっと精神的なものを重視する風潮を創っていかないといけないと思うのだよね。

ちょっと日本のメーカーなども、独自性とか創造性が薄れてしまっていると思う。
技術にしてもデザインなどにしても、各社どうも似ているよね。
他人との比較とか、他社との比較だけでは、本当の創造性は湧いて来ないのではないかね。

同質性を尊重するだけではなく、違いも尊重する様な社会にしていかないとな。
しかし、今後の日本は、そうなっていくと思います。
違いを尊重する社会になっていく。

仕事の仕方や、企業の製品のあり方、人生の生き方、そうしたものも、各個人が最大限に自己を発揮出来る様な感じが望ましい。


共通テーマ: