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リンカンのマネジメント―もしリンカンが社長だったら、いかにして会社を甦らせるか [本(経営)]


リンカンのマネジメント―もしリンカンが社長だったら、いかにして会社を甦らせるか

リンカンのマネジメント―もしリンカンが社長だったら、いかにして会社を甦らせるか

  • 作者: 大山 かつのり
  • 出版社/メーカー: 幸福の科学出版
  • 発売日: 2009/07/30
  • メディア: 単行本



心というものは自然に任せていたら、なかなか自分の自由にはならないものです。
やはり、常日頃から自らの心が、今、どのような状況をさ迷っているのか?
この点に注意する必要があるでしょう。
ただ、大部分の人は、自分の心がどういった傾向性を持っているのか、わからない状態のあると思います。
人間は何十年も生きていると、それまでの心のくせがついてしまい、それがあたり前になってしまう。
それがプラスの傾向性、習慣であれば問題ないでしょうが、マイナスの傾向性、習慣の影響下にあることも多いです。

例えば、自分に文句を言い、攻撃的な人がいた場合、心というものを統御しようとしないでいたら
反射的にやり返す、か
やられっぱなしで、自分は駄目な人間なのだ
と思い続けるか、そのどちらかになりましょう。

しかし、偉人であるリンカーンはどうしたか?
「何人に対しても悪意を抱かず」、但し、悪に対しては怯むことはない。
これを貫いたわけです。
感情的に人を責めるでなく、かつ、自分を責めるでなく、あくまでも客観的に状況を分析し、心の平安を保った。
大事なことです。

自らの心を統御できなければ、真の勇者ではない。

いくら表面的にいい人ぶっても、心の中が自己中心、不平不満、人から愛を奪おうとする心 などで満ちていたら、それはゴミの中を歩んでいるのと変わりません。
仏法真理的には自らの心を振り返り、悪を戒めるために「反省」の教えがありますが、この「反省」は単に道徳的なものではありません。本当に自分の心を浄化するための唯一の方法と言ってもよいと思います。
本当に大事です。
映画『仏陀再誕』でもありましたが、「反省」ができないと最後は人間ではなくなってしまう。
悪魔になってしまうのです。
悪魔は絶対に反省しません。

反省に関しては

「太陽の法」第2章 仏法真理は語る
「釈迦の本心」第2章 八正道の発見
「ユートピアの原理」第三章 反省の原理
「幸福の法」第3章 人間を幸福にする四つの原理
「仏陀再誕」
「仏陀の証明」
などを読まれるとよいと思います。


しかし、リンカーンは、大統領として自分の判断が間違っていないかどうか血の汗を流すくらい神に祈っていた。多くの人の命を預かる一国のリーダーとして、本当に真剣であった。
日本の政治家や経営者も、そのくらいの真剣さは必要です。


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