小林節氏という慶應の憲法学教授と渡部昇一氏の対談です。
2001年なので、ちと古いですが。
珍しく、渡部昇一氏の意見が押しやられている部分も多々あり、小林節という人は、なかなかあくが強い人物であると思った。改憲論者の方の様ですが、かなり保守的な改憲論者ではないかと思います。あと、実用主義的ですよね。憲法は道具であると言い切っているし、必要なもののみ憲法に載せればよいと。
ま、そりゃそうかもしれないが、ちょっと堅苦しすぎる気もしないでもないです。
その点、渡部昇一氏は道徳的で、人はどう生きるか、というようなところまで踏み込もうとしている様な気がします。
自分としては、憲法を道具とまで言うのはちょっと。