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実践するドラッカー【思考編】 [本(経営)]


実践するドラッカー【思考編】

実践するドラッカー【思考編】

  • 作者: 佐藤 等[編著]
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2010/01/29
  • メディア: 単行本



往復の通勤電車で読めてしまう分量ですが、なかなか良い本です。
ドラッカーの入門レベルかもしれませんが入門の内容といえども実践できているかと言われたらできている人はあまりいないのでは?
この本の最初の方にも書いてありますが、

知識は、本の中にはない。
本の中にあるものは情報である。
知識とはそれらの情報を仕事や成果に結びつける能力である。

まことにもっともなことです。
ドラッカーの本の内容も、そして仏法真理も、完全に自分の血肉としたら、それが成果として表に出てこなくてはいけませんな。単に、知識のための知識では自己満足にしか過ぎん。
この本は、それぞれの章にワークシートもついているので社会に貢献できる人材となるために書き込んでくれい。

1 知識労働者として働く(情報と知識の違い/知識は、成果の原動力 ほか)
2 成長するために(成長は、自己責任/自己開発の本質 ほか)
3 貢献なくして成果なし(外の世界に目を向ける/三つの領域 ほか)
4 強みを生かす(強みは知識を貢献に変える/強みはかけがえのない資産 ほか)
5 集中する力(集中のインプット面/集中のアウトプット面 ほか)

ただね、ドラッカーはどちらかというと、テイラーの言っている科学的管理法の方の仕事論が中心かもしれないね。
判断的仕事ですかね。
確か翻訳者の上田さんが独自にタイトルつけた「創造する経営者」とかもあるけれどね。
判断的仕事 と 創造的仕事 は両方身につける事が望ましいですな。
大川総裁の『創造の法』も味読しなくてはいけません。


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