SSブログ

宗教立国の精神 [仏法真理(政治系統)]


宗教立国の精神 (OR books)

宗教立国の精神 (OR books)

  • 作者: 大川 隆法
  • 出版社/メーカー: 幸福の科学出版
  • 発売日: 2010/05/21
  • メディア: 単行本



第1部  なぜ政治に進出したのか
 第1章 天命を信じよ
 第2章 悟りと政治の関係
 第3章 愛と成功
第2部  宗教を背骨とした国づくりを
 第4章 仏の教えと時代性
 第5章 宗教立国の精神
 第6章 千年王国の理想について
第3部  今こそ、真なる精神革命のとき
 第7章 法輪転じる時は今
 第8章 不屈の精神を磨く
 最終章 必勝の精神

「日米安保クライシス」で、丸山眞男がいろいろと宗教に関するイメージのようなものを述べているが、現代の日本人のかなりの人々も、まだまだ同様なイメージを「宗教」に対して持っていると思う。
特に「戦後の新しい宗教」などと言ったら、「あーあ、騙されちゃって可哀想に」というレベルの発想も多いと思う。

しかし、それは完全に間違った考えです!

確かにかつての「オウム教」を、「宗教である」なんて見ていたら、そりゃ、「宗教とは恐ろしいものもあるのだなー」と、見えますわな。
教団に騙され、すべてを奪われ、最後にはテロに参加させられ、日本の滅亡の片棒を担ぐなんて、そりゃ、騙されるにも程があります。
しかし、まあ、あれを「宗教」のカテゴリーに入れる方も入れる方で、「宗教を装った犯罪集団」と「通常の宗教」を同レベルで語るのは、これもまた知性の低い日本の宗教学者の考えそうな事です。

はっきり言って、もうあまり言う必要は無いと思いますが、一応、念のため言っておきますと、新宗教というカテゴリーで「オウム教」と「幸福の科学」を一緒にくくるのはいい加減やめましょうや。
別に威張って言うわけではありませんが、犯罪集団と、世界宗教への途上にある宗教の差は、もういかんともし難い差です。
この差は、信じられないくらいの差なのです。
マスコミや政治家の皆さんは、少しずつわかってきている様ですが、たぶん一番わかっていないのは左翼系の大学教授、宗教学者達かな。
そもそも彼らは宗教そのものがわかっていませんから、「新宗教」という一くくりのイメージを持っているだけでしょう。
頭いいようで実は悪い。

左翼系の人には信じられないことなのかもしれませんが、宗教が国の柱になるのはおかしくも何ともありません。
実際に日本では、聖徳太子が宗教立国を実現させています。

--------------------

ただ、まだまだ現代の日本の人々は、宗教の真なる意味がわかっていないと思います。

宗教=仏教、キリスト教、イスラム教

というイメージも認識としては低いです。
本当の宗教のターゲットは「現代」と「未来」にあるのです。
何も、仏陀の時代はこうだった、とか、イエスの時代、マホメットの時代はこうだった、などと言って昔を懐かしむ事ばかりが宗教ではないのです。
新しい世界宗教が起きた時、そのターゲットは現代から未来なのです。
昔の人を救うのは先祖供養くらいで、大事なのは同時代に生きる人々と、未来の人々をどう導いていくか、これに尽きるのです。
袈裟(けさ)を着てお経を唱えていれば現代人が幸福になるわけでも何でもないのです。
聖書さえ読んでりゃいいというものでもない。
政治がダメダメで、経済政策がおかしければ提言するし、国防問題で近隣諸国に抑圧されるとなりゃ、政治にだって口出しするし、関わってゆくのです。
特に、仏陀は、この世の幸福も重視します。
イエスは、ちと、この世の幸福を捨て、あの世の幸福だけを重視するところがありますが、仏陀は、この世的な幸福と、あの世的な幸福の両方を説くのです。

今後の日本は、高度な科学技術と、高度な宗教を融合させた未来型社会を目指さねばいけません。
片方だけでは駄目です。
仏陀の時代のインド、イエスの時代のイスラエルと同じ事をやってりゃいいというわけではありません。
現代から未来へ向けての光を放っていかねばイカンのです。

幸福の科学という宗教は、はっきり言って、レベルは高いです。
仏法真理は当然の事として、政治や経済に対しても政治家や経済学者以上の提言は可能です。
かと言って、知識や勉強だけでなく、現実的な実践活動も大事にします。
更に、宇宙人が出てくれば、それにだって対応しなくてはならないのです。
たとえその時に人々は理解できず、言わなくてはいけないことは馬鹿にされても言っておかなくてはイカンのです。

本当の意味で人類が幸福になることは何でもするのが、現在進行形の本当の世界宗教の姿なのです。

人類の幸福な未来への指針を指し示すのみ、なのです。
タグ:宗教立国

共通テーマ: