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未来創造のマネジメント [★仏法真理]


未来創造のマネジメント

未来創造のマネジメント

  • 作者: 大川隆法
  • 出版社/メーカー: 幸福の科学出版
  • 発売日: 2010/11/10
  • メディア: 単行本



第1章 未来創造のマネジメント 
  「創造する経営者」の条件とは
第2章 デフレ時代の経営戦略
 新しい価値を創造するために
第3章 大きな仕事をこなすコツ
 リーダーの意思決定は、いかにあるべきか
第4章 発展する組織について
 個人の限界を超えて発展する方法
第5章 不況は、こう迎え撃て!!
 苦難を勝利に変える努力を

昨日も書いたが、今、我々は大きな文明の変換点にいる。
すべてのものには栄枯盛衰があるが、これからの時代についても、それは言えることだ。
企業についても、時代のニーズに合わなくなったものは倒産、合併吸収されていくことはやむを得まい。
たとえそれが大企業であってもだ。

ちょっと、この本は、さらっと読み流していいものではない。
大事な内容がつまっているからね。
大川隆法総裁は幸福の科学を1986年に設立し、その後、25年かけて、既に世界を視野にしたところまで会を発展させてきた。
これは偶然にそうなったのではなく、必然的にこうなっているのです。

今の時代は世界レベルで価値観が混沌としている状態です。
特に、宗教の世界では、既存のキリスト教や仏教では、先進国の人々の複雑な悩みや苦しみに答えを出せなくなっていると思う。
また、イスラム教とキリスト教の対立も終わることがない。
政治や経済に関しても、多くの人々の知恵を集結させたとしても、正しい答えを出せるわけではない。

前置きが長いですが、企業経営においても、これからの時代には指針がどうしても必要なのです。
正しい価値観に基づいた指針が必要です。
仕事さえしてりゃいいってものではないのです。
学べるものはどんどん学んで、最善に最善を重ねていかないと、日本企業がトップでいられる事はないでしょう。

第一章 未来創造のマネジメント では、これからの時代の新経営者像が語られています。
『創造の法』や、ドラッカーの経営論に通じるものがありますね。
ま、経営者だけでなく、一般のサラリーマンにも言えることだけど、「忙しい、忙しい」で仕事をしている人は、本当に仕事が忙しいのかよく省みないといけないね。
部下に任せればよい仕事まで「任せられない」と言って、自分でやって、残業や休日出勤に追われていては、なかなか創造的な仕事など、できるものではありません。
ルーティンワーク化できるものは、ことごとく下に降ろして、上の方の人々は、新しい商品や、サービスの創造、今以上のものを常に模索しなくてはいけませんね。

給料が高い理由は、付加価値を創造せにゃならんからであって、給料が高い人は、低い人以上に情報収集して、自分の能力を高め、未来の事を考え、成果を出さないといけないということですな。
これは当たり前のことですが、今、どうも当たり前ではなくなってきているのではないか?
組織を管理する事ばかりを重視して、それが給料が高い理由になっているのではないかね。
それでは、組織の発展などゼロだろうな。
酒ばかり飲んでいて、新しい価値が創造できますかね?

第2章以降はまた。


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