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未来への国家戦略―この国に自由と繁栄を ② [仏法真理(政治系統)]


未来への国家戦略―この国に自由と繁栄を


細い内容というよりか、本を読んで総合的に感じた意見を言います。

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鳩山→管 と移り変わっている、この民主党政権であるが、けっこう大きな特徴として見られる現象は、見た目には「優しい政府」に見えるところだろうか。
国民が民主党に騙されている最大の特徴でもあろう。
マスコミや知識人?、芸能人?も、その点を知ってか知らずか民主党には甘い点数を付けている理由だろうと思う。
確かに、見た目には何だかよくわからんが政府が優しい存在であるということを言外で主張しようとしている点はある。

昨今で言えば、未だに韓国に対して謝罪しているが、日本政府の韓国国民に対する優しさを見せていると言える。
閣僚が靖国神社参拝ゼロも、中国に対する優しさだろうか。
「子供手当て」なども優しさか。
「硫黄島における遺骨収集」も優しき心情から来ているのか?
(まあ、菅氏自身、過去世、サイパンで亡くなっているだけはある)
税金を多く取り、国民に対する福祉を充実させようとしているのも優しさ故か?
国防よりも、沖縄の住民の意見や、ジュゴンやサンゴを尊重することも優しさなのか。

いろいろ「優しさ」を前面に出そうとしており、一見、「これはよい政府だ」などと思ってしまう人も多いのだろう。
ただ、我々もぼちぼち、そういったうまい話に騙され続けるのは卒業しなくてはいけないと思う。
国家は個人の幸福を保証出来ないのです。
それを出来ると思ってやって、歴史上、多くの国は最終的に悲惨な結果になっているのです。
国が個人の幸福の面倒をみてくれるという思想に毒されると、国家は衰退に向かっていくのです。
偽物の「優しさ」に誤魔化されてはいけない。
国民の自助努力に精神を衰退させる勢力は悪魔の勢力なのです。
「国から保証を引き出せなければ損」というような風潮をつくってはいけないのです。
自国民でも、他国民でもです。
見抜かねばいけません。

国家が国民生活の細いところまでいちいち介入してくるのはよくありません。
それは民間を中心とした知恵や活力で補うべきで、細いところまでいちいち介入すべきではありません。
気がつかないとズルズル行ってしまいますので、国民もマスコミも早いうちに気づいて「人間を駄目にする優しさ」に立ち向かわねばいけません。
これは本当に気が付かないと、「気が付いた時には手遅れ」になりかねません。

以下、総裁の御言葉抜粋。

→ヒトラーは、「われわれは労働者のための政党だ」と言い、民主的に政権を取りました。「国家が面倒を見て、労働者の生活をよくする」と言って、票を取ったのです。一方、彼はユダヤ人攻撃を行ないました。これは、「敵をつくり、それを排撃して、内部を引き締める」というスタイルです。
 例えば、今であれば、「社会保障を行う」と称しながら、一方で、宗教などを排撃すれば、一見、似たようなスタイルが出来上がります。

→社会主義の中心概念は「統制」であり、国民に「自由な経済活動をして豊かになる」ということをさせないようにする考え方なのです。
 自覚しているかどうかは別として、今の政府が「大きな政府」を目指しているのは明らかです。つまり、彼等は、国家の権力を大きくしていって、「国民の面倒を見てあげますから、安心して、お金を全部、国に預けなさい」と言っているようなものなのです。

→この国は、今、擬似宗教ともいうべきものによって、支配されようとしています。
それは、「この世的にのみ、優しさを実現する」という考え方です。
そちらのほうに誘導されつつあります。

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