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軍事研究 2010年 12月号 [「軍事研究」]


軍事研究 2010年 12月号 [雑誌]

軍事研究 2010年 12月号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ジャパンミリタリーレビュー
  • 発売日: 2010/11/10
  • メディア: 雑誌



・目次・
テポドン2号発射に出動したBMD統合任務部隊
陸上自衛隊諸職種協同ヤキマ派米訓練
IRBMノドンとムスダン、戦車天馬と暴風
金正恩世襲に向けた党/軍人事の布石
金王朝世襲のロジックとトリック
サイバー防衛・サイバー攻撃とは何か
民間軍事会社に依存するイラク・アフガン作戦
欧米海軍の新コンセプト水上戦闘艦
スーパーホーネット次世代型
「ネジェーリン大惨事」の悲劇
「危機管理産業展2010」レポート
フランス・ルクレールとモジュール装甲【前編】
三沢・ゴルフボールが17個から20個へ
一〇年後の中国の戦略と主要装備

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北朝鮮に金が無い事はわかりきっていることではあるが、兵器は少しつづでも揃えてはいる様だ。
10/10に、平壌にて軍事パレードが行われたとの事だが、新しい兵器もお披露目されている。
中距離弾道ミサイル ムスダン、ノドン2と、新型戦車の新天馬号だ。
ムスダンは本誌によれば、射程4,000kmでグアムまで届くかもしれないとの事。
ノドン2は、対日用。
戦車は、まあ、一応、現代戦にもなんとか対応できるかもしれないくらいだと思う。
うーん、ただ、やはり何等かの形で、中国から技術が来ていると見るのが妥当だろう。
中国と北朝鮮は、親分子分の関係だから、子分にも少しは強くなってもらわにゃしょうがないからね。

しかし、自由主義陣営側としては、何とか中国と北朝鮮のつながりを切りたいところだ。
向こうが、日本とアメリカの関係を切りたがっている様に、こちらも中国と北朝鮮を切る作戦を立てていかないといけない。
今回の北朝鮮の韓国への砲撃で、アメリカとかは中国の北朝鮮対応を非難している様だが、こういった形で国際圧力をどんどんかけていきたいね。
中国も内部は北朝鮮と大して変わらないが、一応、国連の常任理事国とかして、経済も外に開けている様なふりをしているから、あからさまに北朝鮮みたいな事はできないので、「北朝鮮に対する中国の監督責任がなっとらん!」という国際世論が立ち上がる事を希望したい。

本来、日本政府も、そういったところを責めていきたいところなのだが・・・。
軟弱だからねえ。

あと、今回の号で、航空自衛隊のペトリオット迎撃ミサイルのシステム構成とか載っている。
いやー、ミサイルで攻撃するよりミサイルを迎撃する方が、遥かに難しい事だし、お金もかかる。
巡航ミサイルや弾道ミサイルを配備した方が、遥かに抑止力になり、安上がりなのではないかな。

ま、憲法9条などは、とっとと改正し、攻撃兵器を持ち、自衛隊を普通の軍隊にすればよいだけの事だ。
中国や北朝鮮が悪さをし続けるなら、核ミサイルも造ればよい。
核ミサイルを持っている国に対して、尖閣諸島や沖縄を取るとか、国民を拉致するとか、ミサイルで威嚇するとか、そうそうできる事ではないからね。
でもって、不要になったら廃棄すると。
「日本が核兵器を製造したら国際世論の反発をくう」と、気にする人も多いかもしれないが、日本はこれだけ危険な独裁国家に囲まれているわけだから説明すれば十分納得してくれると思う。
そのくらいの説得は自分でもできる。

今更ねえ、日本が攻撃兵器を持ったところで、侵略戦争など骨董品的な事はしませんよ。
割に合わないと気がついているからね。
攻撃兵器も防衛的に使えばよいだけの話であって、それだけの事だ。
自分で自分の手足を縛ってもがいているのは馬鹿みたいだね。
もっと柔軟に考えようや。

武力を持つ事に嫌悪感を感じる事は無い。
日本と世界の平和を守るために、抑止力として武力を使えばよいのだ。

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