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市民的国民国家の形成と宗教政策 [本(日本の政治)]


市民的国民国家の形成と宗教政策

市民的国民国家の形成と宗教政策

  • 作者: 岸本 建夫
  • 出版社/メーカー: 晃洋書房
  • 発売日: 2005/04
  • メディア: 単行本



ちょっと、タイトルに惹かれて購入して読みましたが、まあ、学者さんの理論だなと思います。
宗教の本当の意味を判っておられないのではないか、と感じざるを得ません。
学問では宗教の本当の意味は判りません。
厳しいかもしれませんが、宗教の根底に、仏神への信仰が無ければ、それは単なる飾りにしかすぎないでしょう。

信仰とは、この宇宙と、我々人類を含め、生命と言われる存在が、創造主によって創られたものである、ということを心底信じることでしょう。
人間が仏神を造ったのではありません。仏神が大宇宙の進歩と繁栄のために命を創ったのです。それを信じてこその宗教でしょう。

やはり、真なる宗教政策は、なかなか信仰者でないと難しいでしょう。
国家はせいぜい100年ですが、
宗教は1000年先の人々の幸福まで考える必要がありますからね。

まあ、かと言っても、この著者の岸本建夫さんを100%否定するつもりはありません。
学者さんは、どちらかと言うと「宗教」を避けるか、とんでもなく馬鹿なことを言うか、そのようなもが多いですが、この本のタイトルの様なことを文章にして出すだけでも、いろいろ議論のネタとなる部分はあり、一考の価値はあります。

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