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ボディ・ジャック [本]


ボディ・ジャック

ボディ・ジャック

  • 作者: 光岡 史朗
  • 出版社/メーカー: 幸福の科学出版
  • 発売日: 2006/05
  • メディア: 単行本



今度、「ボディ・ジャック」という映画が公開されます。
まあ、自分はあまり読まない小説ですが、どんな内容なのかと思い本買って読んでみました。
「意外に面白い!」
というのがまずまずの感想です。本当に自分は小説ってめったに読まないし、あまり読んできませんでしたが、たまには小説もいいものです。他の人の人生を追体験できるようなところがあり、結構、論理とかじゃなく、ためになりますよね。
ま、SE ずーっとやってると、どうしても論理的な機械化人間になってしまうところがあるのです。くそ堅苦しい人間にはならないように注意せにゃ。

それはともかく、この本ですが、簡単に言ってしまえば「憑依現象の恐ろしさ」を人々に語りかけている小説と言えましょう。
「憑依とは何ぞや?」
現代社会では、めっきり使わなくなった言葉ですが、これも簡単に言えば、要するに「霊に肉体をのっとられる事」です。ま、現代日本人は唯物論的思考回路になってしまっているから、そんなこと有り得ない、馬鹿馬鹿しいと思われるかもしれませんが、人間死んだら100人中、100人、みんな霊になるんですから、そんな他人事じゃないっすよ。 
霊と言えども、もともとは肉体持って現在の我々と同じ様に生きていた人間ですから、そりゃ感情も思考回路もあります。生きている人間と同じですよ。
ただ、決定的な事は、霊になるという事は、心のみの自分になるという事で、どういった思いで人生を生きてきたか、はっきりしてしまうという事です。肉体なくなっちゃうからね。心だけになっちゃう。
ここが昔から良く言われている「天国と地獄」の分かれ目ですね。
ま、ちょっともやもやした言い方をすると、悪いことばかり考えて生きて、そして死んじゃった人は成仏できないで、地上を徘徊したりしちゃうんですよね。そうした人は(霊は)、波長同通の法則で、同じような波長を出している人にオーバーラップ(ここでは肉体にかさなるの意味)する事ができてしまうんですね。(超恐い話です)
そいで、生きている人の意思の方が弱いと、一時的に肉体ものっとられてしまいます。
(酒のんで酩酊状態とか、強い憎しみ・嫉妬、極度に自虐的な時とか特に危ない!)
最近、事件が多いですが、悪い事件はほとんど「ボディ・ジャック(憑依)」にやられてますよ。

ただ、一方的に生きている人間がやられるばかりでは、もう世の中地獄になってしまいますが、対策はあります。
一つは「反省」です。そしてもう一つは「他の人の幸福のために生きる事」です。
生きている人間の心も、霊として存在している心も波長を持っていて、波長の合う者にしか憑(つ)けないのです。
ま、真の宗教が必要とされている理由は、ほとんどここいら辺にあるのです。
これは宗教的には波長同通の法則と言いますが、もう物理の法則と同じですよ。

まずは、自分の心の存在に気づこう! 
今日一日、何を考え、何を思っていたかよーく振り返ってみよう! (・ω・)ノ
それが自分自身なのです。

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