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必勝の戦略 --- (その2) [★仏法真理]


「リーダーに贈る『必勝の戦略』」-人と組織を生かし新しい価値を創造せよ


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『必勝の戦略』の第二部について考えたいです。
章立ては以下の通りです。

第二部 リーダーシップの不足を招く盲点
第6章 基礎をつくり、強みにフォーカスする
第7章 常に“先取り学習”する姿勢を
第8章 逆境に強い「器」をつくる
第9章 人を生かして成果をあげる

いろいろ書いてありますが、実際に自分が実践しているかどうか? 実践していないのならどうしたらよいか? どうやって強いリーダーシップを築いていくか。ここんとこを、とことん考えていかねばならないでしょう。自分を啓蒙する、という感じかな。
基本的には、一人一人が自分はどうなのか? と考える必要があるでしょう。
結構、あたりまえの話と思われるかもしれませんが、多分、ある程度まじめに考えてみないと、一生、同じパターンを繰り返すだけになってしまいます。

まず、「第6章 基礎をつくり、強みにフォーカスする」ですが、
別の言い方をすれば、「その道のプロになれ!」ということでしょう。何でも屋をやるには人生は短すぎる。特に今の時代は情報や、選択肢が多すぎて、全部やっていたら時間がいくらあっても足りないでしょう。1日に読める本の数も、一年間で使えるお金も限られています。出会える人も限定的です。

自分もSEやりながら政治・経済・仏法真理と、いろいろ関心がありますが、これでも昔よりは絞れています。昔はSEやっていて、常にシステムの最新技術だとか、新しいコンピューター言語だとか、そういったものに振り回されすぎたように感じます。ただ、情報処理試験で「プロジェクト・マネージャー」に合格したころから、あまり最新技術だとかにこだわらなくなったかな。
結局、何でも屋だと、浅くなってしまい全部負けちゃうんだよね。あと、無駄が多すぎるのだよな。時間的に。
しかし、自分では、まだまだ過渡期的な事をやっているなー、という気はします。SEで一生を終わりたいとは思いませんから。だから、本当に絞りをいれないと駄目です。

「第7章 常に“先取り学習”する姿勢を」
に関しては、戦略的に生きないとあまり意味がないかもしれません。そもそも目標が無ければ先取り学習って言っても、何をするべきか? ということが先になりますよね。だから、第6章の強みにフォーカスする、で絞り込んでいないといけません。そうして、その分野で、1~2年先の事まで学習できたらけっこうリーダーシップとれそうですよね。基礎をつくりつつ先をも読んで学習していく。この習慣つくることですね。
本では「ピーターの法則」のことを述べています。昇進しても、あるポストについて、とたんに駄目になってしまう法則のことです。課長までは優秀だったけど部長になって、てんで駄目になってしまう、という場合です。

「第8章 逆境に強い「器」をつくる」
ある意味、根性だね。世の中、馬鹿にされることあり、人に無視されることあり、事件事故、病気、いろいろあります。順風の時だけ強いのでは駄目なんだよな。逆境も当然ありますよ。逆境は誰にもあるけど、そういう時こそ、自分を磨くことですな。順境でも逆境でも、結局は自分を鍛えることを怠ってはいけない。この世は、自分の魂を鍛えるための、仮の世でもあるからして。

「第9章 人を生かして成果をあげる」
これも、本当に修行だね。自分もSEやっているけど、苦労性だもんで何でも自分でやりたくなってしまいます。
「やりたくない!!!、じゃやらんでいいよ、自分でやるから」
ってな感じになりがちです。しかし、勇気を持って、もうちょっと人にやらせる事も必要ですな。
これって、本当の意味で出来る人、少ないと思います。大抵、何でも自分でやってしまうか、逆に、自分では何もやらず人に強制的にやらすか。
任せる仕事のバランスが大事だよな。

以上、いろいろ書きましたが、本当はこれ、仕事上のチームで、ディスカションのネタにすれば、強力なチームが造れる可能性があると思います。

リーダーは、常に基礎研究を怠らず、強みを生かし、人よりちょっと先を見つめ、忍耐でもって困難を乗り越え、メンバーを最大限に生かし、着々と成果をあげていくべし。


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