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憲法改正試案集 [本(憲法)]

戦後60年を経て、日本の憲法は1度も改正されていない。ドイツ、イタリアでさえ、51回、14回と改正されているという。これは国民性とでも言うべきものだろうか。
私の考えでは、時代にそぐわないものや、考慮して変えるべきと思われるものは変えた方が良いと思う。そう考えるのは普通ではないかと思うのだが、なかなか今の日本で憲法を変えるという事は大変な事であると考えられている。
大体、察しがつくが、日本には、与党に対して何でも反対的な政党があり、与党の意見に対して賛同したり、意図的に意見を一致させるという事を潔しとしない政治風土ができてしまっているように思う。
まあ、もちろん、ある程度、各国にもそれはあると思うが、実際、日本では憲法が1度も改正されていない現状をみると、その風土もかなり強力なのだと思う。
はっきり言って、社会党~民主党の流れが、自民党に対する「なんでも反対党」であるが、国益を政党間の争いネタにする事は、大人の常識としてやめるべきだ。民主主義と言っても自分達の意見を言って頑強に対立するだけでは単なる我が強い人である。最終的に意見を一致させようと努力する。反対意見も吟味する。最終的に、長い目で見て国の正しい方向性を考える。そういった政治を行うべきだろう。
そもそも、年金問題を政争ネタに取り上げるとは、逆に日本人の長期的な幸福を考えていないと言える。今、給付を受けている人の給付額を減額したりする事は、本当に心苦しい事であり、あまりやりたくない事である。
ただ、現実的に考えて、10年後、20年後、30年後も、それでいけるか? と考えなくてはいけないだろう。今の人は幸福で、将来の人は不幸ではよろしくない。政治とは感情的に争っているだけではだめなのだ。
本の主題から反れてしまった。


憲法改正試案集 (集英社新書 (0442)) (集英社新書 (0442))

憲法改正試案集 (集英社新書 (0442)) (集英社新書 (0442))

  • 作者: 井芹 浩文
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2008/05/16
  • メディア: 新書



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