SSブログ

WiLL (ウィル) 2011年 06月号 [「WiLL」]


WiLL (ウィル) 2011年 06月号 [雑誌]

WiLL (ウィル) 2011年 06月号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ワック
  • 発売日: 2011/04/26
  • メディア: 雑誌



【総力大特集】
●新聞・テレビではわからない原発・放射能の真実 
  ・「レベル7」の二つの衝撃 澤田哲生 
  ・福島の放射線、恐るるに足らず 高田純 
  ・歪んだ「東電叩き」の陥穽 東谷暁 
  ・驚くべき原子力村の常識 武田邦彦 
  ・〈蒟蒻問答〉原発の 事故に 老人決死隊 堤堯・久保紘之 
  ・菅総理、あなたの存在が「不安材料」だ 阿比留瑠比 
  ・〈美女対談〉不幸が日本人を鍛える 渡部昇一・曽野綾子 
  ・原発事故でメディアが報じないこと 堤堯 
  ・保安員の「末必の故意」 西尾幹二 
●自衛隊かく戦えり 
  ・疾風の如く十万自衛隊出動す! 山際澄夫 
  ・菅総理は自衛隊に謝罪せよ 佐藤正久・宇都隆史 
  ・史上最低の文民統制 潮匡人 
  〈緊急グラビア特集〉自衛隊かく戦えり 
●現地レポート 
  ・「賞賛と感謝」の重圧 石井光太 
  ・ただただ耐える福島県民 吾妻博勝 
  ・「原発退避地域」に突入す 水島総 
  ・平安時代にも各地で激発した“大地震(おおない)” 所功 
  ・哀しみには終りがある 伊集院静 
●緊急提言「コンクリートから人へ」で国亡ぶ 藤井聡 

正直言って、福島の原発による放射能汚染のレベルがどの程度なのか、今一つさっぱりしない。
札幌医科大の高田純教授(放射線医学)の記事では、実際、福島の原発の放射能漏れは大したレベルではなく、避難しない事による被害より、避難して精神的苦痛による健康被害、経済損失の方が大きいのではないか、と言われている。
もちろんそれとは逆の事を言う人も大勢いる。

そんな中、東電や原発に対する批判、非難は連日の如く続いている。
今回も浪江町民を前に東電の社長以下が土下座をして詫びさせられている。
津波だけだったら、その怒りの矛先を向けるところも無いだろうが、人工的に造られた原発が津波の被害に遭い、その原発から放射能が漏れたとなると、津波に関しての運不運はほとんど忘れ去られ、根本の原因は原発にある様な感じになってしまった。

うーん、原発に関しては東電の問題もあるだろうが、根本的には国のエネルギー政策と安全対策のあり方だと思いますがね。
そんでもって、コンクリートで、ダムを造ったり、堤防を造ったり、ゼネコンが大規模に防災施設を建築するよりかは、子供手当を重視する政権を日本人は選択してしまった事は、やはり事実です。
防災や国防よりかは、子供手当とか、日常生活の補助金等だとかを重視して民主党を選んだのだと思います。
この点に関して、まず誰かが反省しないといけないと思います。

はっきり言って、原発は、隣国との有事に際しては、弾道ミサイルの標的にされるであろう事は、軍事研究家などでなくても容易に想定される事です。
北朝鮮や中国は、たとえ核を搭載していなかったとしても通常の弾道ミサイルを原発に向けて発射すれば、日本にかなりの被害を与える事ができます。
国防政策を考えると、原発をどう防御するか、という事まで考えるのは当然の事です。
パトリオットを原発近郊に配備するとか、コンクリートで何重にもシールドするとか、ミサイルの直撃を受けにくい岸壁に造るとか、防災と国防はそれ程、考え方の違いは無いと思う。
国防に関して無頓着で、防災だけ万全という事は無い。

日本は非核三原則など、軍事的な核利用に関しては、異様な程、拒否反応を示すが、何故か原子力エネルギーの利用に関しては積極的に取り組んでいた。
ただ、どこかに書いてあった事だけど、
原子力潜水艦とか、原子力空母などを造って動かしている国は、敵の攻撃を受けて、いかに原発を安全に保つか、という事に関してかなり研究しているし、ノウハウもある。
軍事に原発を利用するからには、そのリスクや対策は相当進んでいるわけです。
日本は、軍事的な原発利用が無いから、ちょっと緊急時の対策が疎かにはなっていると思います。
国民全体も、他国との戦争等の危機感が全くありませんね。

今回は、原発の安全対策がなってなかったという事になるのだと思いますが、国防に関するリスクも、幸福実現党は何度も何度も言っているけど、国民もマスコミも無視しています。
本当に危機管理が低いと言わざるを得ません。
まずは国民、マスコミ、政府が、もっと国防と防災の両方の危機感を持たないといけないと思います。

それも、頭の悪い考え方では駄目です。
単純に、原発を無くせばリスクが減るわけでは無く、原発を無くして、エネルギーをほとんど海外からの輸送に頼るのも、かなりの国家的なリスクがあるのです。
中国が、台湾を占領し、東シナ海、南シナ海を空母と原潜を中心に占領したら、日本は首根っこをつかまれた様な状態で、軍事力以前の段階で中国の属国化です。
アメリカが手出しが出来ない状態になる可能性もあります。

どうか、今回の震災を、地震と福島の原発のせいばかりにしない事が大事です。
日本全体の国防、防災を本格的に考えて実行していかないと、今後の被害は、東北地方だけに留まらない可能性もあるのです。
北朝鮮や中国に核ミサイルで脅されるとか、場合によっては上陸されるとか、リスク管理はちゃんとやりましょうよ。

大川総裁が、やるべきだと言っているのですから日本人はそれを信じた方が良い。

---------------------

あと、放射能被害については、過去の中国の核実験によるウイグルなどの被害について、マスコミはきちんと報道してください。
福島原発よりもずっと大規模災害でないでしょうか?

夏目雅子さんが白血病で亡くなったのは1985年。
孫悟空のロケ西遊記I&II(1978年 - 1980年、NTV) - 三蔵法師 役の後です。
1964年から1996年までの間に、シルクロードを訪問した日本人27万人の影響調査をきちんとやらないといけないです。



共通テーマ:日記・雑感