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平和への決断―国防なくして繁栄なし [★仏法真理]

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平和への決断―国防なくして繁栄なし

平和への決断―国防なくして繁栄なし

  • 作者: 大川 隆法
  • 出版社/メーカー: 幸福実現党
  • 発売日: 2011/06
  • メディア: 単行本



第一部 日米安保と太平洋戦争の真実
第1章 日米安保改定をめぐる「決断」
第2章 太平洋戦争の勝敗を分けたもの
第3章 国防と平和に関する対話[質疑応答]
第二部 真の世界平和を目指して
第4章 国境を守る人々へ
第5章 この国を守る責任
第6章 平和への決断

6/8、中国海軍の8隻(+3隻)の艦艇が沖縄本島と宮古島の間を通過し、太平洋に向かった。昨年4月にも駆逐艦や潜水艦など10隻が同じ海域を通過している。
これに対して幸福実現党は抗議しているが、日本政府は何も抗議していないため、今後、中国海軍はこの海域を常時、通過していくだろう。まっこと国益を考えず、戦略的発想がゼロの日本政府である。
中国海軍は空母も建造中なため、当然、空母が完成した後には、太平洋へも進出すると思われます。
中国は非常に長いスパンで、時間をかけていつの間にか大中華圏を構築する戦略です。
日本は政権がコロコロ変わるため、昔の事をすぐ忘れてしまい戦略的に勝つための発想が無いのですよね。

確かに中国の経済規模は大きくなり、商売相手として、中国に目を向けるのもわからんではないが、本当に大事な事は忘れてはいけません。
それは中国は独裁政権の国家であるという事です。
基本的に、いくら中国が経済規模が大きくなろうが、外交の発言力が大きくなろうが、決して同レベルで大国の仲間になる事も、世界のリーダー、アジアのリーダーになる事はできないのです。
正義の無いリーダーは世界に混乱を招くだけです。

まあ、今の中国は欧米から見れば3~4世紀は遅れた後進国なのです。
「信教の自由」、「言論の自由」、「政府に文句を言っても不当に逮捕されない自由」、「民主主義を推進する自由」、そういったものが未だに無い超後進国と見なくてはいけないでしょう。
精神面で遅れた、中国と北朝鮮が自由主義陣営の仲間入りげできるかどうか、ここ10年、20年が正念場です。
何としても、この2国は政治体制を民主的な方向へ変えてもらわにゃいけません。

その為には、日本が左翼化しているようではお話にならないのだ。
丸山眞男の思想の毒に浸された人々は、ボチボチ御退出の時間が来ている。
ソ連が崩壊し、北朝鮮が物凄い貧乏で専制的な国家であった事が明確になり、中国では自国民さえ言う事聞かない人々は死刑にし、ウイグルやチベットへ侵略し、今もフィリピン、ベトナム、日本と軍事衝突寸前の状態にある。
左翼思想は間違いだった事を認めなくてはいけません。
結果を見れば明らかです。
左翼国家は自国民を何百万、何千万と粛清しているのは明白な事実で、まあ、自分達がやった殺戮から目をそらすために日本を利用しているだけですね。

確かに、第二次大戦では日本もアメリカに猛撃されましたが、アメリカは基本的に自由を認める国ですから戦後は日本も自由主義陣営の国になれたのです。
日本の一部がソ連や中国の領土にならなかった事は、日本としてラッキーだったと思わねばいけません。

国防に疎い現代日本人は、この『平和への決断』を読んで、今後の日本のあり方を模索してください。
憲法が国防力を持っているわけではありません。
本当の国防は、国民が自分の国を守ろうとする意思です。
ヒトラーに占領されてレジスタンス抗争をしたフランスと同じになるではなく、占領されない様に防衛体制をきちんと構築する事です。
もう時間が無いですから。


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