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イスラム国をどう見るか? [The FACT]

ちょっと支部に行って、
イスラム国 バグダディ氏守護霊霊言 「イスラムにも大義がある」
を見て来た。
うーん、総裁が語られていたように、意外に冷静に見ているところは見ているように感じた。
まあもちろん、今の日本人的視点から見て、人質を取って殺害するなどという事は犯罪と同じであるから、許されないところはある。

ただまあ、向こうからしてみれば、安倍さんがイスラム国に敵対する側にお金を出したという事で、その時点で敵対国となってしまったのだろう。
既に空爆によりイスラム国も、相当ダメージを受けているようで、人の命の価値は、家畜程度にまで落ちてしまっているようだ。
イラクとかでは、湾岸戦争からイラク戦争を経て、もうどのくらいの人々の命が失われた事だろうか。
その人々がすべて、悪の権化のような人々ではなかっただろう事も考えねばならないだろう。

こないだ「テンプル騎士団」の事を少し書いたが、けっこう昔は、イスラム文明の方が進んでいたところがあるのだよね。中東の方が先進国で、都会で、富も建築技術も優れており、馬などもアラブの馬の方が戦闘には有利であった。
ヨーロッパの方が未開の地で、どうもそちらの人々の方が残虐であった感じ。
キリスト教による十字軍は、軍事力でイスラム勢力からエルサレムを奪還しようとしたのだけれど、キリスト教徒は他の宗教の人々を、同じ人間と思っていなかったのではないか?
どちらかと言えば、イスラム教はキリスト教を同系列の宗教と見ていて、せいぜい改宗しなければ税金は多めに取るよ、という感じであった。
いちおう、イスラム教はイエス・キリストを預言者の一人と見ているからね。

そういった何百年、千何百年という歴史を振り返ってみると、近代、現代は、中東の地がキリスト教国に蹂躙されてしまっていると思うところはあるだろうな。

欧米の理論でイスラエルという国を"デン"と建国し、イスラエルは核兵器を持つ事が許されている。
そして、中東とアフリカの国境線は欧米の理論で引かれたようなものでしょう。
まあ、昔に比べたら、完全に逆転されてしまった感じで、「何故、アラーの神を信じる我々が負けるのだろうか?」という感覚はあると思うのだ。

もちろん、イスラム国家がイノベーションを怠ったと言えばそうなのかもしれないが、欧米側にも、長年の植民地支配の反省ができていないのも事実だと思う。
本当に、日本が太平洋戦争で、アメリカ以外の国に勝ったから植民地という形態が無くなったようなもので、一方的に欧米が勝っていたら植民地はそのままだった可能性は高いだろう。

民間人を巻き添えにするテロは完全に犯罪です。
今回の件も、警察ではなくて自衛隊が出動しなくてはいけない事件です。
ただ大きな視点から見ると、地球レベルの規模の宗教間の理解まで進展していかないと解決できない問題であろうと思う。
まあちょっと失礼な言い方かもしれんけど、おそらく、宗教を軽視し、それ以前の守護霊霊言さえ信じられない人には、決して解決の"か"の字さえ考えられないだろうと思う。



タグ:イスラム国
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