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「さらば財務省」を読んで [本(日本の政治)]


さらば財務省!―官僚すべてを敵にした男の告白

さらば財務省!―官僚すべてを敵にした男の告白

  • 作者: 高橋 洋一
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2008/03
  • メディア: 単行本



旧態憮然とした霞ヶ関の体質をよく知る事ができた。
まあ、民間企業でもいろいろありますが、霞ヶ関の体質はそれよりはるかにひどいですね。
霞ヶ関が生き残って、日本が沈没といった事態もありえますよ。
自分も20代の時、国家2種でしたが筆記に受かって霞ヶ関内部をめぐった事があります。当時の大蔵省にも、のこのこ入っていった事も、確かありました。自分もその時、優越感のようなものを感じてなかったと言えば嘘になるかな・・・。ま、一番気楽に入っていけたのは、今は無き郵政省でしたけどね。うちの父親が郵便局員ってこともあったけど。
しかし、まあ、霞ヶ関も、プライドとか変な策略だとか、そういったものから卒業する時が来ているのではないですかね。やっぱ、時代をリードしていくのは企業家、起業家の役目でしょう。役所は全体的に仕事が遅すぎますね。あと、勉強不足っぽいでしょう。(この高橋さんとかはすごいですが!)
はっきり言って、民間でやれる事は民間がやれるようにしなくてどうしますか。何倍も効率いいですよ。公務員も民間企業に行って修行した方がいいですよ。己を客観的に知る事は、時によっては大変屈辱的な事もありますが、最終的には自己を鍛える事になりますよ。
肩書きなどあの世に持って帰れません。持って帰れるのは心だけ。ハートだけ!

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