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韓国併合への道 (文春新書) [★世界各国事情]


韓国併合への道 (文春新書)

韓国併合への道 (文春新書)

  • 作者: 呉 善花
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2000/01
  • メディア: 新書



第1章 李朝末期の衰亡と恐怖政治
第2章 朝鮮の門戸を押し開けた日本
第3章 清国の軍事制圧と国家腐敗の惨状
第4章 独立・開化を目指した青年官僚たちの活躍
第5章 一大政変の画策へ乗り出した金玉均
第6章 夢と果てた厳冬のクーデター
第7章 国内自主改革の放棄
第8章 新たなる事大主義
第9章 民族独立運動と日韓合邦運動の挫折
終章 韓国併合を決定づけたもの

図書館から借りた本で、ざくと読んだだけです。
返却期限が今日なので。

まあ、李朝→韓国 と歴史の流れがあるわけですが、おそらく日本の介入が無ければ、中国の属国のままか、ロシアの支配下におかれてしまった可能性は高いと思われますね。
独立を求めた運動も、小規模ながら散発して起こっていた様ですが、もう少し民衆への啓蒙が必要ではなかったかと思います。
日本としては、あまり積極的に韓国を支配したいとかいう気持ちは、それ程強くはなかったと思います。
ただ、当時の欧米列強の支配から、日本や近隣を守るためには、どうしても動かざるを得ないところがあったと考えられますね。
韓国の人がもし当時の日本人の立場だったらどう行動したか?
たぶん似たりよったりではないかと。

も、総括です。
韓国に必要なのは、
・もっと歴史を客観的に冷静に見る事。
・人々の横のつながりや信頼を強めていく事。
・裏からコソコソやるのではなく、表から正々堂々とやるようにする。
 (暗殺ではなく言論で戦う)
・自国の良い部分をのばして、不足している点は積極的に海外から学ぶ事。
・自分の国を自分達が主体的に守る事。
・「この国をどうするのか」明確なビジョンを持って示す事。
・不幸の原因を、他人のせいや他国のせいにしない事。
 (他人や他国を責めたり非難し過ぎない事)
・自らを高め、人々の幸福のために生きる思想を強める事。
・人々の自由を大事にする。
・本当の偉人を数多く出す様にする。
・嫉妬をやめる。
などでしょうか。

ま、日本にもあてはまる様な事も多いですが、とにかく隣の国ですので良い国になってもらいたいと思います。


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