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未来創造のマネジメント 第二章 デフレ時代の経営戦略 [★仏法真理]


未来創造のマネジメント

未来創造のマネジメント

  • 作者: 大川隆法
  • 出版社/メーカー: 幸福の科学出版
  • 発売日: 2010/11/10
  • メディア: 単行本



第一章 未来創造のマネジメント
に続いて
第二章 デフレ時代の経営戦略
について考えてみたい。

この第二章は、語られたのが2001年9月との事なので、もう9年も昔の事になります。
今の世の中、インフレかデフレかと言われれば、当然、デフレになります。
ま、日銀の政策もあるでしょうが、デフレであるという基本に変わりはありません。
日本が戦後、急激に復興した時は、何も無い状態からの発展でしたので、国民全体が消費意欲が旺盛でしたから、企業もどんどん生産して、それでうまくいっていた。
今後の日本としては、同じ事を繰り返す事は、もうできない相談という事ですね。

ただ、デフレ即不況といったイメージは払拭していかないと、経営者の言い訳になってしまいます。
デフレと言えども街に人々は溢れているし、携帯電話は買い換えるわ、ボロい車に乗り続けている様な人も少ない。おいしいお店があれば行列ができても食べに行く。

非常に、日本人は消費に対する目が肥えてきていて、よく研究して買う様になってきていますよね。
けっこう、そこそこ高いものでも必要であれば買うけれども必要でなければ買わない。
これは当たり前か・・・。

売る側の企業や商店の方に、本当に、知恵というか、アイデアというか、トンチが必要な時代になったという事でしょう。
そして、一攫千金を狙うではなく、コツコツと稼いでいく事が大事の様ですね。

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「デフレだから、売り上げが伸びない」ということはありません。ニーズのある分野はどんどん伸びていきます。
特に、そういう時期には、同業者との競争が働いて、はっきりと結果が分かれてきます。
例えば、レジャー施設でも、東京ディズニーランドのように、ソフトに非常に凝っているところは、不況になっても強いのですが、ソフトの力がそれほどでもない地方のテーマパークなどでは、当然、客が来なくなってきます。
(P133)

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どうも、今、携帯のゲームサイトなどが莫大な利益をあげている様ですね。
自分はやった事がないのでよくわかりませんが、大事なのはソフトの開発力になりますな。
ソフト開発企業の囲い込み等、多少問題になっている様ですが、まあ、ちょっとした時間つぶしに数百円程度は気軽に払ってしまうのでしょう。携帯金額と共に自動引き落としという手軽さも相当あるでしょうが。

結論として、「デフレの時代はソフト力を上げる事」。


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