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幸福実現党宣言 -この国の未来をデザインする [仏法真理(政治系統)]


幸福実現党宣言 -この国の未来をデザインする

幸福実現党宣言 -この国の未来をデザインする

  • 作者: 大川 隆法
  • 出版社/メーカー: 幸福の科学出版
  • 発売日: 2009/06/01
  • メディア: 単行本




この『幸福実現党宣言』は、基本的に、国家の設計図でもある「憲法」の改正論が中心になっています。後半の「質疑応答」も超大事ですが。

まず、初っ端から「仏国土・地上ユートピアの建設を目指す」ということですが、宗教政党でなければこういう事は言えません。
そもそも、マルクスの「共産党宣言」を永遠に葬り去るという事ですので、唯物論に対抗するのは、やはり宗教的精神です。同じくユートピアを目指すという事では一緒ですが、根本的な土台が180度違います。
宗教の出発点は、各人、一人一人の心の幸福、心のユートピアの建設ですが、最終的には社会の幸福化、仏国土・地上ユートピア社会の建設へと発展していくのは自然な流れです。私的幸福から公的幸福へですか。

全体的に内容が超濃い本なので、一つ一つ書いていったらきりがないので、今、大事な問題としてあげるべきなのは憲法9条のとこですか。
本当に9条は早く変えないと危険です。他国に簡単に占領される憲法ではどうしようもないです。
今の9条では、いざという時、まともに動けません。

「9条を改正したら日本が戦争に巻き込まれる」という根拠の無いエセ平和主義に騙されてはなりません。いまだに居ますからねえ。ほんと、どうしようもない人々です。日本の国を護る事を放棄して喜ぶのは、北朝鮮と中国しかありません。

今、改正しなければ中国と北朝鮮の奴隷国家になります。
段々、台湾のようになり、最終的には「日本省」となるでしょう。
中国と北朝鮮が軍事力を着々と増強しているのは100%事実ですし、両国共、日本の事を善くは思っていないのです。特に北朝鮮は、国策として日本人を拉致するような「国際常識」の通用しない国です。
そのような国が核ミサイルを手にすることの意味の重大性に気がつかなくてはいけません。
当然、彼らが造っている理由は、日本や韓国からお金をまきあげようとするためです。
脅すためです。
場合によっては、1、2発使って、白旗を要求するかもしれません。
アメリカに到達する核ミサイルも完成すれば、アメリカも、そうそう手出しはできません。

ま、今まで宗教は平和を愛する、ということで、(イスラム教以外)非戦論が中心だったのだと思いますが、大川総裁は堂々と、「憲法9条を変え、まっとうな軍事力を持ちなさい」と言われていますのも、やはり、悪を蔓延らせてはいけないという事です。
正しい者が非戦論で滅びて、悪しき思いの者が戦いに勝って生き延びる。
これではだんだんと、この世界は地獄になります。
仏国土・地上ユートピアの建設 のためにはそうであってはいけない。正しい者が勝っていかなくてはいけない、そういった精神が9条の改正の理由でもあります。

北朝鮮も、中国も、人権を抑圧しています。
言論の自由も、思想の自由も、信教の自由もありません。
日本は、いろいろ問題はあるけれども、言論の自由も、思想の自由も、信教の自由もあります。街頭で政府の悪口言っても、とっつかまって拷問受ける事もありません。政治を変える自由もあるのです。
どう考えてみても、こちらの方が、全人類を幸福にする在り方です。
故に、勝たなくてはいけません。
北朝鮮の核ミサイルに脅されたり、中国の覇権主義に飲み込まれてはならんのです。
北朝鮮や中国の属国になって、平和も何も無いのです。

もちろん、軍事力だけでなく、思想においても戦う必要はあります。
彼らも人間です。
何が幸福で、何が幸福でないか、最低限、一般民衆に気付かせる事も必要になります。

あと、自分も常々考えていますが、憲法20条と、89条 これなんとかせんと。いつまでもこれでは「宗教を小ばかにしている」と言わざるを得んでしょう。「宗教など必要なし」と思っている人にとってはどうでもよく思えるかもしれませんが、実際に宗教的な人間には、人権侵害とも思われる文章です。幸福の科学の会員だけの問題でもありません。教育にも悪影響を及ぼします。
大川総裁も「いかなる宗教団体も~」以下はいらないでしょうと述べておられます。

・憲法20条
1.信教の自由は、何人に対してもこれを保障する。いかなる宗教団体も、国から特権を受け、又は政治上の
権力を行使してはならない。
2.何人も、宗教上の行為、祝典、儀式又は行事に参加することを強制されない。
3.国及びその機関は、宗教教育その他いかなる宗教的活動もしてはならない。

・憲法89条
公金その他の公の財産は、宗教上の組織若しくは団体の使用、便益若しくは維持のため、又は公の支配に属しない慈善、教育若しくは博愛の事業に対し、これを支出し、又はその利用に供してはならない。

いずれにせよ、『幸福実現党宣言』は、今後、ブログの端々で語っていきます。


目次
第1章 幸福実現党宣言
1 仏国土・地上ユートピアの建設を目指す
2 現在の日本にふさわしい憲法を
3 憲法前文の問題点
4 天皇制の問題点
5 憲法9条の問題点
6 「信教の自由」に関する問題点
7 腐敗や堕落から世を救う機能を果たしたい
8 宗教と政治は補完し合うべきである
第2章 この国の未来をデザインする
1 この国に必要な「理念」とは
2 憲法は何を守ろうとしているのか
3 裁判員制度がはらむ危険性とは
4 「信教の自由」の解釈について
5 「言論・出版の自由」と「名誉毀損」の問題
6 「生存権」に関する問題
7 「財産権」に関する問題
8 「努力する者が報われる社会」をつくるべき
第3章 「幸福実現党」についての質疑応答
1 幸福実現党の魅力とは
2 税金問題について
3 医療問題について
4 政治とお金の問題について
5 外交問題について
6 幸福実現党を支援すると、どうなるのか
7 経済対策について


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