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もったいない日本 [本(日本の政治)]


もったいない日本

もったいない日本

  • 作者: 小池 百合子
  • 出版社/メーカー: 主婦と生活社
  • 発売日: 2008/10
  • メディア: 新書



民主党オバマ氏が大統領になってしまった!
日高さんはずれちゃったね。すげー差でマケインが負けちゃった。
まあ、それほど、インパクトある現象ではあります。
自分もこうも早くアメリカの大統領が黒人に開けてくるとは思いませんでした。
今のアメリカは長年の人種の壁さえいっぺんに越えてしまうくらい、変化を求めているのがよくわかりました。
オバマ氏が来年からどのような仕事をしていくのか、ちょっとまだよくわかりませんが、世界の注目を浴びていることは間違いないでしょう。
現時点では白紙で、コメントも何もないので、とにかく我々日本人は自分達のできることを最大限努力してやっていくしかないですね。
ということで今回は、小池 百合子さんの『もったいない日本』を読んでみました。

第1章 もったいない政治
第2章 日本再生のために―これを活用しないのはもったいない!

「もったいない」という発想はなかなかユニークな発想ではないかと思います。
もったいない の対比語は「無駄遣い」になるのでしょうか。
確かに、人材にしても、資源にしても、お金にしても、時間にしても、もったいないと思う時はあります。それを有効利用できたら、どんなにすばらしいだろうかと。

なぜ、人間は「もったいない」と思ったりするのか?
この世界のものは、すべて有限なのですよね。
人の寿命、資源、お金、時間、これらすべて有限です。無限にあれば「もったいない」とも思わないのでしょうが。

人生の意味は、ここにあるのでは?
有限のなかから如何に無限のものをつかんでいくか。
ちょっと哲学的ですが、有限であればこそ、無限を求めるための無限の努力があり得るのではないか・・・。
本の内容とずれちゃいましたね。

ま、小池さんは「政治におけるもったいない」をまず述べて、
2章では、
女性力、農業、環境、金融、教育、シニア力、地域力 等のもったいなさを述べています。
確かに、もっと有効利用すれば、いくらでも向上する余地はありますわね。会社で言えば、経営者がやることを、政治の世界とか、日本全体の話になると、政治家か宗教家か、どちらかが言うべきことでしょうな。(ザ・リバティとかでも「もったいない」という言い方ではないですけど言及していますね)

私としては、一番もったいないのは人材だと思いますね。必ずしも女性だけに限らず、もったいない男性も多いですよ。才能が活かしきれていない人々は、山のようにいますよ。適材適所ができていない。優れた経営者だと、これを解決していく力がある程度あると思いますが、国レベルになると、啓蒙的なことか、国の政策か、といった方法になりましょうな。
ただし、人材を有効活用するって、かなり能力が必要だと思います。もったいないと思うのはそうんなだけど、けっこう難しいのだよね、有効活用って。人々を公平に見る目も必要だしね。もったいないと思いつつ、ある人を有効活用すると、別の人も有効活用しないと、当然「なんであいつだけが」とかあるからね。

基本は、一人一人、本当にやりたいと思うことをやらせてみることかね。特に若いうちから。
やってみて駄目だったら、別のことをやればよいってわかってくるし、本当に年齢に関係なく、ドンピシャの適役になるかもしれないし。

とにもかくにも、「もったいない」を如何に有効利用していくかが、リーダーの使命でありましょう。

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