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政治に勇気を―幸福実現党宣言3 [仏法真理(政治系統)]

第1章 職業としての政治について
1 職業の目的にあった生活や活動、人生観がある
2 現代の日本における政治状況
3 宗教政党の持つ「強み」とは
4 「マスコミ権力」と「官僚権力」
5 政治家に求められる能力
第2章 諸葛亮孔明の提言
1 議員の世襲は国家衰退を招く
2 今の政治状況は明治維新前夜と似ている
3 霊査によって明かされる「金正日の狙い」
4 太平洋の覇者を目指す「中国の野望」
5 天上界の孔明が日本に授ける策とは
第3章 迫り来る国難に備えよ
1 十五年前に北朝鮮の危険性を訴えた幸福の科学
2 国難を救うために立ち上がった「幸福実現党」
3 全体主義国家・北朝鮮の脅威に備えよ 
4 この国の未来を変えるために
5 世界の平和と正義のために勇気を持って戦え
第4章 勇気の試される時
1 「幸福実現党」を日本を代表する宗教政党に 
2 「政教分離」の正しい考え方
3 天上界の要請を受けて「第一党」を目指す
4 日本の政界の浄化を
第5章 未来への道
1 国難のもとは政治家の心の乱れにあり
2 政治家は、誠心誠意、「国民の幸福」を考えよ
3 国民を不自由にする法律はリストラさせよ
4 「正しさ」のために命を懸けよ

ここに来て、少し落ち着いたので前、書いていなかった本に対する感想等を書こうと思います。
まずは『政治に勇気を―幸福実現党宣言3』です。

この本は全体的に、政治という手段を駆使して、この国の危機に立ち向かう気迫が感じられます。
第一章では、現代の日本の政治、政治家について言及しています。
大事な部分は、現代日本が三権分立の三権だけでなく、五権になっているということでしょう。
立法、行政、司法は既に評価が固まった権力ですが、マスコミ権力と官僚権力が、新たな権力として台頭しています。
そして、マスコミは実質、第一権力になっています。
今のままでは三権は叩けるわ、官僚批判はできるわ、宗教批判もできる、なんかこう「やりたい放題」ですね。「言論の自由」と言いつつ、特定のマスコミ経営陣のみの言論の自由です。それによって、民主主義の土台の民衆を操ることができてしまう。
恐ろしい権力です。
全然、当初の意味の言論の自由とかけ離れてしまっています。
ま、ただ、マスコミにも当然、弱点はあるわけで、その部分にどう対処していくかですね。

あと、官僚ですが、官僚をうまく使えるかが問題ですよね。
官僚も当然、感情はありますから、上からガミガミ言われるだけでは決して動きません。

政治家は大変です。
選挙、マスコミ・官僚への対処、政策の検討、陳情受け、常日頃の挨拶周り。
何でもこなさなくてはなりません。
かと言って職業政治家となり自己保身に走ってもならないわけです。
国のため、世界のために命を捧げるようなものです。
その中で、正しい判断をしなくてはならない。

第二、三章は、これは大変な内容ですね。
まさに明治維新前夜ですか。
これからどのような国難が迫って来るのか明確にはわかりませんが、大変な時代に突入することは間違いなさそうです。もちろんそれを回避するのが一番ですが、ある意味、逆風の船出みたいなもので、どこまでやれるかだと思いますね。
災い転じて福となす、こうしなくては今まで何のために「常勝思考」を学んで来たのか、ということですね。
立ち向かう以外に道はありません。

第四章では、「天上界の要請を受けて幸福実現党が第一党を目指す」と総裁が述べられていますが、もう、宗教家、政治家が底辺に居る時代と逆の時代を創らない限り、ユートピア社会など無い、ということですね。
ある意味、現代日本は、カースト制度の逆のようになってしまっています。秩序がさかさまです。
正しい宗教家が人々の尊敬の対象にならなくては良い社会とは言えません。

第五章では、「国難のもとは政治家の心の乱れにあり」と喝破しておられますが、まさに村山政権の時もそうでしたね。自民党と社会党が連立して村山政権を造った時、様々な国難が大挙してやってきました。
1994,6~1996,1 の間、阪神淡路大震災、地下鉄サリン事件等、まさに国難が襲っています。

今こそ幸福維新を起こさねばなりません。


政治に勇気を―幸福実現党宣言3



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