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日本人のための「集団的自衛権」入門 [本(憲法)]


日本人のための「集団的自衛権」入門 (新潮新書 558)

日本人のための「集団的自衛権」入門 (新潮新書 558)

  • 作者: 石破 茂
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2014/02/15
  • メディア: 新書



第1章 「集団的自衛権」入門編
戦争は禁止されている
第五一条はどう解釈されてきたのか
ベトナム戦争は「自衛戦争」か
日本は「自衛権」をどう考えてきたか
「行使はできない」の根拠を疑う
第2章 「集団的自衛権」対話編
地球の裏側で戦争するつもりでは?
ソフトパワーの時代ではないか?
卑怯で何が悪いのか?
アメリカは本当に望んでいるのか?
想定されている事態は非現実的では?

こないだ読んだ日高義樹さんの『アメリカの大変化を知らない日本人』にも書いてあったと思いますが、集団的自衛権に関して、この手の議論を延々と続けている日本人に対してアメリカは呆れている感じです。
どこの国でも自国の防衛は、国民として大事な事なのです。
憲法以前の問題です。

まあ、いい加減、経済的に世界第2位、3位といった立場にありながら、いつまで甘えているのか。
中国と北朝鮮の軍備増強が、かなり危険な状況である事は、多少ニュースを見ればわかります。
今の日本国憲法で平和は維持できる、と思い続けられる人々は、ある意味、「凄い!」。
国連も常任理事国に中国が入っていたり、国連事務総長が偏った韓国人等で問題外。

そもそも、自衛権は国だろうが人だろうが誰でも持っているし、でもって防衛する時には、共に守ってくれる国や人がいたら、かなり有利になりますわな。
日本には、今、日米同盟があるのだから、共に防衛してくれる仲間を見捨てるなど人として許し難い行為であると思わざるを得ない。

日本国憲法がそれを許さないというのなら、もちろん憲法の方が間違っている。

別に、日本国憲法は神ではありませんから、それ以上の宗教的価値観、精神的倫理観があれば、そちらの方を重視すべきでしょう。
そんな、占領軍が2週間程度で作った憲法に、いつまで固執しているのか。
それに、その国の憲法など、いちいち外国人が詳細に調べて尊敬するとか、見下すとか無いですよ。
逆に、日本は憲法9条があるから、なかなか攻撃的な武器を持てない、という事が近隣諸国による恫喝につながっている。

日本の左翼は、集団的自衛権を認めたら、アメリカが行う戦争にすべて参加しなければいけないと思っているのか、よくわかりませんが、考え方がえらく極端なのは何とかならないだろうか。

本の内容、全然解説してなかったな・・・。


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