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中国経済・隠された危機 (Voice select) [本(中国)]


中国経済・隠された危機 (Voice select)

中国経済・隠された危機 (Voice select)

  • 作者: 三橋 貴明
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2009/08/29
  • メディア: 新書



第1章 中国の最悪の輸出品―捏造される国家統計
 (失業率のウソ;「登録失業者」とは誰か ほか)
第2章 正しいバブルの創り方―担い手は中国政府と世界マネー
 (中国に対する報道姿勢を変えた『朝日新聞』;中国の不正件数は他国とは桁違い ほか)
第3章 中国共産党政府の誤算―思いどおりに伸びない経済成長率
 (中国経済は発電量と物価で測れ;発電量がウソか、工業生産統計がウソか ほか)
第4章 内憂外患―「資本主義の皮を被った共産独裁国」のジレンマ
 (輸出減少率が統計史上最大に;世界最大の消費市場アメリカの個人消費が減少 ほか)

中国は経済の数値があてにならず、信頼できるのは「電力消費量」ぐらいだとか。
例えば、ネットでも、こんな記事があった。

中国各省(中央直轄市・民族自治区)が発表した2009年上半期(1-6月)のGDPの合計が、国家統計局が発表した同期の全国GDPを1.4兆元(19兆円)上回っていることが分かった。

ま、あてにならない理由は、地方政府あるいは地方政府幹部の成績を計る主要な物差しがGDPであるからとの事です。当然、地方政府が水増し報告をあげてしまうという事ですね。
根本的に中国という国は「嘘をつく」という体質は変えていかなくてはならないでしょう。
正直者が馬鹿を見てしまう事が多いから、そのようになるのだと思いますが、これは直さんと駄目ですね。

ま、それはとにかく今回注目したのは中国経済の動向です。
この本は去年の夏に出された本で、少し古い情報ですが、中国のバブルは現在も続いているようです。
2010/4/15(木)の FujiSannkei Business i. では、

中国「バブル」世界注視

というタイトルが1面に載っています。
「中国70都市住宅価格伸び率(前年同月比)」などというグラフも載っていますが、2009/6 から直近の 2010/3
の上昇具合いはかなりのものです。
毎月着実に上がっています。
「実需の裏付け、リスクは限定的」
などと、かなり暢気な分析も書かれていますが。
今回、何故、中国経済の動向を取り上げたのか・・・。

下記の様な状態が、かなり急ピッチで進んでますので。
http://japanese.china.org.cn/politics/txt/2010-05/13/content_20035332.htm
http://japanese.china.org.cn/politics/txt/2010-05/17/content_20055520.htm
http://japanese.china.org.cn/politics/txt/2010-05/24/content_20107159.htm

早くこの世界を良い方向に変えたいのです。
幸福実現党 が政権を取れれば2~3年あれば十分ですが、まだこの国の国民が・・・。
ギリギリの戦いなのです。
どうか 幸福実現党をよろしくお願いします。
タグ:中国経済

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