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政治をみる眼24の経験則 [本(日本の政治)]





目次
第1章 政治は数である
第2章 政治は権力闘争である
第3章 政治は言葉である
第4章 政治は合意形成である
第5章 政治は立地である
第6章 政治は風まかせである
第7章 政治は平等追求の歴史である
第8章 政治は情報である

著者が日経に入社して政治にかかわってからの日本の政治を、いろいろな角度から分析している本です。
まあ、いろいろ書いてありますが、印象に残ったものとしては最初の「内閣支持率」のところですかね。あてになるのかならないのかよくわからないところもありますが、なかなか無視しがたいものがあります。
この「内閣支持率」というクセモノをうまく乗り切ったのが小泉政権ですね。
ずるずる下がりそうな時も何度かあるのですが、その時々において「イベント」を持ち出し、グーンと回復させてます。特に大きかったのは、北朝鮮への電撃訪問ですかね。2回行ってますが、いいタイミングで「内閣支持率」をアップさせています。
やはり、現代社会、政治家も、ある程度、芸能人みたいなところがあって、どうやって大衆の人気を得るか、ということも考えざるを得ないところはありますな。国民にわかり易くうったえたり、「おー」とうならせるような、ある意味、パフォーマンスのようなことも必要だということですね。安部さんみたいにいろいろやっていても、最後には叩かれまくりなのは理不尽なことではあるが、刀が「言葉」と「行動」に変わっただけで、権力闘争のようなものは続いているのですねえ。

ちなみに最新のLiberty では、麻生総理と小沢氏の過去世も含めての覇権争いが書かれています。これはまた来月ブログにも載せます。
今のところ、麻生総理は、外交で点を稼ぐまで解散はしなさそうですね。


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