SSブログ

霞が関埋蔵金男が明かす「お国の経済」 [本(日本の政治)]


霞が関埋蔵金男が明かす「お国の経済」 (文春新書 635)

霞が関埋蔵金男が明かす「お国の経済」 (文春新書 635)

  • 作者: 高橋 洋一
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2008/05
  • メディア: 新書



引き続き、同じ作者の本を読んだ。
厳しい現実であるが、今の日本の行政機関や金融政策のトップ集団は、世界的なレベルで見て、かなり次元の低い集団と感じざるを得ない。人間、間違ったエリート根性が体に染み渡ってしまうと、これ程までに自己保身に走ってしまうのであろうか。ありていに言えば、かなり腐敗が進んでいると思う。これは他人事では済まされないだろう。日本の未来がかかっている事だ。はっきり言って、日本国民の国益を考えるより省庁の利益を優先するような霞ヶ関はいらん。
日銀も、ちゃんと目標を明示してやらにゃいかんでしょう。財務省に屈服を意味するから金融を緩める(国債を買う)のは負け、というような、傍から見ればバカとしか言いようが無いプライド持っているみたいですが、まともに仕事(金融政策)
できないですよね、これじゃ。
埋蔵金問題も、こんなのでは民間を指導できないですよね。民間はぎりぎりのところで必死にやっているのに、それを指導する官庁は、いつの間にか何兆円ものお金を持っているのに公表しないでいるんだから。ちょっとこれは正義の怒りを出さなくてはいけないでしょう。
高橋さんの著書には今後も期待します!


共通テーマ:日記・雑感