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御社の特許戦略がダメな理由 [本(経営)]






ちと、政治に関係ない本とかも読んで、そのままになってました。

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これからの未来社会は、現在より更に知識社会になっていくものと思われます。
まあ、特許がどうのこうのという関心より、自分はもうちょい戦略論を学ぶ、という意味で1ヶ月以上前ですが、この本を読みました。
やはり何事も勝負に勝っていくためには「戦略的に考える」ということが本当に大事であると思います。
当然、選挙戦などもでしょうが。

第1章 漫然とした特許出願による大損失
第2章 「攻めの特許戦略」が大利益を生む
第3章 強い排他力が絶対条件
第4章 「経営戦略」という視点で特許を見る
第5章 勝つために「特許戦略会議」を開こう

何か新しい商売のネタを見つけても、競合他社にすぐ真似されてしまっては当然、自社の利益は急低下してしまう。
それを防ぐために特許制度があるわけだが、逆に特許として公開してしまうことにより、その情報をモトに研究されてしまうことも多いようだ。
ただ単に特許を取得すればいいというものでは無いということですね。
「特許にも戦略が必要」と著者は述べています。
ま、アメリカの企業なんかは「そりゃ当然だろ」という話でしょうが。

やはり商売も、守りと攻めがバランスよく整備されていないとマズイ。

しかし、お隣の中国などは、特許とか著作権とか、かなりいい加減ですので、そういったいい加減さに対する対抗手段の研究も必要でしょう。
制度があっても、それを無視してゴリ押ししてくるというような戦いも現にあるのですね。
それと、トヨタなども、ある意味、戦いですね。

日本の海外進出している企業は、けっこう、その国の裏政府とでもいうべき存在などとも戦う必要が出ていますので、企業も、勝つための戦略論を、しっかり構築せねばなりません。

ただ、あまりにも経済的なことばかり重視して、自国を売る様な事にならないでもらいたいですね。
最終的には、利益を犠牲にしても国益を取る潔さは必要でしょう。

タグ:特許戦略

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