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米中軍事同盟が始まる [日高義樹さんの本]





第1章 米中軍事同盟は、いつ始まるか
第2章 アメリカはいつまで日本を守るのか
第3章 アフガニスタンで負ければ印パ核戦争が始まる
第4章 イランの核装備で日本に石油が来なくなる
第5章 アルカイダとアメリカの核の戦いが始まる
第6章 アメリカはいつも間違っている

世界情勢は緩やかであるが、確実に変化しつつある。
日高さんはアフガニスタンでアメリカは敗北するだろうと予測している。
確かにベトナムと同じ状況では正規軍に勝ち目は無い。
アルカイダやタリバンは正規の軍隊ではない。
民間人との識別は難しい。
心を読み取るテレパシー能力でもない限りそれは困難なことなのだ。
オバマ大統領が何万の軍隊を増援したところで、その根本の部分が難しいがために勝利することはできない。

そして、今後の危険国家は、北朝鮮は当然として、パキスタンとイランだ。
この3国は、核ミサイル開発で結ばれている。
まことに恐ろしい状態になりつつある。
こないだもイランが中距離ミサイルの実験を行っていたが、明らかに周辺の敵対諸国は黙っていないだろう。
イスラエルはたぶん近いうちにイランを攻撃するでしょう。
当然、ペルシャ湾をタンカーが通過することは難しくなり、日本への石油はストップされてしまう。
自分は、イスラエルがイランを核攻撃する可能性も十分あると思う。
それは恐ろしいことです。

また、パキスタンとインドの間も危険だ。
パキスタンでは核爆弾が、けっこうてきとうな形で保管されているようで、使うのも軽々しく使ってしまうかもしれないし、ゲリラの手に渡る危険もある。

そして、アメリカの世界の警察としての役割も終焉を迎えつつある。
アメリカと中国は経済的には切っても切れない関係になりつつあるし、オバマの周辺は中国びいきばかりだ。
太平洋のアメリカの原子力潜水艦の核ミサイルの照準は中国に向けられてはいるが、オバマを中心とした政府が中国と仲良しになろうとしている状況では、それは単なるポーズでしかない。

いずれにせよ、日本の民主党がどうのこうのというという小さい問題ではなく、日米同盟は段々と関係が薄くなりつつある。

ま、この本を読んで、今後の世界情勢は混沌としてくるであろうことはよくわかった。

ただ、最後の希望はある。
仏法真理が如何に世界に広まるかどうかである。
これだけが最後の砦になり、世界を混沌から調和、発展の流れに修復していく。
日本から発信した、この仏法真理が、中国、北朝鮮、インド、イスラム諸国、欧米を変革していく。
世界を核戦争の混乱から救うのは、世界宗教 幸福の科学と幸福実現党しかないのです。
本当に最後はそれしかないのです。
既存の宗教勢力自体も根本の対立要因になっているのですからね。
宗教と思想の対立から世界を救うためには、どうしても「永遠の生命」や「転生輪廻」、「与える愛」、「反省の意味」といった普遍的な霊的世界観の常識化が必要なのです。
キリスト教やイスラム教も世界宗教になっていますが、選民思想もかなりあるので、それではもはや駄目なのです。
人間であればすべての人々にあてはまる、根源的な教え、「仏法真理」が広まるしかないのです。
来年、世界各国で「仏陀再誕」も上映されると思いますが、まさに世界レベルでの光と闇の戦いに入ってきました。


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