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基本を押さえる。 [★仏法真理]

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いやー、東京正心館は助かる。
寝坊して既にどこの新年大祭も間に合わない状態だったのだけど、東京正心館だけは随分遅い17時30分からのがあった。
埼玉からでも余裕でした。

ところで、『心の指針 第四集 今日を生き抜け』という、非常にビジュアル的にもナイスな本が出ましたが、ビビッときたものを、ちょっと下記に載せます。

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勉強の仕方

勉強の出発点は、向学心だ。
自分の頭脳と精神を鍛えようと思うかどうかだ。

その志がある人の学力は伸び、
人に強制されて、いやいややった人は伸びない。
親の願いと子供の心とのすれ違いはここにある。

つぎに、基本や原理をきちんとマスターし、
自分をごまかさず理解できたかどうかだ。
あやふやな理解で先を急いだ人は、
途中でわからなくなったり、
取りこぼしが多くなって、時間がかかるようになる。
そして勉強がいやになり、
試験前の一夜漬け、つまり、
短期記憶に頼るようになる。

だが、私は、
正直に、コツコツと、
積み上げるような勉強の仕方をすすめる。
いろんな参考書や情報に振り回されず、
大切で、オーソドックス(正統的)なテキストを、
深く、じっくり理解し、覚えることだ。

手を広げず、深くうがち入ることで、
成功の八割は手に入る。
広げることで豊かさを得るのが、
残りの二割と心得よ。

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この内容は、勉强の方法について書かれているものですが、もう少し広い意味に解釈して、大人になってからの日々の精進にも役に立つ内容かと思います。
要するに、いろいろな情報に手を広げるのもよいのだけれども、基本をしっかり押さえておかなくてはいけないですよ、という事ですよね。
自分でも反省の材料になります。

この次の指針の『垂直思考と水平思考』では、深く専門分野を極める事と、関心を広めていく事のバランスが大事であると述べられていますが、まずは基本がずれていない事でしょう。

数学の勉強だったら、基本的な公式を覚え、理解するという事でしょうが、それを人生全般に拡張したら、基本とは、自分としての生き方を決める事であり、考え方や判断の根源的な拠り所や、更には人生の向かうべき方向をはっきりさせる、という事になろうかと思います。
ただ、そこまで考えると「宗教的な知識」を得ない限り、難しいとは思います。
学校の勉強や、テレビや新聞ぐらいの知識では無理ですね。

キリスト教や既存の仏教、哲学に求めてもよいですが、現代ではかなり厳しいものがあります。
例えば、政治システムや経済状況、仕事の方法、などに関して、方針が見つかりますかね?
はっきり言って、現在進行形の仏法真理でないと難しいと思います。
仕事に特化するならドラッカーだけでもよいかもしれないけどね。
ただ、人生そのものまで言及すると仏法真理が無いと厳しい。

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